小中一貫教育の日の授業の様子(別所小学校)本日の小中一貫教育の日に秋葉台小学校、別所小学校を訪問し授業参観致しました。その時の別所小学校での授業の様子です。 6月30日(水) 本日の朝読書風景ちょうど2週間前にも、1年生の朝読書の様子を取材にうかがいました。 その際、あるクラスで 「 本を忘れた ( 持ってきていない )」 という生徒が何人かいたという記事を載せました。 そして、保護者の皆さんにも、ぜひご家庭でも 「 朝読書 」 の話題を出していただくようお願いしたところです。 今朝、そのクラスにお邪魔したところ、嬉しいことに前回私から注意を受けた人たちも、今日はしっかり読書に集中していました。 反省をすぐ次の行動の改善に役立てられたのは、とても素晴らしいですね。 その一方、今度は他のクラスで何人かの生徒が 「 忘れた 」 ということで、新たに私から注意を受けました。 「 朝読書 」 は、何年も前から別所中で受け継がれている良い伝統です。 「 良いクセ 」 を日常的に繰り返していると、それは 「 良い習慣 」 になります。 さらにその 「 良い習慣 」 が多くの人に広まっていくと、それは 「 良い文化 」 となります。 そして、「 良い文化 」 が年代を超えて引き継がれていくようになってはじめて 「 良い伝統 」 がつくられるのです。 しかし、残念なことに、この 「 クセ 」 → 「 習慣 」 → 「 文化 」 → 「 伝統 」 は、「 良い 」 を 「 悪い 」 に変えても成り立ってしまいます。 1年生の皆さんは 「 良い伝統 」 をしっかり引き継がなければなりません。 そして、朝読書の本を持ってこないなどという 「 悪いクセ 」 をつけてしまうことは、いつか 「 悪い伝統 」 をつくってしまう第一歩なのだという危機感を持つようにしてください。 校長 武田幸雄 女子バスケット部 最終試合
2010.6.26
初戦をものにした女子バスケット部の次の対戦は隣の松木中でした。過去何度か対戦しましたが、接戦になるものの勝ったことのない相手です。今大会ではこの松木中に勝利し、別所中会場で試合をすることが最大の目標でした。 試合は両チームとも決め手に欠き、なかなか得点が伸びません。しかしスピードに勝る松木中がリードを奪い、前半を終了しました。後半に入ると硬さが取れてきた別所中のシュートが決まりだし、ついには追いつきます。しかし最後には地力の差を見せつけられ39-53で試合終了。最後まであきらめることなくボールを追いかける選手たちの姿はとても清々しいものでした。 今まで暖かい応援を下さった皆さん、ありがとうございました。 6月29日(火) 本日の学校給食●ご 飯 ● サンマの梅煮 ● 大根の南蛮漬け ● 野菜のゴマ和え ● 五目きんぴら ● 金時豆の甘煮 ● 牛 乳 6月29日(火) 本日の授業風景 ・ その42年生は、本日の5・6時間目を総合的な学習の時間に振り替えて、職場体験の事前打ち合わせに出かけています。 職場体験は 「 生徒が事業所などの職場で働くことを通じて、職業や仕事の実際について体験したり、働く人々と接したりする学習活動 」 です。 こうした活動を通して、生徒が正しい職業観・勤労観を持ったり、自分の生き方について考えるきっかけを与えたりする教育効果が期待できます。 本校では、主に地域にある30の事業所のご協力を得て、7月6日〜8日の三日間にわたって行います。 コンビニエンスストアや幼稚園、保育園、介護センター、ホームセンター、美容院、家電量販店、洋菓子店など、受け入れてくださる事業所もさまざまです。 今日の打ち合わせでは、当日の服装や持ち物、仕事内容、注意事項などをうかがいに行きました。 ご協力いただく事業所の皆様、ありがとうございます。 そして、三日間、よろしくお願い申し上げます。 受け入れ先の都合で、すでに先週のうちに打ち合わせを済ませているグループもありました。 みんな出かけて少し寂しい教室で、掃除をやったり、期末考査のテスト直しをやったりしていました。( 写真・中・下 ) 校長 武田幸雄 6月29日(火) 本日の授業風景 ・ その3期末考査の答案を返却されたあと、読みもの教材で小説家・重松清さん著 「 卒業ホームラン 」 に入りました。 