2月16日 こみっきぃ「きょうりょく わつなぎ」
今日は小宮小学校でこみっきぃの授業がありました。
1つの小集団では、「きょうりょく わつなぎ」という活動で学習をしていました。 この活動は、折り紙の輪飾りを作ります。普通は、いろいろな色の折り紙を細長く切っておいて・一つ一つ色合いを考えながら、輪飾りを伸ばしていきますね。 でも、今日の学習では、子どもたちに配られた色は1色だけ。しかものりもありません。これでは輪飾りができませんね。 でも、ちゃんと仕掛けがありました。 のりと他の色紙は、周りにいる先生が持っています。ですから、先生のところに行って 「◯色の折り紙を◯枚ください。」「のりを貸してください。」 と言えば、先生たちは折り紙をくれたり、のりを貸してくれたりします。 困った場面を作り出して、それを乗り越えるための方法を考える。周りとのコミュニケーション力を高める。こうした目的を達成するために工夫した学習活動でした。これからも更に工夫を重ねていきたいと思います。 2月14日 こみっきぃ 「協力して答えにせまろう!」
今日のこみっきぃの小集団活動では、「協力して答えにせまろう」という学習活動をしました。これは1つの答えを先生たちであらかじめ決めておき、子どもたちは、小集団で相談して決めたものを答えるという学習です。
先生たちが何を決めたのか、子どもたちはそれを見つけるために!いろいろな質問をしていいことになっています。 今日の子どもたちは、この質問がすばらしかったです。なんと13以上の質問を考えて、先生に問いかけました。 こういう時はだいたい、何を聞けばいいのか迷いますね!迷ったときは相談です。ここに自然とコミュニケーションが生まれます。 今日の小集団の子どもたちのコミュニケーションは、本当にスムーズで上手でした^_^ さあ、答えです。下の写真の質問から答えがわかったら相当すごいです! 答えは…鉛筆でした\(^o^)/ 2月2日 こみっきぃ 「ガイスター」
今日はこみっきぃの指導の日でした。
その中で個別指導の様子を紹介します。 先生と一対一で学習する個別指導。ともすると、その場の流れで臨機応変になりがちです。 そうならないように、今日の学習の予定を確認し配分時間も確認します。 そうしたスケジュールを決めた中にゲームの時間がありました。 これのねらいは、1つは先生とのコミュニケーションであり、またもう1つは、学習の中にお楽しみを入れることで、学びのモチベーションを上げることです。 今日、先生と子どもが取り組んだゲームは「ガイスター」です。ルールの紹介は割愛しますが 子どもと先生の真剣勝負です。 勝ったときの子どもの嬉しそうな表情がとてもいいなと思いました。 1月31日 こみっきぃ 「サーキット」
今日のこみっきぃの個別指導では、最後に「サーキット」を行いました。
これは自分でサーキットのコースを作り、それを自分で楽しむという学習です。 コースは様々な体幹を刺激するところを用意しているので、楽しみながら体幹トレーニングをすることができるというわけです。 そして、準備から片付けまで自分で行うことで、楽しい事ばかりではなく、めんどくさいこともしっかりと行うという気持ちのトレーニングにもつながります。 個別指導の中で、一人でコースを工夫して挑戦していました^_^ がんばりましたね! 1月26日 こみっきぃ 「強い!立体四目並べ」
今日は、こみっきぃの指導がありました。個別の指導をしているところで、個別の最後のちょっとした時間ができました。そこで先生が
「時間、あと少しだけど、何かやりたい?」 と聞きました。するとその子は間髪入れずに「立体四目並べ!」 と言いました。とても気に入っているのですね! そこで、先生と子どもの一対一のガチンコ対決が始まりました。 立体四目並べなので、見る視点を柔軟にしないとなかなかうまくできません。先生と子どもの対決は、かなり白熱しました。最初は先生が一列作り、次は子どもが一列作りました。 決して先生が手を抜いているわけではありません。子どもの相手の動きを見る視点、タテ・ヨコ、ナナメをいろいろな角度から見る視点がとても柔軟なので、先生がすぐにピンチになってしまうのです。すごいですね。 真剣な先生に勝てるなんて、とっても嬉しいですね!自信もつきますね! 1月24日 こみっきぃ 「初めてに挑戦2」
今週も元気に特別支援教室の授業が始まりました。
