4月23日(金) 離任式が行われました市内の石川中学校に異動された木村隆明先生 ( 保健体育・勤続9年 ) と、退職された岩本正秀先生 ( 技術・勤続5年 ) のお二人が来てくださいました。 ( 新村典雄先生・国語・勤続8年は、ご都合によりお見えになれませんでした ) 木村先生からは … 「 別所中学校の校歌の素晴らしさ 」 「 一期一会の教えを大切にしてほしい 」 「 サッカー部の皆さんとは、試合で対戦できることを楽しみにしている 」 「 3年生の女子は、プールの授業で見学しないように 」 「 自分自身も、フルマラソンの完走を目指して頑張る 」 などのお話を、 岩本先生からは … 「 自分が34年間の教員生活を勤め上げられたのは、学校にみなぎっているエネルギーのおかげ 」 「 そのエネルギーとは、成長したいと願う生徒のエネルギーと、生徒を成長させてあげたいと願う先生のエネルギー 」 「 そんなエネルギーにあふれているから、学校という場所は素敵 」 「 これからも 『 信じる 』 ということを大切に、お互いに支え合っていってほしい 」 などのお話をいただきました。 代表生徒からお礼の言葉と花束を贈ったあと、全校生徒による素晴らしい校歌と 「 この地球のどこかで 」 の合唱での離任式を終えました。 離任された先生方、長きにわたり本校の教育を支えてきてくださり、本当にありがとうございました。 校長 武田幸雄 4月23日(金) 本日の授業風景 ・ その3今日は、中学生になって初めての理科室での授業です。 そのため担当の村山先生より、まず理科室を使用するうえでの注意がありました。 前回の授業は教室で 「 顕微鏡の使い方や用語 」 について学習したので、今日は実際に顕微鏡を使ってさまざまなものを観察しています。 プレパラートの 「 トウモロコシ 」 や 「 アオミドロ 」 「 タマネギ 」 などのほか、プリントに印刷してある文字や、校庭で採取した草花、さらには昨年教室に入り込んで退治された 「 スズメバチ 」 などを観察しました。( 写真・下 ) 中には、自分の髪の毛をハサミで少し切って、それを観察している人も … 。 「 あれ? 見えないよぉ 」 「 あっ! 見えた!」 「 うわぁ、気持ち悪〜い 」 など、見るものによっていろいろなリアクションがありました。 昨年、退治した 「 スズメバチ 」 を保管しておくよう村山先生に頼んだ手前、私も顕微鏡を覗かせてもらいました。 実物大で見ても驚くほどのサイズなのに、顕微鏡で拡大すると筋肉質の(?)体にはえた体毛の一本一本までよく見えて、思わず鳥肌が立ちました。 校長 武田幸雄 4月23日(金) 本日の授業風景 ・ その2保護者会でも説明しましたが、本校では平成24年度に完全実施となる新しい学習指導要領を見すえ、選択の授業は 「 学校選択 」 としております。 そのため、2年生は、1週間で必修を3時間、選択を1時間の合計4時間、国語の授業が設定されています。 ( ただし、学習する内容は、必修と選択とで異なります ) 今日は、選択の授業だったので、教科書を使わずに 「 今日の言葉 」 の発表と、「 ミニ読書 」 に取り組んでいました。 「 今日の言葉 」 とは、順番に1時間で二人ずつ、自分の興味のある言葉を決めて、それについて調べてきたことを発表します。 今日は、○○くんが 「 ツチノコ 」 を、△△さんが 「 果物 」 について発表していました。( 写真・上 ) 他の人も、発表を聞きながら内容を要約したり、感想や意見を書いたりしなければなりません。( 写真・中 ) 「 ミニ読書 」 とは、文字どおり3〜5分程度で読み切れる教材文を読み、その教材文と関連して与えられたテーマにそって、自分の考えや感想をまとめる活動です。 「 話すこと・聞くこと 」 「 書くこと 」 「 読むこと 」 と、少しずつではありますが、国語の授業で求められる四つの重要課題すべてに取り組める授業でした。 校長 武田幸雄 4月23日(金) 本日の学校給食● 古代ご飯 ● 鶏肉のみぞれがけ ● 野菜のおかか和え ● 新じゃがの煮付け ● 金時豆の甘煮 ● 牛 乳 4月23日(金) 本日の授業風景Lesson 1 “ Wind power ” ( 風力 ) を学習しています。 北海道・えりも町から来た転校生 Yano Takuro ( 矢野拓郎 ) が自己紹介している場面です。 「 自分は、科学に興味のあること 」 「 えりも町は、海から強い風が吹くこと 」 「 えりも町では1996年から、その風をエネルギー源として活用するようになったこと 」 などを話しています。 … と、そこで気がついたのですが、歌手の森進一さんの代表曲 「 襟裳岬 」( えりもみさき ) を作曲したのは、フォーク歌手・吉田拓郎さんでした。 当然この教材の作者は、そのことを意識して転校生の名前を 「 拓郎 」 にしたのでしょう。 となると知りたくなるのが 「では、『 矢野 』 という名字は? 」 ですが、こちらはよくわかりません。 しいて言えば、えりも町 ( 襟裳岬 ) と津軽海峡をはさんで本州側にある青森県育ちのフォーク歌手に、矢野顕子さん ( 映画 『 崖の上のポニョ 』 で、ポニョの妹たちの声も担当しました ) という方がいます。 もし、そこまでこだわったうえでの 「 矢野拓郎 」 だとしたら、この教材の作者はかなりの 「 フォークソング好き 」 なのでしょうね。 校長 武田幸雄 4月22日(木) 本日の授業風景 ・ その3今日は3年生と1年生、二つの学年の美術を取材させてもらいました。 同じ絵画でも、「 抽象画 」 の3年生と対照的に1年生は 「 スケッチ 」 に取り組んでいたので、興味深く見させてもらいました。 田中先生は、一人ひとりの生徒に対し、どこにどんな工夫をすればよいかアドバイスして回っています。 しかし、一人終わると、とたんに 「 先生!」 と多くの生徒が手を挙げて助けを求めてくるので大忙しです。( 写真・上 ) 「 天才画家 」 とも呼ばれ、独創的な作風の絵もたくさん残しているピカソという画家は、実はデッサン ( 黒い鉛筆など、単色の線で見たものを描いた絵 ) をとても重要視する画家でした。 子供の頃にデッサンの練習に使った紙で、ひと冬のストーブをたき続けることができたという伝説があるぐらいです。 「 まず、基本が大事 」 というのは、何事にも言えるのですね。 中学生になって 「 図工 」 が 「 美術 」 になりました。 その第1段階の学習とも言える今の時期に、まずしっかりと基本的な表現の技能を身につけておきましょう。 校長 武田幸雄 4月22日(木) 本日の授業風景 ・ その2「 新しい学問と化政文化 」 を学習しています。 授業の中では、「 解体新書 」 を著した杉田玄白や、日本全国を測量して精密な地図を完成させた伊能忠敬などについても学びました。 教科書には出ていなかったようですが、やはりこの時代に活躍した人物の一人に、平賀源内 ( ひらがげんない ) という人がいます。 医者・作家・画家など多くの肩書きを持つ多才な人ですが、何と言っても 「 発明家 」 としての顔が有名です。 また、夏バテ防止のため 「 土用の丑の日 」 に鰻 ( ウナギ ) を食べる習慣を広めたのも、この人であると言われています。 私は、アニメ 「 キテレツ大百科 」 に出てくる、キテレツの先祖でコロ助の設計者でもある発明家・奇天烈斎 ( キテレツ斎 ) は、この平賀源内がモデルになっていると思っています。 それが事実かどうかは別として、まだ鎖国政策のとられていた18世紀後半の日本にあって、杉田玄白、伊能忠敬、そしてこの平賀源内と、新たな学問の世界を切り開いた人たちのパイオニア精神には敬服させられますね! ※ ところで、机の上に7色のペンを立ててノートをとっていた○○さん … 。 私は、いつペンが倒れて転がり落ちるかハラハラしながら見ていたのですが、なかなか倒れないものなのですね。( 写真・下 ) 校長 武田幸雄 4月22日(木) 本日の学校給食● メキシカンライス ● 魚のカラフル焼き ● カントリーポテト ● 豆腐のチャンプルー ● 果 物 ● 牛 乳 4月22日(木) 本日の授業風景美術室の中を覗いたところ、「 形の無い絵画 」 と題されたプリントを使っていたので、??? と思いながらお邪魔することにしました。 「 形の無い絵画 」 … 「 絵画自体、形ではないか 」 と解釈してしまうと矛盾する表現ですが、簡単に言うと 「 抽象画 」 のことでした。 感情や音、温度など、形の無いものを絵画として表現していきます。 担当の田中先生のお話では、「 通常の絵を描くのが上手な生徒ほど、抽象画では戸惑うことが多いかもしれない 」 とのことでした。 だからでしょうか、私の目にも、筆が止まったまま悩んでいる人が多いように見うけられました。 抽象画の表現は作者の主観によって決まるので、例えば 「 暑い (熱い)」 ことを表現する色として青や紫を使ってもかまわないし、逆に 「 寒い (冷たい)」 に赤やオレンジを使ってもかまいません。 そのため、完成後は一人ひとりに作品の説明をしてもらうそうです。 私は、生徒の皆さんが私にどういうイメージを持っているか知りたくなり、こっそりと田中先生に 「『 校長先生 』 というテーマで、抽象画を描かせてみたらどうでしょうか? 