図書ボランティア部文学散歩〜その1〜
2010/05/25
図書ボランティア部では5月23日(日)「正岡子規をたずねて」というテーマで文学散歩に出かけました。 正岡子規は国語の教科書にも出てきますね。近代文学史上重要な歌人であり、俳人です。(随筆も書いています)今回は子規が34歳で亡くなるまで住んでいた根岸の「子規庵」を訪ねました。 堀之内駅から新宿経由で鶯谷へ。そこから徒歩で子規庵へ向かいます。途中に病床の子規が好んで食べていたという「笹の雪」というお豆腐やさん(豆腐懐石料理やさん)がありました。ここにも句碑がたっています。この近くに弟子の河東碧梧桐の家があったようなのですが、ビルばかりでよくわかりませんでした。残念! 5月24日(月) 本日の授業風景 ・ その2道徳の指導内容のうち 「 法やきまりの意義を理解し、遵守するとともに、自他の権利を重んじ義務を確実に果たして、社会の秩序と規律を高めるように努める。」 を取り上げています。 「 万引きについて考える 」 と題したワークシートと、小中学生の万引きの実態を報じた新聞記事を参考資料として使っていました。 「 万引き 」 という言葉の語源は、「 間引き 」 = 「 農作物などの生育のために、間をあけて植物を引き抜くこと 」 であるとか、「 万(よろず) = あらゆるもの 」 を盗むことであるなどと言われています。 しかし、語源は何であれ 「 人間として恥ずかしい行為 」 であることに変わりありません。 「 盗む 」 という行為は、他人の幸せに生きる権利を奪うだけでなく、自分自身の人間としての誇りをおとしめる行為なのです。 しかし、参考資料として引用された新聞記事では、そうしたことを子供に教えるべき親のモラルも低下しており、万引きした子供を引き取りに行ったお店や警察で 「 金さえ払えばいいのだろう 」 「 万引きされるような店が悪い 」 などと開き直るケースが増えていると報じていました。 保護者の皆様。 「 万引きは、ゲイト・ウエイ犯罪 」 と言われます。 重大な犯罪の 「 入り口 」 という意味です。 子供たちを重大犯罪に向かわせないためにも、私たち大人が 「 ゼロ ・ トレランス 」 = 「 ダメなものは、ダメ 」 をしっかり教えていきましょう。 校長 武田幸雄 5月24日(月) 本日の授業風景体育館で学年集会形式の授業を行っていました。 道徳の指導内容のうち 「 自己が属する様々な集団の意義についての理解を深め、役割と責任を自覚し集団生活の向上に努める。」 を取り上げています。 まず高橋先生より 「 体育大会に向けて各クラスが一致団結して盛り上がり、それを学年全体の盛り上がりにつなげよう 」 といったお話がありました。 「 喜ぶべきところは大いに喜び、残念がるところは大いに残念がるべき 」 ともお話しされていましたが、私もそのとおりだと思います。 さらに言わせてもらうなら、取り組みの過程において何事にも中途半端だった人、いい加減だった人、手を抜いてきた人は、結果がどうであれ、喜ぶことも残念がることもできないものです。 そんなさびしい取り組み方だけは、したくありませんね。 学年主任の岩越先生からは、「 2年生になって集団として成長してきている流れを、これからも大切にしてほしい 」 といったお話がありました。 1年生のとき、岩越先生がある生徒に 「 頑張りなさい 」 と声をかけたところ、その生徒は 「 頑張りたくありません 」 と答えたそうです。 その生徒が、2年生になって再度岩越先生から同じように声をかけられたとき、「 はい、頑張ります。 もう裏切るようなことはしません。」 と答えてくれたのだそうです。 岩越先生は 「 とても嬉しかった 」 とおっしゃっていましたが、お話を聞いている私まで心が温かくなりました。 一人ひとりの向上心が集団の質を高め、集団の質が高まることで個々の質も高まり、さらなる向上心へとつながる … 。 