自然のアルバム17 ワサビ☆ワサビというのは、とてもきれいな水のところに 生育するもので、奥多摩などの沢でワサビ田を作って いるところがあります。 ☆ワサビは、アブラナ科の植物で、花びらが4枚で やや辛い味がします。アブラナ科の植物やキク科 などはほとんど食べても大丈夫なようです。 ☆その反対に、ケシ科やキンポウゲ科などはあぶない ものがたくさんあるようです。この上恩方には、 ある場所にワサビがたくさんみられますが、それは ひが3つ(ひみつ)です。 自然のアルバム15 ニリンソウ☆学校の東に西には沢というものがあり、小さな 流れを作っています。その水辺に真っ白な花が きれいにさいています。 ☆よく見ると、花は1つではなくて、同じところから 二つでています。それで、花が二輪あるので、ニリンソウ という名前になりました。 ☆同じように一輪の大きな花を咲かせるものもあり、 これをイチリンソウといいます。どちらもキンポウゲ科 の植物で、他にもこの仲間はきれいな花が多いようです。 自然のアルバム14 ミヤマセセリ☆明るい春の雑木林ですばやく飛んでいるチョウといえば、このミヤマセセリです。クヌギやコナラなどの葉っぱを食べるチョウです。さがしてみましょう。 ☆日本には、モンシロチョウの仲間やアゲハの仲間など、大きく分けて8つのグループのチョウがいて、このセセリチョウの仲間はもっともガに近いと言われています。飛ぶのが早いのがとくちょうです。 ☆ガとチョウはよくにています。昼飛ぶのがチョウ、羽を広げて止まるのがガ、きたいない色をしているのがガとか言われますがどれもまちがいです。大きなちがいは触覚(しょっかく)の形。またくわしく説明します。 自然のアルバム13 キランソウ☆青紫色の花は、キランソウという植物ですが、別の名前で ジゴクノカマノフタとも言われています。地面にびっしり と生えているからでしょうか。 ☆このキランソウは、明るく日当たりのより草地などが すきなようで、学校のあちこちで見ることができます。 ☆この植物も茎(くき)が四角いので、シソ科の仲間です。 花は、独特な形をしていますが、この形もシソ科らしい ものです。 自然のアルバム12 アミガサタケ☆学校のある場所に、にょっきりと顔をだしたのは、 アミガサタケというキノコです。 ☆キノコというと、秋を思い出す人もいるかもしれませんが、 春でも夏でもキノコは見られるものです。 ☆アミガサタケには、いろいろな種類があります。キノコは よく知っている人に教えてもらってから食べないと大変な ことになるでしょう。 自然のアルバム10 ヤマブキ☆ヤマブキという名前は、この黄色いお花が山のあちこちに さき、春の風にゆれているようなので、この名前になりました。 ヤマブキは、はじめはヤマユレと言っていたのかもしれません。 ☆用務主事さんが、池の近くに10本ほどのヤマブキをうえて くれました。今度、どんな花なのか、近くでじっくりと見て ください。 ☆この花によくにたシロヤマブキという木もありますが、花が 白です。また、花びらの数もちがっていて、ヤマブキは5枚で すが、シロヤマブキは?枚です。 (正解は明日!) 自然のアルバム10 ハナニラ☆このハナニラという植物は、園芸(えんげい)植物 といって、野生(やせい)にはえているものではなく、 人間が育てたものです。 ☆ハナニラという名前がついたのは、きれいな花で 葉っぱがニラのにおいがするからです。ニラの花も 同じような花ですが、もう少し小さいです。 ☆植物を観察するときに、目で見るだけでなく、においを かいだり、手でさわってみたり、いろいろな感覚(かんかく)を 使って観察することが大切です。五感を使った観察は、 感性の育成に通じると思います。 自然のアルバム9 モミジイチゴ☆白くて大きな花が下向きにさいています。大きさの わりにはあまり目立ちません。それは、下向きに 花を咲かせているからでしょう。 ☆この花には、ハナバチなどの虫がよく蜜をすいに きています。ハナアブは、このような下向きの花に くることはできません。 ☆この白い花が6月ころになると、オレンジ色のあまずっぱい きいちがができます。葉っぱがモミジのような形なので、 この名前になりました。 