12月16日(木) 本日の授業風景 ・ その3文法の学習で 「 指示する言葉 ( 指示語 )」 を取り上げていました。 「 指示語 」 とは、文字どおり物事・場所・方角・状態などを指し示す言葉のことで、よく 「 こそあど言葉 」 とも言われます。 「 これ・それ・あれ・どれ 」 「 この・その・あの・どの 」 「 ここ・そこ … 」 「 こっち・そっち … 」 などです。 一度出てきた言葉や説明の重複を避けるために、日常生活の中ではごく自然に使われています。 例えば 「 先月、隣町に新装開店した中華料理屋のトマトスープのラーメンを食べに行ったよ。 先月、隣町に新装開店した中華料理屋のトマトスープのラーメンは、とても美味しかったよ 」 というセリフは、冗長で聞きづらい感じがします。 そこで、自然に 「 先月 〜 ラーメン 」 までを 「 それ 」 などの指示語に置き換えて、「 それは、とても美味しかったよ 」 などとしているわけです。 ただし、私はよく家族に 「 あれは、どこだっけ? 」 「 今日、偶然あの人に会ったよ 」 などと言ってしまい、「 『 あれ 』 じゃ、わからない! 」 「 『 あの人 』 って、誰? 」 と注意されます。 指示するものが明確になっていない場合、指示語を使ってはいけないということですね。 ちなみに、来週テレビ放映されるマイケル・ジャクソンの遺作となったドキュメンタリー映画のタイトル 「 THIS IS IT 」 は、「 これは、それ 」 という指示語で訳すと意味不明になってしまいます。 「 さあ、いよいよだ! 」 「 まさしく、これだ! 」 「 これで、終わりだ! 」 などの意味をもつ俗語です。 授業の最後は、恒例の百人一首で締めました。( 写真・下 ) 校長 武田幸雄 12月16日(木) 本日の授業風景 ・ その2「 化学変化の規則性 」 の学習で、「 化学変化する物質どうしの質量の間に規則性はあるのか 」 を調べる実験に取り組んでいます。 班ごとに決められた質量の銅とマグネシウムを、バーナーの火で5分間熱してから冷まします。 そのときの質量をはかってから、さらに 加熱 → 冷却 → 計測 を繰り返します。 実験の結果、一定量の金属と化合する酸素の質量は決まっていること、化合する物質の質量の比は一定であることがわかりました。 やけどをしないよう、バーナーの火や熱くなった皿の取り扱いには十分注意しなければなりません。 村山先生も、バーナーの火がうまくつけられない ( 怖がっている? ) 人の手助けをしたり ( 写真・上 )、何回も注意を与えたりしていらっしゃいました。 それでも、ちょっとしたハプニングは起きてしまいます。 ( 写真・中 ) は、熱しているマグネシウムに火がついてしまったところです。 「 先生、どうしたらいいですか? 」 と救いを求める笑顔も、少し引きつっています。 もちろん、村山先生は冷静にバーナーをずらして対処してくださいました ( 写真・左下に先生の手が写っています )。 悪ふざけや不注意から発生したハプニングではありませんが、火や薬品類を使うことの多い理科の実験には、細心の注意が必要ですね。 校長 武田幸雄 12月16日(木) 本日の授業風景「 技術 」 と一口に言いますが、中学校の3年間で学習し身につけなければならない 「 技術 」 は、大きく 「 材料と加工に関する技術 」 「 エネルギー変換に関する技術 」 「 生物育成に関する技術 」 「 情報に関する技術 」 があります。 現在3年生はそのうちの 「 エネルギー変換に … 」 の実習で、「 エコキューブラジオ 」 の製作に取り組んでいます。 完成したエコキューブラジオは、太陽電池やダイナモ電池により、ラジオやLEDライト、携帯電話の充電などに利用できます。 今日の授業では、「 はんだづけ 」 の練習を行っていました。 エコキューブラジオの製作にあたっては、回路図どおりに電子部品を基板に 「 はんだづけ 」 する必要があります。 その作業が不十分だと、せっかくの便利グッズが誤作動を起こす原因にもなってしまいます。 「 はんだづけ 」 した面は、適度な分量のはんだで、上から見れば丸く広がり、横から見れば山形になって固まっているのが理想的です。 臭いと煙に顔をしかめながら作業している人もあれば、すっかり 「 はんだづけ 」 にハマってしまい友達の分までやりたがっている人もいました。 まずは基本の 「 技術 」 をしっかり身につけて、いざというときに役立つエコキューブラジオを完成させてください。 校長 武田幸雄 12月16日(木) 本日の学校給食● ゆかりご飯 ● シシャモの二色揚げ ● 野菜のナムル ● ニラ玉炒め ● 大根のそぼろ煮 ● 果 物 ● 牛 乳 12月15日(水) 私立高校 ・ 入試相談この入試相談とは、主に推薦入試を希望する生徒の資料を持参して、高校の入試担当者と推薦の可否や今後の手続きのことなどを話し合うものです。 