」 と提案しておきました。 校長 武田幸雄 4月21日(水) 校長の見た身体計測視力検査で上を指さすとき、お笑い芸人 「 オードリー 」 の春日さんの真似をしながら 「 トゥーッス 」 と言っている男子がいました。 私の見たかぎり、なんとも和やかな(?)身体計測だったように思います。 いずれにせよ、中学生時代は大事な成長期です。 バランスの良い食事と適度な運動、そして規則正しい生活リズムで健康な体づくりを心がけてください。 そして、願わくは、その健康な体をこれから自分は何のために使うのか、何に役立てればよいのか、考えてみてください。 画家・詩人の 星野富弘さん という方がいらっしゃいます。 もとは体育の教師でしたが、体操部の指導中 「 宙返り 」 に失敗して頸髄を損傷、首から下の全機能が麻痺してしまいました。 以来、教職の道を絶たれた星野さんは、口に筆をくわえて絵を描き、その絵に詩を添えるようになりました。 そして、今では多くの詩画集を出版され、星野さんの作品を展示する 「 富弘美術館 」 まで設立されるに至っています。 そんな星野富弘さんの詩を、一つだけ紹介しておきます。 ( 絵を紹介できないのは残念ですが … ) 校長 武田幸雄 ★ ★ ★ ★ ★ 神様がたった一度だけ この腕を動かしてくださるとしたら 母の肩をたたかせてもらおう 風に揺れるぺんぺん草の実を見ていたら そんな日が本当に来るような気がした 身体計測 ( 4/21 )
今日は一斉計測です。
「身長」「体重」「座高」「視力」は全学年、1年と3年は聴力も調べます。 去年に比べてどれくらい成長したでしょうか? 気になるところですネ。 また、視力は低下のおこりやすい時期でもあるので去年より、おちていたり見えにくいなど自覚症状のある人は、眼科で詳しく診てもらいましょう。 (後日、B以下の生徒は保健室で再検査をする予定です。) 保健委員会の生徒のみなさんもご苦労さまでした。 身体計測 ( 4/21 )
視力検査は、複数の教室を使い行いました。
身体計測 ( 4/21 )
体育館では、「身長」「体重」「座高」の測定を行いました。
男子の体重測定を見ていてビックリしたのですが、「中学生の男子」は体重が思い通りに増えていると喜ぶんですね。うらやましい限りです。 4月21日(水) 本日の授業風景 ・ その3「 多角形と角 」 について学習しています。 ( 写真・下 ) 鶴丸先生のグループにお邪魔したとき、ちょうど先生が 「 多角形の外角の和は、360度である 」 ということを証明されていました。 数学的理論を用いた証明のほか、視覚的効果(?)を用いた証明も二つ紹介してくださいました。 1.黒板に書かれた多角形の外角部分に 「 弧 」 を描く。 → その図を、縮小する。 → さらに縮小する。 → またさらに … と、限りなく縮小していくと、最後には外角を示す 「 弧 」 がくっついて 「 円 」( 360度 ) になってしまう。 2.ある人が、多角形の辺の上を歩いている。 → その人は、ひとつの角に到着すると、次の角に向かうため体の向きを変える。 → 次の角に向かって辺の上を歩く。 → それを繰り返して元の場所に戻ってきたとき、体の向きを変えた角度の合計は360度になる。 非常にわかりやすい説明で、思わず相づちを打ちました。 特に印象に残ったのが、「 2 」 の証明をする際の鶴丸先生の動きです。 大柄な鶴丸先生が、小さな三角形の上をチョコチョコと歩かれ、ひとつの角に来ると次の角に向かってクルッと体の向きを変える … 。 パソコンやプロジェクターを使わなくとも、先生自らビジュアルな数学の定理証明をしてくださいました。 校長 武田幸雄 4月21日(水) 本日の授業風景 ・ その2「 新石器時代と古代文明 」 について学習しています。 「 エジプト 」 「 メソポタミア 」 「 インダス 」 「 黄河 」 の四大文明について、共通するのは 「 大河 」 の存在であることなども確認しました。 担当の川口先生より 「 エジプトの王は、なぜ長い年月をかけて巨大なピラミッドを造らせたのか? 」 という課題が出されました。 それに対して、みんな自分なりに考えた答を発表しています。 しかし、その都度、川口先生が 「 違う考えは? 」 「 別の答は? 」 と尋ねていらっしゃいました。 とはいっても、それは、たったひとつの正解を求めるための質問ではなく、歴史を多角的に見ることの重要性を確かめるための質問だったのです。 まだ授業を行っていないクラスのために公表は控えますが、そのかいあって 「 なるほど 」 と思えるような回答も出されて勉強になりました。 