自然のアルバム84 ホオズキ

画像1 画像1
《まだ赤くないホオズキ》

☆プールにいくとちゅう、体育館手前の階段のところにホオズキがありました。まだ、赤くなっていないホオズキです。さて、いつになったら赤く色づくのでしょう。楽しみにしていましょう。

☆ところで、ホオズキの外側のだいだい色の皮のようなものは何なのでしょうか。ふつう植物の花は、めしべ、おしべ、花びら、がくからできています。ホオズキの皮は、緑色のがくが生長し色づいたものです。

☆葉やがくがあみ目のようになったのを見たことがある人はいますか。その犯人はテントウムシです。葉っぱのやわらかい所だけを食べるのですね。なお、ホオズキはナスの仲間です。

自然のアルバム83 ヘイケボタル

画像1 画像1
《ヘイケボタル》

☆日本には45種類のホタルがいますが、光るのはその半分以下です。その中でも有名なのが、ゲンジボタルとヘイケボタルです。大きさをくらべてみると、ヘイケボタルの方がかなり小さいのがわかります。

☆ホタルが少なくなっていますが、その原因は、ホタルが住める場所がなくなってきたからです。また、ごみや農薬などで、水がよごれてきているのも原因です。恩方は、まだホタルを見ることができてすばらしいですね。

☆副校長先生のおうちは川口町というところにあります。川口小学校の近くですが、すぐそばにホタルのたくさん見られる場所があります。今日も7時半ころから8時ころまで見てきました。ざっと数えて50匹くらいいたでしょうか。場所を知りたい人は副校長先生のところまでどうぞ!

自然のアルバム82 トキワハゼ

画像1 画像1
≪これも小さな花です≫

☆きのう紹介したハキダメギクと同じく1年生教室前の畑に咲いていました。これも小さな花で、よく見ないと見つけられないかもしれません。いくつも咲いているので、ぜひ探してみましょう。

☆花の大きさは1cmもありませんが、虫めがねで見ると、いろいろな色があってかわいい花です。トキワというのは、いつも咲いているという意味で、花の季節が長いからです。

☆同じ仲間にムラサキサギゴケというものがあり、田んぼなどによく見られます。どちらも同じ仲間ですが、ちがいもあるようです。どんなちがいがあるか調べるのも楽しいことでしょう。

自然のアルバム81 ハキダメギク

画像1 画像1
≪名前はあまりよくありませんが・・・≫

☆名前は「はきだめ」なって、あまりいいネーミングではありませんね。この植物は、帰化植物で、ある時、はきだめにさいていたので、この名前になったそうです。

☆ちょっとかわいそうな名前ですが、花をよく見ると、なかなかかわいくてきれいです。大きな立派な花も悪くありませんが、このような小さな花もじっくりとながめるといいものです。

☆花はキク科植物で、小さな小さな花がたくさん集まって、一つの花になっています。まわりの白い花はかざりの花で、真ん中が本当の花です。ヒマワリの花と同じつくりです。

自然のアルバム80 スベリヒユ

画像1 画像1
≪食べるとおいしい雑草≫

☆1年生の教室の前に、今、新しい花壇を作る計画があります。土をもっと入れなくてはいけないのですが、よく見ると、あれこれといろいろな雑草が顔を出しています。

☆茎は地面をはって長くのび、葉っぱはぶあつくまるい形をしています。葉っぱがなめらかなところからこの名前になったそうです。このスベリヒユはおひたしにすると、けっこうおいしいです。

☆おいしいかどうかは、直接体験してみてください。ぬめりがあって、独特な食感です。東北地方のある県などでは、スーパーでも野菜売り場においてあるそうです。

自然のアルバム79 ゲンジホタル

画像1 画像1
ホ・ホ・ホタル来い!

☆恩方にはまだまだホタルが見られる場所があちこちにあってすばらしいことです。くわしく言うと、悪い人が取りにくるかもしれないので、場所はナイショにします。

☆このホタルは死んではいません。写真をとろうとしたのですが、動いてしまいどうにもうまくいきません。そこで、どうしたかというとーーー。冷蔵庫で少し入ってもらいました。温度が低いと虫はうごけなくなります。

☆少し時間がたつと、あれあれ、また動き始めました。撮影も大変です。このホタルはゲンジボタルというものです。そのうち、ヘイケボタルにも登場してもらいましょう。

自然のアルバム78 コアジサイ

画像1 画像1
《山にさくアジサイです》

☆雨の多い季節となりました。梅雨はあつくてじめじめしていて気分まで暗くなってしまいますね。ところが、この花をよく見てください。すずしげに水色の花をさかせています。

☆山にさくアジサイで、コアジサイといいます。恩方の山にはこの他に、ヤマアジサイとかタマアジサイという種類のアジサイが花をさかせます。

☆アジサイのアジとは青色のことで、サイとは集めるという意味があります。つまり、青い花が集まるということです。しかし、アジサイは花の色が少しずつ変化していくのでよく観察しましょう。

自然のアルバム77 ムラサキシキブ

画像1 画像1
《梅雨空のもと、むらさき色の花がさいてます》

☆ムラサキシキブとは、紫式部という平安王朝のころの女流作家の名前ですが、植物でもその名前がつけられています。ムラサキの色合いがとても上品ですてきな花です。

☆あまり大きくならない木ですが、恩方のあちこちにあります。秋になると、直径3mmほどのムラサキ色の実がとてもきれいで、目をみはります。

☆少しむずかしいお話ですが、植物には世界共通の「学名」というものがあります。ムラサキシキブは、 Callicarpa Japonicaといい、日本の美しい実という意味になります。

自然のアルバム76 ハグロトンボ

画像1 画像1
《上恩方の水辺にいます》

☆トンボにはいろいろな種類があります。オニヤンマやアカネやイトトンボなどいくつかの仲間わけができますが、写真のトンボはハグロトンボといいます。羽が黒いのでこの名前がつきました。

☆イトトンボとくらべると少し大きい感じでが、おなかの部分が細いのはよくにています。おなかの色をよく見てください。緑色に光っていますね。これはオスです。メスは黒っぽくめだちません。なお、トンボのオスにはオチンチンがついています。詳しくは、またそのうちに・・・。

☆上恩方のあちこちの水辺にたくさん飛び交っています。しかし、どこにでもいるという種類ではありません。いつまでも豊かな自然のある恩方であってほしいですね。
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

環境マップ

恩方てくてく2