手をきれいに洗い、心身をリフレッシュし、新しい生活様式に切り替えて毎日の生活をしましょう。

9月28日(火) 本日の授業風景 ・ その2

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 2年生・国語の授業の様子です。 担当は、張元先生です。

 黒板に 「 徒然 ( とぜん ) = むなしいこと 」 といった文字を見つけたので、つい先ほど取材した1年生の授業とも関連するのではと思い、お邪魔しました。

 今日から、古典 「 徒然草 」( つれづれぐさ ) の学習に入りました。

 すでに紹介したように、1年生の歴史では 「 応仁の乱から戦国時代へ 」 ということで、わが国が長い戦乱の時代に入っていく様子を学習しています。
 昨日まで栄えていた者が、今日はもう没落してしまう世の中 … 。
 さっきまで美しかった町が、今は焼け野原となっている世の中 … 。

 そんな不安定な時代背景は、人々の心に 「 無常観 」 ( むじょうかん = この世に永遠などなく、あらゆるものが移り変わっていくというものの見方 ) を根づかせるとともに、多くの隠者 ( いんじゃ = 社会との関係を絶ち、世間から隠れるように暮らす人 ) を生みました。

 「 徒然草 」 の作者である兼好法師もそんな隠者の一人であり、今日の授業にも出てきた 「 方丈記 」 などと一緒に 「 隠者文学 」 と呼ばれています。

 今日私が取材した二つの授業は、学年も教科も異なっていましたが、二つとも受けられた私には、まるでワンピース ( ひとつながり ) の授業のようでした。

                                     校長 武田幸雄

9月28日(火) 本日の授業風景

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 1年生・社会(歴史)の授業の様子です。 担当は、川口先生です。

 黒板に 「 足利義政 」 「 銀閣 」 などの文字が書かれていたので、昨日まで修学旅行で訪れていた京都を思い出し、つい教室に入ってしまいました。

 「 応仁の乱から戦国時代へ 」 の学習に取り組んでいます。

 11年間も続いた戦乱によって京都の町が焼け野原になってしまい、そのあげく明快な決着もつかずに終わった 「 応仁の乱 」 … 。 私が中学生のときにはその年号 ( 1467年 ) を 「 人世 ( ひとよ ) むなしい応仁の乱 」 と覚えたものですが、この戦乱の特徴を見事に押さえた語呂合わせですね。

 授業では、このときに西軍の陣のあった場所が 「 西陣 」 という地名となって残り、「 西陣織り 」 という特産品で有名なことも教わりました。

 偶然にも昨日、京都で茶園先生と乗ったタクシーの運転手さんも、同じことを教えてくれていたのです。 そのとき私は 「 では、なぜ東軍が陣を張った場所は 『 東陣 』 として残っていないのですか? 」 と質問したのですが、運転手さんもその質問には ??? でした。

 そこでインターネットを使って自分で調べたところ、「 応仁の乱の後、西陣と東陣の跡地に分かれて仕事をしていた織物職人たちが、京織物の営業権をめぐって争い、最終的に西陣の跡地で仕事をしていた職人グループが営業権を手に入れたから 」 だそうです。

 つい昨日京都で耳にし、調べた話題が、今日の授業で早速出てきたのでビックリしました。
                                     校長 武田幸雄

9月28日(火) 本日の学校給食

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● キャロットピラフ  ● ナスときのこのグラタン  ● コーンポテト

● 白いんげん豆のグラッセ  ● ボイル野菜のゴマドレッシング  ● 牛 乳

9月27日(月) 校長は見た! 修学旅行・その18

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 保護者の皆様

 「 家に帰るまでが修学旅行 」?

 … いいえ、別所中学校では 「 家に帰って、おうちの方にお土産話を聞かせるまでが修学旅行 」 です。 今夜は、三日間の濃い思い出をたっぷり聞いてあげて、お子さんの修学旅行を終わらせてあげてください。

 この三日間、京都や奈良の街で、私は多くの生徒に手を振り、多くの生徒が私に手を振ってくれました。

 「 あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」

 「 あかねさす むらさきのいき しめのいき のもりはみずや きみがそでふる 」

 万葉集に収められている、額田王 ( ぬかたのおおきみ )の恋の歌です。

 細かい解釈はしませんが、ここでいう 「 袖振る 」 は 「 手を振る 」 という意味で、 「 愛しています 」 というサインでもあります。 作者の額田王が、恋人から人目もはばからず 「 愛情のサイン 」 を送られてとまどっている歌です。