現在の2学年が、そんな理想的な集団に成長してくれる可能性を感じました。 校長 武田幸雄 5月24日(月) 本日の学校給食● ご 飯 ● ビビンバ ● 豆アジの南蛮漬け ● カボチャの煮物 ● 果 物 ● 牛 乳 3年生 席替え風景3年生の席替えがありましたので、その様子を載せます。 席替えをすることで今まで話す機会のなかった友達と話すきっかけができます。 そのため、生徒たちにとってとても楽しみな小行事となっているようです。 写真は各クラスの席替え風景です。 盛り上がっている様子を見て、自分の中学時代を思い出しました。 少しだけ新しくなった環境の中で、今日からまた頑張っていきましょう!!! 5月24日(月) 全校朝礼 ・ 校長講話※ 暦や振り替え休業日の関係で、久しぶりの全校朝礼でした。 ※ 今日から体育大会の準備期間に入ったので、朝練習や放課後練習のあることも勘案し、ジャージ登校も認められています。( 写真・右 ) ※ なお、本日の朝礼では、今日から3週間にわたり教育実習を行う3名の実習生も紹介されました。( 写真・左 ) 武井祐輔さん( 社会・1−A ) 高橋 渓さん( 理科・2−A ) 土井正博さん( 英語・1−B ) の3名ですが、詳しい紹介については各学年便りや学級通信をご覧ください。 5月23日(日) 明日からの予定 ( 5/24 〜 29 )5月24日(月) 【 45分授業 】 全校朝礼・教育実習始・尿検2次 25日(火) 【 45分授業 】 26日(水) 【 45分授業 】 27日(木) 【 45分授業 】 眼科(全) 28日(金) 【 45分授業 】 29日(土) 【 土曜授業 】 全学年ともすべて体育の授業 ※ 体育大会準備期間 ( 放課後練習等 ) のため45分授業です。 ※ 土曜日は通常の体育の授業と異なり、体育大会に向けた取り組みを全教員で行う予定ですが、天候により時間割が変更になる可能性もあります。 校長 武田幸雄 5月22日(土) 今週を振り返っておはようございます。 昨日同様、今朝も抜けるような青空が広がっています。 特に昨日は、都心部でも今年初の真夏日 ( 最高気温30度以上 ) となったとかで、校庭で保健体育の授業取材を行っていた私も、ジリジリと肌を刺すような日差しを感じました。 幸い空気が乾燥していたため、ムシムシした不快感はありませんでしたが、明日から週明けにかけては 「 梅雨のはしり 」 ともとれるような予報も出ています。 体育大会まで残り2週間、貴重な校庭での練習が確保されるよう爽やかな五月晴れの日が続くことを願います。 今週の学校HPの記事からもおわかりいただけるかと思いますが、生徒たちの装いも 「 白 」 が目立つようになり、一気に夏バージョンになりました。 今後は 「 衣替え 」 を経て、いよいよ学校も体育大会に向けて 「 熱い季節 」 に突入していくようです。 春過ぎて 夏来たるらし 白たへの 衣ほしたり 天の香具山 ( 持統天皇 ) 校長 武田幸雄 5月21日(金) 本日の授業風景 ・ その3Lesson 2 “ Different Meanings ” を学習しています。 英語と日本語の表現の違いや和製英語を取り上げた教材で、その一例として 「 mansion 」( マンション ) があげられていました。 「 mansion 」 という単語は、私たち日本人は 「 中高層の集合住宅 」 といった意味で使用しますが、英語本来の意味は 「 豪邸・大邸宅 」。 したがって、日本人が “ I live in a small mansion.” ( 私は、小さなマンションに住んでいます ) などと説明してしまうと、外人にとっては ? ? ? 「 私は小さな豪邸に住んでいます 」 と言っていることになるからです。 