2月25日(金) 本日の期末考査風景 ・ その2化学変化と物質の質量の問題や、電流・電圧の問題など、いくつか計算をしなければならない問題もありました。 そのため、問題用紙の余白や裏側を使用して、一生懸命計算をしている姿が目にとまりました。 ただし、慌てて計算をすると、思わぬミスにつながります。 試験中、何人かの人が答案用紙に名前も書かずに問題に取り組んでいて、私に注意をされました。 「 4つのA’Z 」 の一番目は 「 あわてず 」 でした。 「 『 始め 』 の合図と同時に問題に取りかかるのではなく、まず深呼吸してからしっかり名前を書き、問題の最後までひととおり目を通しておよその時間配分をしてから取りかかる 」 と話しましたよね。 C組の黒板には、ちゃんと 「 4つのA’Z 」 を書いてくれていました。 慌ててしまったための計算ミスは、悔いを残します。 特に2年生の皆さんはこれから先、進路を決めるうえで今まで以上に重要な試験が増えてきます。 改めて 「 4つのA’Z 」 を心がけるようにしましょう。 校長 武田幸雄 2月25日(金) 本日の学年末考査風景国語の学習を通して身につける能力は、大きく 「 話すこと・聞くこと 」 「 書くこと 」 「 読むこと 」 の能力です。 そして、それらの定着度は、授業だけでなく定期考査によっても確かめられます。 本日の国語のテストでも、「 聞き取り問題 」 が行われていました。 今回の 「 聞き取り問題 」 は、グループディスカッションの様子が題材になっていました。 「 教室以外のゴミ箱を撤去するかどうか 」 についての討論会です。 生徒には、討論会の参加者の用意した資料と同じものが、あらかじめ問題用紙として配られていました。 このような 「 聞き取り問題 」 では、必要に応じて適切にメモをとり、交わされている意見の相違点や共通点を整理しなければなりません。 また、耳で聞いた音声の内容と、目で見る資料の内容とを的確に合致させることも必要です。 私も普段から皆さんに 「 人の話は、目と耳と心で聴きなさい 」 というお話しをしていますが、今日のテストにそれが活かせましたか? 校長 武田幸雄 2月25日(金) インフルエンザ情報朝の時点でのインフルエンザ罹患による出席停止者は、下記のとおりです。 【 1年生 】 な し 【 2年生 】 な し 【 3年生 】 な し また来週以降、新たな罹患者が確認できましたら 「 インフルエンザ情報 」 を再開いたしますが、なんとかこのまま沈静化してくれることを願います。 生徒の皆さんは油断することなく、感染予防を心がけてください。 校長 武田幸雄 2月24日(木) 本日の学年末考査風景 ・ その3「 技術 」 と 「 家庭 」 と、2種類の問題用紙があります。 「 技術 」 では主に情報処理に関する問題が、「 家庭 」 では調理実習で学習した内容も含めて主に 「 食 」 に関する問題が出題されていました。 その家庭科の問題に、「 魚へんのつく漢字 」 問題が出ています。 生徒は授業で学習していますが、○× 形式で、もし × の場合は正解も答えるように出題されていました。 保護者の皆様は、簡単におわかりになると思います。 「 鮭 」 ( 魚へんに 圭 ) 「 鰯 」 ( 魚へんに 弱 ) 「 鰺 」 ( 魚へんに 參 ) 「 鱈 」 ( 魚へんに 雪 ) どうでもいいことですが、生徒の皆さんは 「 国鱒 」( 国 + 魚へんに尊 ) と書いて何と読むかわかりますか? 正解は、先日さかなクンの協力によって西湖で発見された 「 クニマス 」 です。 ※ このあと1・2年生は4時間目の保健体育のテストを終えて、12時30分現在下校を始めたところです。( 3年生は、すでに2時間目終了後に下校 ) 校長 武田幸雄 2月24日(木) 本日の学年末考査風景 ・ その22年生の中に、昨日行われた都立高校一般入試・数学の問題 ( 共通問題 ) を、新聞やインターネット等で見た人はいるでしょうか。 学年末考査の勉強で、それどころではなかったかもしれませんが、試験が終わったらゆっくり見てください。 1〜2年生の学習内容が、たくさん出題されていることに気がつくと思います。 