体育大会・予行を終えて(保護者の皆様にお願い)
6月3日(水)
すでに学校HPにアップされているとおり、体育大会の予行が行われました。
曇り空の下、暑くも寒くもない絶好の?コンディションだったおかげでしょうか、生徒たちに疲れた様子もなく、無事に予定どおり終了することができました。
また、係になっている生徒は、係としての自覚と責任感をもって一生懸命に取り組んでいました。 どうもありがとう。 今日の予行でうまくいかなかった点があれば、その反省を本番に活かしてください。
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《 保護者の皆様へのお願い 》
本日 「 創立20周年記念体育大会の応援のお願い 」 というプリントを配布いたしましたので、ご覧になってください。
私は、本校の体育大会は、生徒の情熱・競技レベルともに公立中学校としては屈指のレベルにあると思っています。 3年生のリーダーシップのもと、学年の垣根を越えて 「 優勝 」 の二文字に突き進む姿には、毎年感動させられます。
しかし、下町の中学校での教員生活が長かった私にとって、唯一寂しく感じられていたのが、「 保護者の応援 」 です。 3年前に初めて本校の体育大会を経験したとき、下町の中学校の保護者の応援が一歩間違えると 「 がらっぱち 」 になってしまうほど熱狂的?だったのに対し、よく言えば 「 上品 」 だなあと感じました。
もちろん 「 上品 」 なのが悪いわけではなく、逆に 「 下品 」 な応援は困りものです。 ( 実際、下町の中学校では熱狂のあまり耳を覆いたくなるような声援も飛んだりして、放送で注意を促したこともありました。)
しかし、あれほど熱く頑張っている生徒にとって、保護者の皆さんの熱い応援は何物にも代え難いエネルギー源になるはずです。
「 生徒の熱い競技には、保護者の皆様の熱い応援を! 」
昨年よりご協力をお願いしていることですが、今年度は特に 「 創立20周年記念大会 」 でもあります。 ぜひ、保護者の皆様にも大会の盛り上げに一役買っていただきたく、ご協力をお願い申し上げます。
プリントに記載した主な内容は、以下の2点です。
( もちろん、可能な範囲でご協力いただければ結構です )
● プログラムの会場図にある、色別の保護者席で応援してください。
● お子さんの団と、同系色の服装や応援グッズの用意をお願いいたします。
校長 武田幸雄
【校長より】 2009-06-03 17:26 up!
6月3日(水) 本日の学校給食
● ベーコンポテトサンド ● 白身魚のマリネ・ペペロンチーノ
● キャベツとしめじのソテー ● キュウリのごま和え ● 牛 乳
【校長より】 2009-06-03 17:22 up!
6月2日(火)本日の授業風景・2
1年生の国語の授業です。
新出漢字の音読み・訓読みを調べたり、熟語の意味を確認しました。
どちらも、きわめて基本的な学習です。 来週には確認テストもあるようなので、体育大会の練習や準備と同様に、全力で取り組んでください。
なお、「 PS( 追伸 )」 は何の略かと、張元先生にふられてとっさに 「 Play Station プレイステイション 」 と答えてしまいましたが、あれは冗談ですからね。
正解は 「 postscript ポストスクリプト 」 の略です。
( あとで調べて、私も勉強になりました。)
校長 武田幸雄
【校長より】 2009-06-02 13:19 up!
6月2日(火)本日の授業風景・1
2年生の国語の授業です。
国語の評価の観点のひとつに、「 話す・聞く能力 」 があります。
そのうちの「話す」に関して、私たちは話す場所(空間の広さ)や、相手の人数などに応じて、適切な声量や声の調子が求められます。 そこで、音楽に限らず国語の授業でも、発声練習を行っているのです。
( 写真・上 ) は、授業のはじめに宮沢賢治の 「 雨ニモマケズ 」 を全員で暗唱しているところです。
さらに、教科書読みや意味調べの確認作業などを行ったあと ( 写真・中 )
最後に恒例?の百人一首で授業を締めくくりました。( 写真・下 )
皆さんの「雨ニモマケズ」の群読は、とても素晴らしかったです。
校長 武田幸雄
【校長より】 2009-06-02 13:05 up!
