2月7日(月) 全校朝礼 ・ 生活指導主任の話内容は 「 服装 」 についてです。 本校では、服装に関する細かい規則は明文化せず、教員と生徒との信頼関係に基づく日常的な指導の中で整えさせるようにしています。 しかし、このところ以前は見られなかったような生徒の姿が散見されるようになってきました。 具体的には 「 登下校時以外でも、マフラーやネックウォーマーを使用して校内生活を送ろうとしている 」 「 ワイシャツの下に、ハイネックのシャツを着ている 」 といった姿です。 本校では、マフラーやネックウォーマーの色、下着の色柄など、特に指定はしておりません。 しかし、本来屋外で身につけるはずの防寒着をTPOをわきまえないで使用したり、ワイシャツの襟元からさまざまな色柄の下着 ( ハイネックの襟 ) が出て首元まで覆っている姿は、共に望ましくないと判断しております。 どちらも茶髪やピアスとは違った次元かと思いますが、このまま看過して生徒の間に広がってしまうと、その後に指導に支障を来すことが予見されます。 ご家庭におかれましても、学校の考え方を理解していただくと同時に、ご指導をよろしくお願い申し上げます。 校長 武田幸雄 2月7日(月) インフル情報 & 合唱順抽選会今週は、1年生は移動教室、3年生は私立高校入試を控えています。 引き続き感染予防に努めてください。 ★ ★ ★ ★ ★ 本日の全校朝礼は、3年生の大半 ( 約100名 ) が都立高校の一般入試出願に出かけているのと、合唱コンクールのクラス順抽選会が行われるのとで、校長講話は割愛しました。 写真は、いずれも合唱コンクールのクラス順抽選会の様子です。 各クラスの実行委員が壇上に上がり、学年ごとに用意された抽選箱の中から順番の書かれた紙をひきました。 丸まった紙を広げて会場に示すと、歓声や悲鳴、ため息が聞こえてきます。 やはりどの学年も、トップバッターは避けたいという意識があったようです。 決定した順番は、下記のとおりです。 【 1学年 】 D組 → C組 → A組 → B組 【 2学年 】 D組 → C組 → A組 → B組 【 3学年 】 C組 → D組 → A組 → B組 合唱コンクールまで、あと約1ヶ月。 いよいよ発表順も決まり、各クラスの練習も熱を帯びていくことでしょう。 しかし、同じ 「 熱 」 でも、インフルエンザや風邪による 「 熱 」 を出しては元も子もありません。 くれぐれも健康管理には注意して、練習に励んでください。 校長 武田幸雄 野球部、春にむけて練習中2月6日(日) 今週の予定 ( 2/7 〜 11 )2月 7日(月) 【 通常授業 】 全校朝礼 ・ 都立一般出願(3年) 8日(火) 【 通常授業 】 9日(水) 【 通常授業 】 移動教室(1年) 10日(木) 【 通常授業 】 移動教室(1年) ・ 私立一般入試(3年) 11日(金) 〈 建国記念の日 〉 移動教室(1年) ★ ★ ★ ★ ★ かねてより申し上げているとおり、3月7日(月)にパルテノン多摩において行われる合唱コンクールには、世界的な指揮者・作曲者でいらっしゃる松下耕さんと、室内合唱団VOX GAUDIOSAの皆さんがゲストとしてきてくださいます。 当日は、初めてパルテノン多摩の大ホールで生徒たちと 「 Jupiter 」 のコラボ合唱をしていただくため、3年生も練習を始めたところです。 さて、その松下耕さんとVOX GAUDIOSAの定期演奏会が、下記のとおり開催されるとのお知らせをいただきました。 1.日 時 2月19日(土) 開場13:30 開演14:00 2.場 所 第一生命ホール ( 都営大江戸線 『 勝どき 』 駅より徒歩8分 ) 3.入場料 前売り2500円 当日2800円 全席自由 当日は土曜授業を行っており、また、3年生にとっては都立高校の一般入試前、1・2年生にとっては学年末考査前でもあります。 