3年生のそろばん教室自然のアルバム334 ナミギセル☆カタツムリとは、陸上(りくじょう)にすむ貝のことです。このナミギセルという巻貝(まきがい)もりっぱなカタツムリです。この写真は、板をひっくりかえしてみて写したものです。冬眠中のようだったみたいです。 ☆写真の右下がナミギセルという巻貝で、左上に少し小さめの貝がナミコギセルという巻貝です。これからもいろいろな貝もたくさん紹介(しょうかい)してみたいと思います。 ☆地球上でもっとも数や種類が多く繁栄(はんえい)しているのは、昆虫などの節足(せっそく)動物だといわれていますが、この貝類などの軟体(なんたい)動物は節足動物の次に種類が多いそうです。 自然のアルバム333 クロモジ☆写真を見ると2種類の冬芽があるのがわかりますか。それぞれ開くと別のものになります。春になり暖かくなると、丸が開き、花をさかせます。また、とんがりは、葉っぱになります。 ☆このように、花になったり、葉っぱになったり、役目がちがう冬芽もあります。また、花と葉っぱが一つの冬芽からでてくるものもあります。ハクモクレンなどのこの後者の例(れい)です。 ☆このクロモジという植物は、低木で恩方の野山にもたくさんあります。このクロモジはクスノキ科の植物で、枝をおると、とてもよいかおりがして、ようじとして使います。まだ経験のない人はぜひ、このかおりをかいでみてください。 自然のアルバム332 ウメ☆ウメの花がよいかおりをただよわせながら、あちこちに咲き始めています。ウメに早咲きと遅咲きがあるそうですが、色とはあまり関係がないそうです。品種によってちがいがあるようです。 ☆ウメはもともと中国のもので、今から1300年くらい前に日本にきたといわれています。九州などでは、野生のウメも見られるそうです。青いウメを食べるとおなかをこわしますが、これは、アミグダリンという毒素があるからです。 ☆ウメの種といっているのは、正しくは核(かく)というもので、内果皮(ないかひ)というものです。食べるところは、中果皮(ちゅうかひ)というもので、どちらも果実の皮の部分です 自然のアルバム331 ハナミズキ☆花の芽と葉の芽とはずいぶんちがいます。写真は花の芽で平べったい形をしています。このつぼみから、白や赤のみごとなハナミズキの花がさくとは思えませんね。 ☆もともとはアメリカ原産の木で、明治の終わりごろ、当時の東京市長だった尾崎行雄さんがアメリカにサクラを贈ってあげた、そのお礼として東京市にいただいたものです。 ☆ですから、まだ日本に来て100年もたっていない木ですが、よほど日本の気候に適していたのでしょうか、あちこちに街路樹(がいろじゅ)として植えられています。 自然のアルバム330 ムラサキシキビ☆ムラサキシキブの冬芽には、竹の子のように何枚も皮があるわけではありません。また、ホオノキのように大きなキャップで守られているわけではありません。 ☆皮もキャップもないので、さぞかし寒いのではと心配になりますが、よく見てください。細かい毛がいっぱい見えませんか。この毛であたたかさを保ってくれているのでしょう。 ☆ムラサキシキブは、初夏に花がさき、秋にむらさき色のうつくしい実をつけます。学名ではカリカルパ・ヤポニカといいますが、これは、日本の美しい実という意味になります。 自然のアルバム329 アジサイ☆写真はアジサイの冬芽です。いろいろな冬芽のうちでいちばん早く葉をひらきます。他に早いものは、ヤブサンザシ、ニワトコなどです。 ☆やく見ると葉っぱを落したあとが、何かの顔のように見えませんか。じいっと見ていると見えると思いますが。なんだかピエロのようにも見えますし、はにわのようでもありますね。 ☆アジサイはどこにでもたくさんあるものです。学校にもあります。春にむけていろいろと変化していくようすをじっくりと観察してみてはどうでしょうか 自然のアルバム328 タラノキ☆トゲトゲのとてもいたそうな冬芽です。