1月20日(木) 本日の授業風景4階の廊下を歩いていたら 「 大地讃頌 」 のきれいなハーモニーが聞こえてきたので、歌声に誘われるようにお邪魔してしまいました。 今日は、合唱コンクールにおける3学年の課題曲であるこの曲と、クラスの自由曲である 「 走る川 」 を聴かせてもらうことができました。 また、授業の後半 「 Jupiter (ジュピター)」 の楽譜が配られました。 この曲を合唱用に編曲された松下耕さん & 室内合唱団・VOX GAUDIOSAの皆さんが、合唱コンクールに来てくださることになりました。 そして、3年生の皆さんと 「 Jupiter 」 のコラボレーション合唱をしてくださる予定です。 「 Jupiter 」 の楽譜を手に、NHK合唱コンクールの選抜合唱がこの曲を歌うVTRを、室谷先生から見せてもらいました。 そのとき私には、明らかに皆さんの表情が変わったように見えました。 過去2年間、先輩たちがVOX GAUDIOSAとコラボする 「 Jupiter 」 を見て聴いてきた自分たち。 その自分たちが、いよいよ歌う側に立つ。 しかも、初めてパルテノン多摩の大ホールで … 。 表情が引き締まるのも、当然ですね。 高校入試と同時並行で行う練習は、想像以上に厳しいものがあると思いますが、皆さんなら新たな伝説をつくることができるはずです。 私がこの曲の歌詞の中で最も好きな一節を、皆さんに贈っておきましょう。 ♪ 夢を失うよりも悲しいことは 自分を信じてあげられないこと … ♪ 校長 武田幸雄 1月20日(木) 本日の学校給食● ゆかりご飯 ● 鯖の塩焼き ● モヤシのゴマ味噌和え ● 野菜とハムの黒こしょう炒め ● ひじきのジャコ煮 ● 果 物 ● 牛 乳 1月19日(水) 3年生 ・ 一斉面接指導これは、本校の全教職員が分担して、高校入試を間近に控えた3年生に面接練習を行うものです。 ただし、少しでも緊張感を持たせるために、普段は接することの少ない1・2学年の先生が中心となって面接官を務めます ( 管理職も )。 ( その場でも注意しましたが ) 私の担当したグループには、「 回答の内容 」 よりも 「 答え方 = 声の大きさ・速さ・表情・姿勢 」 を改善したほうがよい生徒が多かったように思います。 その一方で、副校長先生に担当されたグループの感想をうかがったところ 「 みんな、良かったですよ 」 とのことでした。 いずれにせよ、今日の反省は必ず本番で活かされるはずです。 面接の順番を待つ間、生徒は各教室で自習を行っています。 3学年の先生は、その監督を行ったり、8つの面接会場の連絡係をしたりしていました。 2学期末に行った学年の先生方による面接指導と、今回の全校一斉面接指導、そして、今後はさらに必要性のある生徒に再度管理職による面接指導が行われます。 手前味噌かもしれませんが、このように手厚い面接指導をする学校は少ないと思います。 この面接指導のため、1・2年生は5時間目をカットして昼食後に下校させましたが、次年度は 「 土曜授業 」 の活用も含めて検討してまいります。 校長 武田幸雄 1月19日(水) 本日の授業風景 ・ その2都道府県の学習のまとめとして、班ごとの調べ学習に取り組んでいます。 4人で編制された班ごとに担当した地方について、テーマを決めて調べます。 すでに班員各自の分担を調べ終えた班では、床に広げた発表用の模造紙にまとめる作業にとりかかっていました。( 写真・下 ) このクラスの8つの班は、それぞれ 「 北海道地方の自然 」 「 東北地方の農業・漁業・伝統工芸 」 「 関東地方の郷土料理 」 「 中部地方の農業 」 「 近畿地方の琵琶湖 」 「 四国地方のお遍路 」 「 中国地方の駅・駅弁 」 「 九州地方の気候 」 について調べていました。 私が個人的に興味を持ったのは、「 中国地方の駅・駅弁 」 と 「 四国地方のお遍路 ( 八十八箇所巡礼 ) 」 です。 特に 「 四国地方のお遍路 」 では、「 逆打ち ( さかうち )」 について詳しく調べてくれるよう、私からも宿題を出させてもらいました。 「 逆打ち 」 とは、札所を番号順に時計回りに巡礼する 「 順打ち 」 に対し、反時計回りに逆から巡礼する方法です。 