例えば 「 確率 」 の問題で、昨日の都立高入試の問題と、本日皆さんが解いた学校のテスト問題の冒頭文を比較してみましょう。 ● 1,2,3,4,5の数字を一つずつ書いた5枚のカードがある。【 都立入試 】 ● 1から5までの数字を書いた5枚のカードがある。 【 本日の学年末考査 】 表現の違いはありますが、内容的に全く同じです。 このあと尋ねる内容は多少異なりましたが、基本的に解き方・考え方は同じでした。 いかに日頃の授業が大切かということが、ここからもわかりますね。 校長 武田幸雄 2月24日(木) 本日の学年末考査風景「 政治 」 分野と 「 経済 」 分野とで問題が分かれています。 私も1部いただいて挑戦してみましたが、時事問題も多く出題されていて興味深かったです。 義務教育を修了すれば、法律上は皆さんも社会に出て働くことが可能になります。 また、政治や国際情勢も今まで以上に身近なものになることでしょう。 本日のテストで出題されていたものは、いずれも 「 中学校で学んだことの復習 」 であると同時に 「 これから社会で経験していくことの予習 」 でもあります。 わからなかったところ、間違えたところは、後でしっかり確認しておきましょう。 ところで、昨日、都立高の一般入試を受けてきた人の中には、その疲れが残っているのか、早々に問題を解き終えて机に突っ伏している人もいました。 しかし、そのうちの何人かは、答案用紙の空欄を私に見つけられ、そこを指さされながら 「 あ・き・ら・め・ず 」 とささやかれてしました。 学校HP画面の1行メッセージにあるように、学年末考査も 「 あわてず ・ あせらず ・ あきらめず ・ あなどらず 」 ですよ! 校長 武田幸雄 2月24日(木) インフルエンザ情報朝の時点でのインフルエンザ罹患による出席停止者は、下記のとおりです。 【 1年生 】 な し 【 2年生 】 な し 【 3年生 】 A組 ・ 1名 学年末考査が始まりました ( 明日まで )。 インフルエンザだけでなく風邪や寝不足などによる体調不良に気をつけて、学習に励んでください。 校長 武田幸雄 2月23日(水) 本日の授業風景 ・ その3体育館で、バスケットボールに取り組んでいます。 今日は 「 ドリブル・カットイン 」 と 「 2対2 」 の練習が中心でした。 「 ドリブル・カットイン 」 とは、ドリブルをしながらフェイントをかけたりスピードに変化をつけたりして、相手ディフェンスの内側に切れ込む技術です。 日本人で最初のNBAプレイヤーとなった田臥勇太選手 ( 現・リンク栃木 ) は、身長は173cmと、バスケットボール選手としては小柄です。 しかし、その小さな身体を活かした低いドリブルと抜群のスピードで、大柄な選手を瞬時に抜き去るカットインは壮快です。 具体的なやり方の一例を、岩越先生が実演とともにわかりやすく解説してくださいました。 そして、その際に出された指示の中に 「 自分でかけたフェイントに、自分がひっかかったら駄目ですよ 」 というのがありました。 多分、フェイントをかけたことによって、自分が足をもつれさせてしまうことを表現しているのでしょうが、これは名言だと思いました。 それにしても女子のバスケットボールは、シュートが決まっても決まらなくても常に歓声・悲鳴 ( 時々、絶叫 ) にあふれています。 身体を動かすだけでなく大きな声も張り上げて、きっと良いストレス発散になったことでしょう。 すっきりしたところで、明日からの学年末考査の勉強にも励んでください。 校長 武田幸雄 2月23日(水) 本日の授業風景 ・ その2前回の授業に引き続き、「 織田信長 」 に関する学習です。 今日は主に 「 延暦寺の焼き討ち 」 から、信長のとった経済政策、そして 「 本能寺の変 」 に至る流れが中心でした。 2月に入ってからのNHK大河ドラマ 「 江 」 の背景は、現在ちょうど皆さんが学習している部分と重なっています。 今日の授業中、皆さんが資料集で復元写真を確認した安土城も、ドラマの中に出てきました。 ドラマではその安土城を舞台に、「 本能寺の変 」 のあと野武士にとらえられた江 ( ごう = 織田信長によって滅ぼされた浅井長政の娘。 