11月30日(火) 本日の授業風景 ・ その3漢文の学習で、「論語」を取り上げています。 「 論語 」 とは、中国・春秋時代の思想家であり儒家の始祖である孔子と、その弟子たちの言行録です。 「 子、曰く … 」 のフレーズが有名です。 今日の授業は、書き下し文を訓読文に直す練習が中心でした。 返り点や置き字などの決まり事がわかっていないと、間違えてしまいます。 漢文の授業では、そうした最低限の決まり事を身につけることも大切ですが、せっかく 「 論語 」 を学ぶのですから、ぜひその文に込められた 「 心・精神 」 といったものも身につけてください。 教科書に出ていたもの以外にも、有名な次の文言があります。 弟子が孔子に尋ねました。 「 一言で、生涯努めなければならないことを表す言葉があるでしょうか? 」 孔子は答えました。 「 それ恕(じょ)か。 己の欲せざる所は、人に施すこと勿れ(なかれ)」 ( それは 『 恕 』 つまり、思いやりの心である。 自分がやってほしくないことは、人にもやってはいけないということだ。) 興味のある人は、教科書や便覧に載っている論語以外にも、図書室やインターネットで調べてみると良いでしょう。 校長 武田幸雄 11月30日(火) 本日の授業風景 ・ その21年生の男子は、体育館でバスケットボールに取り組んでいます。 試合形式の練習では、習得したばかりの 「 ゾーンディフェンス 」 に果敢に挑戦しているチームもありました。 ゴール下でやや腰を落として両足を開き、両手を広げて陣形を組んでいるところまではよいのですが、相手を威嚇するためか全員で奇声?を発しています。 その姿はバスケットボールのゾーンディフェンスと言うよりも、ラグビー好きの私には 「 ハカ 」( ウォー・クライ ) に見えて仕方ありませんでした。 ※ 「 ハカ 」( ウォー・クライ ) とは、ラグビーで世界最強と言われるニュージーランド代表チーム ( オール・ブラックス ) が、手を叩いたり足を踏みならしたりして、試合前に相手チームに向かって行う戦いの儀式 ( 民族舞踊 ) のことです。 先ほどの女子の授業取材の記事では、アジア大会で残念な結果に終わった女子マラソンを引き合いに出しました。 同じくアジア大会の男子バスケットボールでは、NBAでもプレーした田臥勇太選手の活躍などにより、16年ぶりにベスト4入りを果たしています。 その田臥選手ほどではないにせよ、みんな元気いっぱいコートを走り回って珍プレー好プレーを見せてくれていました。 校長 武田幸雄 11月30日(火) 本日の授業風景1500m走のタイムを計測しています。 校庭で1周300mのトラックを5周走ることになります。 今まで 「 時間走 」 や 「 LSD 」 ( Long ・ Slow ・ Distance = 時間をかけて、ゆっくりと、長い距離を走るトレーニング ) 「 インターバルトレーニング 」 などの練習をしてきた成果を発揮していました。 本日のこのクラス(C・D組)の最高記録は、○○さんの5分43秒、次いでゴールした△△さんのタイムも5分48秒と、かなりの好記録でした。 私にはとても出せない記録です。( 私は、前回 背広に革靴で走った筋肉痛が未だに抜けないので、今日は取材に専念しました ) 中国・広州で行われ先日閉幕したアジア大会の女子マラソンでは、6大会連続で日本が獲得してきたメダル獲得が途切れてしまいました。 今日の皆さんの激走は、そのうっぷんを晴らしてくれるかのようでした。 皆さんの走っている姿を見ながら棟方先生とも話したのですが、タイムの速い・遅いにかかわらず、一人として手を抜いている人がいません。 最後まで顔を真っ赤にして走り抜け、中にはゴールしたあと倒れ込んでしまい動けなくなる人もいたぐらいです。 無理をしすぎてもいけませんが、額に汗を光らせながら一生懸命走っている皆さんの姿は、とても輝いて見えましたよ。 校長 武田幸雄 ☆修学旅行事後学習☆ アルバム展示のお知らせ早いもので11月も今日が最終日。明日から12月ですね。 3年生は明日から三者面談が始まります。ここからが受験本番ですね!!! さて、今回は修学旅行の事後学習で作成したアルバムの展示についてお知らせします。 三者面談期間中、会議室(本校2階)にてアルバムの展示を行います。 子どもたちが一生懸命作成した『世界に一冊だけのアルバム』になっています。 どの作品にも個性が出ていて、修学旅行に同行したような気分になれると思います。 面談までの待ち時間などに、会議室へぜひお立ち寄りください。 