坂東眞砂子さんの小説 「 死国 ( しこく )」 では、この 「 逆打ち 」 は死者をよみがえらせる禁断の儀式とされており、後に映画化された同名のホラー映画でも、やってはいけない巡礼法として描かれていました。 気の弱い私は、それが小説や映画の中だけのフィクションであることを願って、この班の人たちが調べてくれる結果を待ちたいと思います。 校長 武田幸雄 1月19日(水) 本日の授業風景鶴丸先生 ( 同・中 ) 鈴木先生 ( 同・下 ) です。 どのクラスも 「 確率 」 の学習に入っています。 前の授業で実験した 「 画びょうを投げたとき、針のある面が上向き ( 下向き ) になる確率 」 や、教科書に載っている 「 その年の出生数のうち、男子 ( 女子 ) の生まれる確率 」 などを、計算したりしていました。 「 確率 」 というと、数学の先生からは 「 ナンセンス 」 とお叱りを受けるかもしれませんが、私は以前 「 自分が、自分であることの確率 」 を計算したことがあります。 ここで詳しい説明はしませんが、「 自分が、自分の両親から生まれた確率 」 「 自分の両親が出会い、結婚した確率 」 「 自分の両親が、ぞれぞれの両親 ( 自分の祖父母 ) から生まれてきた確率 」 など、さまざまな数値を掛け合わせていくのです。 自分の祖先をどこまでもさかのぼることはできないので、3代前 ( 曾祖父母 ) までに限定しての計算でしたが、それでも天文学的数字になってしまいました。 ありきたりな言い方ですが、自分が自分として今を生きているというのは 「 すごい 」 ことなのだと実感しました。 同時に、自分の周りにいるすべての人たちも同じように 「 すごい 」 存在なのだと気づいたとき、人と人とが出会うということはもはや 「 奇跡 」 なのだと思わずにいられませんでした。 校長 武田幸雄 1月19日(水) 本日の学校給食● ご 飯 ● ホイコーロー ● ワカサギの南蛮揚げ ● ジャガイモのミルク煮 ● 果 物 ● 牛 乳 1月18日(火) 本日の授業風景 ・ その3CDジャケット用の 「 木製フレーム 」 づくりに取り組んでいます。 昨年、自分の作製したCDジャケットを飾るための木製フレームですが、特にCDジャケットのデザインとは関連性がなくてもかまいません。 私が見て回ったところ、関連性を持たせている人とそうでない人の比率は、ほぼ半々でした。 野球やバスケットボールなどスポーツをモチーフとしたもの、自分の好きなアーティストをイメージしたもの、独立したイラストや絵柄を施したもの、四字熟語などの言葉を配したものなど、彫刻の下書きとなるアイディア・スケッチも人によってさまざまです。 早い人は、アイディア・スケッチを完成させて彫刻作業に入っています。 そんな中、私が個人的に興味を持ったのは、○○君のデザインです。 「 仏きょう 」 と彫った文字の回りに、ヘビの絵柄などを配置するそうです。 「 なぜ 『 仏教 』 ではなく 『 仏きょう 』 なのですか? 」 と尋ねたところ、「『 教 』 の字は画数が多すぎて彫りにくいから 」 という非常にわかりやすい答えが返ってきました。 作品が完成したら、ぜひ見せてくださいね。 簡単に 「 彫刻作業 」 といっても、デザインによって線彫りや浮き彫り、菱合い彫り、薬研(やげん)彫り、かまぼこ彫りなど、彫り方にも変化をつけます。 彫刻刀の扱いにはくれぐれも注意して、素敵な作品に仕上げてください。 校長 武田幸雄 1月18日(火) 本日の授業風景 ・ その2「 水溶液の性質 」 の学習で、水溶液から出てきた物質を調べる実験に取り組んでいます。 まず、塩化ナトリウム・硝酸カリウム・ミョウバンを、それぞれ試験管の中でよく水と振り混ぜます。 次に、その試験管を水の入ったビーカーに入れ、ガスバーナーを使って水温を50度に上げます。 そして、ビーカーから取り出した試験管を冷水で冷やし、出てきた物質を顕微鏡で観察します。 実験がうまくいく班もあれば、「 先生、ちょっと来てください 」 と何回も救いを求める班もあります。 また、せっかく実験はうまくいったのに、顕微鏡の操作が思うに任せない班もありました。 