4月20日(火) 本日の授業風景 ・ その3物事の初歩のことを 「 いろは 」 と言いますが、これを英語に置き換えればもちろん 「 ABC 」。 今日はこの 「 ABC 」、アルファベットの学習です。 特に、耳から聴いたアルファベットを、文字に書く練習が中心でした。 その中で、担当の小又先生が発音したアルファベットを、隣の人よりも速く指で空中に書く学習も行っていました。 最近は、「 エア・ギター 」 や 「 エア・ボクシング 」 が流行っているようですが、まさか自分の学校の授業で 「 エア・速記 」 を見ることができるとは思っていませんでした。 また、発音も中学1年生とは思えないほど nice ! “ apple ”( りんご ) の発音も、私は 「 アップル 」 と言ってしまうのですが、皆さんはちゃんと 「 アポー 」 と発音していました。 また、“ yacht ” も、口を 「 あ 」 の形に開けながら 「 ヨット 」 と発音できていたのには驚きです。 この調子で、楽しく学習しながら語学力を身につけられるといいですね。 なお、本日 「 習熟度別クラス・希望調査 」 を配布しましたので、ご家庭でも確認のうえ、学校に提出してください。 今後はそれをもとにグループ編成をして、連休明けぐらいをめどに 「 2学級3展開 」( 2クラスを3つのグループに分ける ) 少人数授業に移行する予定です。 校長 武田幸雄 4月20日(火) 本日の学校給食● ご 飯 ● チリコンカン ● ツナポテトぎょうざ ● チンゲンサイのサラダ ● 小魚ナッツ ● 牛 乳 4月20日(火) 本日の授業風景 ・ その2男女とも50m走のタイムを計測しています。 女子担当の岩越先生のお話では、女子の早い生徒で7秒台前半、同じく男子担当の高橋先生のお話によると、男子では6秒台後半だったそうです。 何と高橋先生は 「 一人ぐらい5秒台で走ってほしかったのですが … 」 などと残念がって(?)いらっしゃいました。 今日の校庭の空気は、どんよりと雲が低くたれこめる中、雨の接近を感じさせるような湿っぽさがあります。 天気予報でも、このあと天気は下り坂で、週末にかけてぐずついた日が続くかもしれないとのことでした。 いみじくも今日は、二十四節気のひとつ 「 穀雨 」( こくう ) です。 「 穀物を育てる雨 」 という意味です。 また、3月からこの頃にかけて降り続く小雨のことを 「 菜種梅雨 」( なたねづゆ ) とも言います。 いずれにせよ、この時季に降る雨は、芽吹いたばかりの植物や畑に植えられた穀物にとって、欠かすことのできない雨である一方、学校の授業においては体育科の先生泣かせの雨でもあります。 穀物の生長を助けつつ、同時に、体育の授業に支障を来さない程度の雨が降ってくれれば … などと、都合の良いことを考えながら曇り空を見上げました。 校長 武田幸雄 4月20日(火) 本日の授業風景ご存じの方も多いかと思いますが、昨年度まで悉皆で行っていたこの調査は、今年度より抽出式に変更になりました。 「 全校実施 」 から 「 選ばれた学校のみ実施 」 になったわけです。 今年の1月、本校には 「 抽出されなかった 」 旨の通知がありました。 しかし、希望する学校は問題を提供してもらえるとのことだったので、本校はあえて 「 希望して 」 本日の実施に至りました。 ただし、「 抽出校 」 は従来どおり実施したあとの採点や分析は文科省で行いますが、本校のような 「 希望校 」 は教職員がそれらの作業を行わなければなりません。 当然、そこに費やす労力と時間は、決して少なくありません。 にもかかわらず、採点の基準や分析方法が文科省と一致するかどうかなど、費やした労力や時間に見合うだけの効果をあげられるかどうかは未知数です。 だからといって、はじめから効果をあげられないことを見越して 「 希望しない 」 では、学校として無責任であろうとの判断から、本校は 「 希望校 」 として調査を実施しております。 今回の結果を、単に今後の学習指導や授業改善に役立てるだけでなく、次年度以降の 「 全校調査 」 に対する学校としての方針に役立てるつもりですので、以上のような経緯も踏まえて保護者の皆様のご理解をお願い申し上げます。 