自然のアルバム248 モッコク☆モッコクは、海岸近くの温かなところに自然に生えているものですが、よく庭に植えられています。この写真は家の近くで撮影したものです。 ☆7月ころ白い花をさかせ、秋になると実がなります。寒くなると実がさけて、赤い種子が見えるようになります。これは、鳥のためでしょうか。そう言えば、赤い木の実というのはとても多いように思えます。 ☆赤い色というのは、とても食欲をさそうようです。ハンバーガー屋さんも、中華料理屋さんなども赤い看板が多いようです。その反対に青は食欲が落ちるそうで、青いふりかけを作ったら、ぜんせんうれなかったそうです。 自然のアルバム247 竹筒バチ2☆このオオフタオビドロバチは、どこにでもいるハチのようです。いろいろな竹をわってみたのですが、出てくるのは、このハチだけのようでした。もちろんテープで元どおりにしておきました。 ☆しきりには、土がつめられたあとがよくわかると思います。この幼虫はいつになったら、外の世界に飛び出してくるのでしょうか。 ☆ハチというと、アシナガバチのようなハチの巣を思いうかべてしまいますが、いろいろな生活をしているハチがいることが分かりました。これからもさらに勉強したいですね。 自然のアルバム246 竹筒バチ1☆オオフタオビドロバチというハチがいます。黒い体に黄色のしまがあります。このハチは、竹のつつにガの幼虫を運びこんでたまごを産みます。それで、竹づつバチと言われます。 ☆竹のつつの穴をよく見てください。どろがつめこんであるのがわかりますか。この竹をナイフでさいてみると、その中には、いろいろな幼虫がいます。おどろきの世界ですよ。 ☆ハチのためにおうちの軒先(のきさき)や出窓の下などに竹やしのだけを置いてみましょう。どんなハチがくるか観察してみませんか。 自然のアルバム245 ギンナンいろいろ☆何度も見ていたギンナンですが、おどろくことに、どらやき型と、3つ割型あるようです。このことは、ある子どもが報告してくれてわかりました。 ☆インターネットなどでもいろいろと書かれているのですが、どうやらはっきりとしないようです。3つ割は少ないようですが、よくさがすとあるわあるわと大発見で大喜びしました。 ☆どら焼き型は、オスであるとか言われていますが、これもはっきりしません。イチョウ祭で買ったギンナンの数をしらべると、どら焼き型が253個で、3つ割型が24個でした 自然のアルバム244 アベリア☆今年もだいぶさむくなり、花もほとんど見られなくなりました。そんな中、ハナゾノツクバネウツギが咲いていました。ずいぶんと長い名前ですね。 ☆漢字で書くと花園撞羽根空木と書きます。庭や公園などによくうえれれていますが、もともとは外国から来た園芸品種で、アベリアとよばれています。 ☆アベリアとは、学名です。学名でよばれるものもたいへん多く、プラタナスやコスモス、チューリップなどどれも学名です。 自然のアルバム242 メグスリノキ☆日本には、たくさんのカエデの仲間がいます。その数は28種もあるそうですが、このメグスリノキの種子が一番大きく、4センチ以上もあります。 ☆写真の右はイロハモミジですが、せいぜい2センチほどです。くるくるとまわる様子を見るには、やはりメグスリノキのほうがはくりょくがあっていいでしょう。 ☆このメグスリノキは目の薬になるそうです。今度実験してみようと思っています。この木はあちこちにあるのではなく、ぽつんぽつんと山に見られるものです。 自然のアルバム243 ハンショウズル☆春や夏に花を咲かせていた植物も、今はその仲間をふやすために、たくさんの種をつけています。植物は自分では動けないので、いろいろな方法を使い、仲間をふやします。 ☆ドングリはころころ、カエデはくるくる、ハネフクベはひらりひらい、オナモミはくっつき、オオバコはべっとり、そして、このハンショウヅルはふわふわでしょう。 ☆キンポウゲ科の植物は、ごらんのように毛をつけて散布(さんぷ)されるものが多いようです。センニンソウという植物も仙人(せんにん)のヒゲのようなもので、風にのります。 セーフティ教室3セーフティ教室2セーフティ教室1自然のアルバム241 リュウノヒゲ☆上恩方の野山の木々が色づき、とてもきれいですが、足元にもハッとするような何ともいえぬいい色の実があります。先日、八王子市のある先生から「この実は何の実?」という質問も受けました。 ☆名前はリュウノヒゲといいますが、ジャノヒゲともいいます。色は青色と言ってかたづけてしまうにはもったいないような色。深い藍(あい)色、こいるり色、何と表現すればいいのでしょうか。 ☆宮崎駿の「となりのトトロ」のある一場面。さつきとメイが雨の日に傘をさして待ってると、そこにトトロが登場。ドングリをプレゼントしてもらうのですが、つつんでまいてあったのが、このリュウノヒゲの長い葉っぱです。 