そのため生徒は難しいかと思いますが、保護者の方で興味のある方は鑑賞されてはいかがでしょうか。 職員室前の廊下にもポスターを貼ってありますが、詳細についてはPTA文化委員長・小澤さんまでお問い合わせください。 校長 武田幸雄 2月5日(土) 本日の土曜授業風景 ・ その4担当は、井上先生(1年)と張元先生(2年)です。 本校の国語科では、全学年とも百人一首に取り組んでいます。 そのため3年生ともなると 「 目にもとまらぬ早業 」 の持ち主も現れるようになります。 今日は土曜授業ということで、普段はできない 「 1・2年生混成チーム 」 を編制し、チーム対抗の百人一首大会を開きました。 各チームとも、1年生が男子なら2年生は女子というように、男女混合の4名編制です。 時間割の関係で体育館を使用できなかったので、会場は理科室です。 対戦相手チームを変えながら、4回戦行いました。 優勝したチームで活躍したのは、1年生の○○さんだったようです。 張元先生のお話では 「 1年生にも2年生顔負けの生徒がたくさんいます 」 とのことでしたので、今度は学年対抗にしても面白いかもしれませんね。 後日○○さんをはじめ優勝チームのメンバーには、井上先生お手製の賞品?が授与されるそうです。 すると、「 薄型テレビが欲しい! 」 などという声も聞かれました。 賞品?の中身を井上先生にうかがったところ、さすがにテレビではありませんが、どうやら 「 薄型 」 という点では同じみたいですよ。 校長 武田幸雄 2月5日(土) 本日の土曜授業風景 ・ その3「 豚汁づくり 」 に取り組んでいます。 食材を切る包丁の使い方などを見ていると、ついハラハラして 「 指を切らないでください 」 と声をかけてしまいます。 時には 「 そんな包丁さばきだと、『 豚汁 』 ではなく 『 指汁 』 になってしまいますよ 」 と忠告もしましたが、なんとか無事に下ごしらえが完了。 授業開始後20分もたつと、美味しいにおいが調理室に立ちこめてきました。 実は、生徒たちが一番苦労していたのは、包丁さばきではなく 「 味噌の取り分け 」 だったようです。 普段、家庭で味噌汁などを作るときには、目分量で容器から直接オタマにすくい取り、そのまま鍋の中に入れて溶かすことが多いかと思います。 しかし、今回の調理実習では大きなボールに盛られた味噌の中から、班ごとに計量スプーンで取り分けなければなりません。 そのため、味噌がスプーンにこびりついてしまい、指定された量をとるのに四苦八苦 … 。 最後は 「 もう適当でいいや! 」 と、やけ気味になって戻っていく班もありました。 金野先生も 「 予想外の苦労です 」 と、改善策を練られていました。 しかし、自分たちで作った喜びは細かな計量の差を補ってあまりあるようで、できあがった豚汁をみんな美味しそうに食べていました。 校長 武田幸雄 2月5日(土) 本日の土曜授業風景 ・ その21・2年生ともに、この時期の土曜授業の美術で取り組む学習内容は、「 3年生を感動させよう 〜 感謝の言葉 〜 」 と題した卒業制作です。 具体的には、3月16日(水)に予定されている 「 3年生を送る会 ( 三送会 )」 で、体育館に展示する在校生の合同作品をつくっているのです。 1・2年生全員が 「 ちぎり絵 」 風のカードを作り、それらを集めて大きな図柄に仕上げます。 今年のテーマは 「 はばたき 」。 新たな世界に飛びたっていく3年生を送るのに、ふさわしいテーマですね。 カードには、お世話になった3年生に向けてメッセージを書き添えています。 「 必勝 」 「 飛翔 」 「 サクラ咲け 」 「 いい感じに頑張って 」 「 なせばなる、なさねばばらぬ、何事も 」 「 勇気は夢をかなえる魔法 」 「 なんくるないさ 」( = 沖縄県の方言で 『 なんとかなるさ 』 という意味 ) など、さまざまなメッセージが添えられていました。 