6月2日(火) 本日の学校給食
● エビチャーハン ● 五目うま煮 ● 野菜のおかか和え
● ナッツポテト ● くきわかめの生姜炒め ● 牛 乳
【校長より】 2009-06-02 12:54 up!
本日の授業風景
6月1日(月)
1年生の英語の授業(少人数)の様子です。
今日は、ALT( Assistant Language Teacher )の授業でした。
本校では、年間で36日ALTが来校し、教員とコンビを組んで授業を行っています。 生徒にとっては、ネイティブスピーカーから英語を学べる貴重な時間です。
相手の好きな食べ物を尋ねたり、その質問に肯定・否定でそれぞれ答えたりする学習が中心でしたが、何よりALT・トニー先生のテンポとノリの良さに、生徒もすっかりのせられていました。
私も最後の 「 トニー・クイズ 」 に飛び入り参加。
優秀な生徒たちのおかげで、黒板に書かれた体が消されずにすみました。
( トニー・クイズの中身については、お子さんからお聞きください。)
校長 武田幸雄
【校長より】 2009-06-01 19:59 up!
本日の給食
6月1日(月)
● ご 飯 ● ホキのごまがらめ ● 京ガンモの含め煮
● 海藻サラダ ● 白玉ぜんざい ● 牛 乳
※ 白玉ぜんざいは、小豆を煮て作った手作りあんこの中に、白玉だんごを入れてからめてあります。
【校長より】 2009-06-01 13:09 up!
6月1日(月) 朝礼講話
《 本日は体育大会の全校練習があるため、校庭で行いました 》
本校では、いよいよ今週末に迫った創立20周年記念体育大会にむけて、気運が盛り上がってきています。
一方で、東京都では2016年のオリンピックを東京で開催させようということで、招致活動が盛んになっています。 各教室にも、招致委員会から配布された小さな幟 ( のぼり ) が飾られているのではないでしょうか。 正面昇降口には、大きな幟も飾られています。
その幟には、なんと書いてあったか覚えていますか?
「 日本だからできる。 あたらしいオリンピック! パラリンピック! 」 と書いてあったはずです。
では、パラリンピックとは、何のことだかわかりますか?
簡単に言うと、障害者の方たちのオリンピック、障害者の方たちによるスポーツの祭典です。
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そのパラリンピックで、アトランタ、シドニー、アテネ、北京と4大会連続で出場し、合計15個の金メダルを獲得した成田真由美さんという水泳選手がいらっしゃいます。
私は先週、ある研修会でこの成田さんの講演を伺う機会がありました。
成田さんは、皆さんと同じ中学生のときに横断性脊髄炎という病気にかかり、下半身が麻痺してしまいました。 以来、車椅子の生活を送っていらっしゃいます。
中学生という多感な時期に車椅子生活を余儀なくされて投げやりになっていた成田さんが、前向きに生きていけるようになったきっかけ、 成田さんと水泳との出会い、 成田さんのライバルの話、 障害者のひとりとして現代社会に望むことなど、たくさんのお話を伺いましたが、時間の関係上ひとつだけ紹介します。
成田さんのお友達で、片足のない方がいらっしゃるそうです。 その友達は、義足をつけていました。 しかし、普段はズボンに隠れて義足は見えないし、見た目は体も立派で健康そうな若者だそうです。
ある日、その友達が比較的混んでいる電車に乗り、優先席に座っていました。 すると、しばらくじろじろと友達を見ていたおばさんが、業を煮やしたようにこう言ったそうです。
「 あなたより年をとった人が立っているのだから、席を譲ったらどうなの?」
友達は、「 私は、足が不自由なのです。」 と答えました。 それでもおばさんは、「 そんな嘘をついてまで座っていたいの? 」 と、納得しません。 やむを得ず友達は、ズボンをめくって義足を見せて、ようやくわかってもらえたそうです。
成田さんはこの話を通して「自分のように車椅子に乗っていれば一目で障害者とわかってもらえるが、世の中には外見からはわからないけれど、実は深刻な障害を抱えている人もいるということを理解してもらいたい。」 とおっしゃっていました。
皆さんは、どうでしょうか?