今日の1つの小集団では、「初めてに挑戦2」に取り組みました。 この「初めてに挑戦」とは、誰もが不安になる「初めてのこと」に対して、その不安な気持ちをいかにコントロールして乗り越えていくのかという学習です。 先生が、子どもたちに 「今日も初めてに挑戦をします。初めてに挑戦する時に気をつけることは何でしょう?」 と問いかけると、子どもたちから 「緊張するけど、しっかりと説明を聞く」 「わからなかったら先生に聞く」 「人がやっているのを見る」 というスキルが次々と発表されていきました。すごいですね!子どもたちの学びが積み上がっています。 さあ、学習のめあてが決まったところで、今日の初めてが紹介されました。 今日の初めては「おばけキャッチ」です。 このゲームの説明は省略しますが、これはなかなか難しいです。できる子はさっとできますが、できない子は本当にできません。 子どもたちは、めあてにあるように、しっかりと説明を聞き、わからないところをすぐに質問して、ゲームに参加していきました^_^ 1月17日 こみっきぃ「初めてのことにチャレンジ!」
3学期のこみっきぃの指導の紹介です。
今日は、1つの小グループの指導で「ピエロゲーム」を取り入れて行いました。これはピエロの体のパーツが6種類あり(足なら長さの違う6つの足がある)、それをサイコロを転がして、出た目の長さのパーツを並べていくというゲームです。 このピエロゲームを使った目的は「初めてにチャレンジすること」です。 子どもたちは、今日このゲームに初めて取り組みました。初めてのことは、不安もあるしうまくいかないこともあります。でも、どんなことにも初めてがあります。 だから、「初めて」を克服することは大事なソーシャルスキルなのですね。 子どもたちは、まず、「初めてのとき」を想像し、考えられる不安を想定し、どうしたら乗り越えられるのかを考えてゲームに臨みました。 事前学習をしていた子どもたちは、「初めて」に戸惑いながらも、楽しくゲームをすることができました。 「初めて」への挑戦は、少しずつハードルをあげながらスキルアップを図っていきたいと考えています。 12月23日 こみっきぃ 個別指導の工夫
今日はこみっきぃの2学期最後の授業がありました。
今日もこみっきぃの先生たちは、全力投球で授業をしていました。 今日の個別指導の中で使った教具を紹介します。 ●「輪ゴムパターンボード」 これはポツポツと輪ゴムがかけられるように突起が出ているボードに、色の違う輪ゴムをかけていって、1つの絵を作ります。 この絵は、自分で自由に掛けていって作り出すこともできますが、見本をもとに見本と同じように作るようにしています。見本は簡単なものから複雑なものまであります。なかなかむずかしいですが、今日の子はあっという間に「カニ」を作ってしまいました。細かい手先の動きのトレーニングです。 ●「虹色のへび」 もう一つは、「虹色のへび」というカードです。カードをめくるとヘビの体の一部が出てきます。それを色に気をつけてつないでいき、ヘビが完成したら、そのカードをもらうことができます。最後にカードをたくさん持っている人の勝ちです。 これは、勝ち負けにこだわる子どもに、勝負をする中で、感情のコントロールをうながしていきます。 今日の子も1学期は負けると、気持ちを乱していましたが、今では負けても抑えられるようになりました^_^ こみっきぃの子どもたち、一人一人各自の課題を確実に乗り越えてきています。成長がとっても嬉しいです! 12月22日 こみっきぃ 個別指導の工夫
こみっきぃの個別指導では、子どもの実態に応じて、いろいろな指導を行いました。
低学年の子の個別指導では、「点つなぎ」や「なんじゃもんじゃカード」を使って指導しました。これまで「点つなぎ」は、視覚のトレーニングとして行ってきて、1学期の最初と比べてどのくらいできるようになったのかを確かめました。また、「なんじゃもんじゃカード」は、記憶とルールの遵守という目的で時々行ってきました。今日は最後ということで、リクエストに答えて行いました。 最後に高学年の子への個別指導では、これまでがんばってきたことが、どのくらいできるようになったのか振り返りをしていました。振り返りの中から、3学期にがんばりたいことも出てきて、この子どもの意欲を認めていました^_^ 12月20日 こみっきぃ「体幹を育てよう」
こみっきぃの個別指導では、体幹を育てる学習をしていました。
