音楽鑑賞教室(第1学年)
5日(月曜日)の第2学年に続き、6日(火曜日)午前中は第1学年生徒とともにオリンパスホールへ行ってきました。出発予定時刻は9時45分でしたが、実際には9時30分に学校を出ました。ホール横の駐車場では、本校よりも15分早い出発時刻だった南大沢中が通路に並んでいました。一緒に参加した中学校は石川中や川口中、加住中、上柚木中、陵南中、由木中、四谷中などでした。
出演者は東京都交響楽団(66名)と指揮者・梅田俊明さん、独奏者・田中雅弘さん、お話・朝岡聡さんのそうそうたるメンバーでした。東京都交響楽団(都響)は、これまでも熱心に「音楽鑑賞教室」の開催に取り組んでおり、現在では都内の小中学校を主な対象として、年60回以上の音楽鑑賞教室を行っています。すでに多くの児童・生徒・教員の皆さんから好評を得ています。梅田さんは「のだめカンタービレ」のエンディングテーマも指揮されており、都響以外にもNHK交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団など客演でも好評を博しておられます。田中さんはチェロの首席奏者として、ジョイントコンサートのクリニックやアンサンブルなどにも取り組んでおられます。朝岡さんは都立小山台高校出身の元テレビ朝日アナウンサーで、自らも30年以上のリコーダー奏者として演奏活動を展開しておられる一方、コンサート・ソムリエとして活躍中です。 演目は、まず始めにベートーヴェン:交響曲第五番 ハ短調 「運命」第一楽章で、楽器紹介 セクションごとのアンサンブルを行い、ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 第一楽章、スメタナ:交響詩「我が祖国」より〈ブルタバ〉の後に、アンコールとしてJ.シュトラウス:ポルカ「狩り」が行われました。 本物の良さに改めて感動するとともに、もし条件が合えば、都響ではより多くの青少年の皆さんにオーケストラの生演奏による本物の感動を味わって欲しいと「都響ヤングシート」を設置し、中学生や小学生、高校生を招待しています。応募してみてください。 快晴の中、元気に出発!(第2学年移動教室)
7日(水曜日)午前8時40分からの出発式を参観しました。今までのむしむしした、はっきりしない天気とは裏腹に、さわやかな秋晴れの下、実行委員の司会により、実行委員長や副校長、看護士・カメラマンなどの紹介、諸注意などが行われました。昨年は雨と濃霧の中、最高気温16度との闘いからスタートしましたが、今年は現在の予報では最高気温22度と平年並みのようです。おいしい野菜に、おいしい牛乳、おいしい空気、おいしいバターなどとともに、昨年はできなかったり中途半端に終わった、レンジャーハイクや夜の自然体験ハイクなどもゼヒ堪能して欲しいものです。昨年は3日目にしか見えなかった八ヶ岳と富士山のコラボを、しっかり目に焼き付けて欲しいと思います。
まもなく昼食です。お昼の気温は21度程度と予想されています。今朝の八王子の気温と同じぐらいです。2年生の皆さん、風邪をひかないように、気をつけて頑張ってください。 「進化する成瀬」高校と「進学指導特別推進校」の町田高校を訪問しました。
8月30日(火曜日)に本校教員15名で都立成瀬高等学校と都立町田高等学校へ行ってきました。
午前中に伺った成瀬高校では有馬利一校長から直接ご説明を頂きました。特に高校では年度当初にクラス作りを主体にした移動教室が多い中、この学校では4月末に「成瀬スタディキャンプ」と呼ばれる新入生全員参加による2泊3日の勉強合宿が展開されています。勉強の仕方から始まり、OB・OGの、どの時期にどのような勉強が必要かという自習指導、基礎・基本を中心とした先生方による授業、朝6時30分から夜11時まで個室での勉強が続きます。また成瀬スタンダードと呼ばれる学習目標到達基準を設け、ここまでの学力は必ず保証するために校内検定を繰り返し、そのための補習を全員が合格するまで続ける取り組みも、Naruse Evolutionにふさわしいものと言えます。 午後に伺った町田高校では真保副校長に校舎案内を含めて対応していただきました。「将来のリーダーにふさわしい人間力の育成」を目指し、1年生の6月から国公立難関大学を目指した「特進講習」が行われていますが、このことは電気通信大学や東京学芸大学、横浜国立大学、首都大学東京などを中心に43名が国公立大学へ、青山学院大学や中央大学、明治大学、早稲田大学などを中心に487名が私立大学に合格していることからも明らかです。部活動終了後も7時までは自習室で勉強するのが「町高生の1日」だそうです。また文化祭も2,3クラスを除き演劇に取り組まれており、1時間30分に及ぶクラスもあるそうです。この日も実力テストや課題テストの分析を中心とした授業が行われているのと並行して、推薦入試の保護者向け説明会が行われていました。 両校とも2時間にわたる丁寧なご説明を頂いた上に、学校案内や行事予定、学校説明会や体験入学、高校入試情報などの資料も頂きました。昨年の南平高校や立川高校同様、これらの学校について、本校教員はかなり詳しい指導が可能ですので、ゼヒお問い合わせください。 新しい先生が着任されました!
