ゴースマイル!小宮小!

重要 インフルエンザにかからないために

 これから、寒さが厳しくなり、空気も乾燥してきます。この時期に気を付けなければならないインフルエンザにについての資料を下記に掲載しますので、ぜひ目を通してください。

緊急 大切なお子さんを不審者から守るために

 最近、学校周辺で不審者が出て、被害に遭う事故が報告されています。
 本日、学校から不審者に関わるお手紙を配布しました。十分、熟読して、ご確認してください。
 また、お子さんを守るために遅刻・早退する時は、学校に必ず連絡を入れること。その上で保護者が担任と顔を合わせてお子さんを引き渡すことを徹底してください。不審者から大切なお子さんを守るためにどうかよろしくお願いします。

校長  井上

6年生が1年生に読み聞かせ

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 小宮小学校では、秋の読書週間中の活動の一環として、6年生が1年生に読み聞かせを行っています。6年生は、自分が読んでみて、1年生に聞かせたい本を選び、読む練習をして、読み聞かせ当日を迎えます。読む場所は、それぞれ自分たちで決めて室内だけではなく、外でも読み聞かせをしています。
 私は、とてもよい活動だなと思っています。6年生は最高学年としての自覚も高まります。1年生は6年生に読み聞かせをしてもらい、楽しそうに聞いていました。これからもこの活動は続けていきたいと思います。

読書は学びの宝石箱!

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 本校では読書週間を秋に設けています。ちょうど季節的にも秋の過ごしやすい時期に沢山の本に接してもらういい機会だと思っています。さて、この読書週間に合わせて、図書委員会が「お勧めの本」を紹介する集会をしたり、休み時間には図書室で自分で選んだ本の「読み聞かせ」をしたりています。
 また、全校では、読書郵便(葉書)に自分の勧める本を紹介し、兄弟学級を始め、全校の子ども達が読書郵便のやり取りを行います。さらに、6年生は1年生に自分が勧める本の「読み聞かせ」を行います。
 読書を通して、学ぶことや考えること、そして、未知の世界を擬体験できることや作者の想い・考えに感動すること、本を通して「生き方」を学ぶこともできます。また、新しい知識を得て、さらに、探究心が深まり、別の本を読んでみようとする気持ちが湧き上がることもあります。また、子ども同士の交流も深まります。まさに、読書は「ゆたかな心を育てる」学びの宝石箱、そのものです。
 お家でも、親子読書や読み聞かせ、感想の語り合いなどできるといいですね。
上の写真は、図書委員会が休み時間に「読み聞かせ」をしているところです。




 この時期だけではなく、本を沢山読んで欲しいと願います。

「親父のパワー」に感謝!

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 去る10月26日(土)第1回「小宮小おやじの会」の奉仕作業が行われました。道徳授業地区公開講座が終わった、午後4時から東昇降口の側溝に長年にわたってたまった土の除去作業を行っていただきました。公開授業・講演会後の忙しい時間を子どものためにとの思いで、力を合わせて真心の作業に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
 作業後のきれいになった側溝を見ると、とても爽やかな気持ちになると同時に小宮小のお父さんたちの献身的な姿が思い起こされます。小宮小の子ども達・教職員を代表して、お父様方にお礼を申し上げます。