通常の授業ではなかなか取り組むことのできない活動ですが、今年度は土曜授業を活用して 「 全員参加 」 の大作を完成させることができそうです。 3年生の皆さん、お楽しみに! 校長 武田幸雄 2月5日(土) 本日の土曜授業風景写真は3年生の様子で、上から順に 数学 → 英語 → 社会の授業です。 3年生は、本日も受験5教科 ( 国 ・ 社 ・ 数 ・ 理 ・ 英 ) の講座を設け、各自の希望を優先したクラス編制で行っています。 1・2時間目とも、国語が1講座のほかはすべて2講座ずつ設けているので、生徒たちは合計9講座に分かれて授業を受けています。 ( 写真・上 ) の数学講座は、鈴木先生と鶴丸先生が担当しています。 TT(チーム・ティーチング)といって、複数の教員が授業を受け持つ指導法です。 それでなくても普段の授業より生徒数が少ないことに加え、二人の先生が教えてくれるのですから、きめ細やかな指導を受けることができます。 今日は、3年間の復習問題に取り組んでいました。 ( 写真・中 ) の英語講座も、山口先生と嶋田先生とのTTで行っています。 このクラスは9名編制だったので、単純に計算して4〜5人に先生が一人ついていることになります。 まさに 「 超 少人数 」 授業でした。 ( 写真・下 ) は社会の講座です。 担当は、川口先生です。 社会はこのほかにも、島崎先生が講座を開設されていました。 授業内容はどちらも同じで、地理 ( 日本の農業 ) を中心に学習しています。 1年生のときの学習内容なので思い出すのが大変だったようですが、1クラスの人数が少ないため、質問もしやすい雰囲気の中で和やかに授業が進められていました。 校長 武田幸雄 2月5日(土) インフルエンザ情報朝の時点のインフルエンザ罹患による出席停止者は、以下のとおりです。 【 1年生 】 なし 【 2年生 】 B組 ・ 1名 【 3年生 】 なし インフルエンザの流行がピークを迎えているようです。 朝から37度以上の発熱や、咳、鼻水等の症状がみられる場合は、登校を控えて早めに医療機関で受診するようにしてください。 受診の結果、もしも 「 インフルエンザ 」 と診断された場合は、改めてその旨を学校に連絡してくださいますようお願い申し上げます。 校長 武田幸雄 2月4日(金) 立春に … ( 3年生の皆さんへ )「 立春とは名ばかりの寒さ … 」 などといった時候の挨拶があることからもわかるように、例年この時期はまだまだ寒いことが多いのですが、今年はすっかり暖かくなりました。 校庭脇のアプローチに図書ボランティア部の人たちが植えてくれたチューリップの球根も、いくつか芽を出し始めています。( 写真 ) このまま、本当に 「 春 」 となってくれればよいですね。 さて、その 「 春 」 を待ち続ける3年生の皆さん。 このところ、ちょっと疲れている人が多いようですね。 また、都立の推薦入試で思ったような結果を出せずに、少し迷いが生じている人も見うけられます。 そんな皆さんに、私の好きな詩を贈ります。 武者小路実篤 ( むしゃのこうじさねあつ ) という人の詩で、今までさまざまな試験や受験で 「 しくじってきた 」 私が、心の支えにしている詩です。 ぜひ 「 おりたたみ記事 」 をクリックしてください。 少しでも、皆さんに力を与えてくれたなら幸いです。 校長 武田幸雄 2月4日(金) 小学生による中学校見学会具体的には、9年間の義務教育というスパンで児童・生徒の育成をとらえ、「 小中一貫教育資料を活用した学習指導 」 や 「 今まで以上の生徒・児童の交流や、小中教員同士の交流 」 等を通し、学習・生活・特別支援教育などあらゆる分野での連携を強化してまいります。 今年度はその前段として、各学期ごとに 「 小中一貫教育の日 」 を設けて、秋葉台小学校・別所小学校との交流を図ってまいりました。 時にはお互いの授業参観や協議会を行い、時には中学校の教員が小学校での 「 出前授業 」 を行ったりいたしました。 