高級マンションのことを 「 オクション 」 と呼ぶことがあります。 何千万円で買える一般的な 「 マン(万)ション 」 に対して、億単位の価格ということで 「 オク(億)ション 」。 これなどは、「 和製英語 」 どころか完全な 「 造語 」 です。 したがって、いくら高級マンションに住んでいるからといって、外人相手に “ I live in a okusion .” ( 私は、億ションに住んでいます ) などと自慢しようものなら、 “ I live in a auction .” ( 私は、オークション = 競売にかけられた家に住んでいます ) と聞き間違えられてしまうのがオチです。 校長 武田幸雄 体育館の玄関のひさしの雨漏り修理 ( 5/21 )5月21日(金) 本日の授業風景 ・ その2「 食 」 に関する授業で、「 清涼飲料水の糖分の量 」 を調べています。 市販されている8種の清涼飲料水 ( 炭酸飲料やスポーツドリンクなど ) について、「 手持ち屈折糖度計 」 を使用して含有糖度を調べます。 そこで確認できた糖度を500mlのペットボトル1本分に換算し、さらに5gのペットシュガーだと何袋になるかを計算するのです。 ある商品では、500mlのペットボトル1本あたり、ペットシュガー10〜11袋に該当する数値が算出されていました。 担当の金野先生が、コップ半分近くまで入っている砂糖を掲げて、その量の多さを実感させてくださいました。 私も、清涼飲料水が大好きです。 私のよく飲む商品も、今日の授業で使用されていました。 それに加えて、チョコレートやケーキなども好きなので、私は明らかに糖分を取りすぎているようです。 授業で使用した学習プリントには、糖分の取りすぎによって生じる20の弊害が掲載されていました。 「 虫歯になる 」 「 骨が弱くなる 」 「 肥満になる 」 「 集中力がなくなる 」 … 清涼飲料水を飲みすぎると、逆に体の中は清涼ではなくなっていくのですね。 校長 武田幸雄 5月21日(金) 本日の学校給食● ご 飯 ● 酢 豚 ● ニラ玉炒め ● 京ガンモの含め煮 ● ゆで空豆 ● 牛 乳 5月21日(金) 本日の授業風景体育大会のプログラム 「 クラス全員リレー 」 に取り組んでいます。 一人トラック半周 ( 100m ) を走ります。 3年生の場合1クラス35〜6人いるので、第1走者がスタートしてからアンカーがゴールするまで10分ぐらいかかります。 今日授業取材させてもらったのはA・B組でしたが、担当の棟方先生のお話によると、C・D組も含めて3年生はかなりヒート・アップしているそうです。 走順も他のクラスに情報が漏れないよう、トップ・シークレットで作戦を練っているとのことでした。 今日の授業では、1位と2位とで半周以上の差がついてしまいました。 しかし、私の見たかぎり、走順を再考したり、バトンパスを滑らかに行えるようにしたりすれば、まだまだ逆転は十分に可能に思えました。 体育大会まであと約2週間。 頑張ってください! ところで、体育着を忘れてしまったために、一人だけ部活用の真っ赤なシャツで走っていた ○○君 … 。 私はその姿から 「 走る赤唐辛子 」 と名付けて応援していたのですが、「 カプサイシン・パワー 」 は発揮できたでしょうか? 校長 武田幸雄 生徒総会 ・ 2 ( 5/20 )
本日の生徒総会では各学級での「スローガン」や「取り組み」につての発表も行われました。
生徒総会 ( 5/20 )
本日、生徒総会が行われました。