その準備と確認のため、昨日も3年生の先生方は、遅くまで会議や書類のチェックを行っていました。 今日は、多い先生で10校近い高校を回りました。 中には 「 時間指定 」 される高校もあるので、遅刻しないよう神経を使います。 3年生の先生方だけではまかないきれない所もあるので、私もいくつかの高校を回ってきました。 3年生の皆さん。 それが仕事とはいえ、先生方は皆さんのために多大な労力をさいています。 どうか皆さんは、そんな先生方の 「 思い 」 に応えるためにも、自分の志望校合格に向けて学習に集中してください。 少なくとも、つまらない生活指導上の問題などを起こして、先生方の手を煩わせるようなことをしてはいけません。 保護者の皆様。 いよいよ高校に提出する書類を作成する時期を迎えます。 ご家庭で作成するもの、中学校に作成を依頼するものなどを整理し、遺漏のないよう余裕をもって準備してくださいますようお願い申し上げます。 校長 武田幸雄 12月15日(水) 本日の学校給食12月15日(水) インフルエンザ情報
本日のインフルエンザでの欠席はございませんが、現在までインフルエンザ罹患者(疑いを含む)は、2年生:1名、1年生:1名です。引き続き、手洗い、うがい等を励行して健康管理には十分注意をしてください。
12月15日(水) 授業の様子12月14日(火) 本日の授業風景 ・ その3「 私と本 」 をテーマに書いた文章を、一人ずつ発表していました。 「 自分にとって、本とはどういう存在であるか 」 「 読書によって得られたものは何か 」 「 これまでどんな本に感銘を受けたか 」 などを、原稿用紙1枚程度にまとめています。 友達の発表を聴いているときは、「 声の大きさ 」 「 間のとり方・読む速さ 」 「 読書体験のわかりやすさ 」 「 意見の明確さ 」 の4観点を20点満点で採点します。 中には身振り手振りを交えながら発表する人もいたりして、終始和やかな雰囲気の中で発表が行われています。 ただし、発表の内容は 「 さすが3年生!」 と思わせるようなレベルの高さで、私も驚くほどでした。 男女各1名ずつ一部を抜粋して紹介します。 【 ○○くん 】 僕は、本とは心の旅をするための乗り物だと思う。 なぜなら、本を開くと世界が広がり、本を読み進めることでその世界を旅することができるからである。 だから、本を読んでいる人は心の広い人が多い。 【 △△さん 】 ( 『 不思議の国のアリス 』 について ) この奇想天外な作品に引きつけられ、世界中の人が笑顔になります。 国際会議の席上で、時々 「 アリス語 」 が飛びだして、ちゃんとみんなにわかるのだそうです。 この本を通して、私は学びました。 本は、時を越え、国を越え、人々をつなぐ重要な役割を果たすのだということを。 校長 武田幸雄 12月14日(火) 本日の授業風景 ・ その2担当は、嶋田先生・山口先生・小又先生です。 どのクラスも、Lesson 7 「 World Heritage Sites 」 ( 世界遺産 ) を学習しています。 ( 写真・上 ) 嶋田先生のクラスでは、単元の練習問題を解いています。 ( 写真・中 ) 山口先生のクラスでは、先生の質問に答えています。 ( 写真・下 ) 小又先生のクラスでは、単語と基本文の小テストです。 いずれも、比較級や最上級の言いまわしが重要なポイントの一つです。 山口先生のクラスでは、先生を題材にした最上級の質問を投げかけていますが、いつの間にか 「 先生のイメージ問題 」 的な要素が強くなっていました。 例えば 「 Who is the youngest teacher in Bessyo J.H.S? 」( 別所中で最も若い先生は誰ですか? ) や 「 the tallest teacher 」( 最も背の高い先生 ) の答えまでは簡単に答えが出ていました( それぞれ、茶園先生と鶴丸先生 )。 しかし、「 the noisiest … 」( 最もうるさい・声が大きい先生 ) 「 the busiest … 」( 最も忙しい先生 ) 「 the happiest … 」( 最も幸せな先生 ) 「 the oldest … 」 ( 最も歳をとっている先生 ) などの問いには 「 ○○先生かな? 」 「 △△先生じゃない? 」 と意見が分かれています。 最終的にこのクラスでは、質問順に、「 加藤先生 」 → 「 私(校長先生)」 → 「 小又先生 」 と結論づけていました。 ただし、最後の問いの答えが誰でまとまったかは、波紋を呼ぶといけないのでここで公表するのは差し控えます。 