おはようございます。

　５時５０分　生徒起床時間直前の金波楼です。

　京都地方の天気は快晴。
　しかし、最高気温は２８度になるとのことで、暑くなりそうです。

　本日は、京都の公共の交通機関を利用しての班行動であるため、分散した生徒たちと出会える確率は低くなってしまいます。

　しかし、観光客で混雑する日曜日とはいえ、きっと生徒たちは私の姿を見かけたら手を振ってくれるでしょうから、その都度学校ＨＰにアップしていきたいと思います。

　では、生徒たちの起床の時間なので、起こしに行くことにします。

　記事のタイトルの日付も、いつの間にか一日進めなければならない時間になってしまいました。

　本日の学校ＨＰの更新は、この記事で最後にします。

　先ほど、保健担当の須田先生から報告を受けましたが、消灯前の時点で３７度前後の微熱の生徒がいるものの、特に体調不良を訴えることもなく、とりあえず全員が明日の班行動には参加できそうです。

　明日は （ 今日は？ ）、生徒は６時００分に起床です。

　奈良公園内の班行動では、鹿と遊んだり、お土産屋を買ったりするのに時間をつかいすぎた結果、予定していた見学地を回りきれなかった班がいくつかありました。

　集合時間に遅れなかったのはよいのですが、明日はしっかりと時間を計算してお土産を買ったり、食事をしたりしなければなりません。　そして、予定の目的地もすべて見学して帰ってこられるよう期待しています。

　それにしても、奈良公園では 「 鹿せんべい 」 をねだる鹿から逃げ回る人が続出していましたが、今夜は鹿に追いかけられる夢を見てうなされなければいいですね。

　東大寺・大仏殿前の記念写真です。

　世界最大の木造建築物である大仏殿と、その中に鎮座する大仏像には、いつ見ても圧倒されます。

　また、大仏殿の中には、それをくぐりぬけると幸せになれるという 「 柱の穴 」 があります。　毎年、私も挑戦してみようと思うのですが、細身の女性でさえ苦労している姿を見るにつけ、穴に挟まったまま前に進むことも後ろに戻ることもできなくなった自分を想像し、思いとどまっています。

　よく朝礼などで 「 人間とは、想像力の生き物だ 」 といった話をしている手前、そんな姿を生徒には見せられませんから … 。

　夢殿の見学を終えて、駐車場に戻る道です。

　土塀ひとつにも、なんともいえない風情が感じられます。

　途中 ○○君から 「 法隆寺は聖徳太子が建てたんですよね？ 」 と聞かれた私は、「 いえ、大工さんですよ 」 というおやじギャグをかまして、ドン引きされてしまいました。

　せっかくの土塀の風情も、吹き飛んでしまったようです。

　法隆寺の夢殿です。

　聖徳太子の遺徳を偲んで建立された建造物で、八角形の特徴的なお堂です。

　「 夢殿 」 という名称は、いかにもロマンチックな響きがあります。
　私は沿道の売店で売っていた 「 夢 」 と書かれた扇子を、自分のお土産に買ってしまいました。

　聖徳太子の功徳にあやかれるといいのですが … 。

　何回も来ていたはずの法隆寺ですが、今回近隣の民家の住居表示を見て、私は初めて法隆寺の周辺は地名も 「 法隆寺 」 だということを知りました。

　正確には 「 奈良県 斑鳩町 法隆寺 ○丁目○番地 」 となっています。

　人に 「 お住まいはどちらですか？ 」 と尋ねられて 「 法隆寺です 」 と答えるのは、ちょっとうれしいでしょうね。（ … と、考えるのは私が部外者だからで、地元の人にとっては当たり前のことなのかもしれませんね ）

　法隆寺では、クラスごとの集合写真を撮ったあと、バスガイドさんの案内で金堂から五重塔、大講堂、大宝蔵院、夢殿と回りました。

　中門や回廊にある有名なエンタシスの柱を、確認できたでしょうか？

　また、歴史や美術の教科書などにもよく取り上げられる 「 百済観音像 」 「 玉虫厨子 」 なども、大宝蔵院でしっかり見てきましたか？

　２２時３０分

　消灯時間となりました。　写真は、宿舎 「 金波楼 」 の現時点の外観です。

　明日に疲れを残さないためにも、ぜひ 「 消灯 」 だけでなく 「 就寝 」 の時間にしてください。　「 おやすみなさい 」

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　このあと、リアルタイムでご紹介できなかった修学旅行一日目の様子を、法隆寺と東大寺での写真を中心にアップする予定です。

　ただし、職員の打ち合わせやら巡回やらがあるため、もしかしたら日付が変わってしまうかもしれませんのでご了承ください。

　班長会議に引き続き、係会議が行われました。

　各部屋の室長・副室長・美化・食事・入浴・保健の係担当者ごとに集まり、それぞれ担当の先生から注意事項や連絡を受けています。

　このあと各部屋ごとに係から必要な報告・連絡をし、就寝準備です。

　消灯時間は、２２時３０分です。

　２１時３５分　行動班の班長会議が開かれました。

　担当の棟方先生と小又先生から、本日の班行動の反省にもとづいて注意が与えられました。　今日は時間も守れたし大きなミスは報告されていませんでしたが、途中で男女のはぐれてしまった班があったようです。