なお、生徒同士で行った鑑賞会で選ばれた作品に、金色の付箋を貼っております。 市販のハンドブック顔負けの素晴らしい作品は一見の価値有りです。お見逃しなく!!! 文責者:茶園 11月30日(火) 本日の学校給食● 古代ご飯 ● イカの松ぼっくり煮 ● ゴボウのスティック揚げ ● 金時豆の甘煮 ● 里芋の味噌田楽 ● チンジャオロース ● 牛 乳 ※ 先ほど(12時30分頃)やや大きな地震がありましたが、現時点で校内では大きな異常等は確認しておりませんのでご安心ください。 11月29日(月) 本日の授業風景 ・ その3「 いろいろな気体とその性質 」 の学習で、「 酸素や二酸化炭素をいろいろな方法で発生させて、その性質を比べる 」 実験と、「 水素やアンモニアには、どんな性質があるかを調べる 」 実験を行っています。 理科室での実験の授業は、普通教室での講義形式の授業と違ってにぎやかになりがちです。 しかし、実験にはさまざまな薬品のほか、火を使ったりもするので悪ふざけは禁物です。 安全を確保するため細心の注意を払うよう、村山先生からも注意が出されていました。 以前、保健体育の期末考査の様子を記事にした際、「『 理論と実践 』 『 知識と技能 』 のバランスが大切である 」 といったことを述べました。 このことは、理科の学習にも言えることです。 酸素や二酸化炭素などの性質はすでにわかっているので、その結果を書物などから知ることはできます。 しかし、それを自分の知識としてしっかり身につけようと思ったら、「 実践 」 や 「 技能 」、つまり実験を通して自分の五感で確かめる必要があるのです。 線香の燃え方はどうだったか? 石灰水にはどんな変化があったか? 気体や液体にはどんな臭いがあったか? … 自分の目や耳、鼻で確認したことは、必ずや自分の中に明確な記憶として残るはずです。 そして、その後普通教室で行う 「 実験の結果、わかったこと 」 を検証する学習を通して理論の裏付けをしておけば、「 記憶 」 は 「 知識 」 となって皆さんの中に刻まれることでしょう。 校長 武田幸雄 11月29日(月) 本日の授業風景 ・ その2廊下から教室をのぞいていたところ、鶴丸先生のクラス(C組)で使っていた副読本の紙面に、サッカーの三浦知良選手の写真が載っていたのが目にとまり、お邪魔することにしました。 中学校で行う道徳教育の内容 ( 24項目 ) のうち、「 自己を見つめ、自己の向上を図るとともに、個性を伸ばして充実した生き方を追求する 」 を取り上げています。 教材は、かつて高校生活最後のサッカーの試合で、試合終了間際のラストチャンス = フリーキックの場面で、選手交代させられた挫折経験を持つ作者の書いた 「 ロスタイムのつづき 」 という文章です。 作者は、そのときの挫折を引きずり、夢を見ることを忘れ、失敗を他人のせいにしてきていました。 しかし、15歳で単身ブラジルに渡りサッカ−修行をする中で苦労を重ね、やがてW杯アメリカ大会予選の 「 ドーハの悲劇 」 や、同じくW杯フランス大会開幕直前の 「 代表選考落ち 」 という挫折を重ねても、なおサッカーに夢を持ち続けて現役を続行する三浦知良選手の姿を見て考え方を改めます。 夢をもつことの大切さ、そして、その夢を叶えるために挫折を乗り越えていくことの大切さを教えてくれる教材でしたね。 ワークシートの設問 「 あなたの夢や理想を実現するために、今、どうすることが大切ですか 」 の回答に、こんなことを書いている人がいました。 「 今は夢がないから、いろいろなことを経験して自分のやりたいことを見つける 」 … それもまた、いつかあなたの夢を実現するためにとても大切なことです。 校長 武田幸雄 11月29日(月) 本日の授業風景3年生は三者面談と私立高校の入試相談を控えているため、道徳の時間割を学活に変更して進路指導の時間にあてました。 先日行われた期末考査の結果を受けて2学期の評価・評定を出したので、それを記した個票を返却しています。 クラスによって、空き教室や廊下で一人ひとりに簡単な説明を添えながら手渡ししています。( 写真・上 ) この評定が都立高校入試の際に提出する調査書 ( 俗にいう内申書 ) に記載されることになります。 また、多くの私立高校でも、推薦入試ではこの成績を基準にしています。 ただし、厳密に言えば、調査書に記載する成績は 「 4月1日から12月31日までの総合成績 」 です。 個票にも記載してありますが、あくまでも本日渡した個票に記載されているのは 「 11月29日現在 」 のものです。 