『自立を促すコーチング』

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 10月26日(土)5校時に「道徳授業地区公開講座」を開催しました。台風の影響で足元の悪い中、大勢の保護者・地域の方々にご参加いただき、誠にありがとうございます。道徳心は道徳の授業だけでなく、日々の学校教育・家庭教育で培われるものです。何気ない会話や対応が大切です。
 また、授業後の意見交換会にも大勢の方にご参加いただきました。今回は、『自立を促すコーチング』と題して、FC東京の代表取締役社長 阿久根謙司氏にお話とコーチングのスキルを学ぶことができました。私もいくつか、日頃から思ていることと一致することがありました。自分なりに整理してみました。参考にしてください。
1 『自立』とは、自分で見て、考えて、動くこと。
2 「コーチング」とは、コーチが語源で馬車が様々な道を進んでゴールに行くことに似ていて、ゴールを目指して様々な試行錯誤を繰り返し、自発的な行動を起こさせるためのコミュニケーションスキルである。トレーニングはトレインが語源で、線路の上をゴール目指していくことで、指示・命令をすること。
3 結果管理ではなく、経過管理で承認していくことが大切である。
4 子どもの話を根気よく聞き、気持ちに共感して最後まで聴くこと。その安心感が子供を伸ばす。
5 演習したコーチングスキルとは、・オープンクエスチョン(YES or NOで終わる質問をしないで、5W1Hで質問して話題を広げる)をする。・ベーシング(あいづち、同じ言葉を繰り返す、うなずき、声のトーンなど)を心がける。チャングアップ(話題を掘り下げる)。・承認する。
6 コーチングの基本…○基本理念「個人差の容認」○具体的な行動「傾聴・共感・観察・声掛け、問いかけ」
7 失敗した時に理由を追及するけど、大切なのは、「成功した時に、なぜ?を聞くこと。良かったねで終わらせないこと。
8 子どもに何か言いたい時は、「私はこう思うけど、あなたは○○どう思う?」と聞いて、自分で判断させること。
もっと沢山ありましたが、私が感じたポイントを載せました。参考になれば幸いです。

 

「自分の命は自分で守る」

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 10月19日(土)は、PTA主催による交通安全教室が開かれました。さかのぼること約30年も前から実施している行事だと聞いています。参加者も小宮小の児童・保護者のみならず、地域の方・未就学のお子さんも参加している年に1回の命を守る大切な行事です。今回は、初めての試みで民間の運送業者の方々に来ていただき、実施しました。
 交通事故は、どんな場面で起こるのか?どうすれば防げるのか?正しい横断歩道の渡り方、交通事故の再現のデモンストレーションは、子ども達のまぶたに焼き付いたと思います。また、トラックの運転席に乗せていただき、死角になる所を子ども達も気づくことができました。ご協力いただいたPTAの方々、早朝からの準備、当日の運営等、誠にお世話になりました。
 また、21日(月)には、地震を想定しての避難訓練を学校で行いました。学校では毎月1回、火災・地震・不審者対応等の訓練をしています。私は、訓練を本番と覚悟して行うように何度も子ども達に話しています。いざ、実施に地震や火災が起きた時、訓練をして避難の仕方が正しく身に付いていると自分の命を守れます。避難する時は、
1 お…「押さない」
2 か…「駆けない」
3 し…「しゃべらない」
4 も…「戻らない」
5 ち…「近寄らない」
を合言葉にしています。これを忘れずに落ち着いて行動できること。そして、状況を判断して「自分の命は自分で守る」ことができる人になって欲しいと心から願っています。

「側溝掃除」をしました

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 10月16日(水)台風一過の天気の中、放課後、教職員で西昇降口周りの側溝を掃除しました。長年積りに積もった落ち葉や砂や土等、スコップですくい出し、バケツに何杯も取り除きました。ここでも、小宮小の教職員のチームワークが発揮され、みんな自分の持ち場を一生懸命に作業をしました。教職員に感謝しています。
 汗水流して土を取り除いたので、何年かぶりで水が流れました。その時は、みんなで歓声を挙げました。まるで、トンネルを掘って貫通した時のような喜びが込み上げてきました。子ども達のためなら、出来ることは何でもする。そんな教職員の気持ちがとても嬉しかったです。

「チーム小宮小」の活躍

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 10月12日(土)高倉小学校にて、教職員による小学校対抗のソフトボールの試合が行われました。小宮小学校は、見事、3試合を勝ち抜きブロックの決勝戦まで進みました。しかし、決勝では善戦しながら残念ながら惜敗しました。
 今回の小宮小学校の3連勝の勝因は、1「チームワークの良さ」2「一人の活躍をみんなで喜び、失敗をみんなで共有した」3「笑顔で、声が出ていた」4「試合に参加できない職員の応援と応援旗」の4つです。まさに「チーム小宮小」でした。
 このチームワークで、子ども達のために、出来ることは何でもしていこうと決意を改めてしたところです。本日16日(水)午前9時30分からも登校の安全のために通学路点検を全教員がしています。10時40分に子ども達が元気に登校してくれることを祈っています。