例えば、皆さんが自転車に乗って急いでいるとき、前を人が歩いていたとします。 よけてもらいたいと思い、ベルをチリンチリンと鳴らしました。 でも、その人はどかない。 危ないと思って、さらにベルを鳴らします。 それでも、相変わらずその人はお構いなしに歩いている…。 そうなると、もしかしたら 「 邪魔だな、早くどけよ! 」 なんて思ってしまうのではないでしょうか?
でも、そんなとき、もしかしたらその人は聴覚障害者、つまり、耳の不自由な方なのかもしれない……と、そんなふうに考えることができたならば、その後の皆さんの心のあり方や行動が、少し変わってくると思います。
心臓にペースメーカーをつけている人がいます。 体の中に埋め込んでありますから、もちろん外見からはわかりません。 このペースメーカーは、携帯電話の電磁波で誤作動を起こします。 命に関わるのです。 ですから、ペースメーカーをつけている人は電車に乗るとき、携帯電話の電源を切ることになっている優先席付近に乗ります。
それなのに、優先席付近で電源を切らない人はたくさんいます。 それどころか、平気でメールを打ったり、中には通話をしている人さえ見かけます。 私も注意したことがありますが、その人は 「 俺だけじゃないだろ! 」 と、開き直っていました。
これだって、先のように、ちょっと考え方・意識を変えるだけで、優先席付近では携帯電話の電源を切る、どうしても切れない事情があれば優先席付近から離れる、といった配慮をするようになるはずです。
ぜひ皆さんも、「世の中には、外見からはわからなくても、深刻な障害を抱えている人もいる。」という意識を持ってください。
現在、わが国は高齢化社会になりつつあります。 身の回りに、お年寄りが増えています。 年をとるということは、それまで当たり前にできていた動きがとれなくなる、若い頃のように体を動かせなくなるということでもあります。 つまり、見方によっては、身の回りに障害を持った方が増えるのと同じような状況になるのです。
そんなとき、一人ひとりが少し考え方や意識を変えるだけで、みんなが住みやすい社会、思いやりある社会が作れるのではないかと思います。
ぜひ、考え方・意識を変えて、そんな社会を築いていきましょう。
校長 武田幸雄
【校長より】 2009-06-01 11:38 up!
本日の授業風景
5月29日(金)
2年生の音楽の授業です。
音楽の評価の観点は、「 関心・意欲・態度 」 「 音楽的な感受や表現の工夫 」 「 表現の技能 」 「 鑑賞の能力 」 の4つですが、今日はそのうちの 「 鑑賞 」 に関わる学習です。
発声練習がわりに何回か合唱したあと(写真・上・中)、プリントやモニターを使って、ベートーヴェンの 「 運命 」 について勉強しました。(写真・下)
正式なタイトルは 「 交響曲第5番 ハ短調 」 であり、「 運命 」 という呼び名は日本でしか通じないこと。
その通称名 「 運命 」 は、あの有名な出だし部分の 「 ジャジャジャジャーン 」 が何を表現しているのか尋ねられたベートーヴェンが、「 運命は、このように扉を叩く 」 と答えたことに由来していることなど、私にとってもちょっとトリビアな授業でした。
校長 武田幸雄
【校長より】 2009-05-29 13:57 up!
本日の昼食風景
5月29日(金)
本日の昼食の様子です。
私が、ざっと見て回った限りでは、全校で2年B組が一番早く食べ始めていたようです。(写真・上) タッチの差で、3年B組が続いていたでしょうか。
写真・下は、食事の前に先生から消毒液を手にかけてもらっているところです。
新型インフルエンザの予防対策として行っていますが、これからは食中毒も心配される季節を迎えるので、一石二鳥(?)です。
昨日もお知らせしましたが、体育大会前日(6/5・金)は、午前中授業で下校となります。 係生徒などお弁当を持参するように指示されている生徒以外は、ご家庭での昼食の準備をお願いいたします。
校長 武田幸雄
【校長より】 2009-05-29 13:03 up!