実際にさわってみても、とてもいたいです。このようなトゲトゲになる冬芽もめずらしいようです。これは、タラノキというものです。 ☆山(さんさい)とりのポイントは、場所を覚えておくことです。そうすればいくらでも一人じめできます。このタラノメはおうちの近くのものですが、場所はひが3つです。 ☆このタラノメが芽ぶくのはいつのことでしょうか。まだまだ先のようですが、それまで、じっと寒い冬をがまんしましょう。スプリングフラッシュのその日まで。 自然のアルバム327 コブシ☆このコブシは、学校にもあります。コブシの冬芽(ふゆめ)もあたたかくなると、少しずつふくらんできます。冬の間でも、植物のいろいろな観察ができるものです。 ☆この写真をじっと見てください。毛皮のコートみたいですね。どうして、こんなあたたかそうな毛をつけているのでしょうか。たぶん寒さや乾燥(かんそう)を守るためでしょう。 ☆冬芽には、このコブシのようにあたたかそうな毛をたくさんつけているものもありますが、まだまだいろいろとあるようです。これから、冬芽のいろいろを観察していきましょう。 自然のアルバム326 オニグルミ☆オニグルミという木は、恩方のあちこちに見られるもので、川の近くによくあります。今はすっかりと葉っぱを落としています。これは、その枝の先がどうなっているのかを写真でとったものです。 ☆この写真をじっと見てください。何だか動物の顔ににていませんか。先生には、ヒツジのように見えます。自然のつくり出すものは、とても不思議(ふしぎ)でサプライズ(おどろき)がいっぱいです。 ☆ヒツジのように見えるのは、もともと葉っぱのついていた所で、その痕(あと)です。目や口のように見えるところは、水や葉っぱで作られた養分(ようぶん)などの通り道だった所です。 こうぞで和紙作り
1月17日(木)総合的な学習の時間に、こうぞで和紙作りをしました。今日はとろろあおいを混ぜて紙漉で和紙を作りました。最初は紙漉の仕方が難しく、だまになってしまっていましたが、2回目はコツをつかんで上手に紙漉をすることができました。
サッカー教室
1月28日の3時間目にサッカー教室がありました。東京ヴルディーから3人コーチが来て下さいました。ドリブル鬼ごっこや手つなぎサッカーをして、たくさん走りました。
三人のコーチからサインをもらってみんな喜んでいました。 自然のアルバム325 イヌノフグリ☆今あちこちにオオイヌノフグリがさきはじめています。この写真はよくにているようですが、ちょっとちがうようです。くらべて見てください。科学のはじめの一歩は、くらべ比較(ひかく)することだと思います。 ☆このイヌノフグリは森田先生のおうちにさいているもので、いまではとてもめずらしいものです。オオイヌノフグリはあちこちにさいていますが、このイヌノフグリを見つけられた人は、先生に教えてください。 ☆イヌノフグリはもともと日本の植物ですが、オオイヌノフグリは外国からきた帰化植物です。「ふぐり」とは、「きんたま」のことですが、イヌノフグリの方が、その形が「きんたま」にそっくりのようです。 自然のアルバム324 テングチョウ☆立春を過ぎたある日、あたたかな陽だまりで日なたぼっこをしているようでした。このチョウは、てんぐのハナのように顔が長いのでこの名前がつきました。チョウの仲間では原始的なチョウのようです。 ☆成虫で冬をこします。冬でもあたたかいと日なたで体温をあたためています。6〜7月ころに成虫になり、年一化です。早く飛べるのは、とがった羽に関係があるようです。また、羽の大きさと胸の筋肉の強さなど、いろいろな理由があるようです。 ☆このテングチョウは夏にはあまり見かけません。それは、羽化してすぐに夏眠といって、活動しないでねてばかりいるからです。