上手に取り出せた硝酸カリウムや塩化ナトリウムの結晶を、顕微鏡で見ている人たちから 「 気持ち悪〜い! 」 の声があがります。 私も覗かせてもらいましたが、はたしてどこが気持ち悪いのかわかりません。 あちこちで 「 気持ち悪〜い! 」 と声がするたびに 「 どれ、どれ 」 と見せてもらうのですが、見える画像は立体感もあり非常にきれいな結晶です。 「 とても美しいじゃないですか 」 と言うと、「 校長先生、おかしいですよ! 」 私は、それがリアルな映像だから 「 美しい 」 と感じ、皆さんには映像がリアルすぎて 「 気持ち悪い 」 と感じる … 。 その違いでしょうか? 校長 武田幸雄 1月18日(火) 本日の授業風景漢字の練習をした後、高村光太郎の詩 「 レモン哀歌 」 を学習しています。 音読の練習では、全員で一斉に読んだり ( 群読 )、席順に読んだり、男女交互に読んだりと、さまざまな手法を取り入れていました。 光太郎の詩集 「 智恵子抄 」 に収められているこの詩は、ご存じのように妻・智恵子の臨終の様子を詠んだものです。 統合失調症が治らないまま死出の旅立ちを迎えようとしている智恵子に、光太郎は好きだったレモンを手渡します。 そのレモンを 「 がりりと噛んだ 」 智恵子は、死の間際のほんの一瞬だけ往年の智恵子に戻るのです。 「 かういふ命の瀬戸際に 智恵子はもとの智恵子となり 生涯の愛を一瞬にかたむけた 」 平野先生の 「『 生涯の愛を一瞬にかたむけた 』 のは、誰ですか? 」 との質問に、数名 「 光太郎 ( 作者 )」 と答えてしまい間違えました。 確かに、正解は 「 智恵子 」 です。 しかし、私は思うのです。 「( 智恵子が ) 生涯の愛を一瞬にかたむけた 」 と感じたのは光太郎自身であり、そのように感じることのできた光太郎もまた、この瞬間 智恵子に生涯の愛をかたむけていたのではないかと。 その解釈が正しいかどうかは別として、優れた詩は奥行きが深いものです。 校長 武田幸雄 1月18日(火) 本日の学校給食● パ ン ● ポークと大豆のトマト煮込み ● 海藻サラダ ● きのこスパゲティー ● 小魚ナッツ ● 牛 乳 合唱コンクール 第2回実行委員会
1月17日(月)
今日の実行委員会では、 「スローガンの決定!」をして 「1月31日から始まる各クラスでの練習計画作成の手順についてのお話」があり、 その後、 各係に分かれて、「CDデッキとキーボードの確認」「オープニングの計画」「新聞作り」などを行いました。 準備は着々と進んでいます。 1月17日(月) 本日の授業風景 ・ その3各自 「 運動強度 」 の計測に取り組んでいます。 まず、安静時の脈を測ります ( 安静時心拍数 = A ) 次に、運動をしたあとの脈を測ります ( 運動後心拍数 = B ) それぞれの数値を ( B − A ) ÷ ( 220 − 年齢 − A ) × 100 という計算式に当てはめて算出された数値が、自分の 「 運動強度 」 になります。 運動をしたとき、自分にとってその運動量がどの程度であったのかは、通常 「 少しきつい 」 とか 「 かなり苦しい 」 といった感覚的なものでとらえています。 しかし、この 「 運動強度 」 を知っておけば、その程度を数値で測ることができるのです。 … と言っても、詳しいことはわからない私にも理解できるように、高橋先生は 「 全力で運動したときと比べ、どれだけ手を抜いて運動したかが数字でわかる 『 怠け度数 』 のようなものですよ 」 と教えてくださいました。 「 運動後の脈を測る 」 と簡単に書きましたが、300mトラック半周をダッシュで、残り半周をジョグで走るインターバル運動を 4周 × 2回 行います。 都合2400m走ることになるので、なかなかハードな運動です。 ゴール後に脈を測る様子も、文字どおり 「 青息吐息 」 でした。( 写真・下 ) 校長 武田幸雄 1月17日(月) 本日の授業風景 ・ その2「 塩化銅水溶液の分解 」 について調べる実験に取り組んでいます。 これは 「 水溶液とイオン 」 に関する学習で、現行の学習指導要領には記載されていない学習内容です(当然、教科書にも載っていません)。 