絵手紙を作ろう!誰に送ろうかな(12月7日 2年生編)PART8最後は、絵の具を使い、色を塗りました。白い紙に、色々な色が塗られていくと、とても鮮やかになります。とってもすてきです! 2年生のみんな、たくさんのすてきな作品ができあがりましたね!よかったね! 授業が終わり、講師の先生から、とってもすてきなお話を聞きました。 講師「副校長先生、『絵手紙』は、うまく描けたから、誰かに送るのでは、ないのです。 『送りたい人』がいるから、『絵手紙』を作るのです。じょうずとか、へたなんて、ないのです。はがきに添えた『絵』と『文章』から、『絵手紙』を受け取った人が、送り主の気持ちを想像することが大切なのです。」 最後まで、すてきな授業でした。本当にありがとうございました! 絵手紙を作ろう!誰に送ろうかな(12月7日 2年生編)PART7今回の授業には、毎週、南大沢小学校の色々な学年の子供たちと触れ合ってくれている学生ボランティアの方も一緒に参加してくれました。 学生「なかなか、うまく描けません・・・。」 学生「子供たちは、とっても楽しそうに、とっても上手に描いていました。すごいです。」 学生「この絵は何に見えますか? 『かぶ』みたいですけど、実は、羽子板の『羽』なんです・・・。」 今回の授業に入る前に、担任の先生は、様々なことを準備していました。国語の時間を活用して、「絵手紙」に添える「文章」を書く練習をしていました。 先生「誰に絵手紙を送るのか。ちゃんと考えてみようね!」 先生「絵手紙を送る人の顔を思い浮かべてみよう。顔を思い浮かべると文章も、書きやすくなるよ!」 担任の先生は、ただ絵手紙を作らせるだけでなく、「誰に」「どんな内容の文章を」「どんな絵を添えて」と考えてさせているのです!すごいでしょ! 絵手紙を作ろう!誰に送ろうかな(12月7日 2年生編)PART6授業の途中で、ある子供が講師の先生に、自分の作品を見せようとそばまで歩いて来ました。ところが、ちょっと自信がないのか、見せようかどうしようか迷っているようです。すると、 講師「どれどれ、見せてごらん!」 とやさしく声をかけると、子供の作品を手に取り、満面の笑みを浮かべて、 講師「すばらしい!すばらしい!すばらしい! この絵は、君にしか描くことができない『コマ』になったね。すばらしいよ!」 講師の先生に褒められた子供は、恥ずかしそうに、でも、とっても嬉しそうに、にっこりして、自分の席に戻っていきました。 まさに「ほめて育てる」のです! 絵手紙を作ろう!誰に送ろうかな(12月7日 2年生編)PART5「羽の形が上手だね!」 「迫力があって、すごくいいよ!」 「置物を、よく見て描けているよ!」 「ここの形は、本物と同じだね!」 「線の書き方が、とってもなめらかで上手だよ!」 講師の先生は、子供たちの「絵」のどこが「いい」のかを、具体的に指摘します。 子供たちは、自分の「絵」の「いいところ」を、講師の先生から認めてもらえて、すごく嬉しそうです。どんどん自信を深めていきます! 絵手紙を作ろう!誰に送ろうかな(12月7日 2年生編)PART4講師の先生は、子供たちのグループを一つ一つ丁寧に見て回ります。そして、子供たち一人一人に声をかけていきます。 講師「そうだね!いいね!」 講師「すばらしい!」 講師「うわぁ!とっても大きく描けたね!いいね!」 講師の先生は、子供たち一人一人を褒めます!うんと褒めます!すごく褒めます! 子供たちは、本当に嬉しそうな表情を見せます。にこ〜っとします。すてきな光景です! 絵手紙を作ろう!誰に送ろうかな(12月7日 2年生編)PART3子供たちは、講師の先生と担任の先生が持って来てくださった「色々なもの」を、はがきに描いていきます。 「色々なもの」とは、本当に「色々なもの」なのです。お正月にちなんで、羽子板やコマ等もありましたよ。また講師の先生が好きな「フクロウ」の置物もあります。 子供たちは、自分が描きたいものを選び、ペンやボールペンで形を描いていきます。 本当は、「墨」で描きたいのですが、2年生の子供たちは、まだ「お習字」の勉強も始めていません。ですから、今回はペンとボールペンを使うことにしました。 ペンやボールペンは、子供たちも普段から使い慣れているので、最適でした! 絵手紙を作ろう!誰に送ろうかな(12月7日 2年生編)PART2講師の先生は、2年生の子供たちに、 「大きく大きく描こうね!」 「はがきから、はみ出していいんだよ!」 と声をかけます。