第2学年副担任で英語科の津田瑠衣先生が妊娠出産休暇に入られたことに伴い、代わって嶋田好枝先生が着任されました。
第2学期始業式校長講話(概要)
第1学期終業式の日に生活指導主任の佐伯先生から事故に巻き込まれること無く9月には全員の元気な顔を見せてくださいとのお話しがありました。本校では怪我をした生徒はいますが、幸いにして亡くなった生徒はいませんでした。
8月16日の深夜2時頃に千代田区永田町の国道20号線内堀通りにある三宅坂交差点で、自転車に乗っていた足立区に住む都立高校2年生がタクシーにはねられ、搬送先の病院で死亡するという事故がありました。現場は信号機や横断歩道の無い見通しの良い大きなカーブになっており、麹町署によると高校生は先輩ら3人とともに自転車で高尾山へサイクリングに向かう途中だったとのことで、現在、詳しい原因を調べているところです。 自転車の乗車については昨年も秋の交通安全運動に合わせて、学校朝礼でお話しをしたところですが、大事なポイントをもう1回、説明しておきます。 (1)自転車の乗車に際しては、交通規則を遵守し、安全に走行すること。すなわち原則として車道の左側、自転車及び歩行者専用道路では車道寄りの部分を徐行し、歩行者等がいる場合は一時停止か押して歩くかになります。二人乗りや並進、無灯火、傘、携帯電話での自転車乗車はできません。 (2)夜間は、特に自動車等の運転手から、歩行者や横断者が見えにくくなることから、白色等明るい服装を着用し、反射器等を整備したり、反射材を身に付けたりする。また、スピードを抑え、必ずライトを点灯するなどして安全走行に努める。 (3)自転車で交差点を横断する際の危険について理解し、交通法規を守ることはもとより、スピードを落として左右の安全を確認するなど、安全な通行方法について徹底する。特に自動車とは左折や出会い頭の場合が多くなっています。これは歩行者より動きが早いため、自動車から見落とされがちなためです。歩行者の場合もそうですが、必ず一呼吸おいてから、左右を確認した上で自転車をスタートさせましょう。 (4)自転車による事故は、児童。生徒が加害者となる場合もあることから、自他の生命を尊重する立場から運転マナーを身に付ける。昨年もお話しましたが、皆さんが加害者になった場合、4000万から6000万円までの賠償金を支払うことになります。 帰宅後の塾通いや休日には特に交通量が多いことからゼヒ注意してください。私の同僚のお嬢さんも中2のときに自転車での塾の帰り、国道を渡れば、もう間も無く家に着くという場所で車にはねられ、亡くなられました。生徒会副会長だった自慢のお嬢さんの前で号泣していた彼の姿は今でも忘れることができません。生徒会会長の方の弔辞も「勉強でも部活でも勝てなかった、あなたに勝ちたくて頑張ってなった会長。これからは何をどうすれば良いのか、分からない。」という同志愛に満ちた内容だったことを今でも覚えています。どうか、このような思いを保護者の方やお友達にさせないためにも、君たちが大人になるために、これまでに身に付けてきた危険予測能力や回避能力を最大限に発揮してください。 さて最後に節電の結果をご報告します。まず学校の状況ですが、7月分についてはすでにHPでアップしておいたように−19%を実現することができました。2ヶ月連続で中山中学校は目標をクリアーしただけではなく、6月カット分をさらに2割以上上乗せするカットに成功しました。私が今夏始めて節電のお話を朝礼でしたのが6月27日でしたから、実質13日の皆さん方の成果とも言えます。ただし残念ながら8月分は−4%にとどまりました。これは耐震工事による電力利用によるものです。次に我が家でも総枠15%削減を目指しましたが、結果は7月分17%増、8月分7%減でした。ちなみに実家は85歳の母一人ですが、7月分は昨年の127kWhから74kWhということで42%減でした。この2つの家庭の違いは、一方は医療機器の導入により夜間ではありますがモーターを動かすことになったこと、もう一方は昨年は暑すぎて一歩も家から外に出なかった母が熱中症に懲りて、今年は一転してデパートやスーパー、図書館などの冷房が効く場所に移動したことによるものです。節電の効果はここに、その答えがあるようです。モーターや待機電力を減らすことができなかった我が家に比べ、母はできるだけ人がたくさんいる場所で過ごすことを選択したことによります。医療をストップさせるわけにはいきませんが、冷蔵庫や洗濯機、パソコンなどで節約していれば7月分のような惨めな結果にはならなかったように思います。もう1回9月分がありますのでチャンスをください。でも結果としては皆さんや私の母のお蔭で、国民全体が勝ちました。地域や学校、皆さんの家庭でも勝てました。その成果は計画停電や大規模停電が無かったことからも明らかです。優勝しました。おめでとうございます。赤も黄色も白も緑も勝ったのです。電力使用制限については当初22日(木曜日)まで予定されていましたが、被災地の方については2日(金曜日)まで、その他の地域については9日(金曜日)までと繰り上げになりました。暑さのピークは過ぎましたが、冬に向けても待機電力を減らし、できるだけ集中して電気器具を使うなど、これからも無駄な電力を減らしていきましょう。計画停電や大規模停電を起こさせないために、皆さんの協力をお願いします。 |
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