自然のアルバム157 コスモス☆コスモス(Cosmos)というのは学名(がくめい)で世界共通語です。日本では秋のサクラのようなので、秋桜。もともとはメキシコの高原地帯にさいているものです。日本には100年ちょっと前に来ました。 ☆まわりの花びらは、花を大きく見せて昆虫の目をひくやくめをもっています。最近は、黄色やオレンジ色のコスモスもみられるようになりました。 ☆いろいろなハチの仲間がみつをすいにきているようですが、みつが筒(つつ)のおくにあるコスモスには、口の長いハナバチの仲間がきているようです。口の短いハナアブは来ていないようです。 自然のアルバム156 チカラシバ☆バックの白っぽい花は、ミゾソバのようです。チカラシバというのは、手前の黒い大きなネコジャラシのようなものです。この草は、力を入れてひっぱってもなかなか抜けないのでこの名前になりました。 ☆チカラシバはイネ科の植物です。イネ科植物などの単子葉類の植物の根は、ヒゲ根といわれる形になっているのが普通です。このチカラシバは、とくにじょうぶなヒゲ根をしているのでしょうか? ☆イネ科の植物は、キク科植物の次に種類の多い植物です。イネ科は外国から来た帰化植物も多くあります。イネ科の花はどれも花らしい花をつけませんが、その分、線の美しさを感じる植物です。 自然のアルバム155 コミスジ☆3本のすじがあり、この仲間では一番小さいので、コミスジという名前がつきました。どこにでもよく見られるチョウです。羽を開いたままとまるチョウです。 ☆かるく羽ばたいたり、グライダーのようにすべるように滑空(かっくう)するチョウです。その飛び方は、まるでワルツの音楽ののるようで、とても優雅(ゆうが)です。 ☆コミスジはマメ科、オオミスジはウメなどのバラ科、ミスジチョウはカエデ科、ホシミスジはシモツケなどを食草にしており、同じ仲間なのに、食べる草はいろいろとあるのも特徴です。 自然のアルバム154 キンモクセイ☆今日、学校うらのキンモクセイの木にからみついたキジョランというつる植物に、アサギマダラがやってきて、たまごをうんでいました。その様子は校長先生のHPにくわしくのると思いますので、そちらをご覧ください。。 ☆いつもは、それほど気にもとめない木です。植物は1年に一度、ある時だけその存在を光らせる時があります。キンモクセイもまたしかりです。よいかおりにつつまれて気分もよくなります。 ☆ヒガンバナが咲き、キンモクセイがかおれば夏ともお別れ。どうか季節のうつろいを植物の様子や虫の音などで感じとれる人になってください。カレンダーだけで季節を知るなんてつまらないものです。 自然のアルバム153 ミヤマアカネ☆秋晴れの空に赤とんぼが舞う(まう)ように飛んでいます。秋本番です。ふつう赤トンボなどの仲間は夏には高原などにいますが、この季節になると山里や平地におりてきます。 ☆羽のとちゅうにはっきりとした茶色のバンドと白い斑(ぶちーもよう)が特長です。先が茶色のトンボは何種類かいますが、バンドになるのこの種類だけで見れば一発でわかります。 ☆赤トンボの仲間といっても、まだあまり赤くなりません。これから柿(かき)の実が色づくようになると赤くなります。とくにこのミヤマアカネはきれいな赤トンボになります。 テスト9月29日 2年生の生活科
雨が続いていてなかなかできなかったサツマイモのお世話をしました。つるのお手入れをしました。「つるでネックレスを作れるよ!」と教えてくれた子がいたので、みんなでネックレス作りをしました。
「ポキッ、ポキッ。」と、つるの折れる音が気持ちいいと夢中になって作っていました。 総合の時間の授業風景チャレンジクラブ報告チャレンジクラブでは、アロエヨーグルトを作りました。 作り方は、アロエの葉を取ってきて、皮をむいて中のとうめいな 葉肉(はにく)を1センチ角くらいに切ってヨーグルトと まぜて食べました。砂糖をたっぷりと入れていた人もいました。 みんな満足していました。なお、アロエの小さな苗を一人 一つずつ育てています。 9/30 3年生 総合的な学習の時間
作品展で出展する学年作品の製作を始めました。
繭のランプです。電気の配線部分を校長先生に作ってもらい、土の粘土で土台を作りました。 5・6年生総合的学習の時間
9月28日(火)の3・4時間目の総合的学習の時間では、恩方の自然について学習しました。今日は、森林についてのビデオを見ました。日本において間伐をすることは、大切だとういうことや、森林の役割について知りました。今日は雨の為、間伐が中止になってしまいましたが、10月8日に行います。その後、みんなで木から連想するものを出し合いました。(連想マップ作り)グループごとに考えたあと、模造紙に順番に書いていきました。連想マップから、自然のつながりを確認することができました。そのマップをもとに今後自分たちが調べていきたいものを見つけ課題作りをしました。
