23.5.17 雑感「1年生のアサガオ栽培が始まりました」
毎年のことですが、1年生が校舎南側に沿ってアサガオの鉢を並べて栽培活動をしています。
今日も「あっ、4本になっている」「私のぜんぜん出ていない」喜びの声や不安の声が窓越しに聞こえてきます。今日は、先輩格の2年生が、1年生の水やりを見ていて、「懐かしいなあ」などと偉そうに言っている言葉も聞こえてきました。 これまでのアサガオ等の栽培活動でかわいらしい言動を紹介します。 ・雨が降っていても水やりをする。 ・隣の鉢のアサガオが自分のより大きく伸びている。自分のアサガオを伸ばそうと、引っ張ってしまい、根を浮かせてしまった。そして枯れてしまった。 ・1年生のときの種をまだ持っているから、1年生と同じように家で育てようと言っている子。 体験、特に栽培活動は大切と思います。1.2年生頑張れ。各学年が栽培活動に取り組んでいます。 23.5.16 朝会「犠牲の上に成長もある」
全員が楽しく元気に生活できたらいいなあ。
しかし、多くは、様々な人々の犠牲や努力の上に物事が成り立っていることが多い。 皆さんがここまで育ってくるのに、お父さんやお母さんをはじめとする家族の大きな努力があった。時にうれしいこともあった。そういうことを考えてほしい。皆さんのよくない行いで誰が悲しむと思いますか。家族です。家族に迷惑をかけたくない、このことが悪いことをする人の数を減らしていた。 タケノコを調べていて、タケノコもか、と思いました。 1本のタケノコが成長するのに、5本以上が犠牲になって、大きくならないで、枯れていくそうです。栄養をみんなで取り合うと、大きくなれないからです。自然は厳しい。 余談…自然のサケの稚魚が1000匹海に出て行ったら、元の川に戻ってくる確率は0.5%つまり5匹ぐらいです。多くは、大きな魚の犠牲になる。人間もそうです。受精卵といって人間に成長する卵は2.3億分の1です。生まれてきた皆さんは、その意味を考えて、自分も人も生き物も大切にしていく心が大切と思います。 23.5.9 朝会 「タケノコの成長」
木々の新緑が輝いています。以前成長が速いと言われる竹が1日にどれぐらい伸びるか調べたことがありました。子供の腕ぐらいの太さで、1mぐらいの竹でしたが、1日になんと40センチも伸びていました。びっくりしました。
*インターネットで調べてみると マダケのタケノコで1日に121cm・モウソウチクのタケノコで119cmの例がある、とありました。 今植物は生き生きと伸びています。まさにみなさん子供達と同じです。 新しい学年学級になり人間関係もできてきたと思います。一休みした連休も終わり、これからが友達と協力しながら勉強し成長していく本番の時期になります。しっかり勉強しましょう。 23.5.2 雑感 「ニワトリの足は何本」
1.2年生の多摩動物公園への遠足で、思い出したことがありました。
それは、1年生に「ニワトリの足は何本?」と聞いた結果です。 もう何年前になるでしょうか。大学生にニワトリの絵を描かせたら、なんと足が4本あるニワトリを描く人が結構いたという話(記事?)があり、体験の不足だと感じたことがありました。ふと思い出し、1年生の2クラスの子供達に聞きました。 なんと、4本だと答える児童の方が多かったのです。 ついでに、かまぼこは、何でできているか、という質問で、大豆(豆腐の原料)と答える子供も多数いました。しかし、これは、豆腐を説明した後だったので、そう考えてしまったようにも感じました。答えは言いません。家に帰って聞きなさいということにしました。実体験が大切です。・・・今頃思い出しました。 23.5.2 雑感 「子供達は元気」
運動会の練習が始まり、校庭でかけっこの練習をしています。低学年児童の様子を見ていていつもおかしく、ほほえましい景色があります。それも毎年繰り返されています。それは・・・。
今日もリレーの授業の様子です。選手は一生けん命走っています。必至に応援する子供達もいます。中には、コースの内側を一緒に走って応援しています。それも何人も。 選手と一緒に走って、フーフー言いながら応援しています。子供は疲れを知らないのでしょうか。じっとしていられないのでしょうか。しかし、その子供らしさにうれしさを感じます。 23.5.2 朝会「おまけのような日、だから、試してみよう」・「安全な生活」
今日は、前後3日間の休みに挟まれた1日です。