これで100%確定したわけではありません。 したがって、2学期の残り約1ヶ月の間に、著しく授業態度が悪化したり、学習意欲の低下等が見られたりした場合、成績に変動がある ( 下がる ) 可能性もあるので注意してください。 ただ、そうした例外を除き、多くの場合は本日示した評定を元に 「 私立高校の推薦をどうするか 」 「 都立高校の志願校をどこにするか 」 などを話し合っていくようになります。 個票を返却された人たちや、順番を待っている人たちは、教室で面接練習シートを作成したり、友達同士で進路情報誌を見たりしていました。( 写真・中・下 ) 校長 武田幸雄 美化コンクール
11月29日(月)
本日の放課後は、美化コンクールが行われました。 別所中の美化コンクールは「体育大会」「合唱コンクール」と並ぶ大きな行事で年2回行われます。 生徒は勿論、担任の先生も夢中になって教室を綺麗にしています。 採点の基準は、掃除用具入れ、黒板、机の整頓、窓のサン、出入りのドア、掲示物、ロッカー棚、ゴミ箱、雑巾の始末などです。賞状をもらえるように皆さん頑張ってください。 そして綺麗な教室で明日から、もっともっと気持ちよく勉強しましょう。 11月29日(月) 本日の学校給食● ジャムサンド ● キッシュ ● 磯辺フレンチ ● マカロニサラダ ● にんじんグラッセ ● 牛 乳 11月28日(日) 今週の予定(11/29 〜 12/3)11月29日(月) 【 通常授業 】 学年朝礼・美化コンクール 30日(火) 【 通常授業 】 12月 1日(水) 【 通常授業 】 三者面談(3年) 2日(木) 【 通常授業 】 〃 3日(金) 【 通常授業 】 〃 ★ ★ ★ ★ ★ 12月1日(水)〜8日(水)の三者面談は、3年生のみです。 なお、その間、3年生は毎日5時間授業となります。( 弁当・給食あり ) 学校HP画面上の1行メッセージにもありますが、感染性胃腸炎 ( ノロウイルス ) が猛威を振るいつつあります。 朝から腹痛や吐き気などの自覚症状がある場合、無理をして登校せず様子をみるようにしてください。 また、おう吐、下痢といった症状がある場合は、医療機関での早めの受診をお願いいたします。 校長 武田幸雄 11月27日(土) 今週を振り返って時間割を変更してまとめて期末考査を返却した3年生に続き、1・2年生も各教科の授業で答案の返却が行われていました。 先生から手渡された答案用紙の得点をおそるおそる見て、歓声や悲鳴をあげたり、教室の隅に行ってから小さく折りたたんだ答案を見直したり、友達と得点を見せ合ったりと、いつもながらの光景がそこここで見られました。 教科によっては、問題をもう一度見直して、予想得点を出させてから答案を返却している先生もいました。 予想得点と実際の得点が見事に一致してガッツポーズしている人もいましたが、あまり良くない点数で BINGO! というのでは素直に喜べませんね。 さて、昨日私は 「 学校保健セミナー 」 という講習会に参加してきました。 テーマは 「 学校における新型インフルエンザ対策 」 です。 本校では昨年の新型インフルエンザ発生の際、NHK 「 首都圏ネットワーク 」 で特集されるなど、高い危機意識をもって対策に努めています。 その一方、昨年流行した 「 H1N1型 」 が弱毒性であったことから、一般的には 「 のど元過ぎれば熱さ忘れる 」 になりつつあります。 しかし、常に本校が念頭に置いているのは 「 H5N1型 」 つまり、強毒性の新型鳥インフルエンザです。 昨日のセミナーで、「 H5N1型 」 は今日発生したとしても不思議ではないこと。 にもかかわらず、行政の取り組みが後回しになっていることなどを再認識いたしました。 昨年同様、誰かに頼るのではなく 「 学校としてできる最大限のこと 」 を準備してまいりますので、保護者の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 校長 武田幸雄 2年理科実技テスト
「電流計」「電圧計」の入った回路をつくる実技テストです。
はじめに「電源装置」「抵抗」「電流計」を直列(一本道)につなぎ、次に電圧計を「抵抗」の両端に並列につなげば完成します。 早い生徒は1分もあれば完成しますが、戸惑っている生徒も数名?いました。 基本的なことですので、しっかりマスターしましょう。 11月26日(金) 本日の学校給食11月26日(金) 本日の授業の様子11月26日(金) 本日の授業の様子11月25日(木) 2年生 ・ 壁新聞 ( 校外学習 )
