23.9/1 2学期始業式「自分を変えようとするとき」
子供はなぜ勉強するのか? 世の中のために、人々のために役立つ大人になるために勉強をします。
この夏、病気や怪我の連絡がなく良かったと思っています。しかし、地域で迷惑をかけ、関係者が対応することもありました。人様に迷惑かけたり、犯罪的なことに手を出したりすることはいけません。 勉強する意義を再度確認したいと思います。 この話は30年も前の話です。5年生の女子で、発言も苦手、自分から友達の中へ入れない、勉強も面倒くさいからいや、家ではテレビやゲームでだらだら過ごす。こんな状態の子どもでした。しかし、何が原因かきっかけかは分かりませんが、「今の自分ではだめだ、みんなから取り残されてしまう・・・」と感じ突然変身しました。 具体的な変身内容は、(1)生活時間の改善でけじめのある生活をする。(2)身近な人に挨拶をして、積極的に人と関わろうとする。(3)45分間の勉強を頑張ること。この3つを心がけました。本人の努力もあって、1月後には本人だけでなく周囲の子供達の見方も好意的なものに変わって行きました。人は何かのきっかけや意思でいい方向に変われるものです。要は、自分で前向きに考え実行するかどうかにかかっています。低学年は、周囲の大人の支援が必要かもしれませんが、高学年は日々の体験や周囲の友達、本からもそのきっかけはつかめると思います。 更に、自分をいい方向に変えよう、成長させたい、分かるようになりたい等、意識し努力する2学期にしていきましょう。 |
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