本日の授業風景 & 校長雑感
5月28日(木)
廊下を歩いていると、「 You’re Beautiful 」(ジェイムス・ブラント)が聞こえてきました。 好きな曲の一つなので、引き込まれるように教室に入ると、3年生の英語の授業でした(写真・上)。
授業のはじめにウォーミングアップとして、日替わりで海外のポップスを流しています。
英語は少人数授業 ( 2クラスを三つに分割 ) を展開しているので、他の教室ものぞいてみました。(写真・中) すると、そこではやはりウォーミングアップとして、K1の故アンディ・フグの入場曲としても知られる、イギリスの伝説的ロックグループの名曲 ( 答えを言ってしまっていますね! ) の歌詞を完成させる作業をしていました。 ( 答え合わせは明日の授業で行うそうです。)
授業では、どのグループも過去完了形の疑問文・否定文を学習していました。
( 写真・下は、もうひとつのグループの授業風景です。 後ろを向いている生徒が多いのは、決して授業に集中していないからではなく、二人ひと組になって暗唱の練習をしているからです。 念のため…。)
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少人数授業はもちろんのこと、海外のポップスを取り入れたり、さまざまな教材を準備したりといった英語の授業を見ていると、( 手前味噌かもしれませんが ) 指導法の工夫・改善に取り組む教員の熱意を感じます。
同時に、テンポよく英語で質問や指示が出される様子、カラフルな教科書、そして何より、授業で用いられる書体が筆記体ではないということなど、かつて自分が中学生だった頃と比べ隔世の感があります。
お恥ずかしい話ですが、私は中学生時代に英語で挫折しました。
厳密に言うと、「 三単現のS(エス)」 と 「 関係代名詞 」 で挫折したのです。
「 三単現のS 」 とは、ご存じのとおり 「 主語が三人称・単数で現在文のとき、動詞の最後にSをつける 」 という法則です。
例えば、主語が 「 私 」 の場合は一人称ですから、
I play tennis.( 私はテニスをします。) ですが、
主語が 「 彼 」 の場合は三人称なので、
He plays tennis. となるわけです。
なぜこんな簡単な法則でつまずいたかというと、当時の英語の先生がどういうわけかこの 「 三単現のS 」 に執拗にこだわっており、文中にそれが出てくると必ず 「 三単現のエス、マル!」 と大きな声をあげ、教科書に○をつけさせるのです。
先の例文で言うならば、その先生は
「 He plays 三単現のエス、マル! tennis.」
と読むわけですから、聞いている方は 「 エス、マル!」 が何回も連続して出てくると、教科書に○をつけるのに忙しいわ、英文を読む流れは途切れるわ、そのうち何を読んでいるんだかわからなくなってくるわで、徐々に学習意欲を喪失していったわけです。
「関係代名詞」は、これもご存じのとおり、文と文とをつなぐ役割 ( 接続詞 ) と、文中に出てきた名詞の代わりを果たす役割 ( 代名詞 ) を果たします。
例えば、I have a friend who lives in USA. ( 私は、アメリカ合衆国に住む友達がいます。) の 「 who 」 などが関係代名詞です。
先の 「 エス、マル!」 先生は、この 「 who 」 などの関係代名詞を、必ず 「 〜 ところの 」 と訳しました。 つまり、例文で言えば、「 私は、アメリカ合衆国に住むところの友達がいます。」 と訳すわけです。
これは今でも便宜上使われる訳し言葉ですが、私にはこの 「 ところの 」 が、どうにも理解できなかった……というより、この問題については、先生ではなく私の方が執拗なこだわりを持ってしまったのです。
「 who 」 とは 「 誰 」 という意味ではないのか?
他の関係代名詞…、例えば 「 that 」 にしても、「 あれ 」 という意味ではないのか?
