6月の避難訓練 台風の接近に備えた集団下校 講話![]() ![]() ちょっと考えてみましょう。地震や火事との大きな違いが分かりますか?それは、突然起こる火事や地震に比べて、いつ起きるのかが予測できる、ということです。台風が近づく時の天気予報を見たことありますね。何日の何時ごろ、どこどこに接近します。風の強さはどのくらいで、河川には近づかないように…だから、学校でももしも午後に台風が接近するのだったら、午前中で授業を切り上げて下校する、ということがあります。この南大沢小学校の周辺は、台風や大雨でも洪水や土砂崩れからは比較的安全とされてはいます。でも、皆さん知っている通りこの辺り古い木が多いですね。台風で枝が折れて落ちてくる、何ていうこともあるかもしれません。看板や物が飛んでくることも考えられます。学校から家までの間でどこが危険な場所なのか、しっかり考えて今日の訓練に臨んでください。 それから、集団下校の場面は台風だけではありません。例えば、学区内に不審者が出た、近所で強盗があって犯人が逃げている、ということも起きるかもしれません。実際に校長先生は以前勤めていた学校で経験しています。保護者にも連絡し、安全を確保しながら集団で下校する、という場面は意外に多いのです。 さて、台風の接近や不審者などがいるかもしれない状況で下校するのに、道いっぱいに広がったり、みんながばらばらに寄り道したりしながら下校して大丈夫ですか?大事なことは、周りの状況をよく観察しながら、でも素早く行動する。困っている下級生や友達がいたら声をかける、ということですね。先生、上級生の指示を聞いて、真剣に取り組み、家の人に今日の内容を報告しましょう。 |