「北野台夏まつり大会」に行ってきました!
北野台自治会と北野台五丁目自治会の共催による「第32回北野台夏祭り大会」が行われ、13日(土曜日)午後4時前から午後7時過ぎまでと14日(日曜日)午後8時30分から9時まで、私も参加してみました。お祭り委員会実行委員長のお話によると「夏祭り ここがふるさと 北野台!!」のスローガンの下、自治会参加世帯数と同じ数の参加が毎年あるそうです。
まず最初に揃いのはっぴをまとった子どもたちのよるみこしが、犯罪の少ないまち北野台の名にふさわしく、文字どおり老若男女の多くの人たちに見守られながら、堂々と入場してきました。 4時過ぎには本校吹奏楽部の生徒たちも準備に入り、4時30分からの演奏では司会の方から「金賞受賞」とのアナウンスまでして頂き、心より、感謝いたします。その後も琴の演奏や日本舞踊、ヒップホップなども拝見することができました。 次の日は初めて陣馬太鼓に触れることができました。これまでも島に赴任した頃に八丈太鼓を聞いたことがありますが、勇猛で、筋肉隆々の身体から打ち出される太鼓の音は、本当に美しく感じられました。太陽踊りや東京音頭と一緒ではなく、改めて生の太鼓の音を聞いてみたくなりました。八王子の深さを知った思いです。 最後の実行委員長のお話は参加者を労われるとともに、来年に向けた勢いを感じさせる良いお話でした。 午後9時20分からはPTA杉の沢会や育成指導員の方による見回りがスタートしました。祭りが明るく、楽しく、安全に行われるのには、このような保護者の方や地域の方々、関係機関の皆様方のおかげであることを身をもって知ることができました。 今回、北野台のお祭りを見せていただいて、櫓の飾り付けや階段、放送機器など、かなり本格的なことに加えて、今の時代には最適な自家発電で行われていることなど、随所に頭の下がる思いが致しました。今年は所用で行けなかった片倉台の夏祭りに、来年こそはゼヒ伺いたいと思っています。 祝!金賞「東京都中学校吹奏楽連盟」主催コンクールで
8月4日(木曜日)府中の森芸術劇場「ウィーンホール」他で行われた東京都中学校吹奏楽連盟主催の第51回吹奏楽コンクールで、B組参加34校の中で堂々と「金賞」を受賞しました。今年度は耐震工事の影響で音楽室も使えないというハンディを背負いながらも、中山小学校のご協力を得て、吹奏楽部は毎日、練習を重ねてきました。また保護者の方や卒業生の方の演奏直前にわたる叱咤激励が、生徒たちの演奏に大きな影響を与えました。
昨日の成績発表は一瞬、何がなんだか分からなかったそうですが、徐々に嬉しさが込み上げてきたようです。「私たちは、支えてきてくれた皆さんのおかげで、金賞を受賞できました。」と校長室へ報告してくれた吹奏楽部の皆さんの顔は、ワールドカップ女子サッカーに勝るとも劣らない最高の輝きをもっていました。 もう一度、言います。 吹奏楽部の皆さん、おめでとう。 7月分の節電状況について結果が出ました!
すでに6月分の状況については終業式の日にお知らせしました。今日は、6月10日から7月9日までの7月分について、報告します。平成22年7月分の使用電力量は10819kWhでしたが、平成23年度は8801kWhでした。その結果、2ヶ月連続で中山中学校は目標をクリアーしました。しかも先月は−15.32%でしたが、今回は−18.65%とさらに2割以上のカットに成功しました。私が今夏始めて節電のお話を朝礼でしたのが6月27日でしたから、実質13日の皆さん方の成果とも言えます。今度は7月10日からの分になります。−20%以上のカットも夢ではありません。
今日も校長室や事務室、用務主事室は来客時を除き真っ暗です。職員室も半灯です。生徒の皆さんも自宅で頑張っていることと思います。でも絶対に無理は、しないでください。節電は我慢大会では、ありません。冷房はちゃんと使って、待機電力や誰もいない場所の照明は、こまめに消していきましょう。この調子で行けば、大規模停電も計画停電も押さえ込めそうです。全員プレーで勝ち抜きましょう。みんなの力で、みんなが優勝できるチャンスです。暑い夏は、もう少し。頑張ろう日本。頑張ろう中山中。 地域のお祭りに行ってきました。
7月23日(土曜日)絹ヶ丘町会の夏祭りと中山町会の盆踊りにお邪魔しました。絹ヶ丘町会からは朝礼でボランティア募集があり、27名の生徒が地域の方とともに夏祭りを盛り上げていました。在校生や卒業生はもちろん、保護者の方ともお話しする機会を得ました。中山町会では文字どおりFace to Faceの関係で、距離感を感じさせない盆踊りでした。40軒ほどの集落から200を超える集落に発展した勢いを強く感じさせられました。絹ヶ丘では高嶺小学校の森田芳博校長先生と、中山では中山小学校の坪内雅一校長先生とも、ご一緒させていただきました。
関西出身で、父母も神奈川県内に住む私にとって、中山中学校でお世話になっている北野台や片倉台の皆さんともども4つの自治会や町会は「ふるさと」です。この夏、所用のため片倉台の夏祭りには参加できませんが、引き続き北野台の夏祭りでも「ふるさと」を意識して参加させて頂きたいと思います。 第1学期終業式講話
