自然のアルバム182 チャノキ☆お茶は、もともと中国から薬のためにお坊さんによって伝えられたものといわれています。ふつう、五枚の白い花びらで、たくさんのおしべからなっています。ちょうと、今を盛りに咲き始めました。 ☆世界にはいろいろなお茶があります。日本人がよく飲む緑茶。中国のウーロン茶。スリランカやインドの紅茶などありますが、すべて同じチャの木の葉っぱから作られます。 ☆同じ葉っぱなのにどうしてちがうお茶になるのかというと、発酵度(はっこうど)というものがちがうからです(完全発酵−紅茶、半完全発酵−ウーロン茶、発酵無−緑茶)かんたんに言うと、作り方がちがうのです 自然のアルバム181 チヂミザサ☆いろいろなひっつき虫がいますが、これは、ネバネバのひっつき虫です。写真で見ると、水のかたまりのように見えるのがひっつきのもとになるネバネバです。 ☆このネバネバで、ほかのものにくっつき、仲間をふやすくふうをしています。今の季節、草むらをいろいろと歩いてみると、いろいろなひっつき虫がついてきます。ためしてごらん。 ☆このネバネバは実がじゅくしてくると、出てくるのがすごいと思います。植物もいろいろとくふうしているんですね。なお、チヂミザサというのは、葉っぱがちぢんでいるからです。 自然のアルバム180 センブリ☆リンドウ科の植物です。花の色はちがいますが、花のつくりはよくにています。植物の科というのは、花のしくみやつくりをもとに作られたもので、仲間わけに便利です。 ☆植物の観察方法として、五感を使う方法で、舌(した=べろ)で味をみるという方法もあります。ぜひ、このセンブリを一度、味わってみてください。良薬は口ににがしです。胃の薬となります。 ☆このセンブリは、今では少なくなり、どこにでもあるというものではありませんが、それでも恩方にはたくさんさいています。今日登った要倉山という山にいく途中でもたくさん見ました。しかし、場所はひが3つです。 自然のアルバム179 カタバミの実と種☆どこにでもよく見られるカタバミです。このカタバミは種子を飛ばすことはよく知られていますが、どのくらいの距離飛ぶのかはインターネットにものっていないようです。 ☆そこで、カタバミを株ごと鉢に植え、白い紙をひきつめて実験しました。失敗などもありましたが、1570の種子の飛散距離を測り、平均や最高距離などを調べました。 ☆1570個体の平均は約87で、最高は2m94cmということが分かりました。現在は、この実にどれだけの数の種子が入っているのかを調べています。 自然のアルバム178 ヤブミョウガの実と種☆私のカメラは接写撮影ができるので、このように小さなものを観察撮影するのに便利です。青い実は3ミリほどで、種子は1ミリもありません。 ☆この実を見つけたら、ぜひ自分で実をわって見てください。なななんと、種子は四角や三角などの形をしています。まるで、石のようです。おまけにまん中は少しへこんでいます。全校遠足の日、帰り道に何人かの子どもたちと確かめました。 ☆どんな種もたぶん丸いだろうと思っていたのがまちがいであることがわかりました。自分の目で見たことはまちがいがありません。これからも自分の手や目やはななどいろいろ使って観察していきたいと思います。 学校の様子雨の中でしたが、長谷川先生の指導のもとで、しっかり蒔くことができました。 どんな大根が出来るのか今から楽しみです。 全校遠足5、6年生は、夕焼け小焼けの里の側の北土代沢より8:15分から登りました。 みんな一生懸命登り、陣馬山の頂上に11:50に着きました。 みんなでおいしい昼食を食べました。 全校遠足5、6年生は、夕焼け小焼けの里の側の北土代沢より8:15分から登りました。 みんな一生懸命登り、陣馬山の頂上に11:50に着きました。 みんなでおいしい昼食を食べました。 自然のアルバム177 イグチの仲間☆キノコにはいろいろな種類があります。このキノコはイグチ科のもので、かさの下がはっきりとしたひだではなく、小さな穴(あな)がたくさんあいているのがとくちょうです。 ☆名前はヤマイグチか、ベニバナイグチか、ヤマドリダケモドキか、はっきりしませんが、イグチの仲間であることはまちがいないようです。 ☆イグチの仲間は食べられるものが多いそうですが、キノコの専門家に聞いてから食べるようにしましょう。素人(しろうと)考えでは危険です。くわしい人に聞きましょう。 3年生 花子とのお別れ
26日にヤギの花子さんとお別れの会をしました。