PTAから本を寄贈していただきました

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 10月5日(土)のPTA運営委員会において、「さかみち文庫」として図書室に本を寄贈していただきました。PTAによる本の寄贈は、毎年行っていただいているものです。子ども達に豊かな心を育んでもらいたいとの思いからです。子ども達は、読書を通して新しい発見や心揺さぶられる感動、疑似体験を通して主人公の心情に迫る思いをいただくことでしょう。
 しかし、まず子ども達が本を手にしないことには、上に書いたことは絵に描いた餅になってしまいます。先の5・6年生の学力調査の意識調査では、全国・都と比べて「読書をする時間を日常的に持っている割合がとても低いことが分かりました。』ゲームをする時間を減らして子ども達にまず、本を読む習慣付けを学校・家庭が協力して進めていきましょう。

「自分の命は自分で守る」〜親子3世代交通安全教室〜

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 みなさんは、1番大切な物は、何だと思いますか?そう「命」ですね。その命を守るために9月28日午前10時から小宮小学校校庭にて、「親子3世代交通安全教室」が開催されました。当日は、地域の年配の方々と祖父母・父母で参加した子ども達もいました。校庭に模擬の道路を作り、車に乗る時の死角や実際の交通事故が起こる場面を再現していただき、改めて交通事故の怖さを実感しました。その後は、自転車の正しい乗り方や歩行の仕方などを指導を受けながら行いました。参加した地域の方、保護者、子ども達は、とてもいい勉強ができたと思います。
 警察の方が言われたのは、自転車・歩行の時は、確認することの大切さを話されていました。「信号が青でも、右・左・右・後ろ」を確認することを常に自分に言い聞かせて欲しいと話されていました。
 私は日頃から子ども達に「自分の命は自分で守る」と言い続けています。交通事故に関わらず、災害、不審者からも自分の命を自分の判断で守れる子どもになって欲しいと願っています。命があればこそ、夢や希望、願いがかなえられるのです。その大切な命を有意義に勉強に運動にそして友達と協力すること、困っている人を助けることに使って欲しいものです。最後に、PTA会長は、代表でパトカーに乗っている姿を見て、少し羨ましくなったのは、私一人ではなかったのではないでしょうか?

「読書」は生きる力に!2

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 図書室の本の修理と整理をしていただいた図書ボランティアの方々、PTA保護者の方々の写真の容量が重くて掲載できませんでしたので、今回、掲載します。失礼しました。

「読書」は生きる力に!

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みなさんは、読書は好きですか?本は、私たちに時には、感動と生きる希望や問題の解決法、そして励ましのエールを送ってくれたりします。本を読むことによって、未知の体験を経験でき、新しい発見があり、知識を得るだけでなく様々な考えを学び、生きる力を得ることもできます。私が最近読んだ本では、百田尚樹さんの「永遠の0」がお勧めです。命の大切さ、命は自分が愛する人の為に使ってこそ価値があること、生き切ることの大切さ…など沢山のことを学びました。
 さて、小宮小の読書活動はPTA・保護者、地域の方々に様々な援助をいただき運営を行っています。図書ボランティアの読み聞かせ、保護者の方の読み聞かせなど、子ども達が楽しみにしている時間でもあります。そこで出会った本から沢山のことを感じ取っている様子を担任の先生から聞いています。
 また、子ども達の目には見えない裏方としてもPTA・保護者・地域の方にはお世話になっています。9月3日(火)には地位のボランティアグループの方が資源回収で集めた資金で本を買って寄贈していただきました。心のこもった本です。子ども達がしっかりと読書に励んでほしいですね。さらに、例年のことですが、9月12日(木)と13日(金)に図書室の本の修理と整理をしていただきました。本当に大勢の方に来ていただき、PTA・図書ボランティアの方の熱い思いが伝わってきました。この場を通じてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 環境は揃っています。後は、どれだけ読書好きな子どもが増えるかです。少しテレビやゲームの時間を控えて、親子で読書の時間を設けることもいいのではないでしょうか?

