職員会議語録
学校経営
平成21年6月3日 校長 高濱 俊光 6月3日(水)職員会議(校長より) 1 教育計画 学級開きから2ヶ月経過。教えるものと学ぶものとの関係、学ぶも の同士の関係が出来上がり、児童一人ひとりへの理解と対応、児童全 体への理解と対応、保護者への理解と対応に少し余裕が出てくる段階 です。そして課題もまた見えてくる。 「理解なくして指導なし」、「関係なくして指導なし」、「理解即指 導、指導即関係」、そしてこれが認識・技化されてないと、教育の専 門家を名乗るにはちと苦しい。 技(認識力・指導力−指導技術)は身につけ、磨く努力を意識的段 階的継続的にしないと身につき光るものとはならないものです。 忙しいからそんな暇はないというのは、教師として理由になりませ んね。 2 運動会(ご苦労様) 天候不安下の今回の運動会、最後まで雨に心揺さぶられましたが、 31日当日は、午後の「七頭舞(5,6年)」まで何とか終了、残り は火曜日に実施。天候不順とインフル騒ぎでどうなることかなと思い ましたが、委員長および全職員の皆さん方の一致協力により、無事に 終えることができました。本当にご苦労様でした。 この頃は行事に十分な時間をかけることができなくなりましたが、 「行事で子供が育つ」、この言葉、やはり忘れたくないですね(これ は私たち自身にもいえることです。「協力協働が人間を作る」)。 いずれにしても大事なことは、日ごろの指導が運動会に、運動会で の経験が日ごろの指導に、それぞれ生かされなければならないという ことです。「日頃の指導」が全てです。 3 指導の「開け(連関と親縁)」について 運動会での全体指導、朝会、集会時の時間前集合整列、始めと終わ りのけじめ、そして校舎・教室に入る時の整列行進などは、心身の行 いを律するための、身につけさせたい基本の技です。 このあたりの指導の「開け」が今少し甘いように思いますが、いか がでしょうか。(指導の連関と親縁性、そして、組織としての指導力) 4 指導者として気をつけたいこと ・児童の健康把握(児童の心身の健康状態を教師自らが把握する)。 ・身の回りの整理整頓(学習・個人情報・重要書類の散乱放置)。 ・印刷室の使用状況改善(印刷物の原本・用紙の放置、裁断機の取り 扱い、印刷機のスイッチ切り忘れ、照明の切り忘れ) ・良質な教室環境作り(展示・掲示物の配置・整列・整理、教具・教 材類の整備・整理・整頓)とその維持 ・児童の安全管理とエコ意識の涵養。(自己の感覚を日常的に磨くこ と) 5 その他 新型インフル対応(感染防止、発症・休業対応) 服務事故(セクハラ、わいせつ、盗撮、横領、紛失、暴力、飲酒、 勤務、出張) 事務連絡・報告(校内事故、会計管理、組織運営・水泳指導) |
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