11月29日(月) 本日の授業風景 ・ その2廊下から教室をのぞいていたところ、鶴丸先生のクラス(C組)で使っていた副読本の紙面に、サッカーの三浦知良選手の写真が載っていたのが目にとまり、お邪魔することにしました。 中学校で行う道徳教育の内容 ( 24項目 ) のうち、「 自己を見つめ、自己の向上を図るとともに、個性を伸ばして充実した生き方を追求する 」 を取り上げています。 教材は、かつて高校生活最後のサッカーの試合で、試合終了間際のラストチャンス = フリーキックの場面で、選手交代させられた挫折経験を持つ作者の書いた 「 ロスタイムのつづき 」 という文章です。 作者は、そのときの挫折を引きずり、夢を見ることを忘れ、失敗を他人のせいにしてきていました。 しかし、15歳で単身ブラジルに渡りサッカ−修行をする中で苦労を重ね、やがてW杯アメリカ大会予選の 「 ドーハの悲劇 」 や、同じくW杯フランス大会開幕直前の 「 代表選考落ち 」 という挫折を重ねても、なおサッカーに夢を持ち続けて現役を続行する三浦知良選手の姿を見て考え方を改めます。 夢をもつことの大切さ、そして、その夢を叶えるために挫折を乗り越えていくことの大切さを教えてくれる教材でしたね。 ワークシートの設問 「 あなたの夢や理想を実現するために、今、どうすることが大切ですか 」 の回答に、こんなことを書いている人がいました。 「 今は夢がないから、いろいろなことを経験して自分のやりたいことを見つける 」 … それもまた、いつかあなたの夢を実現するためにとても大切なことです。 校長 武田幸雄 11月29日(月) 本日の授業風景3年生は三者面談と私立高校の入試相談を控えているため、道徳の時間割を学活に変更して進路指導の時間にあてました。 先日行われた期末考査の結果を受けて2学期の評価・評定を出したので、それを記した個票を返却しています。 クラスによって、空き教室や廊下で一人ひとりに簡単な説明を添えながら手渡ししています。( 写真・上 ) この評定が都立高校入試の際に提出する調査書 ( 俗にいう内申書 ) に記載されることになります。 また、多くの私立高校でも、推薦入試ではこの成績を基準にしています。 ただし、厳密に言えば、調査書に記載する成績は 「 4月1日から12月31日までの総合成績 」 です。 個票にも記載してありますが、あくまでも本日渡した個票に記載されているのは 「 11月29日現在 」 のものです。 これで100%確定したわけではありません。 したがって、2学期の残り約1ヶ月の間に、著しく授業態度が悪化したり、学習意欲の低下等が見られたりした場合、成績に変動がある ( 下がる ) 可能性もあるので注意してください。 ただ、そうした例外を除き、多くの場合は本日示した評定を元に 「 私立高校の推薦をどうするか 」 「 都立高校の志願校をどこにするか 」 などを話し合っていくようになります。 個票を返却された人たちや、順番を待っている人たちは、教室で面接練習シートを作成したり、友達同士で進路情報誌を見たりしていました。( 写真・中・下 ) 校長 武田幸雄 美化コンクール
11月29日(月)
本日の放課後は、美化コンクールが行われました。 別所中の美化コンクールは「体育大会」「合唱コンクール」と並ぶ大きな行事で年2回行われます。 生徒は勿論、担任の先生も夢中になって教室を綺麗にしています。 採点の基準は、掃除用具入れ、黒板、机の整頓、窓のサン、出入りのドア、掲示物、ロッカー棚、ゴミ箱、雑巾の始末などです。賞状をもらえるように皆さん頑張ってください。 そして綺麗な教室で明日から、もっともっと気持ちよく勉強しましょう。 11月29日(月) 本日の学校給食● ジャムサンド ● キッシュ ● 磯辺フレンチ ● マカロニサラダ ● にんじんグラッセ ● 牛 乳 11月28日(日) 今週の予定(11/29 〜 12/3)11月29日(月) 【 通常授業 】 学年朝礼・美化コンクール 30日(火) 【 通常授業 】 12月 1日(水) 【 通常授業 】 三者面談(3年) 2日(木) 【 通常授業 】 〃 3日(金) 【 通常授業 】 〃 ★ ★ ★ ★ ★ 12月1日(水)〜8日(水)の三者面談は、3年生のみです。 なお、その間、3年生は毎日5時間授業となります。( 弁当・給食あり ) 学校HP画面上の1行メッセージにもありますが、感染性胃腸炎 ( ノロウイルス ) が猛威を振るいつつあります。 朝から腹痛や吐き気などの自覚症状がある場合、無理をして登校せず様子をみるようにしてください。 