奈良公園といえば 「 鹿 」 です。

　名物 「 鹿せんべい 」 は、１５０円です。　米ぬかや穀類で作られているので人間も食べることができますが、あまり美味しいものではありません （ というか、味がありません ）。

　○○君の持っている棒状のものは、「 鹿せんべい 」 ではありません。　池の鯉のエサ用の 「 麩（ふ）」 です。　でも、鹿はお構いなしにそれをねだります。　どうせあげるのなら、「 麩 」 ではなく 「 鹿せんべい 」 のほうが良いと思います。　なぜなら、「 鹿せんべい 」 の売り上げの一部は、鹿の保護に使われているからです。

　「 鹿せんべい 」 について語ってしまいました。

　東大寺を出て、鹿のフンを踏まないように気をつけながら、次の目的地に向かいます。

　みんな、お約束どおり私に手を振ってくれます。
　嬉しくなった私は、調子にのって鹿にも手を振ってみたのですが、これもまたお約束どおり 「 シカト 」 でした。

　この班の人たちは、やたらとお線香の煙を全身に浴びようとしていたので、私はてっきり 「 人間燻製 （ くんせい ）」 にでもなろうとしているのかと思ってしまいました。

　… というのはウソです。
　たくさん煙を浴びたから、たくさんご利益（ごりやく）がありますよ！

　大仏殿の中で、おそろいのブレスレット？数珠？パワーストーン？を買っている人たちもいます。　みんなでポーズを決めて、ばっちりカッコイイですね！

　特に、頭のてっぺんから足の先までピンクでコーディネートしていた○○君。
　「 林家ペー 」 みたいで、いいじゃないですか！　私と趣味が合いそうですね！

　東大寺を訪れたグループで意外に多かったのが、写真をとった後、大仏殿の外観を眺めて 「 おーっ！　でっけーっ！ 」 などと感動したあとで、「 じゃあ、次、行こうか！ 」 と帰ろうとしたグループです。（ 言うまでもなく、そういう発言はすべて男子ですが … ）

　私は、慌てて 「 感動するのは、大仏を見てからにしなさい！」 と止めました。

※　この写真の班がそうだったと言うわけではありません。　念のため …。

　△△さん、○○さんに負けないぐらいすごいジャンプ力ですね！！

　○○さん、大仏もビックリしそうなすごいジャンプ力ですね！

　卒業アルバム用の写真も兼ねて、カメラマンの薮崎さんが班ごとにさまざまなポーズをとらせます。　私は、薮崎さんの後ろからその様子を撮影することが多かったのですが、時には順番待ちで階段に腰かけ、リラックスした表情もパチリ！

　でも、あまり長い時間階段に腰かけていると、係の人に注意されてしまいます。

　おみくじを引いている人もたくさんいました。　中には、何回も引いたあげく、「 どれを信じたらいいのですか？ 」 と私に尋ねる生徒も …。

　「 一番良かったやつを信じなさい。」 と、当たり前の返答をしました。

　「 奈良方面での班行動の様子 … 」 と言っても、私はほとんどの時間をすべての班が通過する東大寺で過ごしました。　そのため、先ほどのお詫びに加えて、ほとんどの画像が東大寺とその周辺のものに限定されることを重ねてお詫びいたします。

　昨日は、清水寺、今日は東大寺と、二日連続で長時間にわたり古都を代表する観光スポットに立ち尽くしていた私は、何人の観光客から頼まれ、カメラのシャッターを押し続けたことでしょう …。（ 泣 ）

９月１６日(水)

　修学旅行の２日目。　奈良方面への班行動の様子をご報告いたします。

　ただ、昨日の後半からデジタルカメラの調子が悪く、撮影した画像が写っていなかったり、粒子が粗かったり、時には全然電源が入らなかったりと、思ったように記録することができませんでした。

　そのため、せっかく撮ってあげた生徒たちの様子をＨＰにアップしてあげられなかったり、映像が不鮮明だったりするかもしれないことを、あらかじめお詫びいたします。

夕食後、ロビーでクラス集合写真を撮りました。


そのあとは、お風呂に入った人からお土産を買ったり、部屋でカードゲームをしたり、テレビを見たり …。


思い思いの、のんびりタイムです。

午後５時半をまわりました。 ５時までには全部の班が戻ってくる予定でしたが、電車の乗り継ぎミスがあったりして、まだ到着しない班があります。


予定どおり帰ってきた班は、ロビーや部屋でくつろいでいます。

このあと、６時から夕食です。 また今日一日を振り返っての 「 校長スケッチ 」を、のちほどアップする予定です。

たぶん、最も遅く奈良を出る班が、近鉄奈良駅で最終チェックを受けています。


みんな、これから「 三木半 」に向かいますが、途中で乗り換えもあるので間違えないようにしてください。

東大寺のある奈良公園といえば、なんといっても「 鹿 」です。

名物 「 鹿せんべい 」はもちろん、池の鯉用のエサ（おふ）や、人間の食べているおやつにも近寄っきておねだりします。


つぶらな瞳の奥に、なんとか食べ物をゲットしようとする炎がチラチラ燃えています。

先生方も、時間と場所を決めて巡回しています。


このあと、早めに宿の「三木半」に戻って生徒の帰りを待つ先生と、京都方面に向かう生徒たちが乗り込む駅でチェックをする先生に分かれます。

カメラマンの薮崎さんは、東大寺で全部の班の写真を撮らなければならないので、お昼ご飯を食べることもできません。


ご苦労様です。


後ろ姿に、プロ誇りが漂っていますね。

お昼ご飯をすませてから、東大寺に参拝している班もたくさんあります。


当たり前ですが、みんな大仏の大きさには圧倒されています。


何をお願いしているのでしょうか？

本日の給食の献立は「コーンライス・まぐろのスパイシー揚げ・ボイル野菜・リヨネーズポテト・ビーンズサラダ・果物・牛乳」です。

指定された昼食場所で、みんなお昼ご飯を食べています。


メニューはカツカレーです。 しっかり食べてエネルギーを補給し、午後の班行動でバテないようにしてください。