たくさん野菜をあげて、みんなで写真を撮りました。 自然のアルバム176 テングダケの仲間☆このキノコはテングダケ(ほとんどが毒キノコ)の仲間であることは確実ですが、その名前が分からず、いろいろなキノコの図鑑を見ては、絵合わせをして調べています。 ☆いろいろなキノコや虫や花など、いろいろな図鑑が出ています。どれも写真がきれいなので、絵合わせしながら、名前調べを楽しんで下さい。パラパラとめくるといろいろな発見があります。 ☆このキノコはコテングダケかコテングダケモドキのどちらかのようですが、キノコについてもただいま勉強中なので、はっきりとはしません。しかし、いろいろあれこれを手をだして調べていくことはとても楽しいことです。 自然のアルバム174 ヤクシソウ☆薬師堂(やくしどう)のそばで最初に発見されたとか、薬師如来(やくしにょらい)という仏様の光る背ににているとか、薬になるとか、いろいろいわれていますが、はっきりとは分からないそうです。 ☆このヤクシソウがさき始めると、秋も本番で、朝夕冷える日が多くなるようです。黄色の花が秋の夕日をあびてさく姿はなかなかのもので、特に秋のお気に入りの花の一つです。 ☆この仲間はどれも、葉っぱや茎を切ると白いしるのようなものがでます。タンポポも同じです。この白いしるは、ゴムのようなものをふくんでいて、昆虫などから葉を食べられないようにするためのものだそうです。 自然のアルバム173 オオカマキリ☆あちこちと歩いていると、いろいろなものを発見するものです。オオカマキリは何度も見ていますが、交尾(こうび)するのは、それほど見られません。この交尾を見た時には、本当にワクワクドキドキと感動しました。 ☆左がメスで、それにのっかるようにしているのがオスです。オスは一度交尾をすると、めったにメスをはなさないそうです。5分くらいこの姿勢でいました。2時間、3時間とゆっくりと見たかったです。 ☆オスは後ろ足でしっかりとメスをかかえこんでいるようでした。メスは交尾中でも、頭を後ろにやり、オスをバリバリとその上部なアゴで食べてしまうそうですが、その姿も見たかったです。 自然のアルバム172 ハラビロカマキリ☆カマキリで一番よく見かけるのがオオカマキリです。そのつぎがコカマキリです。このハラビロカマキリという種は初めて見ました。オオカマキリとよくにているようです。ちがいはわかりますか。 ☆オオカマキリよりは少し小さいようですが、一番の見分け方のポイントはせなかのまん中あたりにある両はしの白い細長い点です。これがあればハラビロカマキリにまちがいありません。 ☆チョウセンカマキリという種類もいるそうですが、それはただいま捜索中(そうさくちゅう)です。なお、ハラビロカマキリのらんのうは、コカマキリににていますが、少しずんぐりむっくりとしている感じです。 自然のアルバム171 コカマキリ☆体が小さいのでコカマキリといいます。それでもカマキリはカマキリなので、いろいろな虫をつかまえてはバリバリとたべまくようです。体のつくりはほとんど同じようです。 ☆カマキリのらんのう(たまごのたくさんつまったもの)で一番よく見かけるのはオオカマキリです。これは、個体数が多いからでしょう。コカマキリも多いのですが、らんのうがみつけにくいのはなぜでしょう。 ☆それは、らんのうの産みつける場所に関係があります。オオカマキリやハラビロカマキリは木の枝などでよく目につきます。しかし、このコカマキリは板やかべなどに産み付けるので、みつけにくいのでしょう。 3年 作品展に向けて
理科室でシルクスルーをやりました。
繭から蛹を出し、縦横と引っ張りながら伸ばしていきます。 最初は「むずかしぃ〜」と言っていた子供たちも、徐々にコツを掴み 素敵に仕上げていました。 総合の授業田植えの時と同じように夕焼け小焼けの方に教えていただきました。 おいしいお米が食べれる日が楽しみです。 自然のアルバム170 キクイモ☆キクのような花で、根にイモができるので、この名前がつきました。よく似たもので、イヌキクイモというものもあります。恩方のあちこちで見られますが、浅川などの川にも多くあります。 ☆植物は日本に4000種もあるといわれていますが、それぞれ○○科というものに属しています。そこで、もっとも種類の多い科は何かと調べたところ、一番多いのはキク科で294種でした(牧野図鑑より)。 ☆次がイネ科212種。カヤツリグサ科201種。バラ科175種。ユリ科128種。マメ科120種。ラン科109。シソ科90種。キンポウゲ科80種。ナデシコ科72種。ゴマノハグサ科71種。などなど。 3年 作品展にむけて秋らしい作品です。 繭からでる光が温かく感じます。 自然のアルバム168 ノガリヤス☆またまたイネ科植物の登場です。山道を歩いていると、スギの林をバックにノガリヤスの花が目にとまりました。なんてすてきなんだろうと、思わず写真をとってしまいました。 ☆色のない植物というわけではありませんが、その線の細さと、線のもつやわらかな感じがたまらなくいいですね。今の季節、このノガリヤスはどこでも見られるものです。 ☆またの名前をサイトウガヤといいます。この花には、絶対に虫などは来ないでしょう。というのは、このイネ科の植物などは、すべて風により花粉をとばすしくみになっているからです。 |