　明日は、そのようなことの無いようにしましょう。

　添乗員さんからは、明日の班行動で各班に貸与される携帯電話の使用法について説明がありました。

（ 写真・上 ）
　階段の途中ですれ違った人たちは、宿舎の中でも私を見かけて手を振ってくれています。　本当に別所中の生徒は素直でかわいいです。

（ 写真・中 ）
　男子の部屋にお邪魔しました。
　将棋や水道管ゲームに興じたり、プロ野球の速報を仕入れに行ったりと、いかにも 「 男子の部屋 」 といった感じです。

（ 写真・下 ）
　女子の部屋にお邪魔しました。
　お風呂上りだったので、ドライヤーの順番待ちをしていました。
　シャンプー？リンス？の香りが立ち込めていて、いかにも 「 女子の部屋 」 といった感じでした。

　２１時００分現在

　生徒たちはお風呂に入ったり、自由時間を楽しく過ごしたりしています。

　大広間では、トランプや百人一首に興じているグループがあります。

　古都にふさわしく、平野先生が雅やかな調子で和歌を読み上げています。
　かと思えば、その後ろからは小又先生がむきになって生徒と札を取り合っている声が聞こえてきます。

　では、それぞれの部屋で自由時間を過ごしているグループの様子も、取材に行ってみましょう。

　夕食中の女子の部屋を訪ねました。

　さすがに男子のように大口を開けているところを撮影するわけにはいかないので、お行儀良く 「 いただきます 」 をしているところをパチリ！

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　２０時００分現在

　生徒は食事を終えて、各クラス２０分ずつの入浴時間のほかは２１時３０分まで自由時間を過ごしています。

　１９時００分　夕食です。

（ 写真・上 ） ○○君の膳を見せてもらいました。　フライや鍋など、おいしそうな料理が並んでいます。　いくつかのメニューの中から、生徒の選んだものです。

　おかわりはいくらでもできるので、たくさん食べてください。
（ でも、食べすぎには注意！ ）

　１８時３０分　宿舎となる金波楼に到着しました。

　奈良公園の集合時間を遅らせたぶん、到着もずれ込んでしまいました。
　しかし、大きな遅れではないので、このあとは予定どおり行動することになっています。

　自分の部屋に荷物を運んで、部屋ごとに健康チェックや貴重品の回収を行ったら、１９時から夕食です。

　現時点で、特に体調不良を訴えている生徒はおりません。

　別所中学校の生徒は、外国人を見かけるとよく声をかけています。

　東大寺大仏殿前では、英語科の小又先生が自ら率先して、ぺらぺらと流暢な英語で外人さんと会話を楽しんでいました。（ 写真・上 ）

　その様子を見ていた○○さんが、「 私は小又先生を初めて見直した！ 」 と感動の眼差しを向けていました。

（ 写真・下 ） の△△君たちは、何をお土産に買おうとしているのでしょうか。
　そっと近づいて見たところ、仮面ライダーのビニール人形を見ていました。

　せっかく奈良に来たのですから、仮面ライダーではなく 「 せんと君 」 か 「 まんと君 」にしましょうよ！

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　１７時５０分現在　順調に道路が流れていれば、あと３０分ほどで金波楼に到着すると思います。

　本日見学した法隆寺や東大寺 （ 奈良公園 ） での生徒の様子は、また宿舎からアップする予定です。　何時になるかわかりませんが、どうぞお楽しみに！

　奈良公園といえば 「 鹿 」 ですね。

　大勢の生徒が 「 鹿せんべい 」 をあげて、鹿とたわむれています。

　さらに多くの生徒が、お腹をすかせた鹿に追われて逃げまどっています。

　それよりさらに多くの生徒が、鹿のフンを踏んづけて悲鳴を上げています。

　… そういう私も、以上のすべてを実践しました。

　１７時００分　すべての班が東大寺駐車場に戻りました。

　これからバスは一路、宿舎となる京都の金波楼に向かいます。

　写真は、奈良公園内で出会った別所中の生徒たちです。

　ここで紹介できるのはごく一部に過ぎませんが、大勢の生徒たちが私を見かけるとお約束どおり手を振ってくれます。　中には、１メートル以下の至近距離から手を振ってくれる人もいます。

　それにしても （ 写真・下 ） の 団子３兄弟、おいしそうですね！

　３時２０分　東大寺に着きました。

　駐車場待ちの渋滞に巻き込まれたため、集合時間を少し遅らせました。

　東大寺を見学した後、５時まで奈良公園内を班行動します。

　大仏の大きさに圧倒されてから、興福寺や春日大社などを回る班が多いようです。　鹿に鹿せんべいをあげるのを楽しみにしている人もたくさんいました。