特別支援教育について連載NO1(井上)
みなさんは、「特別支援教育」という言葉を耳にされたことは、ありますか?字だけを見ると特別に支援を必要とする子供に対して行う教育のことだと思われますが、私は、「一人一人の個性や特性を理解し生かし、支援をすることによってその子のもっている生きる力を伸ばす教育」だと思います。さて、今回から、みなさんと共に「特別支援教育」=「一人一人の個性や特性を理解し生かし、支援をすることによってその子のもっている生きる力を伸ばす教育」について、理解を深めていきたいと考えました。どんな子も自分の使命を果たし、幸せになるために、周りの大人や社会が特別支援教育について理解し、より良い関わをもちながら、共に生きていけるように、みなさんと学んでいきたいと思います。これから、連載していきます。どうか、よろしくお願いします。
校長 井上正彦 小中一貫教育って?
7月1日(月)は、小中一貫の日でした。石川中学校の先生方に来校いただき、5校時の授業参観後、3つの分科会に分かれて話し合いをしました。
各分科会とも有意義な話し合いができたようです。以下に、今後、本校として対応すべきことのみ掲載します。保護者・地域の方などご覧方は、共に協力して『自立』した子どもをはぐくみましょう。 ○第1分科会 ・授業中の規律が定着していないところがあった。 ・学力差が小学校から中学校に行くと、更に広がる。 ・水泳指導、器械体操等を含め、基礎をしっかり指導してもらいたい。 ・中学になって字を書かすと、雑で丁寧な字が書けない子が多い。 ・算数については、毎年、分数と割合ができない傾向がある。 ・体育の時間に、体育着をズボンに入れるように小学校でも指導してもらいたい。 ・特別支援教育の在り方について、共通して協議を深めたい。 ○第2分科会 ・「学び合い」という観点で各学年の発達段階に応じて工夫している。 ・学び合いによって、人間関係のレベルも上がるのでは。 ・小学校段階で、あいさつをしっかりできるようにしてほしい。相手に敬意を表す姿が 観られない。 ○第3分科会 ・学年が進行するにつれて、授業規律が守られていた。 ・学力差あがある子どもに対して、一斉指導の限界を感じる。 ・「学び合い」のために、出来た子を誉めること、正しい聴き方、説明できること、ハ ンドサイン、ペアやグループ学習、早くできた子がやり方を教えてあげるなどしてい る。中学では、グループで教え合う、誉めて伸ばす、ペアで教え合う、自己評価させ るなどしている。 ・6年生が部活動体験ができるといい。… このように沢山の意見が出ました。今後とも、石川中学校とは、連携を深め、9年間と言う長いスパンに立って、教育活動を展開していきます。 携帯電話・スマートフォンの扱い注意!
今日6月27日(木)セーフティ教室がありました。今回は、東京都青少年治安対策本部 ファミリeルール事務局の方に来校いただき、「ネット・ケータイの正しい扱い」についてお話をしてもらいました。とても、大切な内容であり、ご家庭の協力なしでは、効果が出ないことが分かりましたので、紹介します。以下概要です。
「ネット・ケータイは、全世界何億人の人とつながっている。また、今、ネット・ケータイを通して様々な買い物や契約、悪い仲間を募る、薬物購入、落書きやいじめなど、出来ないことはない。例えて言うなら、子どもにケータイやスマートフォンを持たせることは、夜の10時過ぎに新宿歌舞伎町・渋谷センター街に行かせているようなものであることを保護者は認識すること。フィッシング詐欺により、40万を振り込んだ小学生もいる。チェーンメールが来たら、勇気をもって止めること。芸能人に成りすましてのメールやブログに騙されたことなど。…様々な危険があることを話していただきました。大切なことは、 1家庭でルールを作ること。してはいけないことを話し合って決めること。 2フィルタリングで外部からの侵入は防げても、子どもからの有害サイトへは入る道がいくらでもあること。フィルタリングをしているからと、安心してはいけない。 3道具なので、上手に使うこと。子どもに勝手に自由に使わせないこと。 4知らない架空請求のメールが来たら、保護者に相談すること。下手に返事を返すより、無視することがいい。 5親が最終的に責任をとると法律に定めてある。 よって、ネット・ケータイを何のために使うのかを明確にしておくことが大切である。と言うようなお話でした。子ども達から豊かな未来、夢を奪われないためにも、子ども達を共に守っていきましょう。 |
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