自然のアルバム77 ムラサキシキブ☆ムラサキシキブとは、紫式部という平安王朝のころの女流作家の名前ですが、植物でもその名前がつけられています。ムラサキの色合いがとても上品ですてきな花です。 ☆あまり大きくならない木ですが、恩方のあちこちにあります。秋になると、直径3mmほどのムラサキ色の実がとてもきれいで、目をみはります。 ☆少しむずかしいお話ですが、植物には世界共通の「学名」というものがあります。ムラサキシキブは、 Callicarpa Japonicaといい、日本の美しい実という意味になります。 自然のアルバム76 ハグロトンボ☆トンボにはいろいろな種類があります。オニヤンマやアカネやイトトンボなどいくつかの仲間わけができますが、写真のトンボはハグロトンボといいます。羽が黒いのでこの名前がつきました。 ☆イトトンボとくらべると少し大きい感じでが、おなかの部分が細いのはよくにています。おなかの色をよく見てください。緑色に光っていますね。これはオスです。メスは黒っぽくめだちません。なお、トンボのオスにはオチンチンがついています。詳しくは、またそのうちに・・・。 ☆上恩方のあちこちの水辺にたくさん飛び交っています。しかし、どこにでもいるという種類ではありません。いつまでも豊かな自然のある恩方であってほしいですね。 |