5月 全校朝礼今日からいよいよ体育大会の全体練習が始まります。その関係で、今日は校庭での朝礼です。 今日は『体育大会で大切なこと』について話をします。 体育大会で大切なこと 一つ目。「自分に負けない」ということです。 テニスで世界ランキング4位の錦織(にしこり)選手が次のように話しました。 「あきらめないようになった。勝ちたいという気持ちが強くなった」 「過去のことを振り返ってばかりいたのですが、ふと目の前の目標に集中したら嫌なことは消えていきました。」 「勝てたのは精神的なものがいちばん大きい。今日は最後まで自分でもあきらめなかった。」 このように、自分との闘いに負けない。弱い自分を克服することを目指してほしいと思います。 そのためには具体的な自分の目標をもってください。「持久力をつける」「責任感や協調性をもつ」「我慢強さ」など自分だけの目標です。その目標に向かって、最後までやり遂げてください。 二つ目。「仲間を大切にした体育大会を目指そう」ということです。 「一人はみんなのために みんなは一人のために」という言葉があります。 自分のことよりみんなのことを真っ先に考えよう。みんなのために全力を尽くそう。 そしてみんなは頑張ったその人に温かく優しい言葉をかけよう。 大切なことはレースの勝ち負けや一番二番の点数ではありません。 自分のこと・・どれだけ自分の目標を達成することができたか。 全員のこと・・どれだけ温かいチームワークで団結することができたか。 近隣にお住まいの皆様。本日より体育大会の全体練習が始まります。 騒音等で大変、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。 5月30日(土)が体育大会の本番です。ぜひ、お越しいただき、ご参観の上、生徒たちに激励の お言葉をかけていただけますと、大変有り難く存じます。 どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、本番に向かって頑張っていきましょう。 以上で話を終わります。 校長 福山 隆彦 本日から、教育実習生が3名いらしています。一緒に頑張りましょう! 平成27年度 始業式いよいよ平成27年度の幕開けとなりました。 新学期を迎え、気分も一新、進級した新しいクラスでよいスタートを切ってほしいと思います。 2年生は、先月まで1年生でしたね。まだ1年生気分の人はいませんか。 明日は新入生が入ってきます。 つまり2年生の君たちは、先輩となります。そして、2年生は中学校の中堅学年として柱の役目。 生徒会でも委員会でも学校行事でも学校を支えるのだとの高い意識と深い自覚をもって行動してほしいです。 3年生は、「進路の年」ですね。自分の将来の姿はイメージできているでしょうか。まずは「自分を知る」ことが大切です。自分の長所は?短所は?自分の適性は? そして将来はどんな仕事に就きたいか。 そのために、今、何をしなければならないか。そして、自分の力で情報を探し、入手し、自分の意志で 自分の進むべき道を決断する。そういうことが求められている年です。ぜひ、自分に負けないで頑張ってほしいと思います。 平成27年度の始めに当たり、先生から3点、話をします。 一つ目は、「あいさつをしっかりやろう」ということです。 昨年から朝礼等でみなさんのあいさつの素晴らしさについては話していますが、あらためて今年度も 頑張ってほしいと思います。あいさつは、人間関係の基本、社会人の基本です。「元気に 明るく 爽やかに」あいさつをしていきましょう。 なかなかあいさつができない人は、とにかく勇気を出してやってみてください。 二つ目は「自分の心を鍛えよう」ということです。 オリンピックやワールドカップなどの高いレベルのスポーツ大会において、選手たちの勝敗を決する要因の一つはメンタルと言われています。技術的にはそれほど相手と差がないのに、緊張してしまい体がカチコチに硬くなってしまったり、臆病になってしまい思いっきりプレーができなかったり・・・。 私たちの心はとても複雑だし、弱いものです。誰でもそうなのです。だからこそ、自分の心を鍛えるのです。飽きやすい心から我慢強い、粘り強い心へ。臆病な心から勇気ある心へ、チャレンジできる心へ 。人の心の痛みが分からなかった心から思いやりのある優しい心へ。 そのように自分の心を鍛えるということなのです。 自分の弱い心に打ち勝った人は、格段に成長します。人の心の痛みが分かれば自然に優しくなります。 そうすれば良い友達にも恵まれます。我慢強い人になれば、コツコツ努力してきっと偉大な何かを成し遂げることでしょう。チャレンジ精神をもった人は、失敗しながらも挑戦し続け、世の中にはない新たな世界を作り出すかもしれません。 この一年間、ぜひ、自分の弱い心に打ち勝ったと思えること、自分の成長が実感できたということを 目標に頑張ってほしいと思います。 では、今年度、今学期の成長を期待して、話を終わります。 校長 福山 隆彦 |