23.4.22 離任式 「別れと出会い」
この式は、本校でお仕事をされ、このたびお仕事をおやめになった方、違う学校や職場へ移った方とのお別れの式です。
人と別れるときに、「さびしい別れになるほど、その人との出会いが良かった」そう思うようにしています。よく考えてみればそうです。 大好きな人、いっぱいお世話になり自分が成長できた恩人、楽しい思い出がいっぱいできた人との別れはさびしいものです。 今日の別れの時これまでお世話になった方たちとの良い思い出をふりかえり、自分の成長を確かめる機会にしましょう。そして、新しい出会いをよりいいものにするためにこれから頑張りましょう。 別れは出会いのはじめなりです。人は別れと新たな出会いを繰り返し成長していくものです。 それでは、これから、お別れしていく先生方の紹介をします。全員の紹介をした後に、お一人ずつ、お話をいただきます。 23.4.18 児童朝会「no!と言う、常識と勇気」
いい友達関係やいい学級は仲間と作っていくもの、そんな話を聞いたと思います。
友達関係でも、こんなこともあるようです。よく考えてください。 先日の新聞に「小中学生連続窃盗」の見出しで記事がありました。 内容は、「中学生2人が計画して、小6年生を自転車の後ろに乗せ、年輩の女性のバッグをひったくり、そのまま逃げていく。何回も繰り返しているうちに、警察に補導され、児童相談所に送った。 理由を聞かれた6年生は、中学生に誘われ、いやいやながらやっていたということだった。 ここに大きな問題がある。 よくないとわかっていても何回もやっている。 皆さんは、怖い相手に、「店に入ってお菓子をとって来い」と言われたら、とって来ますか? 「あの子を無視していじめてやろう」そんなことを言われて一緒にやりますか? 正義・正しい行い・人に迷惑をかけない、いろいろありますが、 悪いことはしないという常識。いけないことにはno!という勇気をもってほしい。 長沼公園の木々が一斉に芽吹き、すくすくと伸びていこうとしています。私たちも一生けん命勉強して心も体もすくすく伸びていきましょう。 23.4.15雑感「5.6年生頑張っています」「2年生もお兄さんお姉さんに」
4年前長沼小に来て、6年生が全校児童の前で発表をするとき(委員長紹介・委員会発表・児童会等)ノー原稿で、しかもはっきりと凛々しい声で言葉を言っていたことを、そして担当の指導の賜物とは思いますが、鍛えれば子供は育つ、そういう認識を持ったことを思い出します。
今日の1年生を迎える会の6年生の司会もひまわり学級の児童が2人いましたがこの2人も含めて、司会や挨拶をした児童は立派でした。5年生も校歌を大きな声で歌っていました。担任が遠くから指示をしている様子もみえましたが、立派でした。高学年が手本を示すもっともいい機会です。いいお手本になってほしいと願っています。伝統が引き継がれています。 2年生に廊下で会った時に、「1年生の時と比べて気持ちは変わった?」と2人に聞くと、2人とも変わったと言いました。1年生が入って、ちょっとお姉さんになった!漢字が難しくなって困ったなあ?あれもこれもできるようになった気がする…等でしょうか。 23.4.6入学式「いま、1年生から元気発信」
1年生のみなさんがこの長沼小でやるべきこと、やらなくてはいけないことを話します。 大きな地震で多くの人々がなくなりました。そして多くの人々が助け合おうとしています。人としてのすばらしさに感動を覚えます。
今、日本は地震の悲しみや心配事で心が暗くなっています。 1年生の皆さんにやってほしいことが2つあります。 1つは・・・お父さんおはよう。お母さんお休み等と笑顔で挨拶をしてお父さんお母さん、近所のおじさんおばさんを元気づけることです。1年生の笑顔の挨拶はものすごい力を持っています。大人を元気に、日本を元気にしてくれます。 2つめは・・・一生懸命勉強して賢くなる事です。 分かったことやできるようになった事をお父さんやお母さんに話しましょう。 これも大人を元気にします。 この2つのことをするだけでも、皆さんは立派な1年生になり、大人を元気にします。 長沼の1年生から日本を元気にしよう。 23.46 1学期始業式 「長沼から元気を発信」
6年生の女の子が、卒業式に来ていくはずだった中学校の制服とも津波に流された。命だけは助かったが、家も流され、さらに多くの人々がなくなった。
この東日本大震災の被害はあまりに大きかった。 この6年生の女の子は、避難先で、日本をはじめとして外国の人々の優しい心にふれ、あるいは、犠牲になった人々のことを考え、悲しんでばかりいられない、自分勝手なことを考えずに、助かった命を大切に、頑張って元気に中学校に行こうと決意をする。 長沼小の皆さんも、今の日本の状態を見て、考え、自分勝手なわがままな言葉や行動からさようならをして、子供らしさと、自分の中にある、相手を大切に思う優しい心や人のために尽くそうとする美しい心に気づこう。その心をこれからの生活に生かしていくことが今やるべきことだと思います。つまり、子供が笑顔で友達と協力して勉強する、そして賢くなっていく。この本気になって勉強する姿が大人や地域を日本を元気にします。長沼の子供達から日本を元気にしていこう。 23年度もどうぞよろしくお願いいたします
この欄は、月曜日の「児童朝会の講和」と日々の中から感じたことを「雑感」として掲載するものです。保護者地域の皆様が、共感されることがありましたら、子供達の指導に加わっていただき、更にはお力もお貸し願いたいと思っております。
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