おまけのような日ですが、やってほしいことがあります。子供は学校に来て、勉強し賢くならなくてはなりません。そういう学校へ来ての日々の中の今日の1日を、これまでにない、意気込みを入れて生活してみてください。45分集中して勉強する。手を挙げて発言する。先生の話をしっかり聞く・・・。 きっと、新しい自分を発見すると思います。努力すれば意欲的に勉強すれば分かるようになった、できるようになった、賢くなったような感じがする…等々。今日試してみてください。 さて、今日はゲストをお招きしています。スクールガードリーダーの真柴昇(ましば のぼる)さんです。 皆さんの登下校や地域での安全な生活を見守って下さっています。お話を聞きましょう。 話の概要を紹介しておきます。 1 この学区は坂が多い。スピードを出して自転車に乗るのは大変危険。無灯火も横一列も危険。 2 人の安全を家族も地域の人も祈っています。遠くへ車で仕事出かけるとき、お守りを持たせてくれたり、塩で厄払いのようなことをしてもらったり…、家族や年寄の温かい気持ちが今もあります。皆さんも、皆さんの元気な生活を家族はいつだって祈っています。命は大切にしなくてはなりなません。 23.4.25 朝会 「春の中に飛び出そう、そして故郷長沼の景色を心に焼付けよう」
何十年も前の小学生の時の楽しい思い出と共に、美しい景色を思い出します。
5月の連休中に、友達と弁当を持って近くの山や海岸に探検です。 だんだん畑にレンゲがいっぱい咲いています。寝転んで空を見上げた時に、青い空いっぱいに一筋の白い飛行機雲。この映像、景色を今でも覚えていて、この美しい季節に思い出します。 ヨモギで草団子づくり・図鑑を持って植物の散策、お弁当を広げて楽しい昼食。近くでも結構自然と楽しめることがあります。 高学年の人は高尾山へのハイキングもいいと思います。 皆さんも、木々の新芽の美しい、この長沼で、家族と友達と、美しい景色と共にいい思い出づくりをしてください。ただし、自転車事故や交通事故等には十分気を付けて。 23.4.22 雑感 「登下校時、転ばないように気をつけて1年生!」
バスを途中から降りて、子供達が登校する道を歩きました。
黄色い帽子をかぶった1年生の後ろにお母さんが付き添っていました。挨拶をすると、「ありがとうございます」と言われました。私が子供達の見守りをしていると思われてのことでしょう。 1年生の登校を見守っているお母さんの心情は「事故に会わないでね。走って転ばないでね・・・」 この心配を感じて、1年生の担任に聞きますと、登校中に結構転んでいる子供が多いようです。あわてずに時間に余裕を見て送りだしてください。また、信号を守る、横断歩道での信号待ちは、渡ろうとしている道路から少し離れた位置で待つ、このようなことをご指導してください。 途中から、長沼公園に入りました。 「山が笑う」一本一本の木々の色模様が違って、自己主張しているような状態のことをいいますが、まさにその状態でした。ウグイスをはじめとして、たくさんの小鳥の鳴き声がしました。春爛漫です。 長沼公園はいいところです。 午前中、2年生が1年生と組んで、学校探検をしていました。手をつなぎ、2年生は学校の各教室等を紹介していました。次は、多摩動物公園の遠足です。これも2年生が一対一の状況で、1年生の世話をしながら、動物公園を回ります。結構疲れるようですが、2年生もこうして先輩の意識を強めていきます。 23.4.22 離任式 「別れと出会い」
この式は、本校でお仕事をされ、このたびお仕事をおやめになった方、違う学校や職場へ移った方とのお別れの式です。
人と別れるときに、「さびしい別れになるほど、その人との出会いが良かった」そう思うようにしています。よく考えてみればそうです。 大好きな人、いっぱいお世話になり自分が成長できた恩人、楽しい思い出がいっぱいできた人との別れはさびしいものです。 今日の別れの時これまでお世話になった方たちとの良い思い出をふりかえり、自分の成長を確かめる機会にしましょう。そして、新しい出会いをよりいいものにするためにこれから頑張りましょう。 別れは出会いのはじめなりです。人は別れと新たな出会いを繰り返し成長していくものです。 それでは、これから、お別れしていく先生方の紹介をします。全員の紹介をした後に、お一人ずつ、お話をいただきます。 23.4.18 児童朝会「no!と言う、常識と勇気」
いい友達関係やいい学級は仲間と作っていくもの、そんな話を聞いたと思います。