しかし、24年度より完全実施される新しい指導要領には、学習内容として明記されます。 以前にもご説明申し上げましたが、理科と数学には24年度を待たず、新指導要領を一部先取りして教える 「 移行措置 」 があります。 今日の実験は、その移行措置の一環として行われていました。 実験で確かめたいのは、塩化銅水溶液の色や、陽極側・陰極側の見た目の変化なのですが、一番盛り上がっていたのはなぜか 「 吸水ポリマーが、どれくらいの水を吸収できたか 」 でした。 吸水ポリマーがビーカーの外にこぼれないように、ぎりぎりの線までスポイトで注水していきます。 しかし、中には一度に大量の水を注水してしまった結果、吸水ポリマーがかき氷のように山盛りになってしまい、とうとうビーカーから溢れさせてしまう班もありました。 実験が盛り上がったのはよいのですが、陰極の表面についた物質や陽極付近から発生した気体の正体、さらには塩化銅水溶液の色が薄くなった理由など、きちんと確認できましたか? 校長 武田幸雄 1月17日(月) 本日の授業風景C組 ( 担任・鶴丸先生 ) にお邪魔しました。 学校で行う道徳教育の内容のうち 「 正義を重んじ、だれに対しても公正、公平にし、差別や偏見のない社会の実現に努める 」 を取り上げ、道徳の副読本の中から 「 路上に散った正義感 」 を使用していました。 1985年(昭和60)、横浜である殺人事件が発生しました。 恐喝事件を目撃した大学生グループが、犯人を追いかけ取り押さえようとします。 その際、大学生の一人が逃げようとする犯人に刃物で刺され、命を落としてしまうという大変痛ましい事件でした。 教材のタイトル 「 路上に散った正義感 」 は、その事件を報じる新聞記事の見出しです。 内容は、当時その事件について書かれた社説と、ある女子高生が事件について寄せた投書です。 授業ではそれらを読んでから、ワークプリントを使って自分の意見や感想をまとめていました。 「 不正を許さない社会をつくるために、私たちはどうすればよいか 」 という設問に対し、○○さんの書いていた答えが目にとまりました。 「 不正をしている人に注意をしたり、捕まえたりできることが一番だが、それができないのならせめて不正を許さない空気をつくっていくことが大事 」 私も、そのとおりだと思います。 そして、「 空気をつくる 」 ためには、多くの人々が気持ちを一つにしなければならないということも、忘れてはいけませんよね。 校長 武田幸雄 1月17日(月) 本日の学校給食● ご 飯 ● ぶりの照り焼き ● ゴボウのゴマ和え ● 粉ふき芋 ● チンジャオロース ● 昆布とシイタケの佃煮 ● 牛 乳 1月17日(月) 全校朝礼 ・ 校長講話翌日の始業式では 「 箱根駅伝 」 のお話しをしてしまったので1週間ずれてしまいましたが、今日はその 「 成人の日 」 についてお話しさせてください。 2・3年生の皆さんは覚えているかもしれませんが、私は毎年この 「 成人の日 」 だけは、新聞の紙面に目を通す順番が違います。 SUNTORYという洋酒メーカーの広告の掲載されている紙面を探し、そこから読むのです。 毎年その広告では、作家の伊集院 静さんが、その年に成人式を迎えた新成人たちにメッセージを投げかけています。 「 風の中に立ちなさい。」 と題された今年の新聞広告を増し刷りしてきたので、読んでみましょう。 1月16日(日) 今週の予定 ( 1/17 〜 22 )1月17日(月) 【 通常授業 】 全校朝礼 18日(火) 【 通常授業 】 私立高推薦出願(3年) 19日(水) 【 通常授業 】 3年面接指導 20日(木) 【 通常授業 】 21日(金) 【 通常授業 】 22日(土) 【 土曜授業 】 75分×2h 私立高推薦入試(3年) ★ ★ ★ ★ ★ ※ 19日(水)は、3年生を対象に全校態勢での面接指導を行います。 そのため1・2年生は、昼食後に下校となりますのでご了承ください。 ※ 22日(土)の土曜授業は、昨日同様 75分 × 2時間授業 です。 ※ 3学期が始まり1週間がたちました。 昨日現在でインフルエンザ罹患による欠席者の報告は受けておりませんが、市内の一部小中学校ではすでに流行の兆しがあるようです。 