夏休みの力作

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 9月2日、心身ともに大きく成長した子ども達が小宮小学校に戻ってきました。始業式も終わり、その後、引き取り訓練を行いました。眩しい日差しが照りつける暑い中での引き渡し訓練でしたが、ご協力をいただきありがとうございました。さて、今回は、登下校中での危険個所を確認しながらの訓練としましたが、しっかり取り組んでいただけたでしょうか?備えあれば憂いなし、転ばぬ先の杖などとも言われています。ちょうどこの日、埼玉県の越谷市では竜巻も発生し、大きな被害も出ました。「自分の身は自分で守る」子どもになって欲しいと願っています。
 さて、長い夏休みの子ども達(保護者の協力)の自由研究がオープンスペースに展示されたり、各クラスで作品の発表会が行われたりしています。私もクラスを覘いたり、オープンスペースで作品を観たりしました。どの作品にも、子ども達のアイデアや工夫、思い出や親子で取り組んだ様子が目に浮かぶものばかりで、とても感激しました。低学年から高学年に至るまで成長の発達段階が良く分かります。こうして、自分の力で創り上げた体験は、本当の生きた学力につながると思います。作品創りを通して、最後までやり切る気持ち、出来た後の満足感はきっと、子どもの成長にプラスになることでしょう。保護者のみなさんにも感謝申し上げます。機会がありましたら、ぜひ来校してご覧ください。
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特別支援教育についてNO7

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 発達障害は、大きな意味ではその人がもっている個性です。その個性の良さを伸ばして開花させ、社会で活躍している人が大勢います。
○こだわりを伸ばせば、科学者や研究者等に適しています。現在も大学や専門分野で活躍している人も大勢いいます。
○ADHDに見られる衝動性は、判断力の速さで、企業のトップの人で必要とされています。発想も素晴らしいので、企業家も大勢、成功しています。
では具体的にみなさんが知っている有名人にはどんな人がいるのでしょうか?調べてみましたので、紹介します。
「スティーブ・ジョブズ」…Apple社の創始者です。Ipad,、iPodなどで世界に大ヒットを記録しました。彼は、アスペルガーと言われています。
「ビル・ゲイツ」…Windows、Word、Excelなどマイクロソフトの創始者です。この人もアスペルガーだそうです。
「トーマス・エジソン」…注意欠陥多動性障害だとか、アスペルガーだとか、色々な説があります。沢山の生活に役に立つ13000もの発明をした発明王です。一つのことに対して興味・関心を追究することが好きだったようで、その能力が発揮されたのでしょう。
「アインシュタイン」…3歳まで言葉を覚えなかったそうです。失語症(ディスレクシア)で、文字などが反転したり、鏡文字のような字を書いたりしたそうです。自閉症かアスペルガーという説もあります。学者肌なので、アスペルガー症候群の傾向が強いと思われます。
「黒柳徹子」…日本でも有名なタレントです。本人が計算障害、読書障害であることを告白しています。
「ケネディ大統領」…アメリカの元大統領です。注意欠陥多動性障害(ADHD)だったそうです。経営者や企業家は注意欠陥多動性障害(ADHD)の気がある人が多いようです。
「トムクルーズ」…文字を読むのが苦手で、読字障害、失語障害であると自分で公表しています。今や世界的俳優ですが台本を読むのが苦手で、台本は読み上げてもらったものを録音して覚えるという方法で乗り越えています。自身の経験を活かして学習障害の支援も積極的にしています。
「ウォルト・ディズニー」…ディズニーの生みの親です。この人も失語障害だそうです。
その他に「レオナルド・ダ・ヴィンチ、坂本竜馬、長嶋茂雄、さかなくんなど…本当に大勢います」
こういった人達も発達障害では?と言われています。立派な人たちばかりです。発達障害でも能力を活かせば、成功することができるのです。誰もが自分のもっている自分の能力・才能の芽を伸ばし、良さを発揮させて、これからの良き未来を担う社会人になるように一人一人の良さを引き出し、伸ばす教育活動を行いたいものです。