国語の教科書では全学年とも、夏休み前には読書への興味・関心を高めるため、こうした読みもの教材を掲載することが多いようです。 ぜひ皆さんもこの作品をきっかけに、受験勉強の合間の息抜きがてら、教科書で紹介されている作品など読んでみてはいかがでしょうか。 今日は朗読CDを聞きながら通し読みをしましたが、時間切れとなって最後まで読み切ることができませんでした。 私は結末が気になったので、授業のあと担当の平野先生から教科書をお借りして読ませてもらいました。 「 卒業ホームラン 」 では、少年野球チームの監督である主人公が、同じチームの補欠選手である小6のわが子を、監督・父親の両方の視点で見る様が描かれています。 監督として6年間、わが子を1回も試合に出してやれなかった主人公は、物語の中で再三自問します。 「 がんばれば、必ずいいことがある。 努力は、必ず報われる。 果たして、胸を張って本当にそう子供に言い切れるのかどうか … 」 私も父親として、自分の子供には 「 無駄な努力など、ない 」 と言い続けてきました。 そして、同時にこうも言い続けています。 「 努力した者が、必ず成功するとは限らない。 しかし、成功した者は、必ず努力をしていた。」 校長 武田幸雄 6月29日(火) 本日の授業風景 ・ その2男子は、まず体育館で期末考査を返却してもらっています。( 写真・上・中 ) 保健体育のうち 「 体育分野 」 では、器械運動や陸上競技、水泳、球技、武道など、さまざまな内容の運動に取り組みます。 そして、1・2年生ではそのそれぞれについて 「 特性や成り立ち、技術の名称や行い方、関連して高まる体力などの理解 」 が求められます。 また、「 保健分野 」 では 「 心身の機能の発達と心の健康についての理解 」 や 「 健康と環境についての理解 」 「 傷害の防止についての理解 」 「 健康な生活と疾病の予防についての理解 」 が求められます。 それらについては、どうしてもペーパーテストで確認・評価するようになるので、保健体育だから実技ができればいいというものではないのです。 日頃から、教室での保健体育の授業もしっかり受けるようにしましょう。 試験の簡単な説明を受けたあとは、バレーボールのテストです。( 写真・下 ) レシーブやオーバーハンドパスを二人一組で行い、担当の高橋先生に採点してもらいます。 さて、上手にできたでしょうか? 校長 武田幸雄 6月29日(火) 本日の授業風景中学校で初めて受ける水泳指導です。 日差しはないものの、気温が高いため水に入ってしまえば寒くありません。 プールサイドは湿度が90%以上もあるせいか、水に入っていない私でさえ服がジメッとしてしまいます。 今日は、初めて水着の着替えやプールへの移動を行ったためか、授業の開始が少し遅れてしまいました。 そのぶん泳ぐ時間も減ってしまったと、担当の棟方先生から注意がありました。 次からは気をつけましょう。 足ひれをつけて泳ぐと、多くの人が思わぬ推進力にビックリしていました。 しかし、まだ不慣れなせいか、フィンの部分が水上でバシャバシャと水しぶきをたてるようなバタ足になってしまうと、力を入れる割にはスピードが出ません。 夏季オリンピックの翌年に行われるワールド・ゲームズという競技大会があります。 これは、オリンピックでは採用されていないものの、競技人口が比較的多い種目を集めた競技大会です。 その大会では 「 フィン・スイミング 」 といって、足ひれをつけて泳ぐ競泳種目があります。 バドミントンや野球、トライアスロンなど、このワールド・ゲームズからオリンピックの正式種目に昇格した競技もあるので、皆さんも今から練習を積んでおけば、将来のオリンピック選手になれるかもしれませんよ。 校長 武田幸雄 6月28日(月) 本日の授業風景 ・ その3期末考査の答案が返却されました。 担当の川口先生の返却方法は、まずはじめにみんなで問題を解き直します。 そうすることで、正解・不正解に関係なくさらに理解が深まるようです。 川口先生が平均点を発表したときに、こんなことをおっしゃっていました。 「 平均点より上だったから安心したり、逆に下だったから絶望したりしてはいけない。 また、○○君より良い点数だったとか、悪い点数だったとか、他人と比べて一喜一憂するのもいけない。 大切なことは、次のテストで今回より少しでも良い点数を取るように努力すること。 