自然のアルバム8 ヒメオドリコソウ☆このヒメオドリコソウはあちこちにはえています。 この小さな花をぬきとって、口ですうと、少しあまい 味がします。蜜(みつ)のある花で、子どもたちもよく知っています。 ☆ところで、このヒメオドリコソウの茎(くき)を テでさわってみましょう。何か気がつくことがありませんか。 茎を手でくるくるやってみてください。 ☆手でさわるとわかりますが、この花の茎は四角いこが わかります。どれも丸い茎のものばかりだと思ったでしょう。 こんなかわりものもいます。なお、三角形の茎の植物もあるんですよ。 自然のアルバム7 ミミガタテンナンショウ☆このお花はあまりきれいではありませんね。 形がちょっと耳ににているので、この名前が つきました。 ☆もし、黒っぽいところが白だったら、ミズバショウ というとてもすてきな植物なのですが・・・。 同じなかまでもずいぶんとちがうようです。 ☆コンニャクやサトイモなども同じなかまの植物です。 根っこを掘ってみると、いもがあるでしょうか。 ぜひ、一度、チャレンジしてみるのも楽しいでしょう。 自然のアルバム6 コゴミ広げているものが目につきましたか。植物の ようだけど、花は咲きそうもないようだし・・・。 ☆これは、しだ植物のクサソテツというものです。 別名をコゴミといい、春の山菜(さんさい)と しても、とてもおいしいものです。 ☆かるくゆでてから、おかかとマヨネーズ、 それと、日本の生んだ最高の調味料である おしょうゆをたらしていただくと・・・。 とっても「まいうー!です。 自然のアルバム5 カラスノエンドウちょっとかわった形の花なのですが、わかりますか。 ☆このような形の花をしていれば、マメ科(か)の植物 であることはまちがいありません。それぞれ、グループに よって、花の形はきまっています。 ☆写真の上をよく見てください。黒いものがわかりますか。 これは、アリさんです。アリは、蜜(みつ)をすいにきているのです。 植物と虫との関係って、とってもおもしろいことやおどろきが いっぱいなんです。 自然のアルバム4 イヌナズナ花びらをかぞえてみましょう。何枚でしょうか。 ☆この花は、どれも4枚の小さな花びらがついています。 花びらの数というのは、グループによって、あるきまりが あります。 ☆このイヌナズナは4枚の花びらです。4枚の花びらの植物 というのは、アブラナの仲間のものが多いようです。 いろいろな花びらの数を数えてみましょう。 1年生を迎える会行いました。<♪1年生になったら>の音楽 で入場した1年生。みんなピカピカでした。 校長先生や児童会会長の挨拶(あいさつ)の後は、 みんなで「ジャンケン列車」をして楽しみました。 自然のアルバム3 ミツバツツジ葉っぱの出る前に、ごらんのようにきれいな花を咲かせます。 ☆ミツバツツジの花をとって、口ですうと、とても あまい味がします。きっと、いろいろな虫がこの蜜を ねらっているのでしょう。 ☆5枚の花びらのように見えますが、もとのほうでくっついて います。よく見ると1枚だけ点々のもようがありますが、 これは蜜標(みっぴょう)というもので、蜜のありかをしめています。 自然のアルバム1 タチツボスミレ☆スミレにはいろいろな種類のスミレがありますが、このタチツボスミレが一番たくさんさいています。校庭のすべりだいの近くなどあちこちで見られます。 みなさんでさがしてみてください。 ☆この花がさくと、春なんだなとうれしくなります。よく見ていると、ハチのなかまがみつをすいにきています。 虫たちもあたたかくなって動きやすくなったのでしょうね。。 ☆タチツボスミレとは色や形がちがうスミレを見つけた人は、副校長先生まで教えにきてください。楽しみにしています。 自然のアルバム2レンギョウ緑の葉っぱもつけはじめています。この花はレンギョウという 名前の花です。 ☆このお花は、よく見ると、4つの花びらのようになっています が、よくみると、もとの方でくっついています。 ☆このレンギョウの花は楽しい遊びができます。その遊び方とは、 花びらをもとの方を残して、空に投げてみると、クルクルと まわりながら落ちていきます。高い所からやると楽しいですよ。 |