校長 武田幸雄 4月19日(月) 本日の授業風景 ・ その3廊下を歩いていたら、♪ お魚くわえたドラ猫、追っかけて 〜 ♪ と、おなじみの 「 サザエさん 」 テーマ曲が聞こえてきたので、??? と思いながら家庭科室に入ってしまいました。 衣・食・住についての学習のうち、今日は 「 住 」 に関する学習で、サザエさん一家の住宅の間取りや用途、家系図などを取り上げていたのです。 担当の金野先生が用意してくださった磯野家の間取り図は、世田谷・桜新町の 「 長谷川町子美術館 」 にあるミニチュアと同じものなので、きわめて正確な図面になっています。 今後は、10年後の磯野家を想定して、家を建て替えるとしたらどのような間取りがよいかなど、さらに面白い取り組みをするそうです。 そういえば、10年後どころか、25年後のサザエさん一家が登場するチョコレートのテレビCMがありましたよね。 その中で、宮沢りえさんの演じる34歳の 「 ワカメ 」 はエレベーターガールに、妻夫木聡さん演じる26歳の 「 イクラちゃん 」 は、自家用飛行機やスーパーカーを乗りこなす若き社長になっていたのには驚きました。 … で、気になる磯野家の間取りについて、廊下 ( 縁側 ) に座った 「 ワカメ 」 と、庭先で相変わらずバットを振り回す36歳の 「 カツオ 」 が、会話をしているシーンがありました。 それを見ると、テレビCMの磯野家にかぎっては、どうも建て替えはおろかリフォームさえしていないようでした。 校長 武田幸雄 4月19日(月) 本日の授業風景 ・ その2「 音楽の授業におけるパート練習の方法とルール 」について、担当の室谷先生から説明を受けているところにお邪魔しました。( 写真・上 ) 本校に入学した1年生が、入学式で最初に耳にする合唱、そして、音楽の授業で最初に取り組む合唱が 「 校歌 」 です。 通常 「 校歌斉唱 」 の学校が多い中で、本校は混声3部の立派な 「 校歌合唱 」 なのです。 2・3年生の音楽の授業では当たり前のように行われているパート練習ですが、入学したばかりの1年生は 「 方法とルール 」 を確認するところから始めなければなければなりません。 今日はまだパートリーダーを決めることはしませんでしたが、これからはリーダーを中心とした自主的な練習が求められてきます。 この授業で確認した 「 方法とルール 」 をしっかり頭の中に入れて、「 練習中止 」 にならないように気をつけましょう。 授業の後半では、実際にパートに分かれて校歌練習をしました。 ( 写真・中・下 ) 校長 武田幸雄 4月19日(月) 本日の授業風景校長室から一番近いこのクラスの教室をのぞいたところ、担任の平野先生が黒板に 「 東京ディズニーランド 」 「 ウォルト・ディズニー 」 と書かれていたので、ディズニー好きの私としては、入らないわけにはいきませんでした。 1年間で1000万人以上の来場者 ( ゲスト ) を迎える東京ディズニーランド ( TDL ) では、毎日約7000人の従業員 ( キャスト ) が働いています。 そのキャストの中に 「 カストーディアル 」 と呼ばれる約600名の清掃担当者がいます。 彼らは、300人ずつ交代で、朝から晩まで15分おきに掃除を行っています。 中には、夜中の0時から朝の7時まで、広い園内をブラシで水洗いしたり、トイレ掃除を行ったりする 「 ナイト・カストーディアル 」 の方々もいます。 今日の授業では、その 「 ナイト・カストーディアル 」 の仕事を題材に、勤労の尊さと意義について考えました。 TDLの経営母体であるオリエンタルランドという会社に、会長 兼 CEO(最高経営責任者)を務めている 加賀見俊夫さん という方がいらっしゃいます。 何年か前のことですが、私がTDLを訪れたとき、ちょうど園内を歩かれていた加賀見さんにお会いすることができました。 気さくに握手や写真撮影に応じてくださいましたが、お忙しい中、少しでも時間があれば園内を歩いて、常に 「 ゲストの目線 」 でサービス提供のあり方を考えていらっしゃるとのことでした。 企業のトップから末端で清掃業務に励むカストーディアルに至るまで、徹底して貫かれたサービス精神が、「 夢と魔法の王国 」 を創り出す原動力となっているのですね。 