特別支援教育についてNO6

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あと1週間で2学期の始業式です。最近やっと、朝晩が過ごしやすくなってきました。少し、ホットしています。さて、今回は、前回に引き続き、『発達障害』についてみなさんと理解していきましょう。
○学習障害(LD)
基本的には知的発達に遅れがないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態のことをいいます。また、LDのうち、読み書きが困難な場合(状態)をディスレクシアと言います。
具体例…・マス目の中に文字が書けない。・文字がゆがんで読めない。・整理整頓が苦手。・ヘンとツクリが反対になる。・左右が理解できない等。
○注意欠陥多動性障害(ADHD)
年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、又は衝動性・多動性を特徴とする障がいです。対処療法として薬が処方されることがあります。
具体例…・気が散りやすい。・じっとして居られない。・順番を守れない。・過度に手足などを動かす。・話を最後まで聞くことが苦手。他人の行動をさえぎる等。
これまでに、自閉症(広汎性発達障害)、学習障害、注意欠陥多動性障害がどんな障害か確認してきましたが、その他に心理的な要因による「選択制かん黙等」があります。心理的な要因によって、特定の状況下で音声や言葉を発せず、学業等に支障がある状態です。
★注意欠陥多動性障害については、以下の「NPO法人えじそんくらぶ」のアドレスをクイックしてください。とても分かりやすく説明が載っています。
http://www.e-club.jp/adhd/adhd_download/91.html

特別支援教育についてNO5

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毎日暑い日が続いています。夏休みも残り少なくなってきました。宿題や課題は終わっていますか?まだの人は追い込みを頑張ってくださいね。特に低学年は保護者のみなさんの協力が必要です。よろしくお願いします。さて、今回から、特別支援教育の中でも通常級において見られる『発達障害』について、良く使われる言葉の整理をしておきましょう。今回は、自閉症を中心にお話しします。断っておきたいのは、発達障害とは、子育ての仕方や養育によって発症するのもではなく、何らかの脳機能の神経系に生まれながらに備わっている障がいです。発達障がいのお子さんの保護者みなさんの育て方が悪いというのではないという点を強調しておきます。一番、ご心労を重ねておられるのが保護者の方です。学校は、特別支援教育「一人一人のニーズに応じた教育を支援すること」で、共にお子さんの成長のために力を合わせていきたいと考えています。
○自閉症又はそれに類するもの(広汎性発達障害)今では大きくくくり(自閉症スペクトラム)とも言います。主に見られる特徴として、人への反応やかかわりの乏しさ、社会的関係の形成に特有の困難さが見られること、言語の発達に遅れや問題があること、興味関心が狭く特定のものにこだわることのほか、刺激への過敏性や幼児期に見れれる多動性などが挙げられます。また、それに類するものとして、知的な障害を伴わない高機能自閉症、言語や知的に課題のないアスペルガー症候群があります。自閉症スペクトラムという言い方は、その症状が軽いものから重いものまで全てを含む言い方です。

夏休みの後期水泳指導始まる

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本日8月20日(火)から夏季休業中の水泳指導が始まりました。子供たちの元気な姿がプールに戻ってきました。どの子も一生懸命にバタ足の練習に取り組んでいます。「千里の道も一歩から」この積み重ねが大事なんですね。自分で決めた目標に向かって努力する姿は見ていて気持ちのいいものです。
さて、今のところ、この夏休み中に大きな事故や怪我の報告が入っていないことは、とても嬉しことです。石川町や小宮町の夏祭りにも行きましたが、子供たちが元気にあいさつしてくれたり、声をかけてくれたり、御囃子や盆踊り等を披露したりしているまばゆい姿は、夏休みの大きな思い出となりました。9月2日(月)の2学期の始業式にはまた、大きく成長した子供たちに会えることを楽しみにしています。
連日の猛暑な中、体調管理には十分注視して、規則正しい生活に徐々に戻していきましょう。

