インターネットの便利さと怖さ

(集まってきた児童、楽しそうに歓談している、司会の教員が「では、列を整えます」と声をかけると一瞬にしてさっと静まり、さっと並ぶ。いつものことながら、素晴らしい)

 おはようございます。
 君たちのいいところは、大勢集まってきてざわざわしていても一声かけるとさっと静かになって、集中するところです。素晴らしいですね。
 さて今日は、インターネットのことを話します。
 (話をやめ、北の空のほうをじっと見る)
 今、私が空の方を見たので一緒にそちらを見た人がいると思います。人間は言葉を使ってコミュニケーション、人に気持ちを伝えたり人の気持ちを感じ取ったりしますが、実は言葉だけではなく表情や動作なども使っています。
 インターネットはとても便利で役に立ちます。インターネットのおかげでいろいろなものがずいぶん進歩しました。ある心理学者が調べたところによると、一般に人間が付き合っていける人の人数は平均で150人位だそうです。多くても200人、300人だそうです。ところがインターネットを使えば、その数は千、万、百万、それどころか億の単位にまで増えます。すごいですね。
 ところが、たとえば、今、私が、「私は身長1メートル80センチ、20歳です」と言ったら、すぐに、あれ、嘘だとわかってしまいますね。実際に見えてしまっているし、表情も分かってしまう。でも、インターネットでは言葉、文字でほとんどのことを伝えますから、だまされてしまうこともあります。怖いですね。
 それに、人をだますこともできる。とても怖いです。もし、人がお互いにだまし合ったら、社会はどうなるでしょうか。困りますね。大変なことになってしまいます。
 インターネットは、便利で素晴らしい道具です。でも、使い方によっては怖い部分を持っています。とても怖いのです。

     平成26年2月3日  児童朝会で、校長の話より

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