校長 武田幸雄 4月19日(月) 本日の学校給食● ご 飯 ● 厚揚げの野菜あんかけ ● ゴマ和え ● 玉子とエビの塩味炒め ● 果 物 ● 牛 乳 4月19日(月) 全校朝礼 ・ 校長講話新年度の学校生活がスタートして、間もなく2週間になります。 この間、各学年の廊下や教室をまわってみると、皆さんの書いた自己紹介カードが目にとまります。 そして、その多くにこれからの1年間の目標や抱負、決意といったものが書かれています。 そんな皆さんに、目標を達成する上でのアドバイスをしましょう。 目標を達成することを、頂上を目指して山登りすることにたとえてお話しします。 4月18日(日) 明日からの予定 ( 4/19 〜 25 )4月19日(月) 【通常授業】 全校朝礼 ・ 中央委員会 20日(火) 【通常授業】 全国学力調査(3年) 21日(水) 【通常授業】 一斉計測(全学年・5〜6時間目) 22日(木) 【通常授業】 23日(金) 【通常授業】 離任式(6時間目) ★ ★ ★ ★ ★ ※ 昨日の新聞・夕刊記事では、「 東京で観測以来41年ぶりの遅い降雪 」 を大きく報じていました。 41年前と言えば、ちょうど多摩ニュータウン計画により、お隣の多摩市で諏訪・永山地区の一次入居や、周辺地域の開発が始まった頃です。 別所地域では、今年創立21年目を迎えた別所中学校はもちろん、京王堀之内駅、高層マンションや集合住宅など影も形もなく、里山やわずかな民家の点在する開発前の多摩丘陵を見渡すことができたでしょう。 そんな別所地域に広がる 「 春の雪景色 」 を想像すると、改めて41年という歳月の流れを実感しますね。 校長 武田幸雄 4月17日(土) 2 ・ 3学年保護者会私より、学校経営方針や土曜授業の説明をさせていただいたほか、今年度から本校で新たに導入する 「 メール配信システム 」 や選択授業の説明を、副校長より申し上げました。 大変寒い体育館の中での全体会でしたが、最後までご静聴いただきありがとうございました。 また、このあと引き続き行われた学年保護者会や学級懇談会へのご出席、ならびにPTA委員決めへのご協力に、重ねて御礼申し上げます。 なお、全体会のあとには、土曜授業に関するNHKのインタビューに、一部保護者の方にもご協力いただきました。( 写真・右 ) 放送は5月になるとのことですが、また日時がわかり次第お知らせします。 ★ ★ ★ ★ ★ NHK取材クルーの女性記者の方がお帰りになるとき、「 私は 『 雨おんな 』 なので、こんな天気にしてしまいスミマセンでした。」 と、恐縮されていました。 私は、「 この時期に40年ぶりの雪まで降らせたのですから、『 雨おんな 』 どころか 『 嵐を呼ぶ女 』 ですよ。」 と、慰めて(?)さしあげました。 悪天候の中、早朝より取材してくださったクルーの皆様、お疲れ様でした。 校長 武田幸雄 4月17日(土) 本日の土曜授業風景 ・ その2これも65分授業だから実現できた 「 校外の植物観察 」 を行っています。 今朝は、何でもこの時期としては40年ぶりの降雪・積雪だったとかで、1時間目のクラスは残念ながら校内で行いました。 しかし、2時間目には太陽も顔を出して気温も上がってきたので、このクラスは予定どおり九兵衛坂公園に行くことができました。 事前に指定された3種類の植物を採取したあと、理科室に戻って顕微鏡で観察します。 NHKの取材カメラが回る傍らで、あちこちから 「 あった!」 「 それ、違うよ 」 「 雪、つめたーい!」 などの声があがっていました。 教室で説明を受けたあと植物採取に出かけ、戻ってから顕微鏡で観察および先生の解説・まとめとなると、通常の50分授業では時間的に厳しくなります。 しかし、今日のような65分授業であれば、余裕を持って行うことができました。 原則として本校の土曜授業は 「 50分 × 3時間 」 か 「 75分 × 2時間 」 で行う予定です。 今日は、授業後に保護者会を入れたために、少し授業を早めに切り上げなければならず、例外的に 「 65分 」 という時間設定にしました。 しかし、土曜日の学校公開のあとに保護者会を行えるようになったことで、保護者の皆様の出席率が上がったことも、土曜授業のもたらした付加価値のひとつと考えております。 校長 武田幸雄 4月17日(土) 本日の土曜授業風景NHKの取材が入る中、ひとつのクラスを英語科の教員3人が担当する T・T ( ティーム・ティ−チング ) で授業を進めています。 