「齋藤孝教授」から学んだこと

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 7月24日(水)東京自治会館にて、講師は最近、TVにもよく出演されている「齋藤孝 明治大学教授」。テーマは「今求められる学力とコミュニケーション力」についての研修会に参加しました。以下に、私なりの齋藤先生から伺った講演の内容をまとめました。
まず、「心と精神は同じでしょうか?」と言う質問がありました。同じと答える人もいましたが、私は違うと思いました。齋藤先生によると「心は日々変わる。人によって違う。精神は日々変わらない。一定の価値観をもっている。」と。「今の若者は、心が大きく支配し精神は、浅く薄い、自分を支えられずに他者の評価を気にする。昔の人は、心が少しで、精神が大きかった。いわゆる儒教や仏教・武士道等の精神をもっていた。」そこから歴史を振り返り、戦後はGHQによって精神よりも心を大切にする教育を行い現在に至っている。今は、精神の話ができるいい時代になってきたと言う話をされました。
更に、今の大学生は「朝読」をしてきた世代なのに本を読まない。効果が出ていない。その訳は、読ませるだけでアウトプット(意見・感想)をさせていないから。齋藤先生性は大学生に本と新聞を読ませて、感想を書かせているそうです。本は1週間で3冊。それを元に4人グループでディスカッションをさせているそうです。「これからの学力はコミュニケーション力、人間関係力だ。」と。また、授業後は2人組で分かったことを短い時間でお互いに言わせているそうです。   
(齋藤先生が進めるノート)  (齋藤先生の描く人間)
                        ・身体の習慣
  ★上の画像          ★上の画像(挨拶・微笑む・規則正しいい生活)
                         身体の上に精神があり心がある。


 また、子ども達に「なんとなく仲よくしよう」という心で話しかけてもダメで、精神(論語などでもいい)論を教える必要がある。「どう生きるべきか?」など。学校は、学力と精神を付ける所。今の子どもは伝統として受け継がれた精神がないので、心だけで判断している。身体の軸を付けるためにも腰を安定させて(立って)音読させること。また、キレやすい子には「深呼吸して、ゆっくり息を吐かせる」と落ち着く。日本人と言うなら精神をもっていて欲しい。次に例を挙げて、「坂本竜馬、勝海舟は剣(技)を磨くことによって精神が作られた。呼吸法を大切にしてきた。」今、名言・格言を毎日言わせることで、精神も自然と身に付く。人の話を聴けることが大切。「話をしている人にへそを向ける。話が終わったら拍手する」ことを徹底すること。小学校の内に新聞の社説を読めるようにすることが学校の役目です。週1回でいいから4人組で新聞の切り抜きについて発表し合う時間を作って欲しい。
 以上のような話でした。私なりの解釈なので齋藤先生の言われている趣旨と違っていましたら、お許しください。先生の話された良い点は知識のままで覚えるのではなく、実践することが大切です。子どもの成長に活かせるもの、学校生活や授業に活用できるものは取り入れていくことが必要です。本校の教職員にも伝えていきます。なお、詳しくは、沢山の書物を書かれていますので、そちらをご覧ください。     校長  井上正彦 