先生と向き合い、ヨガマットを敷いて、準備完了! まずは準備体操です! そして、コーディネーショントレーニングを取り入れた体幹を育てる運動をしていきました。 体幹をしっかりさせることで、姿勢の保持や学習の集中力も変わってきます。 参加していた児童は、とても楽しんで運動していました。 12月17日 こみっきぃ 「聞き取る 想像する 考える」
こみっきぃの個別指導の様子です。
今日の個別指導の中で、「知らない言葉を予想しよう」という学習をしました。 まず、あるものを説明する文章を先生が読みます。 でも、あるものの名前だけが別の名前になっているので、聞いている子どもは、あるものの名前にこだわるとなんの説明なのかわからなくなります。(真ん中の写真) そこで、名前に惑わされずに、ポイントとなる言葉を自分の中で覚えておいて、想像していきます。そうするとあるものの正体がわかるというものです。 話を聞くときは、ポイントとなる言葉をもとに考えるという聞く力を育てる学習です。 そしてもう一つは、「物語作り」です。 これは8つの絵を見て、物語を作っていくものです。この8つの絵は、物語の一つ一つの絵で、正しくつなげると一つ物語が完成します。 これは、なかなか難しいです。 でも、この子は最初の1枚を見つけたら、どんどんと次の絵を見つけてつないでいきました。 想像する学習です。そして頭の中で組み立ててていく学習でもあります。 こみっきぃでは、こうしたいくつもの手立てをとりながら、日々指導しています。 12月15日 こみっきぃ 「ミニミニサーキット」
今日のこみっきぃの小集団学習では、「ミニミニサーキット」を考えました。
これは、いくつかの運動を体験し、それを組み合わせてサーキットを作るというものです。 ただ、こういう場合は、先生がサーキットを作りますが、こみっきぃでは子どもたちが相談しながら考えます。 考える方法は、それぞれの運動を図にした紙を用意し、それを子どもたちが動かして考えます。 早速小集団学習に参加していた二人で、最初にどうする?次はどうする?と相談しながら決めていきました。 子どもたちに決めさせるのは、コミュニケーションのトレーニングになるからです。お互いの主張を受け入れて、折り合いをつけるわけですね! 今日の二人は、自己主張もほとんどなく、あっという間にサーキットを作ってしまいました。 次回の小集団学習で、考えたミニミニサーキットを実際に体験することにしています^_^ 12月6日 こみっきぃ 「答えにせまろう」
今日は、「こみっきぃ」の指導がありました。
小集団でいろいろな活動をしていました。その中の一つが「答えにせまろう」です。 子どもたちは、一人ずつ順番に答えを知っている先生に質問をしていきます。 でも、先生は「はい。」か「いいえ」しか答えてくれません。 ですから子どもたちは、答えに迫るための質問を考えていかなければなりません。 ここに協力が必要となります。 最初に子どもたちは、 「それは学校にあるものですか?」 と聞きました。すると答えを知っている先生が、 「はい。」 と答えました。 子どもたちは、これで俄然テンションが高くなり、「じゃ、教室にあるかどうか聞こうよ」と相談をして、質問の子が質問をしていきました。 自分だけでは決してできないゲーム。そして友達の答えをみんなで、吟味して、答えに迫っていかなければなりません。 まさにコミュニケーション力が問われます。 さあ、答えはわかりましたか^_^? 12月1日 相手にわかりやすく説明しよう
こみっきぃの小集団学習では、相手にわかりやすく伝えるトレーニングとして、「スリーヒントクイズ」をおこなっていました。
これは、ホワイトボードの裏にある絵を貼っておき、それを一人の子が見ます。見た子は、見ていない他の子がわかるように「3つヒント」を言います。 他の子はそれをよく聞いて、答えをボードに書いていきます。 伝える人とよく聞く人。このスリーヒントクイズには、コミュニケーションの基本が入っています。 子どもたちは、楽しそうに取り組んでいました^_^ 11月10日 こみっきぃ「個別学習での教具」
今日は、こみっきぃの教室がありました。その中で個別指導で使っていた教具を2つ紹介します。