今後もインフルエンザ情報は、随時学校HPで報告してまいります。 ご家庭におかれましても引き続き感染予防に留意されますとともに、お子さんに発熱・咳などの症状が見られた場合は、無理して登校させずに様子をみるようにしてください。 校長 武田幸雄 1月15日(土) 本日の土曜授業風景 ・ その4地理の授業で学んだ 「 都道府県 」 に関する発展学習に取り組んでいます。 班ごとに6泊7日の旅行プランを立てています。 予算は、無制限。 ただし、せっかく学習した都道府県の知識 ( 観光名所・特産品・交通手段など ) を活用してプランを立てなければなりません。 川口先生は、金銭の出納を気にしないですむよう 「 予算は無制限 」 とされたのですが、生徒たちはそこを拡大解釈?してしまったようです。 移動手段は 「 ファーストクラスやグリーン車・専用ヘリコプター 」、食事は 「 高級食材を三つ星レストランで 」、宿泊は 「 一流ホテル 」 といったセレブ旅行にしてしまう班が続出しました。 中には、「 ディズニーリゾート 」 や 「 ユニバーサルスタジオ 」 を貸し切り、挙げ句の果てに 「 金閣寺を買い取り 」 などという大胆なプランを立てる班もありました。 ここまでくると 「 大胆 」 と言うより 「 荒唐無稽 」( こうとうむけい = 意味は自分で調べましょう ) に近いかもしれませんね。 とはいえ、どの班でも生徒たちは、終始楽しそうに地図帳を見ながら 「 ああでもない 」 「 こうでもない 」 とプランを練っていました。 最後は各班ごとに模造紙にまとめたプランを発表しましたが、75分をまるまる使ってしまうほど夢中になった授業でした。 校長 武田幸雄 1月15日(土) 本日の土曜授業風景 ・ その3指編みの習得の一環として 「 エコロジーたわし 」 製作に取り組んでいます。 「 エコロジーたわし 」 とは、アクリル毛糸を四つ編みにしたものを束ねて作られた 「 たわし 」 です。 金野先生のお話によると、アクリル毛糸は約1500本の繊維が束ねられて構成されており、その繊維の1本1本に目に見えない無数の溝があるそうです。 そのミクロ単位の溝が汚れを引っ掛けてくれるので、洗剤を使わなくても汚れを落とすことができるのだそうです。 また、糸が弾力性に富んでいるため、洗い物の表面にフィットして優れた洗浄効果をあげることができるということでした。 まさに環境にやさしい 「 エコロジーたわし 」 です。 しかし、授業が行われていた家庭科室の隣にあるこのクラスの教室をのぞいたところ、誰もいない教室の照明もストーブもつけっぱなしになっていました。 今度は、ぜひそうした日常的で身近な 「 エコ 」 にも気を配れるようになるといいですね。 本日は75分授業だったので、ほとんどの人が時間内で完成させることができたようです。 これも、土曜授業のメリットと考えております。 校長 武田幸雄 1月15日(土) 本日の土曜授業風景 ・ その2( 写真・上 ) は、社会の授業の様子です。 担当は、島崎先生です。 一般入試の場合、社会や理科は、私立高校では入試科目にならないことが多いので、私立を第1志望にしている生徒で選択している人は少ないようです。 しかし、都立では1・2年生の時の学習内容からもたくさん出題されるので、この機会に復習しておこうとする人が真剣な眼差しで問題を解いていました。 ( 写真・中 ) は国語の授業の様子です。 担当は、井上先生・平野先生です。 どちらのグループも都立高校の過去の入試問題を解いたあと、その解説を受けながら答え合わせをしていました。 井上先生は普段は3年生の授業を受け持つことはないので、授業を受ける3年生には少し新鮮だったようです。 教室の黒板に 「 ようこそ、井上先生(笑)」 と大きく書いてありました。 ( 写真・下 ) は英語の授業の様子です。 担当は、山口先生・嶋田先生です。 英語に限らず、3年生はクラスによっては10名以下の少人数で授業が行われています。 そうしたクラスでは超・少人数授業ということで、きめ細かな指導を受けられていたようです。 英語のクラスはどちらも、やはり高校入試を意識した長文読解や英作文の演習問題に取り組んでいました。 校長 武田幸雄 |