校長 武田幸雄 12月14日(火) 本日の授業風景廊下を歩いていたら、九州の地図が黒板にかかっているのが見えたのでお邪魔することにしました。 実は、私は福岡県 ( 博多 ) に親戚が多いので何回か訪ねたこともあり、なじみがあるからです。 学習プリントを使い、九州地方にある8つの県について 「 説明文 」 「 地図上の位置 」 「 各県の名所や特産品などの写真 」 を一致させています。 班ごとに相談していますが、全員で一つずつ解いていく班と、各自が受け持った分担を解いていく班がありました。 佐賀県の説明文の中に 「 有田焼 」 という特産品が出ていましたが、どうやら 「 今川焼き 」 など焼き菓子の一種と勘違いしていた人もいたようです。 思わず川口先生に 「 同じように 『 清水焼 』 という名前のお菓子があったら、さぞかし雅(みやび)な味がするでしょうね 」 と言ってしまいました。 また、福岡県の説明で、川口先生が 「 都市名は 『 福岡 』 だが、中心の駅名は 『 博多 』 ですよ 」 と解説されていました。 もともと 「 福岡 」 と 「 博多 」 は別々の町で、歴史的に 「 福岡 」 は武家町、「 博多 」 は商人町だったそうです。 それが市制が施行される際、どちらの名称を残すかでもめたそうですが、結局 「 福岡 」 を都市名、「 博多 」 を中心の駅名として残すことで合意したのだとか。 … と、以上は、私が親戚から聞いた話です。 校長 武田幸雄 12月14日(火) 本日の学校給食● ゴマご飯 ● サワラのゆず味噌焼き ● ほうれん草のおひたし ● フライドパンプキン ● ヒジキの煮物 ● 雷こんにゃく ● 牛 乳 12月13日(月) インフルエンザ情報今日現在、インフルエンザ罹患による出席停止者が1名(1学年)おります。 八王子市の小中学校でも、インフルエンザの集団感染による学級閉鎖が報告されるようになりました。 いよいよ流行期に入ったようです。 今後も学校HPを活用しインフルエンザの感染状況を伝えてまいりますので、定期的に閲覧されますとともに、引き続き感染予防を心がけてくださいますようお願い申し上げます。 校長 武田幸雄 12月13日(月) 本日の授業風景 ・ その4廊下を通っていると、楽しげな笑い声が聞こえてきたのでお邪魔しました。 論理的な考え方を身につける単元で、「 考えるイルカ 」 という教材を学習しています。 笑い声は、授業で学習した 「 三段論法 」 について、○○君の考えた例を張元先生が発表しているところだったのです。 「 三段論法 」 とは、「 AならばB、BならばC 」 のとき 「 AならばCである 」 というように、ふたつの前提から一つの結論を導く論理的推論のことです。 ○○君の考えた例は、「 猪野先生は、金魚が好きである。 △△さん ( 実在の生徒 ) は、金魚に似ている。 したがって、猪野先生は△△さんが好きである 」 というものでした。 教室は、拍手と笑い声に包まれていました。 実は私も、わが家で自分の娘に似たような三段論法を披露して、顰蹙 ( ひんしゅく ) を買ったことがあります。 それは、「 あなたは、水嶋ヒロが好きである。 あなたは、父親 ( 私 ) のことも好きである。 したがって、私は水嶋ヒロである 」 というものでした。 「 どん引き 」 されたことは、言うまでもありません。 ところで、( 写真・上 ) 後方に写っていますが、このクラスでは 「 私の今年の漢字 」 が掲示されていました。 各自の今年1年を象徴する漢字一文字と、その理由が貼りだされています。 日本漢字能力検定協会が毎年行っている 「 今年の漢字 」 では 「 暑 」 が最多得票で選出されていました。 このクラスの人たちのそれは、「 歩 」 「 眠 」 「 変 」 「 疲 」 「 嬉 」 など、実にバラエティーに富んでいました。 校長 武田幸雄 12月13日(月) 本日の授業風景 ・ その3天候の関係で、今日は男女が体育館フロアを半面ずつ使用しています。 男子がドッジボールで盛り上がっている横では、女子が軽快な音楽に合わせて創作ダンスの練習に励んでいました。 ヒヤヒヤしながら男子のドッジボールを取材した後だったので、女子のダンスの取材はホッとします。 とはいえ、どのグループも激しい動きや素早い動きを取り入れているので、おじさんの動体視力はその動きについていくだけで精一杯です。 グループの中で他のメンバーとの立ち位置を瞬時に入れ替えたり、「 立ちくらみ 」 を起こすのではないかと心配になるぐらい頭や手足を大きく何回も動かしたり、見事なバック転を披露したり … 。 毎年のように見る3年生・女子の創作ダンスですが、年々レベルアップしているように思います。 