また、おう吐、下痢といった症状がある場合は、医療機関での早めの受診をお願いいたします。 校長 武田幸雄 11月27日(土) 今週を振り返って時間割を変更してまとめて期末考査を返却した3年生に続き、1・2年生も各教科の授業で答案の返却が行われていました。 先生から手渡された答案用紙の得点をおそるおそる見て、歓声や悲鳴をあげたり、教室の隅に行ってから小さく折りたたんだ答案を見直したり、友達と得点を見せ合ったりと、いつもながらの光景がそこここで見られました。 教科によっては、問題をもう一度見直して、予想得点を出させてから答案を返却している先生もいました。 予想得点と実際の得点が見事に一致してガッツポーズしている人もいましたが、あまり良くない点数で BINGO! というのでは素直に喜べませんね。 さて、昨日私は 「 学校保健セミナー 」 という講習会に参加してきました。 テーマは 「 学校における新型インフルエンザ対策 」 です。 本校では昨年の新型インフルエンザ発生の際、NHK 「 首都圏ネットワーク 」 で特集されるなど、高い危機意識をもって対策に努めています。 その一方、昨年流行した 「 H1N1型 」 が弱毒性であったことから、一般的には 「 のど元過ぎれば熱さ忘れる 」 になりつつあります。 しかし、常に本校が念頭に置いているのは 「 H5N1型 」 つまり、強毒性の新型鳥インフルエンザです。 昨日のセミナーで、「 H5N1型 」 は今日発生したとしても不思議ではないこと。 にもかかわらず、行政の取り組みが後回しになっていることなどを再認識いたしました。 昨年同様、誰かに頼るのではなく 「 学校としてできる最大限のこと 」 を準備してまいりますので、保護者の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 校長 武田幸雄 2年理科実技テスト
「電流計」「電圧計」の入った回路をつくる実技テストです。
はじめに「電源装置」「抵抗」「電流計」を直列(一本道)につなぎ、次に電圧計を「抵抗」の両端に並列につなげば完成します。 早い生徒は1分もあれば完成しますが、戸惑っている生徒も数名?いました。 基本的なことですので、しっかりマスターしましょう。 11月26日(金) 本日の学校給食11月26日(金) 本日の授業の様子11月26日(金) 本日の授業の様子11月25日(木) 2年生 ・ 壁新聞 ( 校外学習 )
前の記事で、2年生が品評会を行っていた壁新聞の一部を紹介します。
細かいところまでしっかり書き込まれているもの、見せ方に工夫を凝らしているもの、インパクト勝負に出ているものなど、班によってさまざまです。 3階の廊下に掲示してありますので、保護者の皆様も学校にお越しの際はぜひご覧ください。 校長 武田幸雄 11月25日(木) 本日の授業風景 ・ その32年生は、さる11月2日に行われた校外学習 「 都内めぐり 」 の事後学習として、班ごとに壁新聞を作成しました。 今日は廊下に貼り出された壁新聞を見ながら、学年の生徒と先生方による品評会を行っていました。 内容やデザインについて、すべての班の作品を評価していきます。 高評価を得た班は、来週の学年朝礼で表彰される予定です。 雷門、仲見世、浅草寺、築地、東京スカイツリー、アメ横、上野動物園、国立科学博物館、東京タワー … 壁新聞を見ていると、あの日訪ねた下町の情景が目に浮かんできます。 そして、アメ横焼き、串フルーツ、人形焼き、志村商店のチョコレート、もんじゃ焼きなど、あの日食べたりお土産にしたりした下町の味覚も、よみがえってくるようです。 来年の初詣は、校外学習を思い出しながらちょっと足を伸ばして浅草寺へ … などというのも良いかもしれませんね。 校長 武田幸雄 11月25日(木) 本日の授業風景 ・ その2担当は、小又先生・嶋田先生・山口先生です。 山口先生のグループにはALTのアレックス先生も来てくださり、一人ずつインタビューテストを行っていました。( 写真・下 ) 小又先生と嶋田先生のグループは、Lesson 6 「 Halloween 」( ハロウィーン ) の学習です。 アメリカの習慣を取り上げています。( 写真・上・中 ) 教科書にもあったように、ハロウィーンはキリスト教の普及している欧米では当たり前のように行われている行事です。 10月31日の夜、精霊や魔女、怪物などが現れるという言い伝えから、当日の夜は大人も子供もそれらに仮装しパーティーを開いたりして楽しんでいます。 