友達関係でも、こんなこともあるようです。よく考えてください。 先日の新聞に「小中学生連続窃盗」の見出しで記事がありました。 内容は、「中学生2人が計画して、小6年生を自転車の後ろに乗せ、年輩の女性のバッグをひったくり、そのまま逃げていく。何回も繰り返しているうちに、警察に補導され、児童相談所に送った。 理由を聞かれた6年生は、中学生に誘われ、いやいやながらやっていたということだった。 ここに大きな問題がある。 よくないとわかっていても何回もやっている。 皆さんは、怖い相手に、「店に入ってお菓子をとって来い」と言われたら、とって来ますか? 「あの子を無視していじめてやろう」そんなことを言われて一緒にやりますか? 正義・正しい行い・人に迷惑をかけない、いろいろありますが、 悪いことはしないという常識。いけないことにはno!という勇気をもってほしい。 長沼公園の木々が一斉に芽吹き、すくすくと伸びていこうとしています。私たちも一生けん命勉強して心も体もすくすく伸びていきましょう。 23.4.15雑感「5.6年生頑張っています」「2年生もお兄さんお姉さんに」
4年前長沼小に来て、6年生が全校児童の前で発表をするとき(委員長紹介・委員会発表・児童会等)ノー原稿で、しかもはっきりと凛々しい声で言葉を言っていたことを、そして担当の指導の賜物とは思いますが、鍛えれば子供は育つ、そういう認識を持ったことを思い出します。
今日の1年生を迎える会の6年生の司会もひまわり学級の児童が2人いましたがこの2人も含めて、司会や挨拶をした児童は立派でした。5年生も校歌を大きな声で歌っていました。担任が遠くから指示をしている様子もみえましたが、立派でした。高学年が手本を示すもっともいい機会です。いいお手本になってほしいと願っています。伝統が引き継がれています。 2年生に廊下で会った時に、「1年生の時と比べて気持ちは変わった?」と2人に聞くと、2人とも変わったと言いました。1年生が入って、ちょっとお姉さんになった!漢字が難しくなって困ったなあ?あれもこれもできるようになった気がする…等でしょうか。 23.4.6入学式「いま、1年生から元気発信」
1年生のみなさんがこの長沼小でやるべきこと、やらなくてはいけないことを話します。 大きな地震で多くの人々がなくなりました。そして多くの人々が助け合おうとしています。人としてのすばらしさに感動を覚えます。
今、日本は地震の悲しみや心配事で心が暗くなっています。 1年生の皆さんにやってほしいことが2つあります。 1つは・・・お父さんおはよう。お母さんお休み等と笑顔で挨拶をしてお父さんお母さん、近所のおじさんおばさんを元気づけることです。1年生の笑顔の挨拶はものすごい力を持っています。大人を元気に、日本を元気にしてくれます。 2つめは・・・一生懸命勉強して賢くなる事です。 分かったことやできるようになった事をお父さんやお母さんに話しましょう。 これも大人を元気にします。 この2つのことをするだけでも、皆さんは立派な1年生になり、大人を元気にします。 長沼の1年生から日本を元気にしよう。 23.46 1学期始業式 「長沼から元気を発信」
6年生の女の子が、卒業式に来ていくはずだった中学校の制服とも津波に流された。命だけは助かったが、家も流され、さらに多くの人々がなくなった。
この東日本大震災の被害はあまりに大きかった。 この6年生の女の子は、避難先で、日本をはじめとして外国の人々の優しい心にふれ、あるいは、犠牲になった人々のことを考え、悲しんでばかりいられない、自分勝手なことを考えずに、助かった命を大切に、頑張って元気に中学校に行こうと決意をする。 長沼小の皆さんも、今の日本の状態を見て、考え、自分勝手なわがままな言葉や行動からさようならをして、子供らしさと、自分の中にある、相手を大切に思う優しい心や人のために尽くそうとする美しい心に気づこう。その心をこれからの生活に生かしていくことが今やるべきことだと思います。つまり、子供が笑顔で友達と協力して勉強する、そして賢くなっていく。この本気になって勉強する姿が大人や地域を日本を元気にします。長沼の子供達から日本を元気にしていこう。 23年度もどうぞよろしくお願いいたします
この欄は、月曜日の「児童朝会の講和」と日々の中から感じたことを「雑感」として掲載するものです。保護者地域の皆様が、共感されることがありましたら、子供達の指導に加わっていただき、更にはお力もお貸し願いたいと思っております。
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