ライバルは、次のテストの自分です。」 私も、同感です。 さまざまなスポーツの記録には、世界記録や日本記録などがあります。 しかし、最近それとは別に 「 パーソナル・ベスト 」 つまり、その人個人の最高成績といったものも脚光を浴びるようになってきました。 このパーソナル・ベストを更新すると 「 自己新記録 」 などという言い方もします。 学習成績もこれと同じで、単に点数が誰かよりも上だとか下だとか気にする前に、まず昨日の自分・過去の自分を少しでも上回る努力をしたかどうかを気にしなければなりません。 さて、ひととおり問題を解き直したら、答案が返却されました。( 写真・下 ) 良かった人も悪かった人も、嬉しかった人も悲しかった人も、次のテストで 「 パーソナル・ベスト 」 を更新してください。 校長 武田幸雄 6月28日(月) 本日の授業風景 ・ その2廊下を歩いていたら、外からにぎやかな声が聞こえてきたので見てみると、今年最初の水泳指導が始まったところでした。 早速、取材にうかがいました。 ( 女子は、体育館でバレーボールに取り組んでいました ) 気温33度、水温26度というコンディションでの初プールです。 先週末に水を入れたばかりなので、水温が少し低めです。 気温との差もあり、はじめに水につかったときは冷たく感じられたようで、あちこちから悲鳴?もあがっていました。 しかし、それぞれのペースで25mを繰り返し泳いでいるうちに、すっかり水になじんできたようで、みんな気持ちよさそうに泳いでいます。 中には足ひれやビート板を使い、推進力や浮力を増して泳いでいる人もいます。 担当の棟方先生と私は、気温33度のプールサイドに立っているので、汗が噴き出してきました。 みんながうらやましく思えました。 授業の最後は、ボール二つを使った変則の水球です。 一進一退の接戦が繰り広げられ、盛り上がっていました。 ( 写真・下 )の ○○君、ナイス・シュート! しかし、写真のボールの位置を見てわかるように、このあと私が危機一髪だったことは言うまでもありません。 校長 武田幸雄 6月28日(月) 本日の授業風景道徳教育の内容項目 「 自己を見つめ、自己の向上を図るとともに、個性を伸ばして充実した生き方を追求する 」 ことを取り上げています。 道徳の副教材に収録されている 「 虎 」 という話を題材にしていました。 役者になりたいという夢をもっていた深井八輔という主人公は、転職してやっとの思いで役者一座の一員となります。 しかし、35歳を過ぎても観客を笑わせる道化役か、主役を引き立たせる脇役しかもらえません。 そんなとき、ある舞台で回ってきた役は、セリフさえない 「 虎 」 の役でした。 八輔は、はじめのうちはその役を腹立たしく思っていましたが、「 虎 」 の役を見事に演じきることで、観客をあっと言わせてやろうと考えるようになります。 そして、息子と出かけた動物園で、じっと檻の中の虎を見続けているうちに、虎の気持ちがわっかたような境地に達します。 その後、舞台で虎に扮した八輔の演技は、主役以上の注目と喝采を観客から浴びました。 八輔は、ともに動物園に行った息子を抱きしめながら涙を流すのでした。 … と、そんな内容の話でしたが、思春期の世代には 「 個性 」 について考えさせる適切な題材だったと思います。 私は、「 個性 」 とはダイヤの原石のようなものだと思っています。 誰もが自分の中に、磨けば光り輝く原石を持っているのですが、「 磨く 」 という時間も手間もかかる作業をめんどくさがって怠ると、「 個性 」 は輝きを発しない原石のままで終わってしまうのです。 つまり、「 個性 」 とはその人の内面にあるものであり、流行の服やアクセサリーを身につけたり、髪の毛の色や化粧で外見を飾ったりするのとは、まったく別物なのだと思います。 校長 武田幸雄 6月28日(月) 本日の学校給食● ご 飯 ● 豚肉の生姜焼き ● ボイルキャベツ ● ほうれん草のおひたし ● ポテトパンプキン ● なめたけ ● 牛 乳 6月27日(日) 今週の予定 ( 6/28 〜 7/3 )※ 写真は、一昨日の期末考査の様子です ( いずれも1年生 ) 6月28日(月) 【 通常授業 】 学年朝礼・美化コンクール 29日(火) 【 通常授業 】 30日(水) 【45分授業】 小中一貫の日 7月 1日(木) 【 通常授業 】 2日(金) 【 通常授業 】 3日(土) 【 授業参観 】 保護者会(全) ※ 30日(水)は、小中連携活動の一環として教員が近隣小学校に行くため、 45分 × 4時間授業 で、昼食をとったあと下校になります。 ※ 3日(土)の授業参観の時間割は、この週末の部活動の公式戦の結果次第で変更される可能性もあるため、保護者会の出欠票とあわせて明日(28日)配布します。 6月26日(土) 今週を振り返って※ 写真は、昨日の期末考査の様子です ( いずれも2年生 ) 昨日・一昨日と、期末考査が行われました。 各学年・各クラスを回ってみると、ほとんどの生徒が最後まであきらめず一生懸命に問題を解いているのですが、一部には最初から 「 あきらめ 」 もしくは 「 開き直り 」 と思えるような態度で受験している生徒もいました。 学校でも指導をしてまいりますが、ぜひご家庭でも返却された答案用紙や、後日配られる個人成績表などの確認をしていただくとともに、お子さんの学習について話し合っていただくようお願い申し上げます。 ただし、その際に必ず心に留めておいていただきたいのが 「 学習は、生活習慣と密接な相関関係がある 」 ということです。 単にテストの点数が良かった・悪かったという話で終わらせず、日頃の生活のリズムや生活態度についても話し合ってみてください。 起床時間や就寝時間、休日の過ごし方、ゲームや携帯電話の使用、友人関係、食生活、親や家族との関係 … 。 それらが学習成績に影響を及ぼすことは、さまざまなデータで立証されています。 「 点数が低いから勉強しろ 」 で片づけるのではなく 「 なぜ勉強しないのか 」 「 勉強方法は適正か 」 等を追究し、その原因を明らかにするところから始めていきましょう。 校長 武田幸雄 6月25日(金) プールに水が入りました!今日は朝から、きれいに掃除されたプールに注水しています。 午後2時現在、だいたい8分目ぐらいまで入りました。 あと1〜2時間もすれば満水になると思います。 昨日に続き、今日も晴れて暑い一日となりましたが、この一角だけは涼しい風と音が吹き渡っています。 学年によって開始日は多少ずれますが、来週以降、順次水泳指導を始めることになっています。 ご家庭でも水着やゴーグル、バスタオルなどの準備と記名をよろしくお願い申し上げます。 校長 武田幸雄 6月25日(金) 本日の期末考査風景 ・ その32年生の家庭科のテストには、10年後、家族構成が若干変わったサザエさん一家の家系図に関する問題が出ていました。 私は 「 たぶん出題されるだろう 」 と予想していたので、かつて学生だった頃、テストで 「 ヤマが当たった 」 ときの喜びがよみがえりました。 ちなみに私は、サザエさん一家だけでなく、ノリスケさん一家 ( タイ子さん・イクラちゃん ) も含めた家系図を書くことができます。 そんなことをここで自慢しても仕方ないので説明しませんが、ひとつだけ多くの人が勘違いしているようなので、「 ノリスケは、波平の双子の兄である海平の息子ではない 」 ということだけ言っておきましょう。 さて、このあと4時間目・音楽のテストを受けて、期末考査もすべて終了です。 部活動や係・委員会活動などで昼食を持参してきている生徒以外は、現在下校しています。 生徒の皆さん、お疲れさまでした。 しかし、期末考査が終わったからといって気を緩めることなく、毎日の学習活動は継続させなければなりません。 また、先日の朝礼でも話しましたが、日常生活の中で 「 あ じ み こ し 」 がきちんとできるように心がけてください。 校長 武田幸雄 6月25日(金) 本日の期末考査風景 ・ その2( 写真・下 ) は、テストが終わって各列の一番後ろの生徒が答案用紙を回収してきたところです。 どの学年・どのクラスでも、ホッとした安堵の表情や、苦虫をかみつぶしたような悔恨?絶望?の表情が見られる瞬間です。 1年生の社会のテストでは、経度と緯度に関連して時差の問題も出されるので、腕時計の使用が禁じられています。 最近の腕時計の中には世界各国の現地時間がわかる機能を搭載したものもあるからです。 また、ボーナス問題として 「 現在サッカー・W杯が開催されている国は? 