日本の一般家庭でも、ジャック・オー・ランタン ( 目や口の形ををくりぬいて、中に明かりを灯したカボチャ ) を飾る家が増えたりしています。 徐々に、欧米の習慣が日本にも浸透してきているようですね。 ただ、ハロウィーンというと思い出すのが、今から18年前、日本人留学生 ( 当時16歳 = 高校生 ) がアメリカで射殺されてしまった事件です。 この高校生は、知人の家のハロウィーン・パーティーに行こうとして、間違えて別の家の庭先に入ってしまいます。 そこの家人は高校生を侵入者と勘違いし、銃を構えて 「 Freeze 」( フリーズ = 動くな ) と言います。 しかし、高校生は仮装のために眼鏡を外していたので状況が分からず ( 家人の言葉を 『 Please プリーズ = どうぞ 』 と聞き間違えたのではないかとも言われています )、ついに家人に射殺されてしまったのです。 こんな痛ましい事件が起きないためにも、日本には 「 拳銃所持 」 という名の習慣だけは絶対に入ってきてほしくないですね。 校長 武田幸雄 11月25日(木) 本日の授業風景「 絵本 」 「 自分史 」 作製に取り組んでいます。 子供向けの絵本を描くか、自分が産まれてから現在に至るまでの自分史を作るかは、それぞれ選ぶことができます。 このクラスでは、およそ4人に3人ぐらいが絵本を選んでいました。 絵本には、なぞなぞ形式 ( シルエットから物の名前を当てさせる ) のものや、いろいろな乗り物などを紹介するもの、ストーリー性のあるもの、可愛らしいキャラクターを並べたものなど、各自の個性が表れています。 中には 「 ひょっとしたら売れるのでは? 」 と思えるような傑作もありました。 また、○○君は、今年卒業した先輩が残したアルファベットの A 〜 H まで紹介する絵本を受け継いで、O 〜 P を紹介する絵本を作っていました。 ( 全部で8頁なので、アルファベット8つ分しか描けないのです ) 来年、現2年生の誰かがさらに Q から先を受け継ぎ、3年がかりで壮大なスケールの絵本を完成させてくれるといいですね。 自分史を作製している人は、写真やプリクラ、産まれたときの足形を切り貼りするなど、こちらもまた個性に富んでいます。 そして、誰もが小さかった頃のなんと可愛らしいことか! すべての写真から、それを撮ってくれたであろうお父さんやお母さんの愛情が伝わってきました。( 写真・下 ) 校長 武田幸雄 11月25日(木) 本日の学校給食● キャロットピラフ ● ポークと大豆のトマト煮込み ● スイートポテト ● キャベツの生姜風味 ● 果 物 ● 牛 乳 11月24日(水) 本日の授業風景 ・ その3昨年の合唱コンクールの様子を収めたDVDを鑑賞しました。 これは、1年生にとって初めて経験する本校・合唱コンクールの流れや、実行委員の仕事内容や役割分担などを知るうえで、とても有用な学習です。 開・閉会式や発表の様子などをダイジェストで視聴し、合唱コンクールのイメージをつかむとともに、先輩たちの合唱のレベルの高さを実感できたようです。 DVDを見ている生徒たちの横顔は、真剣そのものでした。 なお、本校の合唱コンクールは、昨年初めて会場を学校からパルテノン多摩に変更して開催しました。 そして、今年度は初めて世界的な作曲家の松下耕さんと合唱団 「 VOX GAUDIOSA 」 が合唱コンクールに来てくださいます。 ( 今までは、合唱コンクールとは別日程で来てくださっていました ) 当日は、感動的な3年生とのコラボレーション合唱 「 Jupiter ( ジュピター )」 もお聴かせできると思いますので、保護者の皆様もぜひお越しください。 さて、授業はDVD鑑賞と室谷先生の説明で時間いっぱいだったのですが、私が取材にうかがっていたので、急きょ1年生の課題曲 「 HEIWAの鐘 」 を合唱してくれました。( 写真 ) 突然の予定変更にもかかわらず、1年生としては堂々とした歌声を聞かせてくれました。 先輩たちの築いてきた良き伝統としての 「 合唱 」 を、きっと皆さんも引き継いでくれるものと期待しています。 校長 武田幸雄 11月24日(水) 本日の授業風景 ・ その2今日は嶋田先生の授業を中心にお邪魔しました。 ALT ( Assistant Language Teacher = 外国語指導助手 ) のアレックス先生がお見えになっていました。 一人ずつ別室で英語の質問を受け、それに英語で答えています。