今からするお話しは、ある先生が初めて担任を持った生徒が3年になったときのことです。その先生のクラスに、H君という生徒がいました。バスケットボールの部長で元気がよいのですが、少々やんちゃなところがあります。二年の時は、なにやら悪いことをしでかして、職員室に何回か呼び出されてそのときの担任にきつく指導されていました。勉強はあまり好きではありません。
3年の5月に実力テストがあったのですが、案の定、成績は振るいませんでした。偏差値で5教科39でした。はっきり言ってかなり低い成績です。その後直ぐに三者面談があり、進路の話が出たのですが、本人はどうしても公立高校に進学したいと言います。隣で、お母さんが、うちは私立は絶対だめです。と言います 三者面談が終わって後、H君が職員室にやってきました。高校に入るにはどうすればいいかという相談です。その先生は「簡単だよ、入試は通知票の成績と当日のテストの成績で決まるから、勉強ができるようになればいいんだよ。」と答えました。そうしたら、H君が突然怒り出したのです。「そんなことは俺でもわかってる。勉強する方法がわかんないから聞いているんじゃないか。」かなりふてくされていました。その先生は「勉強の方法だと、そんな物はねーよ。」と答えました。彼は「先生のくせに勉強の方法も知らないのかよー。」そんなやりとりの後、「おれ授業もわかんねーし教科書読んでもわかんないんだよ。」と言い出しました。「それは辛かろう。読んでわかんないんだったら、教科書に書いてあることを書いてみたらどうなんだい。やりもしないうちから勉強の方法だの何だのと言うんじゃない。勉強のやり方を見つけるのが勉強だい。」その先生も若かったなと思います。そう言ってしまってからしまったと思ったのですが、H君は偉かった。「じゃあ勉強してきたら見てくれる?」予想外の反応でした。「教科書写せばいいんだろう。」偉いけど単純です。翌日ノートを持ってきました。なんとH君は理科の教科書の表紙を書き写してきたのです。文部科学省検定済教科書というところまで。ノート2ページでした。あきれました。でも彼は本気だなと思いました。でも、わずか2ページです。「これっぽちで勉強した気になってるのか。甘いねー。」と赤ペンで書いて、その先生はノートを返しました。5ページ、10ページと日増しにノートの量が増えていきました。10日後には、毎日20ページを超えていたそうです。最終的には理科の教科書を全部写してしまったのです。その先生は正直びっくりしたそうです。でもノートには、こう書きました。「テストで点がとれなけりゃ高校には入れませんよ。」それから彼は勉強のやり方を変えます。5教科の問題を解くようになったのです。問題文を書いてそれを解く。それも毎日ノート20ページ。ちょうど1年生に弟がいましたので、お兄ちゃんは毎日何時間勉強しているのと聞いてみました。ぼくが寝るとき勉強していて、朝起きると勉強しているから、何時間かはわかんない。という答えでした。 結局、3年最後の実力テストでは偏差値60になったそうです。テストのたびに皆に言っていたことを入試の前にも言いました。「いいか、わからないところがあっても、わかりませんなどとは決して書くな。あきらめずに何かを書くんだ。国語の作文の問題でも、完成できなくても書けるだけのことは書け。白紙で出せばまちがいなくそこは0点だから。」その生徒は念願の公立高校に見事入学することができたそうです。 「わからないから、やらない。」「やったって、出来るわけ無い。」「自分には無理。」と言ってしまえば、そこで止まってしまいます。女子サッカーを見て私は、この話を思い出しました。私は平成8年に、当時、南野高校3年だった澤穂希さんと初めて会いました。アトランタオリンピックが終わって大学に行くのか、就職するのか、迷っていた澤さんが担任の先生と一緒に3年になって初めて進路指導室を訪ねてきてくれた日でもありました。小2の頃から「女の癖に」とか、都大会に出られなかった時代を経験してきた彼女に対して私は、日本で一番制服の似合わない女子高校生だとからかった記憶があります。そんな彼女がすべてを払拭して世界の頂点に立ったことは、壁を突き破ってきた彼女の大きな成果だと思います。この夏、ぜひ皆さんもわからないからやる、出来ないからやる、無理だからやるという、新たなチャレンジに挑戦して欲しいと思います。 最後に節電について、しつこいかもしれませんが、もう1回だけ言わせてください。皆さんの協力のおかげで、6月分の中山中学校の使用電力は昨年に比べ−15.32%でした。目標達成です。全員で勝ちました。私にとってはワールドカップの女子サッカー以上に嬉しい話です。もう一度、言います。節電は我慢大会と違います。減らす以外に「ずらす」という戦い方もあります。アイロンや掃除機、ドライヤーを使う時間が午前9時前か、午後8時以降なら十分、電力不足を回避できます。大規模停電や計画停電を抑えるため、「ずらす」という方法も覚えておいてください。これも新たなチャレンジです。この夏は新たな戦いに全員で勝利しましょう。 地域交流講座
6月11日(土)、今年度1回目の地域交流講座を行いました。地域の方々を講師に招き、生徒が体験学習をする本校の特色ある行事です。15の講座の中から自分で選んだ体験ですので、みな楽しんで取り組んでいました。
写真左はマスコットの制作風景、右は絵手紙の作品です。 避難訓練 |
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