自然のアルバム152 アオオサムシ☆マンガの神様といわれる手塚治虫(てづかおさむ)は、20世紀最大の偉大なマンガ家です。少年の頃は昆虫採集が大好きだったそうで、オサムシが大のお気に入りであり、自分のペンネームにしました。 ☆オサムシは種類も多く、いろいろな色のものがいますが、このアオオサムシがもっともふつうに見られるものです。町中や野山などどこにでもよくいますが、もともとは夜行性です。 ☆昼間も活動し、飛ぶことはできませんが、あちこちとよく歩き回ります。ミミズや昆虫などをよく食べます。落ち葉や石の下などによくかくれているので、一度見つけてみよう。 自然のアルバム151 ワレモコウ☆この花のえんじ色に見えるものは、花ではなく、がくとよばれるものです。バラ科ということですが、5の倍数ではなく、なぜかがくやおしべなどが4つです。 ☆4の倍数というのは、バラ科では、ちょっとかわるりものです。花は小さいものが集まっていて、上から順番に咲いていきます。花はスイカのようなにおいがするようです。 ☆この花は、昔から秋の風情(ふぜい)を感じさせる草花として親しまれてきています。和歌(わか)に歌われたり、生け花などでもよく用いられるそうです。 自然のアルバム150 チャワンタケ☆子どもはいろいろな不思議なものを探す天才です。身長が低く、それだけ地面に近いこともあるのでしょうが、いろいろと報告してくれます。これは、キノコの仲間です。キノコはどこかユーモラスですね。 ☆このキノコは、おちゃわんのような形をしているので、チャワンタケというそうですが、いろいろな種類があり、分類はむずかしいようです。 ☆私の持っているキノコの図鑑を見ても、ヒイロチャワンタケ、オオチャワンタケ、アラゲベニチャワンタケなどありました。しかし、どれもちがうようで、もっとくわしい図鑑を見ないとわからないみたいです。 自然のアルバム149 虫の食べたあと☆この写真はコナラの葉っぱです。よく見ると、この前のクズの葉っぱと同じようです。これも何かの生き物が食べたあとなのでしょうか。また、このきれいに切られたのはなぜでしょうか。 ☆すぐに答をだしてはおもしろくありません。自分でいろいろと考えてみてください。生き物のいろいろなようすを見て、ふだんとちょっとちがうことや、変化している所を見つける楽しさを味わってほしいと願っています。 ☆まん中の葉っぱをよく見てください。3ヶ所が丸く切られているのがわかりますか。これはハキリバチというハチのしわざです。この葉を切りぬき、竹の筒につめて、巣づくりに使ったようです。 国語の授業
国語の時間に「未来の車」についてのパネルディスカッションをしました。その後自分が考えた未来の車のパンフレットを作成し、友達と紹介し合いました。
2年、図工の授業の風景今日は、2年生の子どもたちが楽しみにしている図工の授業がありました。 海に住む生物の魚やたこを描き、クレパス16色の色を使って一生懸命にに塗っていました。ポイントは白い場所を残さないように濃く、しっかりと塗ることです。 まるで、南国の海に迷い込んだかのようにカラフルな世界が広がっていました。 夢中になって色を塗る2年生の子どもたち。クレパスを持つ手にも力が入ります。 自然のアルバム148 白いヒガンバナ☆ヒガンバナといえば、赤と決まっていますが、中には写真のように白いヒガンバナもあります。シロバナマンジュシャゲともいい、また、リコリスともいいます。このリコリスとはヒガンバナの学名です。 ☆どうして白いヒガンバナがあるのかいろいろと調べた結果、ヒガンバナとショウキズイセンの雑種(ざっしゅ)だそうです。あまりどこにでもあるものではないようです。 ☆生き物の世界では白化品(はっかひん)といい、色素(しきそー色のもと)がないものもたまにあります。ウーパールーパーや白いヘビなども白化品の例だといわれています。 自然のアルバム147 ヒガンバナ☆ヒガンバナという名前のほかにマンジュシャゲとも言われています。また、この他にもユウレイバナ・テンガイバナなど地方の方言があり、その数は500をこえるそうです。 ☆根にリコリンという毒(どく)がありますが、昔、飢饉(ききん)の時には、その毒を水にさらして捨てて、食べたとも言われています。遠い昔に中国から来た植物だそうです。 ☆田んぼなどに多いのは、あぜをくずしてしますモグラよけのために植えたようです。またお墓に多いのは、野生動物から死体を守るために、ヒガンバナの毒を利用したようです。 恩方第二小学校の校庭にも咲いています。どこでしょうか。探してみてください。 自然のアルバム145 虫の食べたあと☆左に4枚の写真があります。左上のものはふつうのクズの葉です。ほかはどれもいろいろな虫が葉っぱを食べたようすがわかるものです。生き物そのものでなくても、その生きていたようすを知ることは楽しいことです。 ☆左下と右下に☆型のようなものがありますが、これは、クズノチビタマムシが葉の中身を食べたあとです。ハモグバエなどと同じ字書き虫の仲間のようです。 ☆右上のクズの葉はまわりが食べられたあとが見られます。これは、コフキゾウムシのしわざではないかと思われます。虫や花を観察する他に、このような虫とのかかわりを調べるのも楽しいです |