」 という問題もありました。 ふと興味がわいてざっと見て回ったのですが、さまざまな国名が書かれていたので少し驚きました。 ブラジル ・ ガーナ ・ チリ ・ イタリア ・ フランス … そして、今日未明に日本が対戦した 「 デンマーク 」 と答えている人もいると思ったら、とうとう 「 日本 」 という解答も … 。 回答欄が空白だった人も含めると、わからない人は意外に多いのですね。 しかし、もちろん 「 サッカーに興味がないから 」 「 新聞やニュースを見ないから 」 ではすまされません。 経度や緯度・時差の学習をしているとき、川口先生が何回か開催国である南アフリカの例を出して説明されているのを、この私でさえ授業取材の中で聞いてちゃんと覚えていますよ! 校長 武田幸雄 6月25日(金) 本日の期末考査風景私はこの1時間目、3年生 → 2年生 → 1年生 の順番に見て回ったのですが、最後にその逆コースで戻る途中、3年生の教室で何名か机に突っ伏してしまっている人の姿を見かけました。 早く終わってしまったので、時間が余ったのか … もうダメだと、早々にあきらめてしまったのか … 聞くところによると、サッカー・W杯 「 日本 vs デンマーク 」 戦を、夜中の3時半からLIVEで見ていた人もけっこういるとか …。 先制ゴールをあげ、ダメ押し点もアシストした本田選手が、試合終了後のインタビューの中でこんなコメントも残していました。 「 日本で応援してくれていた人たちは睡眠不足でしょうから、このあとしっかり寝て、また応援してください。」 … まさか、そのコメントを忠実に実行したわけではないでしょうね? 校長 武田幸雄 6月24日(木) 本日の期末考査風景 ・ その3私は試験中の教室を訪ねたとき、余った問題用紙を見せてもらい、時間があれば自分でも問題を解いてみます。 今回の2年生・理科の試験範囲には、「 イカの解剖 」 をはじめ、授業取材でうかがったときに行っていた実験もいくつか含まれていました。 そのため、高得点を取れるのではないかと、実は密かに自信を持っていたのです。 しかし、実際に解いてみると、「 確かにこの実験をやった 」 という記憶はあっても、なかなか正答を導き出すことができません。 ものを引き出しの中にしまったのは覚えていても、どの引き出しにしまったか忘れてしまったようなものです。 皆さんの脳にも、たくさんの 「 記憶の引き出し 」 があります。 そこには、さまざまな知識がしまってあるはずです。 そして、試験問題を解くときには、限られた時間の中で、求められている知識の入っている引き出しを正確に引き出さなければなりません。 当たり前のことですが、そのためには 「 復習 」 をすることで、引き出しの中身を整理しておかなければならないのですね。 ※ 生徒はこのあと4時間目の保健体育のテスト終了後、下校となりました。 校長 武田幸雄 6月24日(木) 本日の期末考査風景 ・ その2国語に引き続き、本家本元(?)の 「 聞き取り = リスニング 」 問題に取り組んでいるところです。 1年生にとっては、中学校で初めての定期考査、初めての英語のテスト、初めての聞き取り問題と、「 初めてづくし 」 ですね。 単純に 「 聞き取り 」 といいますが、英語のリスニングテストでは主に次のような 「 聞き取る力 」 が要求されます。 1.強弱やイントネーションなど、英語音声の特徴をとらえて正しく聞き取る。 2.ネイティブ英語を聞いて、情報を正確に聞き取る。 3.ある内容について述べられた英語を聞いて、概要や要点を適切に聞き取る。 これらの力を養うためには、耳で英語に触れる機会をなるべく多くつくるのが一番です。 しかし、口で言うのは簡単ですが、英語の授業以外でそうした機会をつくるのは難しいかもしれません。 私が学生の頃から有効な手段として用いられているのは、NHKラジオの語学番組です。 ラジオですから否応なしに耳に頼らざるを得ないことや、丁寧な解説だけでなくテキストも市販されていることなどが人気の理由でした。 現在も、基礎英語や英会話、英語ドラマなどさまざまな番組があるようです。 ( ビジネス英語などもあるようですが、それはまだ皆さんとは無縁ですね ) 一度試してみる価値はあるかもしれませんよ。 校長 武田幸雄 |
|