1つは「ボブジテン」というカードです。これは1枚のカードの中に6つのカタカナで表記される言葉が書かれています。 その中の1つを、その言葉を直接使わないようにして、相手に説明をするというものです。 わかりやすい説明をしてくれると、相手はすぐにわかりますが、そうでないと相手になかなか伝わりませんね。 このカードは「わかりやすく相手に伝える」スキルを高めるためのカードです。教室の子どもによっては、どんどん説明が上手になっている子もいます。 2つ目が「スピードカップ」です。 これは、5つの色の違うカップを使って、縦に重ねたり、横に並べたりします。何をどう並べるのかについては、カードの中に書かれてあります。 そのカードをめくって、すぐに作り始め、早く作ったほうが勝ちです。 これもルールを守ってゲームをしながら、適切なコミュニケーションをすることが目的です。 このようにいろいろな教具を使って学習をすすめています。 10月25日 こみっきぃ 「よく見て伝えよう」
今日のこみっきぃの小集団学習では、みんなの前で話をするという課題とよく見て伝え合うというコミュニケーションの課題の2つを行いました。
後半の「よく見て伝えよう」では、一人の子がホワイトボードの後ろにある公園の絵を見て、遊具の配置を覚え、友達に伝えていくという学習をしました。 一人一人が順に見に行くので、最後の調整は話し合いになります。 自分の考えと友達の考え。そこで折り合いがつけられるかどうかです。大人でもなかなか難しいですね。 でも子どもたちは、上手に折り合い、最後はパーフェクトな図を完成させました。 10月8日 こみっきぃ「聴く力を」
今日のこみっきぃの小集団の授業では、「聴く力を身につけよう」ということから、楽しく聴く力を身につけられる学習に取り組んでいました。
それは学習する児童一人一人に下の写真のような3つの色に分けられた形のカードを渡します。それを子どもたちは、色ごとにまとめて並べます。 そして、先生が子どもたちに問題を出します。 「赤の大きな丸と黄色の小さな四角を持ってきてください。」 子どもたちは、先生から出された問題の中で必要な情報を覚えて、そのカードを持ってきます。 問題は、少しずつ難しくなってきます。子どもたちは「これさえ覚えておけば大丈夫」という情報を絞って記憶するというトレーニングになるわけです。 10月6日 こみっきぃ 「みんなで協力」
今日は、こみっきぃの指導が小宮小学校でありました。
話すこと、友達とコミュニケーションをとること、友達の良さを認めること、体感を育てることなど、一人一人の実態に応じて学習をすすめていきました。 特に「みんなで協力UFOキャッチャー」という学習はとてもおもしろかったです。 真ん中の輪ゴムを四隅から引っ張ります。みんなで協力して、輪っかを作るわけです。 そして、いろいろな形のものが置いてあるところに行き、どれを掴むか相談して、輪っかを大きくしてはさみます。 どれをつかむか、相手に要求する言葉、いろいろな言葉を考えて使わなければいけません。 コミュニケーション力が問われますね。 参加した4人の子どもたちは、上手にコミュニケーションをとりながら、楽しく学習していました(^^) 9月13日 こみっきぃ「本当の勝ち」
2学期もこみっきいの教室は、いろいろな工夫を凝らした授業を進めています。
今日は、小グループの授業で「本当の勝ち」のゲームをしました。「本当の勝ち」とは、ゲームに勝つことではなく、一緒にゲームをしているお友達から「もう一回、一緒にやりたい」と言ってもらうことです。 ともすると勝ちにこだわる子どもたち。勝ちにこだわるとどうしても感情的になり、相手に嫌な思いをさせてしまいます。 今日の小グループの子どもたちも、人一倍勝ちにこだわる子たちでしたが、勝っても負けても笑顔で神経衰弱を終えることができました。 子どもたち、成長していますね! 7月29日 こみっきぃ「保護者学習会」
今日は、特別支援教室「こみっきぃ」は、これまでやったことのないことに挑戦しました。それは「保護者学習会」です。これは保護者の方をお招きして、学習をしてもらうという取り組みです。
今回、保護者の方に学んでいただいたのは、「感覚」です。感覚には「五感」と呼ばれるものの他に固有覚、前庭覚という感覚があり、この感覚のバランスが発達にとってとても大事だと言われています。 そこで、今日の学習会では、この感覚の内容をご説明したあとで、実際にその感覚を伸ばす活動を体験していただきました。 参加してくださった保護者の方は、皆さん子供のように素直に話を受け止めてくださり、子供のように活動を楽しんでおられました(笑) ステキな保護者の皆さまです^_^! 子どもたちの発達の課題がどこにあるのか、そのための支援はどうあるべきなのか。保護者の皆様は、この学習会で真剣に考えてくださり、開催した私達としてもとても嬉しかったです。 とても暑い体育館の中でしたが、熱く学び合うことができました(^o^)! |