子供たちは、ほっと安心したように、 「は〜い!」 と返事をします。 はがきに絵を描くのは、実はとても難しいことなのです。ですから、講師の先生は、まず、子供たちの「不安」な気持ちを取り除くことから、活動を始めたのです。さすがです! 絵手紙を作ろう!誰に送ろうかな(12月7日 2年生編)PART1さて、今日の2時間目は、2年生が教室で「絵手紙作り」に挑戦しました。講師の先生は、南大沢小学校のすぐそばにお住まいのある方です。これまでにも、他の学年に「絵手紙作り」を指導していただきました。 講師の先生は、子供たちが大好きです!子供たちと一緒に活動することが大好きです! 実は、大人のための「絵手紙作り教室」の先生でもあるのです!すごいでしょ! カンボジアの学校の話です!今、できること(12月6日 6年生編)PART10今、できることはないか。 6年生の子供たちは、どんなことを思いつくのでしょうか。どんなことを考えるのでしょうか。 今回も、とてもすてきなお話を、たくさん聞くことができました。 漆原さん、本当にありがとうございました。 6年生のみんな、すてきな学習ができましたね。 カンボジアの学校の話です!今、できること(12月6日 6年生編)PART9今、自分たちにできることは何かないか! 私(副校長)の教え子で、パナマに青年海外協力隊の一員として2年間派遣された男の子がいます。彼は、体操の選手でした。大学を卒業後、パナマの子供たちに体操を教えたい、と考え応募しました。 「先生(副校長)が、6年生のぼくたちを担任していたとき、『海外には、みんなの力を待っている子供たちが大勢いるんだ。大人になって、何か自分にできることはないか、と考えてみることは、すてきなことだと思うよ。』って、言っていたのが、ずっと気になっていたんだ。」 パナマに住む教え子からメールが届いたとき、胸がじ〜んとなったのを覚えています。 カンボジアの学校の話です!今、できること(12月6日 6年生編)PART8授業の最後は、、6年生の子供たちに感想を発表してもらいました。 子供「今まで、当たり前だと思っていたけど、数字を読んだり、字を書いたりできることは、ちゃんと勉強したからだと思った。」 子供「ゴミを拾って生活している人達がいる。ぼくたちは、今の生活に感謝しなくてはいけないと思った。」 子供「カンボジアの人達は、とても優しいと思った。日本の電車に乗ったら、さっと席をゆずってあげるんだろうなあ、と思った。」 漆原「今日、みなさんにお話ししたカンボジアのことを、自分たちとは別の世界のことだとは、思わないでください。『今、自分にできることはないか』『今はできなくても、5年後、10年後はどうか』と考えてみて下さい。」 漆原「今日は、どうもありがとうございました。」 カンボジアの学校の話です!今、できること(12月6日 6年生編)PART7漆原「病気になった時が困ります。村の中には、小さな診療所(診療所もないところが多いそうです)しかありませせん。大きな病院へ行くには、都会まで出かけなくてはなりません(カンボジアでは、病院は基本的に無料だそうです)。」 漆原「でも、都会までいくための車がありません。タクシー等に乗せるだけのお金もありません。」 漆原「そういうとき、村の人達が、担架を作って、みんなで病人を運んでくれます。困っている人がいたら、みんなで助けてあげるのです。」 漆原「カンボジアの子供たちに『将来、どんな仕事をしたい?』と聞くと、『お医者さんになりたい』『先生になりたい』という答えが一番多いです。」 漆原「自分のことよりも、他の人、周りの人、次の世代のためにがんばろう、と思っていいるからだと思うのです!」 カンボジアの学校の話です!今、できること(12月6日 6年生編)PART6「えんぴつ」を見るのも初めて、持つのも、もちろん初めての子供たちがいます。 初めて「えんぴつ」を手にした時、いったいどんな気持ちなのでしょうか? 漆原さんたちは、「石けんキャンペーン」「屋台プロジェクト」という活動も行っています。「石けんキャンペーン」は、ホテル等の部屋に置かれ、滞在したお客さんが使い切れなかった「石けん」を寄付してもらい、カンボジアの村の人達にわたす活動です。常に衛生面に気を付けるようにしてほしい、という漆原さんたちの願いがあります。初めて「石けん」を見た子供たちは、いいにおいがする「石けん」を手にすると、「お菓子」と勘違いをして、食べてしまう子供もいるそうです。 