( 写真・上・中 ) 質問の内容は、教科書の内容を尋ねるものや、期末考査の試験範囲の中から重要な言いまわしを復習できるものが中心でした。 やはり1対1で面談するとなると、緊張からか質問を正確に聞き取れなかったり、パッと答えが出てこなかったりすることもあります。 そのため、時折様子を見に来た嶋田先生が、助け船を出してくださることもありました。( 写真・中 ) アレックス先生と面談をしている時以外は、返却された期末考査の反省と間違えた問題のやり直し ( 反復練習 ) を、プリントに書いています。( 写真・下 ) 反省として 「 時間が足りなかった 」 と書いている人が何人か見うけられました。 その場合大切なことは、時間が足りなかった理由を 「 問題が多かったから 」 など、自分以外の何かに求めないことです。 ○○君 が、反省にこんなことを書いていました。 「 全然できないのがよく分かった。 これを素直に受け止め、次のテストに活かしたい。 勉強の仕方を工夫したい。」 このように何か良くない結果が出たとき、その原因を自分に求めることのできる人は、必ず自分を改善し失敗を成功に転じられるはずです。 校長 武田幸雄 11月24日(水) 本日の授業風景これは、3年生が2学期の評価・評定を他学年よりも早く出さなければならず、それと関連して期末考査の得点を早く確定するための措置です。 3年生が他学年に先んじて評価・評定を出さなければならない理由は、12月中旬に私立高校との相談日が設定されているためです。 相談日には、主に私立高校の推薦を希望する生徒の資料を持参し、高校側と折衝にあたります。 その相談日から逆算し、12月に入ると同時に三者面談を設定してあります。 この席で、私立高校の推薦はもちろん、都立高校も含めた志望校を絞っていくようになると思います。 3年生の保護者の皆様には、前回の面談に引き続いて来校していただくことになりますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 さて、3年生・2学期末考査の返却時には、どの学校のどの学年でも毎年同じような光景が見られます。 「 やった! 」 「 よっしゃー! 」 と歓声をあげガッツポーズをする人。 「 ああ、ダメだぁ 」 「 もう終わった … 」 と肩を落としてうなだれる人。 「 ※#$★△∀! 」 と、意味不明の言葉で歓喜?絶望?を表現する人 … 。 気持ちはわかりますが、2学期の評価・評定 ( 都立高校入試の調査書に記載する成績 ) は、4月から12月までの総合評価です。 当然、今回の期末考査の結果もたくさんある評価材料の一つに過ぎないので、得点だけを見て必要以上に一喜一憂することのないようにしてください。 校長 武田幸雄 11月24日(水) 本日の学校給食● ご 飯 ● ビビンパ ● ニギスの南蛮漬け ● 厚揚げときのこの焼きびたし ● 果 物 ● 牛 乳 11月23日(火・祝) 勤労感謝の日今日は 「 勤労感謝の日 」 です。 この祝日は、国民の祝日に関する法律(祝日法)によると、「 勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう 」 ことを趣旨として、1948年(昭和23)に制定されました。 なぜそれが11月23日なのかというと、この日が戦前まで 「 新嘗祭 ( にいなめさい )」 という宮中行事に関わる祭日だったことと関係があります。 「 新嘗 ( にいなめ )」 とは、その年に新たに収穫された穀物のことで、新嘗祭はその収穫を祝い、祀る行事でした。 かつてこの穀物を育てるという生産活動には、現在以上に多くの苦労がありました。 そうした苦労を乗り越えて収穫できたことを祝う気持ちは、汗を流して働いたことへの感謝や慰労の気持ちへとつながったことでしょう。 そこで、この新嘗祭という祭日が、戦後は 「 勤労をたっとび、生産を祝い … 」 という祝日 「 勤労感謝の日 」 になったというわけです。 ただ 「 感謝 」 といっても、皆さんはまだ 「 勤労 」 そのものに直接関わっているわけではありません。 ですから、皆さんのために働いてくださっているお父さん、お母さんに感謝する日であってもいいでしょう。 あるいはまた、地球上には飢えに苦しむ国もある中で、毎日自分がご飯を食べられていることに感謝する日であってもいいかもしれません。 私は個人的に、不景気から失業者が増加したり、雇用が不足して就職したくてもできない人が大勢いる現代社会にあって、まずは元気に働くことのできる幸せに感謝したいと思っています。 校長 武田幸雄 |