私はひそかに 「 景気対策として、大規模な公共工事を行おうとしたから 」 という現実的な回答が出ないかと期待していたのですが、さすがに中1でその発想はあり得なかったようです。 校長 武田幸雄 4月21日(水) 本日の授業風景3年生・理科の授業の様子です。 新しい単元 「 地球と宇宙 」 の学習に入りました。 今日の授業では、主に担当の猪野先生より 「 宇宙 」 に関する興味深いお話を伺うことができました。 その猪野先生の 「 宇宙人 ( 地球外生命体 ) はいると思うか?」 という問いに対しては、多くの生徒が 「 いる 」 に手を挙げました。 科学者には、二つのタイプがあると言います。 1.【 存在する 】 ということが証明されない限り、存在を信じないタイプ 2.【 存在しない 】 ということが証明されない限り、存在を信じるタイプ 二つの証明のうち難しいのは、2の 「 不存証明 」 です。 つまり、「 宇宙人は、いない 」 ということを証明するのは、「 いる 」 ことを証明するよりはるかに難しいのです。 だから、今のところは 「 いる 」 と考える方が自然かもしれませんし、何よりその方が 「 ロマン 」 があると思いませんか? お話の中で、宇宙人 ( 地球外生命体 ) のいる可能性の高い惑星として 「 火星 」 があげられていました。 つい先日、アメリカのオバマ大統領は、「 2030年代半ばを目標に、有人ロケットを火星に送る 」 と発表しました。 現実のものとなれば片道1年間の宇宙の旅になるそうですが、これもまたロマンをかき立てられるお話ですね。 校長 武田幸雄 4月21日(水) 本日の学校給食● パ ン ● 鯖のナッツカレー揚げ ● 桜エビのペペロンチーノ ● フレンチサラダ ● ジャーマンポテト ● 果 物 ● 牛 乳 読売新聞の記事より本日付・読売新聞・3面トップに、昨日実施された 「 全国学力・学習状況調査 」 に関する記事が掲載されています。 その中に、本校・3学年の教員が、自己採点の基準や問題点について学年会議を開いている様子も紹介されています。( 写真も載っています ) 昨日の学校HP・記事 「 本日の授業風景 」 で、私は 「 今回は希望参加であるため、自己採点にならざるを得ない。 そのため、どれだけの効果があげられるかは未知数である 」 といったことを申し上げました。 しかし、それでも本校の先生方は 「 少しでも正確なデータを得て、少しでも効果をあげたい 」 との思いから、調査終了後すぐにこうした会議を開きました。 ちなみに、昨日はほぼ一日、読売新聞社の記者の方が、本校の学力調査の様子を取材されていました。 目的は 「 学力 」 に関する特集記事の取材だったので、今後また特集記事の中で取り上げられるような場合は、改めてご報告いたします。 校長 武田幸雄 身体計測準備 ( 4/20 )
写真は保健委員会での準備の様子です。
身体計測の目的は「発育状況を知り健康の保持増進に努める能力や態度を育て、いきいきとした学校生活が送れるようにすること」です。 どれだけ自分が大きくなったか楽しみですね! 「明日はジャージ登校」です。 4月20日(火) 本日の授業風景 ・ その3物事の初歩のことを 「 いろは 」 と言いますが、これを英語に置き換えればもちろん 「 ABC 」。 今日はこの 「 ABC 」、アルファベットの学習です。 特に、耳から聴いたアルファベットを、文字に書く練習が中心でした。 その中で、担当の小又先生が発音したアルファベットを、隣の人よりも速く指で空中に書く学習も行っていました。 最近は、「 エア・ギター 」 や 「 エア・ボクシング 」 が流行っているようですが、まさか自分の学校の授業で 「 エア・速記 」 を見ることができるとは思っていませんでした。 また、発音も中学1年生とは思えないほど nice ! “ apple ”( りんご ) の発音も、私は 「 アップル 」 と言ってしまうのですが、皆さんはちゃんと 「 アポー 」 と発音していました。 また、“ yacht ” も、口を 「 あ 」 の形に開けながら 「 ヨット 」 と発音できていたのには驚きです。 この調子で、楽しく学習しながら語学力を身につけられるといいですね。 なお、本日 「 習熟度別クラス・希望調査 」 を配布しましたので、ご家庭でも確認のうえ、学校に提出してください。 今後はそれをもとにグループ編成をして、連休明けぐらいをめどに 「 2学級3展開 」( 2クラスを3つのグループに分ける ) 少人数授業に移行する予定です。 校長 武田幸雄 |