南大沢小・柏木小合同キャリア教育 はちっこプロアーチ挨拶皆さんおはようございます。今日は「はちっこプロアーチ」と題して、キャリア教育の体験授業を行います。同様の内容の授業を以前に他の学校でも実施したことはあったのですが、二つの学校が合同で行うのは今回が初めてです。その意味でも今日の新しい取り組みにとても期待しています。 今日の授業は「地域キャリア教育協力隊」「コーチネーター」「協力企業」「各団体」の皆様のご協力により実現しました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。こうした取り組みは「地域の子は地域で育てる」という八王子市の理念とも合致し、大変意義深いものとなっています。先の見えない未来、おそらく現在の小学生が大人になって社会に出るころには、全く違った職業種別になっていると思われる現代、キャリア教育についての注目度はますます増しています。単なる職業選択ではなく、小学校段階では、生き方、夢を実現する努力、簡単にあきらめない粘り強さ、などを実感する場としての職業体験ができれば、と願っています。 さて、南大沢小学校、そして柏木小学校の6年生の皆さん、今日の学習では三つのことを心がけてください。一つ目は、挨拶をしっかりして礼儀正しく振舞いましょう、ということです。大変忙しい中協力企業、団体の皆さんが来てくださっています。感謝の思いをもって取り組んでください。二つ目は、疑問に思ったことは、どんどん質問する、ということです。もしかしたら大人にはない子ども目線の発想の質問に、大人もハッとさせられ、何かのヒントにつながるかもしれません。三つ目は、楽しんでください、ということです。二つの学校で合同のチームを作ります。なかよく、そして普段は体験できないことを思いっきり楽しんでください、ということです。それでは楽しい一日にしましょう。はじめの挨拶を終わります。 6月の避難訓練 台風の接近に備えた集団下校 講話ちょっと考えてみましょう。地震や火事との大きな違いが分かりますか?それは、突然起こる火事や地震に比べて、いつ起きるのかが予測できる、ということです。台風が近づく時の天気予報を見たことありますね。何日の何時ごろ、どこどこに接近します。風の強さはどのくらいで、河川には近づかないように…だから、学校でももしも午後に台風が接近するのだったら、午前中で授業を切り上げて下校する、ということがあります。この南大沢小学校の周辺は、台風や大雨でも洪水や土砂崩れからは比較的安全とされてはいます。でも、皆さん知っている通りこの辺り古い木が多いですね。台風で枝が折れて落ちてくる、何ていうこともあるかもしれません。看板や物が飛んでくることも考えられます。学校から家までの間でどこが危険な場所なのか、しっかり考えて今日の訓練に臨んでください。 それから、集団下校の場面は台風だけではありません。例えば、学区内に不審者が出た、近所で強盗があって犯人が逃げている、ということも起きるかもしれません。実際に校長先生は以前勤めていた学校で経験しています。保護者にも連絡し、安全を確保しながら集団で下校する、という場面は意外に多いのです。 さて、台風の接近や不審者などがいるかもしれない状況で下校するのに、道いっぱいに広がったり、みんながばらばらに寄り道したりしながら下校して大丈夫ですか?大事なことは、周りの状況をよく観察しながら、でも素早く行動する。困っている下級生や友達がいたら声をかける、ということですね。先生、上級生の指示を聞いて、真剣に取り組み、家の人に今日の内容を報告しましょう。 |