手をきれいに洗い、心身をリフレッシュし、新しい生活様式に切り替えて毎日の生活をしましょう。

9月 学校朝礼

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おはようございます。
今日は、9月1日。「防災の日」です。

先生は、7月下旬、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県を初めて訪れる機会に恵まれました。
2011年3月11日(金)午後2時46分、千年に一度と言われるマグニチュード9の巨大地震が発生。南三陸町では、住民の大多数が「地震の後には津波」との意識が高かったそうですが、それでも多くの方々の尊い命が失われました。当時、津波の第一波の襲来まで庁舎内には約30名の職員がいました。しかし、津波に襲われ無事が確認された職員はわずか8名。20余名の職員の方が行方不明となりました。

なぜ、津波への注意力が高かったのに多くの方が亡くなられたのだろう。多くの職員も、住民に避難を呼びかけるために防災無線を使い、最後まで「高台へ避難してください」と呼びかけていたそうです。
それなのになぜ?
それは、私たちの知識を、想像を超える津波だったからです。
3階建ての防災対策庁舎の屋上に避難していたところ、その屋上をさらに2メートルも上回る津波が襲ってきたのです。フェンスやアンテナにしがみついて一命を取り留めた方は、多くの仲間が消えていることに気付きました

「まさか、こんな高さまで・・」
 波が襲ってくるその瞬間の心の声はどんなだったでしょうか。

7月、私は防災対策庁舎の前に立ちました。3年前にこの海で、この街で起こった出来事が実感を伴って感じ取ることができました。尊い人命を救うために最後まで防災無線のマイクを握りしめていた職員の方々に思いを馳せながら庁舎を後にしたのでした。

私はこの悲劇から大切なことを学びました。
それは、防災意識を高くもつことの大切さです。

毎月の避難訓練・・マンネリになっていませんか。あの時の地震の恐怖忘れていませんか。
「いつもの訓練だから」とか「いつもどおり」「このぐらいやっておけば・・」になっていませんか。

自然の力は、私たち人間の知識や力のはるか上をいっています。
「まさか、こんなはずでは」ということがないように、日頃から防災意識を高くもち、備えを万全にして
いく、そういう心構えをもっていきましょう。
以上で終わります。

校長 福山 隆彦
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