昨日・今日と行った交流会は、両小学校の6年生児童を本校に招いての中学校見学会です。 いよいよ4月から中学生となる児童にとっては、中学校の空気を肌で感じることのできる良い機会になったのではないでしょうか。 本日来校したのは、別所小学校の児童です。 校内を回りながら6時間目の授業を見学したあと、音楽室で生徒会役員より本校の説明を受けました。 今日は2年生が上級学校訪問で不在のため、1年生の本部役員が頑張ってくれました。( 写真・上 ) その後、手作りの 「 部活紹介ビデオ 」 を見てもらいました。( 同・中・下 ) 別所小学校の6年生の皆さん。 4月にまた皆さんに会えることを、心から楽しみにしています。 校長 武田幸雄 2月4日(金) 本日の授業風景 ・ その3写真は上から、天田先生クラス → 鈴木先生クラス → 加藤先生クラスです。 3年間の総復習を、単元ごとに分けて行っています。 問題を解いて、解説を受けながら答え合わせをする演習形式の授業です。 天田先生クラスでは 「 相似な図形 」、鈴木先生クラスでは 「 規則性の問題 」、加藤先生クラスでは 「 一次関数 」 を取り上げていました。 この時期、特に午後の3年生の授業を回っていると、表情の疲れている人が多く見られます。 やはり受験シーズン真っ最中なので、疲労がたまっていたり睡眠が不足したりしているのでしょうか。 確かに、悔いを残さないよう最後の頑張りを見せることも必要です。 しかし、入試対策もここに至って一番大切なことは、「 健康管理 」 と 「 平常心 」 だということを覚えておいてください。 睡眠不足や不規則な生活で免疫力を低下させ、インフルエンザや風邪にかかっては元も子もありません。 また、今となって新たな知識を得ようとすれば、かえって焦りを生んで不安感や緊張感だけが増幅されてしまいます。 最後の 「 頑張り 」 と、最後の 「 あがき 」 とを区別して学習に取り組み、心身ともに健康な状態で入試当日を迎えられるようにしましょう。 校長 武田幸雄 2月4日(金) 本日の授業風景 ・ その2「 そこに僕はいた 」( 辻 仁成 ) を学習しています。 「 ピアニシモ 」 や 「 冷静と情熱の間 」 で知られる作者の辻仁成さんの名前は、作家活動をするときは 「 ひとなり 」、映画監督・歌手として活動するときは 「 じんせい 」 と読みます。 ですから、教科書には 「 つじ ひとなり 」 と読み仮名が振ってあります。 また、歌手・女優の中山美穂さんの夫でもありますが、それはかつて中山さんのファンだったこともある私だけが知っていればよいことで、国語の学習をしている生徒にとってはどうでもよいことです。 「 そこに僕はいた 」 は、辻さんの少年時代の自伝的な側面も持っているため、「 エッセイ 」 と 「 小説 」 どちらの要素も持っている作品です。 いずれにせよ、教材としては登場人物の心情の理解が求められます。 今日は、場面ごとの出来事や心情描写を確認する作業が中心でした。 授業の最後には、恒例の百人一首に取り組みました。( 写真・下 ) 実は、明日の土曜授業で、このクラスは2年生との合同授業で百人一首大会を行います。 2年生と混合チームを編制しての対抗戦です。 そのため明日の国語の持ち物は 「 教科書やノートはいりません。『 気合い 』 だけ持ってきてください 」( 井上先生・談 ) とのことでした。 1時間目・第1理科室での授業となりますが、ぜひご参観ください。 校長 武田幸雄 2月4日(金) 本日の授業風景「 棚付き本棚 」 作製に取り組んでいます。 今日の授業では、ほとんどの人が切り分けた木材パーツにヤスリを掛ける作業を行っていました。 どう見ても 「 のこぎりで切ったほうが早い 」 と思えるような厚みを、一生懸命ヤスリで削ろうとしている人もいます。 その一生懸命さは、まるで 「 摩擦を利用した火起こし 」 をしているのではないかと思えるほどでした。 