岩越先生のお話しでは、あと2時間ほど練習してから、来週には本発表をしたいとのことでした。 わざわざ高いお金を払ってコンサート会場まで行かなくても、別所中の体育館で 「 AKB48 」 や 「 KARA 」 に匹敵するパフォーマンスを見られるのですから、これは楽しみですね!( … と、ほめすぎでしょうか? ) 校長 武田幸雄 12月13日(月) 本日の授業風景 ・ その2冷たい雨の降りしきる中、体育館も底冷えのする寒さです。 しかし、男子はそんな寒さを吹き飛ばすかのように、変則?ドッジボールに熱中していました。 まずは、ソフトバレーボール用のボールを2個使用してのゲームです。 ボールが柔らかいので、直撃してもそれほどのダメージはありません。 また、ボールが一回り大きいので、全力で投げても通常のボールほどスピードが出ません。 しかし、途中からルールを変えて行ったゲームでは、様相が一変しました。 通常のバレーボールを6個使用しています。 始めにコートの真ん中に並べた6個のボールを、双方のチームが全力で走って取りに行く時点から、すでにエキサイトしています。 なにせ6個のボールが飛び交うのですから、相手にぶつけることばかり考えていると、意外な方向から自分めがけてボールが飛んできます。 しかも、使用するボールは、ソフトバレーボールに比べて硬さもスピードも一段上です。 ( 写真・中 ) は、○○君が今まさに相手に投げようとしたとき、別の方向からボールが飛んできて、すんでのところでよけた瞬間です。 私も○○君と同様、取材中に何度か危ない目に遭いヒヤッとしました。 ( 写真・下 ) の△△君。 カメラに向かって余裕で 「 ピース 」 なんかしていると、どこからボールが飛んでくるかわかりませんよ! 校長 武田幸雄 12月13日(月) 本日の授業風景A組 ( 担任・川口先生 ) の授業を取材させてもらいました。 中学校で行う道徳教育の内容項目のうち 「 温かい人間愛の精神を深め、他の人々に対し思いやりの心をもつ 」 を取り上げています。 道徳の副読本の中から 「 夜のくだもの屋 」 を使用した授業でした。 毎日部活動の練習のために真っ暗な夜道を通って帰宅する少女は、通学路の途中にあるくだもの屋だけが遅くまで店を開けていることに気づきます。 少女は、明るい照明とそれに照らし出される色とりどりの果物に、夜道を一人で歩く心細さを紛らすことができるのでした。 部活動も一段落して帰宅時間も早くなったある日、ひょんなことから少女はそのくだもの屋さんと話しをします。 そして、実はくだもの屋さんが自分のために営業時間を延長し、自分が店の前を通りすぎるのを明かりをつけて待っていてくれたことを知るのでした … 。 授業では、教材を読む前にワークプリントを使い、「 いろいろな親切 」 について班ごとに話し合いました。( 写真・上・中 ) 「 親切 」 という字は、「 親を切る 」 と書きます。 というと、一瞬ギョッとしますが、実はそういう意味ではありません。 「 親 」 は 「 親しい 」 とか 「 親しみがある 」 といった意味で、「 切 」 は 刃物をあてるように 「 じかに接する 」 とか 「 行き届く 」 といった意味で使われています。 つまり、「 親切 」 とは、「 親しみを込めて身近に接し、思いを行き届かせる 」 という意味なのです。 そういう意味からして、くだもの屋さんの 「 親切 」 は、本当の意味での 「 親切 」 であったことがわかりますね。 校長 武田幸雄 12月13日(月) 本日の学校給食● ご 飯 ● バーベキュードチキン ● ボイル野菜 ● キャベツのツナマヨ和え ● ビーフン炒め ● 果 物 ● 牛 乳 12月13日(月) 全校朝礼 ・ 校長講話これから長い人生を歩いていく皆さんにとって、演題にもあった 「 後悔しない人生 」 を送るうえで参考になることが、たくさんあったことと思います。 ただひとつ、中村さんのお話しの中で気になることがあったので、それについてお話しさせてください。 男子バスケ部 ニュータウン大会準優勝!!1回戦、2回戦は選手の動きもよく、順調に勝ち上がりました。 決勝は、新人大会で敗戦し、都大会にも出場している上柚木中でした。地力の差がある上柚木中には終始リードを許してしまいました。しかし、別所中の選手も最後までボールを追いかけ、食らい付きました。結果として、敗戦してしまいましたが、課題が浮き彫りとなった試合でした。 この悔しさをバネに、今後も「都大会」を目指して選手と共にがんばっていこうと思います。 保護者の皆様の声援は力となりました。ありがとうございました。 1回戦 VS松木中 38対22 2回戦 VS松が谷中 37対32 決勝 VS上柚木中 35対45 |