秋になるとまた姿を見せ、寒くなるとまた冬眠をするチョウです。 自然のアルバム323 シミ☆うわー!気持ちわるい!と思う人は見なくてもいいですよ。この虫は、今の昆虫のご先祖(せんぞ)様のようなもので、大昔から生きている昆虫です。ふつう昆虫は羽をもっていますが、この仲間には羽がありません。 ☆ふつう昆虫は幼虫と成虫の形がずいぶんとちがっていますが、このシミの仲間は、卵から生まれ、そのままずうっと同じです。こういう虫を無変態昆虫といいます。 ☆幼虫から成虫になるときに、大きな変化があり、それを変態(へんたい)といいますが、このシミは変態しません。トンボやバッタなどはさなぎの時がなく不完全変態といい、チョウやハチなどさなぎになってから成虫になるものを完全変態といいます。 自然のアルバム322 ハラビロカマキリ☆見たりさわったり直接体験し、ひかくすることが「科学」の第一歩です。上と左がハラビロカマキリのたまごです。右下がコカマキリです。それぞれ比較するとそのちがいに気づきます。 ☆見ると、ハバビロカマキリの方が、すこしふとっちょのようです。また、これは写真ではわかりませんが、さわってみると、ハバビロカマキリの方がずっとかたい感じです。なぜ、あまり見かけないたまごなのでしょう。 ☆それは、もともと生きている数が少ないからでしょうか。それとも人間にはわかりにくい場所にたまごをうむからでしょうか。はっきりとわかりません。成虫は前ばねの中央に白いマークがあるので、見るとすぐにそのちがいがわかります。といっても今は冬なので無理ですね。 自然のアルバム321 緑の葉☆北風ふく寒い日でも、こんなに緑色をした葉があるんですね。これはヒメオドリコソウとハコベです。冬晴れの陽を浴びながら、じっと春を待っているのでしょう。 ☆枯れ葉色の世界に、一点の緑の光彩が目に飛び込んできて、驚き、感動、感嘆、などなど自然の世界は、いろいろなものを与えてくれます。その姿にとても嬉しい気持ちになります。 ☆目で見ているだけではつまらないので、そっと手にとってみました。なんと瑞々しい(みずみずしい)ことでしょう。その感触をみなさんもぜひ楽しんでみてください。 自然のアルバム320 スギその2☆昔からスギはあったのですが、花粉症はそれほど社会問題とまではなりませんでした。それは、スギの植林がある程度計画的になされ、調和があったからでしょう。しかし、戦後木材の増産のためにあちこちにスギが植えられ、それが管理されず荒れてきました。 ☆スギは、世界中で日本にしかない木であることを知っている人は少ないようです。大昔、いろいろな木を使って生活していた日本人の祖先は、たてにさけやすく加工しやすいスギを大事にしました。 ☆弥生式文化の登呂遺跡からは、スギで作った田げたや、スギのかこい板などがたくさんでてきたそうです。花粉症できらわれものになったスギは、日本の文化を支えたとても大切な木だったのです。 自然のアルバム319 スギ☆スギ花粉は、前年の夏の天気(日照時間、最高気温、降水量)との関係がわかってきています。これは、植物の光合成によって花粉の生産量が多くなるためだそうです。2010年の夏は記録的な猛暑になり、この春の花粉の飛ぶ量は5倍・10倍と言われています。 ☆写真の小さな丸いつぶは、スギのオバナです。この中にスギの花粉が400000個ほどあるそうです。2月ころから春にかけてそれはそれはたくさんの花粉を飛ばし、恩方の山が黄色くなるくらいです。 ☆スギやヒノキなどは、裸子植物であまりきれいなお花を咲かせません。受粉も風にたよる風媒花(ふうばいか)なので、たくさんの花粉を飛ばす必要があるのでしょう。なお、風媒花の花粉はさらさらとしているそうです。どうしてでしょうか。考えてみて下さい。 サッカー教室天候もよく、子どもたちは一生懸命ボールを追いかけていました。ドリブルの練習や試合を楽しみながらやりました。 |