24.2.18 雑感 「お茶」
4年生が、日本の伝統文化に触れる学習として、「茶道」を体験しました。
学区にお住まいで、井出寿美恵さんをはじめとして、6名の方々が2クラス75名の児童に茶道の基本と考えを教えて下さいました。私も一番目の客として参加しましたが、今日は、しっかりと教わりました。 まず、掛け軸を見て、お辞儀をし、作者と文字の意味を(今日は、春来草自生)考え、次に活け花を見て、花に心を寄せると共に花瓶にも心を寄せる。季節感と共に心安らぐ瞬間を味わいました。 お菓子が運ばれ、相手にお礼をし、次にお手前。お礼をして、茶碗を眺め、回し、茶を最後の一滴まで味わう。口をつけた箇所を紙(ふくさ)でぬぐい、下に置き、また茶碗をしげしげと眺める。礼をしてごちそうさま。正式にはまだまだいろいろな作法があるのでしょうが、こんな一連の流れを子供達と体験しました。礼に始まり礼で終わる。型はあれども気軽に茶を飲む。こんなことを感じました。いい体験でした。 子供達は、お茶席ではなく、家族団らんの中でお茶を飲むときにも、ただ、がぶがぶ飲めばいいということでなく、きっと、心のゆとりや落ち着きを思い出すことと思います。 貴重な体験をさせていただきました。講師の先生方に心から感謝申しあげます。 24.2.13 朝会「子供は子供同士の関わりの中で育つ」
先日、教育委員会関係の研修会に行って来ました。その時の講師の先生から「共生の心や態度は子供時代の子供同士のかかわりの中で育つ」という話を聞きました。そして、関西の中学生に「小学生時代に最もためになった学習は何か」と問うと、「縦割り活動」が一番だったという話も聞きました。
高学年として、低学年の面倒を見てきた体験で、心の優しさ・責任感・リーダー性等を学んだということらしい。 本校でも、縦割り活動・異学年やきょうだい学年の活動を「特色ある活動」としてとし重視している。高学年が、まなざし優しく低学年と接している、お世話をしている、次の活動の計画を考えている・・・等で、思いやりや優しさ・責任感等の育ちを感じます。 6年生は、間もなく卒業ですが、皆さんの心の中には、優しさや責任感が育っています。残りの1ヶ月ほど、表に出してみることを心がけて下さい。 |