自然のアルバム240 ヒイラギ☆12月となり今日のような温かな日もありますが、寒い日も続くようです。そんな冬空のもと、ヒイラギの花がよいかおりをただよわせさいています。ヒイラギはモクセイ科の植物です。同じ仲間のキンモクセイもよいかおりがしますね。 ☆ヒイラギは冬の木です。それで、漢字では木へんに冬と書き「柊(ひいらぎ)」となります。同じく木へんに春で「椿(つばき)」です。また、木へんに夏で「榎(えのき)」となります。しかし、木へんに秋はありません。草かんむりに秋で「萩(はぎ)」となります。 ☆ヒイラギの葉はとんがりがあるのがとくちょうです。実の色は黒くなります。クリスマスケーキにのっているヒイラギはセイヨウヒイラギで、実が赤くなります。 自然のアルバム239 イチョウ祭り☆このいちょう祭は、八王子市民の手作りのお祭として行われているものだそうで、今年は31回目だそうです。追分から小仏の駒木野という所まで通行手形をもって歩いて楽しむそうです。今年も行きたかったのに残念です。 ☆甲州街道の両脇(りょうわき)に約770本あるそうです。八王子市の天然記念物にもなっており、メスの木もあり、あちこちにギンナンが落ちています。 ☆八王子市の天然記念物は他にも9つあります。東京都の天然記念物は、小仏のカゴノキ、高尾山のスギ並木、飯盛スギなどがあります。どれも学術的に貴重なものであり、後世に伝えたいものです。 自然のアルバム238 ギンナン☆このギンナンは昨年のいちょう祭の時に撮影したものです。ものすごいにおいがするので、だれも拾おうとはしないようで、ごらんのようにあちこちに落ちていました。 ☆ギンナンは茶わんむしに入れたり、ゆでたり焼いたりしてたべますが、たくさん食べると中毒をおこすそうです。また、ギンナンは、栄養があり、薬としてもよく利用されているようです。 ☆薬としては、せきをしずめたり、おねしょにもきくそうです。しかし、手で直接さわるとかぶれる場合もあるそうなので、十分に注意しましょう。ネット等で調べるといろいろな食べ方があります 自然のアルバム237 不思議なウメ☆あるウメ林を歩いていて見つけました。あなのあいたウメがひとかたまりになって集められていました。近くにはあなのあいていないウメもころがっていました。だれのしわざなのでしょう。 ☆一番左にあるものがあなのあいていないものです。ウメぼしを食べて、ポイと捨てる部分は、実の一番内側の内果皮(ないかひ)というものです。この実の中に本当の種子があります。 ☆この本当の種子を食べたあとのようです。犯人(はんにん)はネズミやリスなどの仲間でしょう。上下に2本ずつある前歯がとてもするどいので、ウメの内果皮もガリガリとけずれるのでしょう。 自然のアルバム236 ホトケノザ☆上恩方の野山も木々が色づき、遠くの山々がとてもきれいです。青く澄んだ空をバックに、紅葉や黄葉が目にあざやかにうつります。ふと道ばたに目をやると、日だまりにピンクの花がさいていました。 ☆朝晩(あさばん)とても寒くなりました。それでも、日だまりには小さな花がさいていることがあります。ホトケノザの他に、オオイヌノフグリ、タネツケバナ、スミレなども野原で見ることができます。 ☆このホトケノザをよく見てください。花びらのまん中に、少し色のこい所があります。これは、虫たちにみつがあるよという目印(めじるし)なのでしょう。あたたかな日にはハナアブなどがきているかもしれません。 自然のアルバム235 ウメモドキ☆ウメという名前がついていても、ウメ(バラ科)の仲間ではなく、モチノキ科の植物です。山にある木ですが、それほど多くはありません。実がきれいなので、お庭に植えたりします。 ☆どこにでもあるという木ではなく、ポツン、ポツンとあります。このような植物を個体数の少ない植物といいます。ふだんあまりみることができない木です。 ☆この木は、オスの木とメスの木があります。もちろん実のなるのは、メスの木です。近くにオスの木があるようです。寒さがますと、一段と、その赤い実が美しく輝くようです。 自然のアルバム234 シロダモ☆これは、シロダモというクスノキ科の葉です。葉っぱのうらにロウがぬってあるように真っ白で、熱を近づけると、白いロウがとける実験にはとてもよい葉っぱです。 ☆葉っぱはちぎってもむとよいかおりがします。また、3本の葉の脈もクスノキ科のとくちょうです。しかし、今回は、実をよく見てください。真っ赤な実は、とても目立ちますが、どうして赤いのでしょうか。考えてみてください。 ☆ドンクリはころころところがります。クルミの実も下におちて、水に流されます。木の実には赤いものが多いようですが、これは、どうやら、鳥と関係があるのではないでしょうか。 楽しかったPTA行事その9楽しかったPTA行事その8 |