それが、どうしてみんな 「 ところの 」 という意味になるのか?
そもそも、「 ところの 」 とは一体どういう意味なのか?
……などと、とりとめのない疑問にこだわり、明快な解答を得られないまま前に進めなくなってしまいました。
もちろん、私が英語に挫折した原因を、「 エス、マル!」 先生に押しつけるつもりは毛頭ありません。 同じ授業を受けていながら、現在英語に堪能な同窓生はたくさんいるわけですし…。
ただ、現在の英語の授業が、当時と比べて格段に教える側のスキル、教材の内容・種類ともに進歩していることは間違いありません。 それに加えて、本校では少人数指導を展開し、教員も情熱にあふれています。
そんな本校の生徒は、いつか全員がバイリンガルに……とまではいかないまでも、私と同じ轍を踏むことだけはなさそうです。
校長 武田幸雄
【校長より】 2009-05-28 13:28 up!
本日の授業風景(2)
5月27日(水)
2年生の数学の授業です。
今日は 「 式と計算 」「 連立方程式 」 等を学習していました。
友達同士で教え合う姿も見られたりして、大変ほほえましかったです。
少人数授業なので、2クラスを三つに分けて授業を行います。
本校ではこの少人数指導を数学と英語で導入しています。 今後は、定期考査の結果等を加味しながらクラス編成を変える予定です。 その際には、別途改めて通知申し上げます。
校長 武田幸雄
【校長より】 2009-05-27 16:09 up!
本日の授業風景(1) & 校長雑感
5月27日(水)
学校は今、授業での練習はもちろん、朝練習や放課後練習など、体育大会一色になりつつあります。 それを象徴するかのように、この学校HPも体育大会関連の記事が多く掲載されるようになりました。
しかし、だからといって、通常の授業がおろそかになっている…、体育大会練習で疲れ切って勉強は上の空……などということは一切ありません。
授業は授業、体育大会は体育大会と、けじめをつけています。
写真は、3年生の社会 ( 公民 ) の授業です。
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本日は、「 国際連合・軍縮への努力 」 を学習していました。
一昨日、北朝鮮が核実験を実施したという衝撃的なニュースが伝わったばかりです。 偶然とはいえ、きわめてタイムリーな学習内容に、生徒たちも真剣な眼差しで取り組んでいました。
私も、授業の説明を聞いて改めて知ったのですが、
1963年・部分的核実験禁止条約
1968年・核拡散防止条約
1987年・中距離核戦力全廃条約
1996年・包括的核実験禁止条約 ( 未発効 )
…等々、この半世紀足らずの間に、核軍縮に向けたさまざまな条約が結ばれたり、話し合いが行われたりしてきたにもかかわらず、国際社会は今回の核実験を止めることができませんでした。
その事実を、授業の中で生徒たちはどのように受け止め、何を考えたのでしょうか。
いうまでもなく、わが国は世界で唯一の核被爆国です。 そのことは、私たちが核兵器の悲惨さ・むごたらしさ・愚かさを最もよく知る国民であることを意味しています。
この私でさえ、親類縁者に被爆者がいるわけではありませんが、高校の修学旅行で長崎を訪れたときに目の当たりにした被爆資料の数々や、それをきっかけに読んだ 「 黒い雨 」( 井伏鱒二 ) 「 原爆詩集(にんげんをかえせ)」( 峠 三吉 ) といった原爆関連の文学作品の記憶 ( というより、衝撃 ) は、今も鮮明に残っています。
文学作品に限らず、少年期に漫画週刊誌で読んだ 「 はだしのゲン 」( 中沢啓治 ) も忘れられない作品ですし、中年になってから読んだ 「 沈黙の艦隊 」( かわぐちかいじ ) という漫画も、核と平和についていろいろと考えさせらる作品でした。
また、アニメ映画の名作 「 風の谷のナウシカ 」( 宮崎 駿 ) に出てきた 『 巨神兵 』 は、核兵器の象徴であると思っています。
このように、身近なところで 「 核兵器の悲惨さ・むごたらしさ・愚かさ 」 に触れることのできる私たちが、身近なところで 「 核兵器の脅威 」 にさらされていなければならないというのは、皮肉というにはあまりに厳しい現実です。
本校の3年生が今日の授業で見せていたような真剣な眼差しで、国際社会が一致団結して問題解決を図ってくれるよう願ってやみません。
校長 武田幸雄
【校長より】 2009-05-27 15:57 up!