「屋台プロジェクト」は、父・母の収入が安定するように、屋台を貸し出して、クレープ作りを教えているそうです。 カンボジアの学校の話です!今、できること(12月6日 6年生編)PART5「字を読む、字を書く」「数字を読む」等は、6年生の子供たちは、これまで、自分たちにとっては「当然できて当たり前だよ」と思っていたことです。ところが、世界には、字が読めない、字が書けない、数字が読めない等、自分たちが思っていなかった世界で生きている人達がいることを、初めて知ったようです。 漆原「私たちは、『識字教育』を行っています。」 漆原「字が読めない人は、どんな気持ちなのだろう、とちょっと考えてみて下さい。」 講師の先生の言葉が、子供たちに重くのしかかります。 カンボジアの学校の話です!今、できること(12月6日 6年生編)PART4学校で勉強することは、「読み」「書き」です。カンボジアの母国語である「クメール語」で学習をします。 漆原「もし、字を書いたり、読んだりできなかったら、みなさんは、何が困ると思いますか?」 子供「手紙が書けない。」 子供「大事な書類の意味が分からない。」 漆原「そのとおりです。仕事ができなくなります。」 漆原「もし数字が読めないと、何が困ると思いますか?」 子供「買い物ができない。」 子供「おつりが分からない。」 漆原「そうです。お給料の金額をごまかされたり、買い物をしたおつりが分からなくなったりします。」 6年生の子供たちは、現在の自分の状況とかけ離れている現実に戸惑っているようです。 カンボジアの学校の話です!今、できること(12月6日 6年生編)PART3「学校」とは言っても、屋根があるだけの建物です。それでも、子供たちにとっては、立派な「学校」なのです。 漆原「この写真を見て下さい。屋根があるだけで、雨をしのげます。雨が降っても、勉強ができるのです!」 屋根があるなんて当たり前だよ、と思っていることが恥ずかしくなります。雨が降っても、勉強ができることは、とてもすごいことなのです! カンボジアの学校の話です!今、できること(12月6日 6年生編)PART2カンボジアには、多くの村があるそうです。 その村々では、今でも貧しい暮らしが続いているそうです。家族を養うために、小さな子供たちが、毎日、朝から夕方までゴミの中からお金になるものを探すそうです。 学校に行きたくても行けない子供たちのために、村に「学校」を作る活動をしているのが、漆原さんたちの仕事です。 カンボジアの村の人たちは、とても協力的です。 子供たちに、教育は必要だと思っているのです。ですから、村に「学校作ろう!」と呼びかけると、村中の人達が、手伝いにきてくれるそうです。 カンボジアの学校の話です!今、できること(12月6日 6年生編)PART1今日の5・6校時は、6年生が「カンボジアの学校」について、講師の先生から視聴覚室でお話を聞きました。講師は、カンボジアに学校を作るために活動されている「漆原」先生です。 漆原先生は、大学生の頃から、世界各国(特に東南アジア)を回り、「子供たちのために何かできることはないか」と考えていたそうです。 そして自分の夢を叶えようと「カンボジアに学校」を作る活動に参加し、カンボジアに3年間、ベトナムで3年間、滞在されたそうです。 全校朝会の話です!週番の先生の話(12月6日 全校児童編)PART2先生「冬休みまで、あと3週間です。自分の身の回りを、もう一度見直してみましょう。学校で使わないものは、少しずつ持って帰りましょうね!」 先生「計画的に持ち帰るようにしましょう。終業式の日に、まとめて持ち帰るのは、大変ですよ。」 先生「また、使ったものは、必ず元の場所にもどすようにしましょう!」 教室の中だけではなく、靴箱なども、しっかり確認してくださいね! 全校朝会の話です!週番の先生の話(12月6日 全校児童編)PART1月初めの全校朝会では、その週の週番の先生から「今月の生活目標」について、お話があります。 先生「今月の生活目標は『後始末をしっかりしましょう』です。」 先生「来週から、大掃除週間が始まります。お道具箱の中、ロッカーの中、多目的教室のロッカーの中等を、よ〜く見てください。」 先生「持ち帰るものは、ありませんか?」 子供たちは、ちょっと考えていました。 「あっ!そういえば!」という表情の子供もいましたよ! |
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