あまりに一生懸命だったので止めるに止められませんでしたが、「 3年生になるまでには完成させてください 」 とお願いしておきました。 「 立春 」 の今日、技術室にも暖かな日差しが差し込んでいます。 ヤスリを掛けながら、仲良くおしゃべりに興じる姿もあちこちで見られました。 「 一生懸命 」 同時に 「 仲良く 」 作業に取り組む様子を見ていると、約一ヶ月後に迫った合唱コンクールで皆さんがどんな合唱を聴かせてくれるのか、とても楽しみになってきました。 切断された木材パーツの凸凹な断面が、時間をかけてヤスリを掛けられたことで滑らかになり、他のパーツと連結して1つの大きな形を創りあげる … 。 皆さんの合唱も、そんな合唱であってくれるよう期待しています。 校長 武田幸雄 2月4日(金) 2年生 ・ 上級学校訪問これは、昨年取り組んだ上級学校調べを受けて実際に高校を訪ね、担当の先生のお話を伺ってくるという取り組みです。 例年本校からも進学することの多い高校を中心に、全部で24の高校を訪問します ( 高校の都合により昨日行った学校もあるので、本日は23校 )。 場所により時間差をつけて出発していますが、午後1時15分現在、すべてのグループが出発しました。 高校では 「 学校の特色 」 や 「 一日の生活 」 「 部活動 」 「 校則 」 など、あらかじめ用意した質問をしてきます。 訪問を終了したら、学校に戻って報告してから下校することになります。 一番遅いグループは、学校到着が午後5時10分の予定です。 ただし、交通機関や高校側の都合で多少前後するかもしれません。 3年生は、今まさに高校入試の真っ最中です。 そして、これからの1年間はあっという間に過ぎると思います。 2年生の皆さんも、今回の上級学校訪問を、自分の進路について真剣に考えるきっかけにしてください。 校長 武田幸雄 2月4日(金) 本日の学校給食● ご 飯 ● 厚揚げのカレー煮 ● 小松菜のじゃこ炒め ● 大学芋 ● なめたけワカメ ● 牛 乳 2月4日(金) インフルエンザ情報朝の時点でインフルエンザ罹患による出席停止者は、以下のとおりです。 【 1年生 】 なし 【 2年生 】 B組 ・ 1名 【 3年生 】 なし 「 立春 」 を迎え暖かくなってきましたが、相変わらず空気は乾燥しています。 手洗い・うがいに加えて加湿も心がけ、感染予防に努めてください。 秋葉台小六年生別所中学校見学2月3日(木) 小学生見学会(秋葉台小学校)の様子2月3日(木) 本日の授業風景 ・ その3「 日本の中国侵略 」 の学習で、今日は主に 「 満州事変 」 や 「 五・一五事件 」 を取り上げていました。 1931年(昭和6)の満州事変を機に、翌年 日本は清朝最後の皇帝 「 溥儀 ( ふぎ )」 を立てて満州国を建国します。 この満州事変に始まり太平洋戦争が終結するまでの紛争や戦争を総称して、一部歴史家は 「 15年戦争 」 と呼んでいます。 戦前の日本にとって、まさに 「 終わりの始まり 」 を告げる事件だったと言えるかもしれません。 このあたりの事情は、映画 「 ラスト・エンペラー 」 に詳しく描かれています。 ( 私は、坂本龍一さんが作曲したこの映画のテーマ曲は、映画史上 十指に入る名曲だと思っています ) 「 五・一五事件 」 は、満州国を承認しない立場を取った当時の内閣に反発した海軍将校たちが、犬養 毅 ( いぬかいつよし ) 首相を暗殺した事件です。 暗殺の瞬間、犬養首相が将校たちに向かって言った 「 話せばわかる 」 という言葉と、それに対して将校たちの言った 「 問答無用 」 という言葉 … 。 この二つの言葉のやりとりは、まさに 「 民主主義 」 と 「 ファシズム ( 反民主主義・反自由主義 )」 の対決そのものです。 話し合いで物事を解決しようとする前者と、力によって決着を図ろうとする後者と、皆さんはどちらの言葉がまかり通る社会を望みますか? 校長 武田幸雄 |