通常のT・Tは2人で行うことが多いのですが、今日は特別時間割の土曜授業なので実現できた3人態勢です。 中学校に入学して初めて出会った教科 「 英語 」 に対して、まずそれが 「 楽しい教科 」 であることをわかってもらうために、アクティビティー ( 活動的な学習 ) 中心の授業でした。 途中、授業のテンポに遅れ気味の生徒がいても、常に教室の中を見て回れるサブの教員が二人いるので、すぐにアドバイスしてあげられます。 ビートルズの 「 Hello ,goodbye 」 を聴きながら、歌詞で使われている単語の穴埋めをしたり、ビンゴ・ゲームをやったり、英語による簡単な自己紹介を行ったりと、盛りだくさんのメニューでした。 通常の授業は50分ですが、今日の授業は65分。 授業の最後に、メインで授業を進行した山口先生が、「 65分は、長かったですか? 短かったですか? 」 と尋ねたところ、反応は半々といった感じでした。 しかし、ほとんどの生徒が 「 授業は、楽しかった!」 との感想を述べていたので、この土曜授業の目的のひとつである 「 生徒の学習に向かう力を養う 」 = 「生徒の学習意欲を高める 」 という目的は、達せられたようでした。 校長 武田幸雄 4月15日(木) 本日の授業風景 ・ その2単元 「 幕府政治の改革 」 を学習しています。 老中・田沼意次 ( おきつぐ ) の汚職政治に対して、庶民は政治に対する不信感と怒りを抱き、それが田沼意次を失脚させる原動力となりました。 その後、庶民の期待を背負って老中となった松平定信は、徹底的な倹約や統制強化によって改革を推し進めますが、やがてそれを窮屈に思うようになった庶民の反感を買い、6年で退陣せざるを得なくなりました。 汚れた 「 黒 」 がはびこれば、清潔な 「 白 」 を求める。 しかし、いざそれが現実のものとなると、今度は 「 黒も嫌だけど、真っ白すぎるのも、ちょっと … 」 と不満が募る … 。 当時のリーダー ( 特に松平定信 ) の 「 切歯扼腕 」( せっしやくわん = 勉強になるので、意味は自分で調べましょう ) の思いがわかるような気がしました。 似たようなことが、私たちの身のまわりにもあるかもしれませんね。 校長 武田幸雄 4月15日(木) 本日の授業風景4階の廊下を歩いていたら、美しいハーモニーの 「 校歌 」 合唱が聞こえてきたので、つい引き込まれるようにお邪魔してしまいました。 「 校歌 」 のほかにも、離任式で歌う 「 この地球のどこかで 」、そして、古き良き日本の歌にも親しもうということで 「 花 」 を歌っています。 3年生になって初めての音楽の授業だったそうですが、とてもそうとは思えないほど素晴らしい歌声だったので、思わず 「 昨年の3年生を越えてください! 」 と激励してしまいました。 ♪ 春のうららの隅田川 〜 ♪ で始まる 「 花 」 は、台東区や足立区など隅田川の流れる下町の学校勤務が長かった私にとって、大変なじみ深い歌です。 そのため、頼まれもしないのにこの曲に関する蘊蓄 ( うんちく ) を語り始め、貴重な授業時間を削ってしまいました。 特に 「 アタック25 などのクイズ番組でよくこの歌が流れて曲名を尋ねる問題が出ますが、誤答で多いのが 『 春(うらら) 』 と 『 隅田川 』 です。」 などという話は、皆さんにとってどうでもいいことでしたね。 どうも失礼いたしました。 ( でも、何人かの人が授業後、私に向かって 『 ありがとうございました 』 と言ってくれました。 3年生の皆さん、優しいですね! ) 校長 武田幸雄 4月15日(木) 本日の学校給食● タケノコご飯 ● イカの味噌焼き ● 春野菜の辛子和え ● 京ガンモの含め煮 ● ジャガイモの塩きんぴら ● ポップビーンズ ● 牛 乳 4月15日(木) 本日の 「 朝読書 」 風景本校では全学年、毎朝10分間の読書タイムを設けております。 この時間は、生徒だけでなく担任の先生も一緒に読書に集中しています。 ( 写真・上 = 室谷先生は、何を読んでいらっしゃるのでしょうね? ) 1年生の教室をぐるっと回ってみたところ、「 ダレン・シャン 」 や 「 バッテリー 」 「 ホームレス中学生 」 「 レミーのおいしいレストラン 」、その他 「 怪盗ルパン 」 シリーズなど、みんな思い思いの本を読んでいました。 