特別支援教育についてNO4

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こんにちは。昨日に引き続き7月23日(火)に「東京都立多摩桜の丘学園」にて研修会に参加しましたので、紹介します。「東京都立多摩桜の丘学園」は肢体不自由と知的障がいの児童・生徒が学ぶ特別支援学校です。今回の研修は「学級内でつまづきのある児童・生徒への支援」〜AD/HDを中心に〜です。講師は、「NPO法人えじそんくらぶ代表の高山恵子先生」です。高山恵子先生自身もアメリカの大学在学中にLD(学習障害)とADHD(注意欠陥多動性障害)と診断された方です。私も地図の見方が苦手で進行方向に地図を傾けないと全く自分がどこを歩いているか分かりません。北を上にして地図を見ることが未だにできないので、私もLDの傾向があると思っています。
さて、私なりにお話をまとめましたので、今回も箇条書きで示します。
1「発達障がい」とは、発達にアンバランスがあり自分の努力だけでは改善しない生物学的な特性をもち日常生活での著しい支障(適応障害やストレス、対人関係のトラブル)がある。
2「パステルゾーン」とは、発達に軽いアンバランスがある。(診断名が付くほどではない)20パーセントいると言われている。クラスにもいると言うこと。
3「ハンターセオリー:適材適所」とは、ADHD状態はサバンナでは障がいどころか、獲物を捕らえる才能になる。すぐに判断して行動ができる。得意なことで欠点をカバーする力を付けることができる。
4「脳科学研究からの効果的な支援」とは、「やる気スイッチを入れる」…・実力+1の課題・達成感・成功が予感できる課題(成功体験がポイント)・特性に合った運動(卓球などは個の対応なのでいい。野球ならピッチャー、キャッチャーがいい。外野は気が他に散ってしまう。)・興味のあること・ドーパミンが放出される前の行動を繰り返す(半分できたところでほめる。『半分しかできていないじゃないか』は禁物。
5「作業記憶障害」とは、指示・ルールを忘れる。時間・情報管理が苦手。話が聞けない。衝動をコントロールしにくい。板書・暗算が苦手2つ以上の内容を同時に保持できないなど。
6「存在と行動を分ける」とは、何かできないことがあってもダメ人間じゃない。発達はみんな違う。みんなをイライラさせているのはその子の行動です。存在は好きでいること。例えば、「うちの子は花粉症です」と「うちの子はアスペルガーです」は同じである。その子の存在は同じである。
7「セルフエスティーム:自尊感情」とは、自己イメージに対する周囲の評価をもとに自分自身が価値ある存在だと感じ、自分を大切にしようと思うこと。セルフエスティームを高めてあげることが大切。適切な評価を。過大評価はダメである。
8「セルフエスティームを高める方法」とは、・人格と行動の分離・誰も責めない「なんでできないの」ではなく「どうやったらできるかな」・成功体験(クラスでその子の役割をもたせ、活躍させる場を意図的に作る)・失敗した時がチャンス(ねぎらいの言葉かけ「頑張っているのに残念だね」)・不完全が自分を好きになる(周りの子が共感・同感し、好きになってあげること、苦手な所を共有するするとすぐに本題に入れる)×「うちの子はダメな子」は禁句。・「宿題やったら、テレビ見ようね」は○、「宿題しないと、テレビを見せない」は×。・遊びながら負ける練習も必要(囲碁や将棋等もいい)
9「深い信頼関係を築く視点」とは、・評価しないで話を聴く。・あなたの視点で話を聴く。・共通点を探して共有する。・相手の言った言葉の1部を(特に感情)繰り返す。自分が好きなものは相手も好きだと思ってはいけない。
10「クラスのいじめを撃退する」には、・イガイガ言葉の徹底排除(冗談でも「死ね」等はダメ。冗談だったらいいもダメ×。嫌なことは人によって違うことを教える。自分がいいと持っても相手は嫌がっていることがある。例えば、触られるのがいやとか、大声がいやなど。・ほんわか言葉を増やしましょう。(ありがとう、助かる、うれしいなど)
11「過敏反応」に対しては、(過敏反応:掃除機の音、叱責の声、シャワーが針が刺さるように痛がるなど)共感を繰り返すことが大切。しかし、ある時間だけは我慢させることも必要。
12「分かる指示・学習スタイル」とは、
 ○視覚型…メモ、視覚化、ルールを書いておく
 ○聴覚型…口頭、「○○君」と呼んでから指示を出す、DVD教材、「今何をするんだったかな?」と聞く。
 ○体得型…体験学習、一緒にやる   
○わからない指示は聞かなくなる。(こそあど言葉は、ダメ×。「こんなところでこんな遊びをしてはダメ」は通じない。視覚障がい者の人に話すように話すこと。
○言われたとおりに受け取るので、「どうしてちゃんと授業を受けないの?出なさい。」と言うと、教室を出てしまう。
今回も沢山のことを書いてしまいました。何かの参考にしてください。上に書いたことは、発達障がいでなくても子育てや教育に通じる多くの示唆があると思います。子どもの豊かな成長のために共に手をとり合っていきましょう。写真は「東京都立多摩桜の丘学園」の校舎です。
校長  井上正彦

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学校行事
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