1月26日本市教育委員会研究指定校の研究発表会が盛況のもとに終了しました。本市の先生方をはじめ、保護者、地域の方、さらには、本市以外の先生方等、たくさんの参加者の皆様に心から感謝申し上げます。「自分の考えを生き生きと分かりやすく表現する児童の育成―国語科の書く指導を通して」と題し、2年間の研究を行ってきました。児童が書くことへの興味を深め、着実に力を身に付けていくための指導を、国語科を中心に他教科等も含め、日々の授業実践を通し行ってきました。「書く」ことを中心とした授業を展開していくために、材料を見つける工夫、相手や目的を明確にした題材の工夫、書くことに抵抗感を無くし、どの児童にも書けることを保証するための「モデル(文の書き方の型)の提示」の工夫、書く力のスキルアップの工夫、さらに、「書く」ことの日常化を図ってきました。また、国語力の基礎となる「読む力」「語彙力」等を高めるために、読書活動の充実を図ってきました。読書活動の活性化を図るために、図書館の蔵書の整備、本の分類の工夫、【中野北小わくわく図書館】とし、児童が「図書館へ来ることが待ち遠しい」、そして、「図書館が活用しやすい」と思える場として機能するようにと、本校の司書教諭、図書ボランティアのお母さん方が中心となり工夫・改善を図りました。
2年間の校内研究で、日々の授業改善が図られてきました。今回の研究発表は、本校の授業改善の取り組みの経過報告であります。この2年間の研究の成果と課題を明確にし、それをしっかりと受け止め、次の学習指導へのステップアップとして、今後に繋げていきたいと思います。