人間関係が複雑なので、詳しくは川口先生に聞いてください ) が、明智光秀と面会する場面が描かれていました。 ただし、これは明らかに史実とは異なるので ( というより、完全なフィクション )、ドラマを見た人は勘違いしないほうが良いでしょう。 ところで、織田信長の行った経済政策 「 楽市 楽座 」 の学習をしているとき、川口先生が 「 昔の人は、一日に平気で40kmぐらい旅をしたんだよ 」 とお話しされていました。 その川口先生は、きたる27日(日)に東京マラソンに出場し、42.195kmを走られます。 私と小又先生も申し込んだのですが、残念ながら抽選で外れてしまいました。 ですから、川口先生が別所中代表です。 みんなで応援しましょう! 校長 武田幸雄 2月23日(水) 本日の授業風景今日は多くの人たちが都立高校の一般入試を受検しているため、各クラスとも出席者は10名前後です。 そこで、1〜2時間目はAB組 ・ CD組が、それぞれ2クラス合同で数学と英語の授業を受けました。( 写真・上・中 ) 3時間目は、4クラス合同の授業です。 道徳教育の一環として、NHKで放映されたTV番組 「 プロジェクトX 〜 挑戦者たち 〜 」 の中から 「 ツッパリ生徒と泣き虫先生 〜 伏見工業ラグビー部・日本一への挑戦 」 のDVDを視聴しました。( 写真・下 ) 現・伏見工業高校ラグビー部の総監督でいらっしゃる山口良治さんが、かつて荒れていた学校をラグビーによって立て直したドキュメンタリーです。 実は私はラグビーが大好きで、毎年、年末からお正月にかけて行われる全国高校ラグビーも、時間の許す限りテレビ観戦しています。 今年の大会は、東福岡高校と桐蔭学園が引き分けによる両校優勝という劇的な幕切れでした。 伏見工業はその東福岡に準々決勝で惜しくも敗れました。 しかし、伝統の赤ジャージがあと一歩のところまで高校王者を追い詰めた試合は、決勝戦と同じぐらい見応えがありました。 番組の中にも出てきた 「 One for All , All for One 」 ( 一人はみんなのために、みんなは一人のために ) は、そんなラグビーの基本精神を表す言葉ですが、いよいよ卒業が間近に迫ってくるこれからの時期、3年生の皆さんにもぜひ肝に銘じておいてもらいたい言葉です。 校長 武田幸雄 2月23日(水) 本日の学校給食● バターライス ● チキンソテー・きのこソース ● チーズポテトのナッツ添え ● 冬野菜サラダ ● チンゲンサイのソース炒め ● 果 物 ● 牛 乳 2月22日(水) インフルエンザ情報朝の時点でのインフルエンザ罹患による出席停止者は、下記のとおりです。 【 1年生 】 B組 ・ 1名 【 2年生 】 【 3年生 】 A組 ・ 2名 明日から学年末考査が始まります。 インフルエンザ予防はもちろんですが、しっかり健康管理をして万全の体調で受験できるようにしましょう。 校長 武田幸雄 2月22日(火) 本日の授業風景 ・ その3上から順に、加藤先生クラス → 鶴丸先生クラス → 天田先生クラスです。 すべてのクラスで、都立高・一般入試の対策問題に取り組んでいます。 3年生の皆さん。 明日は、いよいよ都立高校の一般入試ですね。 校長として、皆さんを勇気づけられるような言葉をかけてあげたいのですが、どうも気の利いた言葉が思い浮かびません。 そこで、私自身が不安や心配で押しつぶされそうになったとき、よく聴く曲の歌詞を皆さんに紹介します。 男性デュオ 「 ゆず 」 の歌う 「 栄光の架橋 」 という曲です。 明日は学校から、皆さんの健闘を祈っています。 校長 武田幸雄 「 栄光の架橋 」 詞・曲 北川悠仁 誰にも見せない泪があった 人知れず流した泪があった 決して平らな道ではなかったけれど 確かに歩んできた道だ あの時想い描いた夢の途中に今も 何度も何度もあきらめかけた夢の途中 いくつもの日々を越えて 辿り着いた今がある だから もう迷わずに進めばいい 栄光の架橋へと … 悔しくて眠れなかった夜があった 恐くて震えていた夜があった もう駄目だと全てが嫌になって 逃げ出そうとした時も 想い出せばこうして たくさんの支えの中で歩いてきた 悲しみや苦しみの先に それぞれの光がある さあ行こう 振り返らずに走り出せばいい 希望に満ちた空へ … 2月22日(火) 本日の授業風景 ・ その2合唱コンクールの課題曲 「 時の旅人 」 と、このクラスの自由曲 「 虹 」 の練習に取り組んでいました。 