前の記事で、2年生が品評会を行っていた壁新聞の一部を紹介します。
細かいところまでしっかり書き込まれているもの、見せ方に工夫を凝らしているもの、インパクト勝負に出ているものなど、班によってさまざまです。 3階の廊下に掲示してありますので、保護者の皆様も学校にお越しの際はぜひご覧ください。 校長 武田幸雄 11月25日(木) 本日の授業風景 ・ その32年生は、さる11月2日に行われた校外学習 「 都内めぐり 」 の事後学習として、班ごとに壁新聞を作成しました。 今日は廊下に貼り出された壁新聞を見ながら、学年の生徒と先生方による品評会を行っていました。 内容やデザインについて、すべての班の作品を評価していきます。 高評価を得た班は、来週の学年朝礼で表彰される予定です。 雷門、仲見世、浅草寺、築地、東京スカイツリー、アメ横、上野動物園、国立科学博物館、東京タワー … 壁新聞を見ていると、あの日訪ねた下町の情景が目に浮かんできます。 そして、アメ横焼き、串フルーツ、人形焼き、志村商店のチョコレート、もんじゃ焼きなど、あの日食べたりお土産にしたりした下町の味覚も、よみがえってくるようです。 来年の初詣は、校外学習を思い出しながらちょっと足を伸ばして浅草寺へ … などというのも良いかもしれませんね。 校長 武田幸雄 11月25日(木) 本日の授業風景 ・ その2担当は、小又先生・嶋田先生・山口先生です。 山口先生のグループにはALTのアレックス先生も来てくださり、一人ずつインタビューテストを行っていました。( 写真・下 ) 小又先生と嶋田先生のグループは、Lesson 6 「 Halloween 」( ハロウィーン ) の学習です。 アメリカの習慣を取り上げています。( 写真・上・中 ) 教科書にもあったように、ハロウィーンはキリスト教の普及している欧米では当たり前のように行われている行事です。 10月31日の夜、精霊や魔女、怪物などが現れるという言い伝えから、当日の夜は大人も子供もそれらに仮装しパーティーを開いたりして楽しんでいます。 日本の一般家庭でも、ジャック・オー・ランタン ( 目や口の形ををくりぬいて、中に明かりを灯したカボチャ ) を飾る家が増えたりしています。 徐々に、欧米の習慣が日本にも浸透してきているようですね。 ただ、ハロウィーンというと思い出すのが、今から18年前、日本人留学生 ( 当時16歳 = 高校生 ) がアメリカで射殺されてしまった事件です。 この高校生は、知人の家のハロウィーン・パーティーに行こうとして、間違えて別の家の庭先に入ってしまいます。 そこの家人は高校生を侵入者と勘違いし、銃を構えて 「 Freeze 」( フリーズ = 動くな ) と言います。 しかし、高校生は仮装のために眼鏡を外していたので状況が分からず ( 家人の言葉を 『 Please プリーズ = どうぞ 』 と聞き間違えたのではないかとも言われています )、ついに家人に射殺されてしまったのです。 こんな痛ましい事件が起きないためにも、日本には 「 拳銃所持 」 という名の習慣だけは絶対に入ってきてほしくないですね。 校長 武田幸雄 11月25日(木) 本日の授業風景「 絵本 」 「 自分史 」 作製に取り組んでいます。 子供向けの絵本を描くか、自分が産まれてから現在に至るまでの自分史を作るかは、それぞれ選ぶことができます。 このクラスでは、およそ4人に3人ぐらいが絵本を選んでいました。 絵本には、なぞなぞ形式 ( シルエットから物の名前を当てさせる ) のものや、いろいろな乗り物などを紹介するもの、ストーリー性のあるもの、可愛らしいキャラクターを並べたものなど、各自の個性が表れています。 中には 「 ひょっとしたら売れるのでは? 」 と思えるような傑作もありました。 また、○○君は、今年卒業した先輩が残したアルファベットの A 〜 H まで紹介する絵本を受け継いで、O 〜 P を紹介する絵本を作っていました。 ( 全部で8頁なので、アルファベット8つ分しか描けないのです ) 来年、現2年生の誰かがさらに Q から先を受け継ぎ、3年がかりで壮大なスケールの絵本を完成させてくれるといいですね。 自分史を作製している人は、写真やプリクラ、産まれたときの足形を切り貼りするなど、こちらもまた個性に富んでいます。 そして、誰もが小さかった頃のなんと可愛らしいことか! すべての写真から、それを撮ってくれたであろうお父さんやお母さんの愛情が伝わってきました。( 写真・下 ) 校長 武田幸雄 |