各委員会から、「活動方針」「活動計画」が発表され、活発な意見交換が行われました。 本日(5/20)の学校給食5月19日(水) 本日の授業風景 ・ その3技術の授業では、男女を問わず 「 材料と加工に関する技術 」 や 「 エネルギー変換に関する技術 」 などのほか 「 情報に関する技術 」 も身につけることになっています。 今日は、コンピュータの基礎知識や操作方法を学習しています。 まず、担当の茶園先生から配られた 「 ただ文字を並べただけのお知らせ 」 を見て、どこをどう改善すれば見やすいお知らせになるのかを考えます。 そして、次に配られた 「 見やすく工夫されたお知らせ 」 を見て、同じ内容の文書でも、書き方ひとつで見る側の印象が大きく違ってくることを実感しました。 そのうえで、いよいよ文書作成ソフト 「 Word 」 を使用して、文字の装飾に関わる機能の操作を実習していました。 文字の大きさや字体を変えてみたり、デザイン文字や図形を挿入してみたりと、みんなディズプレイに釘付けで夢中になっています。 この調子なら、この夏には 「 暑中見舞い 」 で Wordデビュー を果たせるのではないでしょうか? 校長 武田幸雄 5月19日(水) 本日の授業風景 ・ その2加藤先生と天田先生のグループは 「 式の利用 」 を学習しています。 そのうち天田先生のグループでは、「 インド式計算法 」 の証明に取り組んでいました。( 写真・中 ) 例えば 「 32 × 38 = 1216 」 や 「 35 × 35 = 1225 」 といった計算は、「 インド式計算法 」 を使うと暗算で簡単にできてしまいます。 まだ学習していないクラスがあるといけないので種明かしは控えますが、授業ではなぜその計算法が成り立つのかを証明していました。 インドは数としての 「 0 」( ゼロ ) の概念を最初に確立した国であると言われますが、「 インド式計算法 」 を見ているとそれも納得できますね。 鶴丸先生のグループでは、「 根号の使い方 」 を学習しています。( 写真・下 ) 「 根号 」 とは 「 ルート記号 」 とも言われることもある 「 √ 」 のことです。 鶴丸先生が、この根号の正しく美しい書き方を説明されていました。 記号の元となったアルファベットをひもときながら、「 ちょっと上がって、下がって、上がる … 」 と、見本を黒板に書いてくださいます。 それを見ながら、私は今日まで自分が間違った根号 ( 『 ちょっと上がって 』 の部分が無かった! ) を書いていたことに気づき、勉強になりました。 校長 武田幸雄 5月19日(水) 本日の学校給食● コッペパン ● フィッシュフライ ● ペペロンチーノ ● にんじんグラッセ ● 小松菜のソテー ● ベーコンマッシュ ● 果 物 ● 牛 乳 5月19日(水) 本日の授業風景廊下を歩いていたところ、教室の黒板に書かれた 「 薩長同盟 ・ 坂本龍馬の仲立ち 」 といった文字が目にとまったので、龍馬マニアの私としては授業取材せずにいられませんでした。 いよいよ幕末史の学習もクライマックスです。 「 大政奉還 」 に関する学習の中で、担当の島崎先生が、自ら政権を朝廷に返すことを決めた15代将軍・徳川慶喜のことを説明されていました。 「( 初代将軍 ) 家康以来 」 という評判があったほど有能な人物だったとか。 確かに、徳川政権だけでなく、鎌倉以降続いてきた武家政権そのものに終止符を打つというのは、高所から大局を見通した決断だったと言えるでしょう。 ( 私も含め? )「 決断できない 」 「 結論を先送りする 」 という致命的な欠点を抱えがちな現代人のリーダーは、見習わなければなりません。 徳川慶喜が 「 大政奉還 」 を決めたという知らせを聞いた坂本龍馬は、涙ながらに次の言葉を残したと言われています。 「 よくも断じ給えるかな。 予、誓ってこの公のために、一命を捨てん。」 ( よくご決断くださいました。 私は命をかけて、慶喜公の身をお守りいたしましょう。) 龍馬自身が企画・立案者だったこともあるのでしょうが、幕末の人々にとって 「 大政奉還 」 というものが、いかに劇的な出来事だったかがわかりますね。 校長 武田幸雄 |