私が音楽室にお邪魔したとき、思わず室谷先生が 「 校長先生、グッド・タイミング … じゃなくて、バッド・タイミング!」 それもそのはず、室谷先生は後ろに立たされた歌わない男子を前に、頭を痛めているところだったのです。( 写真・下 ) … というのは冗談で、自由曲 「 虹 」 の中にあるソロの部分を歌う人を選出しているところだったのです。 写真に写っている人たちは、ソリストとしてむしろこのクラスの合唱を引っ張っていく候補者でした。 音楽室の壁に、5項目の 「 合唱の極意 」?が貼り出してあります。 室谷先生はその5項目のうち 「 曲のクライマックスをアピール 」 が足りないという注意を与えていらっしゃいました。 しかし、このクラスの素晴らしいところは、与えられた注意をすぐに修正できるところです。 私も男声が小さいという難点を指摘させてもらいましたが、きっと男子が気合いを入れてコンクール本番までに修正してくることでしょう。 また、昨日の学年集会で高橋先生のおっしゃった 「 まずは合唱コンクールに一丸となって取り組むことで、クラスを一つにまとめていこう 」 という呼びかけにも、しっかり応えているような印象も受けました。 修正力のあるクラス … なかなか期待が持てそうですね。 校長 武田幸雄 2月22日(火) 本日の授業風景ワークを使いながら、文法の学習に取り組んでいます。 文法も、これまでに学んだ主語・述語といった 「 文の成分 」 から、名詞・動詞といった 「 単語 ( 品詞 )」 へと、学習内容が大きく変わりました。 よく 「 文法なんて知らなくても、日常生活に支障はない 」 という人がいます。 しかし、もともと学習の必要性は、日常生活に支障があるかないかで論じるべきものではありません。 少し前のことになりますが、私が体育の授業(水泳)の取材をしているとき、冷たいプールに入ったとたんある男子が 「 チョー寒いし! 」 と悲鳴をあげました。 この 「 チョー寒いし 」 という言葉、皆さんは日本語としてどう思いますか? 1.特になんとも思わない。 2.なんとなく間違っているような気がする。 3.日本語として間違っていることも、その理由もわかる。 ここで詳しいことは説明しませんが、この言葉は 「 超 」 という接頭語の使い方、「 し 」 という助詞使い方の二点において間違っています。 その時代時代に 「 若者言葉 」 や 「 流行りの言いまわし 」 があります。 そして、多くの場合、それらは 「 わざと崩した日本語 」 として登場します。 そこで大切なのは、「 それを間違いとわかったうえで、あえて使う 」 のか 「 間違いを、間違いとも思わずに使う 」 のかということです。 同じ 「 使う 」 のでも、その差は 「 賢者の使い方 」 と 「 愚者の使い方 」 ほどのひらきがあるのです。 校長 武田幸雄 2月22日(火) 本日の学校給食● パ ン ● タンドリーフィッシュ ● インゲンとエリンギのソテー ● 粉ふき芋 ● パスタのトマトソース ● 白いんげん豆のグラッセ ● 牛 乳 2月22日(火) インフルエンザ情報朝の時点でのインフルエンザ罹患による出席停止者は、下記のとおりです。 【 1年生 】 A組 ・ 1名 【 2年生 】 な し 【 3年生 】 A組 ・ 3名 少しずつ暖かな陽気になってきましたが、相変わらず空気は乾燥しています。 室内の加湿やこまめなうがいを心がけて、インフルエンザや風邪の予防に努めてください。 校長 武田幸雄 2月21日(月) 本日の授業風景 ・ その3体育館から EXILE ( エグザイル ) の 「 Choo Choo TRAIN 」 が聞こえてきたので、取材にお邪魔しました。 女子がダンスに取り組んでいます。 プロジェクターを使って簡易スクリーンに映し出された教材DVDを見ながら、インストラクターの動きに合わせて踊っています。 … と、口で言うのは簡単ですが、激しく細かい動きに合わせるのは大変です。 