自然のアルバム51 オニヤンマのやご☆トンボになる前はヤゴといいます。水の中にすんでいて生きている虫をさがして食べています。オニヤンマのヤゴは成虫(トンボ)になるまで5・6年もかかります。 ☆トンボの目は大きいのですが、ヤゴのときは、小さな目をしています。それはなぜでしょうか。いろいろと考えてみましょう。ヒントはえさと関係があります。それはなぜでしょうか。考えてみましょう。 ☆ヤゴの時は、水のそこの土の中にいてえものをねらっています。目だたない小さい目がよいのです。また、トンボになると飛んでいる虫を取るので大きな目がいいのでしょう。なお、ヤゴの下あごはまるでエイリアンみたいです。。 自然ノアルバム50 テイカカズラ☆先日の日曜日におうち近くの山を歩いていると、大きなスギやヒノキの幹(みき)につるがからみあっていました。近くで見ると、白い花がたくさんさいていて、とてもすずしげでした。 ☆つるのようにからみあっているので、つる植物とよばれています。自分では高くなれないので、大きな木にたよっていきています。何だか少しずるいようですが、これも植物の生き方でしょうか。 ☆この花はとてもよいかおりがします。また、花の形をよく見てください。何だか風車ににていませんか。この花を天高く飛ばすと、くるくるまわりながら下りてきます。おもしろいのでぜひやってみてください。 自然のアルバム49 ニワゼキショウ☆あちこちの道ばたにさいています。学校の校庭のあちこちにもたくさんさいています。ふしぎなことに色がいくつかあるようで、白いものから、ピンクの色のつよいものまであります。 ☆キショウブというのは、アヤメのなかまだそうですが、だいぶ感じがちがうようです。アヤメ科のアヤメ属ではなく、ニワゼキショウ属だからです(ちょいと難しい?)。 ☆ニワゼキショウはもともと日本にあった植物ではなく、外国からやってきた植物で、帰化植物といいます。。植物の世界も国際交流がさかんなようですね。 自然のアルバム48 オナガアゲハ☆黒いアゲハにはいろいろあります。どこでも一番よく見るクロアゲハ。ほかにモンキアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハなどいろいます。どれも大きくてかっこいいチョウです。 ☆オナガアゲハは、クロアゲハににていますが、ややほっそりとしていて、スマートな感じで、恩方では、クロアゲハよりもオナガの方が多く見られます。それだけ自然度が高いからでしょう。また、尾状突起といって尾っぽのところが少し長いのがとくちょうです。 ☆チョウはいつどろ、どんな時によく見られるのでしょうか。チョウを見かけた日と温度やお天気などを調べてみたら、きっとわかると思います。実験道具がなくても、おもしろい研究ができると思います。 自然のアルバム47 スイカズラ☆今、校庭のある場所にスイカズラが咲き始めました。どこでしょうか。答えを 教えてしまってはつまらないので、みんなで探してみてください。どうしてもわからない 時には、職員室の副校長先生のところまでどうぞ。 ☆このスイカズラという花は、とてもよいかおりがします。道を歩いていて、どこからともなくかおるがしてきます。近くをさがすとかならずスイカズラがたくさんの花をつけていますよ。スイカズラは冬でも葉が枯れずにあるので、忍冬(にんどう)ともいいます。 ☆目で見て、鼻でにおいをかぎ、耳で聞き、舌(した)で味わい、手で手さわりを楽しみましょう。森のかおり、草のにおい、小鳥のさえずりなど五感(ごかん)を使って観察しましょう。 |