創立20周年記念体育大会・全体練習始まる!
5月25日(月)
朝礼に引き続いて、体育大会の全体練習が始まりました。
創立20周年の大きな節目の大会ということもあり、団長以下、各色メンバーの優勝にかける意気込みは、例年以上のものがあるようです。
保護者の皆様におかれては、昨年度以上の 「 応援での盛り上げ 」 をよろしくお願い申し上げます。
今年度も、保護者席は色別に設けます。 ぜひ、お子さんの所属する 「 色 」 と同色の服やグッズを今からご用意ください。
校長 武田幸雄
【校長より】 2009-05-25 10:05 up!
5月25日(月) 朝礼講話
今日は、このあと教育実習生の紹介や、体育大会の全体練習があるので、私からは簡単に二つのことをお願いすることにします。
※ 上の写真は、教育実習生です。 詳しい挨拶や自己紹介などは、学年便り等をお読みください。
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今日から本格的な体育大会の練習が始まります。 今年の体育大会は、創立20周年記念大会です。 全力で取り組んで、素晴らしい体育大会にしてください。
ただし、全力で取り組みつつも、怪我をしないような細心の注意を払ってください。 このところ、体育大会の練習での怪我や、校外生活での大怪我につながりかねなかった事故が続いています。
細心の注意を払っていても、避けきれない怪我や、不測の事故というものはあるかもしれません。
しかし、同じ怪我でも、注意を払っていたうえでの怪我と、そうでない無防備な怪我とでは、怪我の程度が大きく違ってくるものです。
全力は出しつつ、怪我には細心の注意を払う取り組みを心がけてください。
もうひとつのお願いは、新型インフルエンザに関してです。
このところ、新たな感染者は一時に比べ減少しており、このまま沈静化してくれればいいなと思っています。
しかしながら、新型インフルエンザの脅威が完全に去ったわけではありません。
皆さんは、手洗い・うがいを励行したり、不必要な人込みへの外出は控えるなど、引き続き予防を心がけてください。 また、健康観察票は、今後も毎朝提出してください。
校長 武田幸雄
【校長より】 2009-05-25 09:53 up!
新型インフルエンザに関する学校情報 (17)
5月24日(日)午後9時30分現在
緊急のお知らせはありません。
これをもちまして、新型インフルエンザに関する学校情報の定期的な学校HP更新は、一時終了いたします。
生徒の皆さん、明日も元気に登校してください。
校長 武田幸雄
【校長より】 2009-05-24 21:36 up!
新型インフルエンザに関する学校情報 (16)
5月24日(日)午前9時現在
おはようございます。
現時点での緊急のお知らせはありません。
本日付け 「 朝日新聞 」 に、本校の新型インフルエンザ対策の一部が紹介されています。
校長 武田幸雄
【校長より】 2009-05-24 09:31 up!
新型インフルエンザに関する学校情報 (15)
5月23日(土) 午後10時30分現在
緊急のお知らせはありません。
汗ばむ陽気が続いていましたが、明日は天気が崩れるようですね。
窓を開けたまま寝たり、薄着のまま寝たりして、体調を崩さないように気をつけてください。
校長 武田幸雄
【校長より】 2009-05-23 22:45 up!