私の学生時代は、第一次ディスコ・ブームでした。 ジョン・トラボルタさん主演のダンス映画 「 サタディー・ナイト・フィーバー 」 で火がつき、アバやビージーズ、アラベスク、ジンギスカンなどが流行り、極めつけはビレッジ・ピープルの 「 Y.M.C.A.」 でした。 しかし、当時は現在のような 「 人に見せるためのダンス 」 ではなく、純粋に 「 自分が踊るためのダンス 」 でした。 ですから、生徒の練習しているダンスの振り付けは、当時よりも断然かっこよく見栄えもします。 ただその一方で、動きもより激しく複雑になっています。 授業が終わる頃にはみんな息を切らし、すっかり汗をかいていました。 私はよく 「 生まれ変わったら、何になりたいですか? 」 という質問に 「 EXILE 」 と答えてきましたが、これからは改めることにします。 棟方先生のお話では、次の授業でダンスのテストを行うそうですが、皆さんかっこよく決めてくださいね! ( しかし、実を言うと、それでも私は心のどこかで、皆さんと一緒に 『 Y.M.C.A.』 を踊ってみたいと思っているのです ) 校長 武田幸雄 2月21日(月) 本日の授業風景 ・ その2D組 ( 担任・平野先生 ) にお邪魔しました。 道徳の副読本の中から 「 卒業文集・最後の二行 」( 一戸冬彦 ) と 「 月明かりで見送った夜汽車 」( 武藤治枝 ) を取り上げていました。 「 卒業文集 … 」 は、筆者の一戸さんが、小学生の頃にある女子をいじめた苦い思い出が綴られています。 その女子は、貧しい父子家庭に育ち、みすぼらしい格好で幼い弟たちの面倒をみていました。 一戸さんは一抹の後ろめたさを抱きつつ、彼女のことを他の級友たちと一緒になってからかい、いじめていました。 しかし、その女子が卒業文集に書いた最後の二行を見て、忘れることのできない大きな衝撃を受け、大人になった今もなお後悔しているのです。 その二行には、こう書いてありました。 「 わたしが今一番欲しいのは、母でもなく、本当のお友達です。」 「 そして、きれいなお洋服です。」 逆にもう一つの読みもの 「 月明かりで … 」 は、他者への思いやりや心配りをテーマにした作品でした。 授業ではこの二つの作品を読んで、「 付和雷同 」( ふわらいどう = 自分の考えを持たずに、軽々しく他人に同調すること )、もしくは 「 思いやり 」 のどちらかのテーマを選んで作文を書きました。 付和雷同は、その人の心の弱さの表れです。 そして、心の弱い人には 「 本当の優しさ・思いやり 」 を持つことができません。 そう考えると、今日読んだ二つの作品は、一見異なるテーマを取り扱っているように見えて、実は 「 表裏一体 」 の作品だったと言えるでしょう。 校長 武田幸雄 2月21日(月) 本日の授業風景このところ2年生は、生活態度や服装、教室内外の環境などについて 「 少し問題あり 」 との指摘を受けています。 そこで、あと1ヶ月あまりで最上級生となるこの時期に、もう一度自分たちの生活を見直させたいとの趣旨で今日の集会が設けられました。 高橋先生から、次のようなお話しがありました。 「 最近の生活について皆さんに採ったアンケートでは 『 2年生として恥ずかしい 』 『 もっとしっかりしなければならない 』 といった意見が多く書かれていた。 しかし、集団を改めるためには、まず一人ひとりが自分の生活態度を見直すことが必要なのではないだろうか。」 「 目の前に迫った合唱コンクールも、1年後にやってくる高校受験も、仲間と共に取り組み頑張ることで乗り越えることができたり、良い結果につなげることができたりもする。」 「 今この時期は、自分の改めるべき点を改め、それを学年全体に波及させることで、学年がひとつにまとまる良いチャンスである。」 … およそ以上のような内容でしたが、私も全く同感です。 「 ピンチは、チャンス 」 という言葉があります。 今が2年生として 「 ピンチ 」 の時だとしたら、逆にその時期に反省・改善をすることで、3年生の好スタートを切ることができるのです。 素晴らしい3年生になるための 「 チャンス 」 を、どうか逃がさないでください。 校長 武田幸雄 |