 … と、私がこの歌を意識して手を振ったわけではありませんが、街中でも素直に手を振ってくれた別所中の生徒は、本当に素直でかわいらしかったです。

 そして、その素直でかわいらしい生徒たちが、私にとっても忘れられない思い出ぶかい修学旅行を創り上げてくれたことを、校長として報告させてください。

 最後に、私の撮影したスナップ写真をアップして、保護者の方にもちょっとだけ古都の雰囲気をお伝えしておきます。

 三日間、たくさんのアクセスを、どうもありがとうございました。

 … もとい、「 どうも、おおきに 」

9月27日(月) 校長は見た! 修学旅行・その17

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 16時15分

 新幹線は順調に運行されており、予定どおり16時37分には新横浜駅に到着できそうです。 生徒も自由時間が終わり、下車準備を始めました。

 では、この記事をもちまして、現場の生徒たちの様子を伝える記事は終了させていただきます。
 ただし、京王堀之内で最後の班が解散したことは学校HPでお知らせしますので、ご確認ください。

 生徒の皆さん、お疲れさまでした。 … もとい、「 お疲れはんどした 」

9月27日(月) 校長は見た! 修学旅行・その16

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 15時15分、配られた軽食をとってから自由時間となりました。

 おしゃべりやカードゲームに興じる人がいる一方、三日間の疲れが出たのでしょうか、早くも熟睡モードに入っている人もいます。 その点が、往路の車内風景と明らかに違う点です。

 元気な人もあまり大きな声で騒がず、寝不足気味の人を寝かせてあげるようにしてください。( けっして私の個人的なお願いを言っているわけではありませんよ。 念のため! )

 このあと新幹線は、16時37分に新横浜に到着する予定です。

 そのあと生徒たちは班ごとに橋本経由で京王堀之内まで戻り、最終チェックを受けて解散となります。 電車の遅れ等のトラブルがなければ、18時30分頃までには解散できると思われます。

9月27日(月) 校長は見た! 修学旅行・その15

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 新幹線は予定どおり14時35分に京都駅を発車しました。

 現在、生徒たちは、この三日間にかかった諸費用の決算報告をしおりに記入しています。 交通費、拝観料、食事代、お土産代など、思い出しながら書き込んでいけば、旅の思い出もまた鮮明によみがえってくることでしょう。

 このあと、生徒には15時に軽食 ( ドーナツ & デニッシュ ) が配られ、それを食べ終えた頃 ( 15時15分頃 ) をめどに自由時間となります。

9月27日(月) 校長は見た! 修学旅行・その14

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 14時30分

 新幹線のホームに移動を完了しています。

 このあと14時35分発の団体専用列車に乗り込みます。
 いよいよ京都ともお別れです。

 ネイティブ京都弁では 「 さようなら 」 をなんと言うのでしょうか?

 「 ほな、さいなら 」 でしょうかね?

9月27日(月) 校長は見た! 修学旅行・その13

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 13時25分

 最後の班がチェックを終えました。 全員、無事に戻ってきました。

 全員がこうして集合するのは、ここ京都駅前が最後です。

 楽しかった修学旅行もあとは帰路につくだけとなり、この三日間、手を振り続けた集大成として全員に手を振ってもらいました。( 写真・下 )

 このあと、同じ団体列車に乗る他の中学校とも調整しながら、新幹線のホームに向かいます。

9月27日(月) 校長は見た! 修学旅行・その12

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 13時15分

 タクシー行動を終えた班が、集合場所である京都駅に戻ってきています。

 最終チェックは13時30分までですが、京都の町を知り尽くしていらっしゃる運転手さんが着いてくださっているので、昨日よりは安心していられます。

 お土産を抱えている人も、たくさんいます。
 みんな、何を買ったのでしょうか?

9月27日(月) 校長は見た! 修学旅行・その11

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 嵐山にやってきました。

 有名な 「 渡月橋 」のたもとで、先ほどの金閣寺の記事を学校HPにアップしていると、遠くに別中生を見つけることができました。

 私は嬉しくなったのと同時に、私に気づかずにタクシーで立ち去られてはいけないと思い、手を振りながら走りました。 そのかいあってみんな私に気がつき、手を振り返してくれました。