中には、現在NHK・大河ドラマの主人公ともなっている坂本龍馬の生涯を描いた 「 龍馬がゆく 」( 司馬遼太郎 ) を読んでいた人も … 。 私はこの小説を18歳の時に読み、以来30年にわたり、私にとっては愛読書どころか 「 聖書 」 と言えるまでになっています。 そのときに買った 「 単行本 」 は保存用として本棚に飾ってあり、それとは別に普段読むための 「 文庫本 」 を用意しているほどです。 このように、若い日に出逢った1冊の本が、その後の人生や人間形成に大きな影響を与えることもあるのです。 ぜひ、朝読書の時間をきっかけに 「 いつでも本を開く 」 習慣をつけ、いつかそんな1冊に出逢えると良いですね。 校長 武田幸雄 今週の土曜授業(4/17)について本日 「 土曜授業の公開 」 について、プリントを配布いたしました。 これまでも本校は 「 毎日が学校公開 」 としてきておりますが、実際に平日に参観していただくのは、なかなか難しかと思います。 昨年度も平日に参観していただけたのは、大半が 「 授業モニター 」 をお願いした方でした。 しかし、今年度より導入した 「 土曜授業 」 では、多くの保護者の方に参観していただけるのではないかと期待しております。 まして17日(土)は、2・3学年の保護者会も行います。 まずは授業を参観していただき、そのあと保護者会に出席していただければ幸いです。 17日(土)は、65分 × 2時間授業です。 詳細は、本日配布したプリントをご覧ください。 なお、当日はNHK 「 首都圏ネットワーク 」 による本校の土曜授業の取材も入る予定です。 保護者の皆様のご来校を、お待ち申し上げております。 ※ 写真は、現在の「 別中桜 」 の様子です。 すっかり葉桜となってしまいましたが、花びらの散った一角はまるでピンクのじゅうたんを敷き詰めたようです。 校長 武田幸雄 4月14日(水) 本日の授業風景 ・ その3どのグループも、最上級や比較級、「 If 〜 」( もし〜ならば ) の用法などについて学習しています。 現在は新年度が始まったばかりなので、2クラスを単純に3分割しての少人数授業ですが、今後は本人の希望や過去の成績を加味しながら習熟度別にグループ編成を行います。 なるべく希望を優先するつもりですが、担当者から見て別のグループの方がよいと判断した場合は、本人とも相談のうえ変更することもあります。 希望調査のプリントが配布されますので、ご家庭でもご覧ください。 なお、( 写真・下 )手前に写っていますが、小又先生の使用されている新しいCDプレーヤーは、昨年度末、創立20周年記念にPTAより寄贈していただいたものです。 その他にも、国語辞典を寄贈していただきました。 これから大切に、そして、有効に使わせていただきます。 どうもありがとうございました。 校長 武田幸雄 4月14日(水) 本日の授業風景 ・ その2立原道造の詩 「 草に寝て…… 」 を学習しています。 この詩を読むと、緑豊かなこの別所の地域を連想できます。 ★ ★ ★ ★ ★ それは 花にへりどられた 高原の 林のなかの草地であった 小鳥らの たのしい唄をくりかへす 美しい声が まどろんだ耳のそばに きこえてゐた 〈 中 略 〉 私たちの 心は あたたかだった 山は 優しく 陽にてらされてゐた 希望と夢と 小鳥と花と 私たちの友だちだった ★ ★ ★ ★ ★ 授業のあと、担当の張元先生と詩の内容について意見交換をしました。 「 詩 」 の解釈は、まさに十人十色。 性別や年齢、育った時代や環境、現在おかれている立場によって、さまざまな受け止め方ができるものです。 しかし、いくら十人十色とはいえ、作者が海の景色を詠んだ詩なのに 「 これは、山の景色です 」、作者が悲しい気持ちを詠んだ詩なのに 「 これは、楽しい気持ちを述べています 」 という解釈は成り立ちません。 つまり、国語の授業で行う作業とは、文脈の中における言葉の意味を正確に読み取りながら、情景や心情について 「 誰もが共通して理解しておくこと 」 を確認する作業だと言えるでしょう。 校長 武田幸雄 |
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