総合学習 地域を知る内野秀重さんには南大沢・別所・松木の地理や、長池公園の生物についてお話を伺いました。長池公園は江戸時代の文献にも記述があるそうです。記述の中にあるぬなわ(じゅんさい)は、昭和の干ばつの際下流の田畑に水を流す必要があり、枯れてしまったそうです。もともと長池公園では貴重な植物を植えて保護をしているため、たくさんの昆虫、爬虫類、両生類、鳥類、哺乳類も生息しています。外来種の動植物が増え、自然破壊につながっていくので、人間の手で守っていくことが大切だということです。 また、石井敏男さんから由木地域の歴史についてお話を伺いました。学校や農協等の公共施設がどこにあったかというお話や、養蚕や酪農を行う農家が、副業でかごやわらを編んだお話を聞きました。また魚屋、酒屋、床屋、タバコ屋、自転車屋があり、戦後電器屋ができたそうです。お手玉や竹馬などの子どもの遊びも、戦争中は戦争ごっこや看護の練習になりました。 1年生はよく話を聞いて、一生懸命メモを取っていました。蚕を「お蚕さん」と言っていたと驚いていました。 国際理解教室ロシア、ウズベキスタン、台湾、タイ、スリランカからの留学生をお招きし、各国の文化や歴史をお話してもらいました。 生徒たちも最初は緊張していましたが、各国のゲストティーチャーの興味深い話を聞くうちに和やかな雰囲気になりました。 普段は静かなクラスにも笑いの渦ができるほど、生徒たちは留学生との交流を楽しんでいました。 クラスによっては民族衣装を着せてもらったり、ダンスを教えてもらったりするクラスもありました。台湾語で「北国の春」を歌ったりもしました。 この交流をきっかけにし、友好の輪を広げて、世界で活躍する人になってほしいと思います。 |