 中には、逆に私に向かって走ってきてくれる男子もいて、感動的な出会いを果たすことができました。

 しかし、その感動もつかの間、やはり予定変更があったため、これ以上待っても他の班には会えないことを添乗員さんからの情報で知りました。

 残念ですが、そろそろ集合場所の京都駅に向かうことにします。

9月27日(月) 校長は見た! 修学旅行・その10

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 ラッシュ時の新宿駅や池袋駅なみの混雑の中、懸命に手を振り続ける私と、ひときわ大きな声で場所取りをして写真を撮り続けるカメラマン・Yさんとの別中コンビは、京都を代表する名刹・金閣寺の中でも存在感を示しています。

 しかし、タクシーの運転手さんが混雑状況などを考慮して、見学順を変更した班もあるようで、別中生の姿も途絶えてきました。

 やむをえず私は、別中生の姿を捜し求めて嵐山方面に向かうことにしました。

9月27日(月) 校長は見た! 修学旅行・その9

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 開門当初は比較的すいていた金閣寺でしたが、さすがに世界文化遺産だけあってあっという間に観光客でいっぱいになってしまいました。

 団体客が大きな川の流れのようになって、その向こう側に別中生を見つけてもなかなかたどり着くことができません。 私が一生懸命に手を振っても、気がついてもらえないケースも増えてきました。

9月27日(月) 校長は見た! 修学旅行・その8

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 別中生のために、写真撮影をするベストポジションで待ち構えていた私ですが、ここでも 「 すみませんが、シャッターを押していただけますか? 」 と観光客から頼まれ始めたので、やむを得ず場所を変えることにしました。

 また、別中生を見つけたら、手を振って合図したいと思います。

9月27日(月) 校長は見た! 修学旅行・その7

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 金閣寺を見て 「 俺んちみたいだ 」 と言っている大胆な男子がいました。

 しかし、金閣寺は、衣笠山や左大文字山を背景に控え、鏡湖池にその姿を映しているからこそ雅やかなのです。

 これと同じ建造物が別所の地に建っていたら、周囲から完全に浮いてしまうことでしょう。( というか、はっきり 『 悪趣味 』 と言われてしまうでしょう )

9月27日(月) 校長は見た! 修学旅行・その6

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 きんぴかの金閣寺です。

 やってきた別所中の生徒たちも、一様に見とれています。

 茶園先生も、実は今回が 「 金閣寺デビュー 」 だそうです。
 まだお若い先生なので、生(なま)金閣寺をはじめてご覧になったときの 「 おー! 」 という感嘆の声も、生徒と同じように新鮮な感じがしました。

9月27日(月) 校長は見た! 修学旅行・その5

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 写真・上はC組、下はD組のクラス集合写真です。

 多くの班が訪れる金閣寺を一路目指していますが、タクシーで移動している生徒たちに追いつくのは至難の業です。

 せめて時間的に金閣寺が開門していないことを期待しましたが、観光シーズンは朝早くから見学できるということを聞き、がっかりしました。

 … と、あきらめながら茶園先生とともに走るようにして金閣寺に到着。
 ラッキーなことに9時開門だったので、生徒の姿はまだ見かけません。
 どうやら各班ともタクシーの運転手さんが気を利かせてくれて、先に北野天満宮など別の見学地に回ったものと思われます。

9月27日(月) 校長は見た! 修学旅行・その4

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 8時30分現在

 クラス集合写真を撮影してから、タクシー班行動に出発しました。
 最後のクラスまでお付き合いしていた私も、すでに出かけてしまった生徒たちを追いかけています。

 写真は、上がA組、下がB組のクラス写真です。

9月27日(月) 校長は見た! 修学旅行・その3

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 7時30分現在 生徒は朝食を終えて、部屋の清掃と出発準備です。

 今日の朝食は、湯豆腐を中心とした和食でした。
 昨晩の 「 多国籍料理 」 から一転して、いかにも 「 京都の朝食 」 といった感じでした。

( 写真・上 ) の男子の皆さん。
 食事中にまで手を振ってくれて、ありがとう。 … もとい、「 おおきに 」

 このあと生徒たちは、1階でクラス集合写真を撮ってから、8時30分頃タクシー班行動に出発する予定です。

9月27日(月) 校長は見た! 修学旅行・その2

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 6時30分現在 生徒は洗面や部屋・荷物の整理を行っています。

 昨晩の 「 自主レク 」 のハイテンションが嘘のように ( というより、昨晩のハイテンションの副作用からか ) ボーっとしている人がたくさんいます。

 起床時間に私が各部屋を回ったときも、全員がまだ 「 爆睡 」 状態の部屋もたくさんありました。
 ( さすがに、女子の寝起きの様子をアップするのは差し控えます )

 このあと、7時から朝食です。
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