新型インフル・学校情報(14) & 校長雑感
5月22日(金)午後10時30分現在
緊急のお知らせはありません。
本日、新型インフルエンザに対する新たな対応指針が、厚労省より発表されました。 今回の新型が 「 弱毒性 」 であることを踏まえ、地域の実態に即して柔軟な対応をとれるように改正されたようです。
そのため、今回の新型に関しては、当面 「 いきなり都道府県レベルで一斉休校 」 という措置がとられる可能性は低くなったと思われます。
それに伴い、「 緊急連絡の有無にかかわらず、毎晩午後9時〜10時を目安に学校HPを定期更新 」 という本校の対策も、この週末(日曜日)をもってとりあえず一時終了させていただきます。
この間、学校HPへのアクセス数が、連日600〜800件と今までになく増加し、皆様の危機意識の高さを実感いたしました。 ありがとうございます。
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さて、この数週間私は、新型インフルエンザに関する情報収集をするために、さまざまなマスメディアに目を通してきました。 そして、その際に改めて感じたことは、相変わらずこの国の世論は 「 対極にある二つの見解 」 の間を、振り子のように行ったり来たりするのだなあ、ということです。
具体的にいうと、この間の新型インフルエンザ対策への世論を大別すると、
A 「 対策・危機管理が不十分、甘い 」 と批判する声と、
B 「 過剰反応・騒ぎすぎ 」 と批判する声との2種類があったように思います。
どちらも対応策について批判しているという点では一致しているのですが、内容は対極にあります。
その二つの声が、「 海外での発生・感染拡大 」 → 「 警戒レベルの引き上げ・検疫強化 」 → 「 空港での感染者確認 」 → 「 関西方面での感染者確認 」 → 「 同じく感染拡大 」 → 「 東京での感染者確認 」 と、刻々変化していく局面ごとに大きくなったり小さくなったりしていました。
それに加えて、大阪府知事が直接 「 柔軟な対応 」 を厚労省に訴えている姿、 休校中の高校生がカラオケ店に行列をつくっているていたらく、 マスクを買い求める人々が薬局の店頭に並んでいる様子、映画 「 アウト・ブレイク 」 を連想させるような検疫官の物々しい防護服など、 その時々で報じられる映像もA・B二つの世論の優劣を決定するスパイスになっていたようです。
……と、過去形で綴ってきてしまいましたが、新型インフルエンザの問題は、今なお現在進行形です。
別所中学校は、これまでも、そして、これからも、決してぶれることのない根幹部分と、臨機応変に(柔軟に)対応できる枝葉部分とを織り交ぜて対応してまいります。
根幹とはすなわち、「 生徒の安全・健康が最優先 」 「 生徒の学力保障(学習機会の確保)は、学校の危機管理 」 「 緊急の情報伝達方法の確立 」 の3本の幹です。 それらの幹がしっかりして初めて、それ以外の枝葉部分の柔軟な対応が可能になるのです。
対策は不十分なのか? 過剰なのか?
世論がどうであれ、別所中学校の教職員は、今目の前にいる生徒を見据え、今後も物心両面にわたる準備を進めてまいります。
保護者の皆様におかれても、今後も変わらないご理解とご協力をお願い申し上げます。
蛇足ながら……。
今後は、「 柔軟性 」 を重視した厚労省の新たな指針を受けて、
● その学校のある区市町村で、国内感染者が確認された場合
● 区市町村は違うが、その学校にきわめて近い地域で国内感染者が確認された場合
● その学校の学区域で、国内感染者が確認された場合
● その学校の生徒や教職員の家族に、国内感染者が確認された場合
● その学校の生徒や教職員に、国内感染者が確認された場合
● 上記それぞれが、複数確認された場合
等々、さまざまな場面で、休校か、学年閉鎖か、学級閉鎖か、あるいは通常どおりかについて、対極にある二つの世論の間で 「 柔軟な決断 」 を迫られることになるかと思います。
そのとき、「 校長泣かせの、天の一声 」 が聞こえてくることを、私はひそかに怯えているのです。 その 「 天の一声 」 とは、次の一言です。
「 各学校の、校長判断 」
校長 武田幸雄
【校長より】 2009-05-22 23:13 up!
3学年・数学の授業
5月22日(金)
3年生の数学の授業です。 少人数授業なので、いつもと雰囲気も違います。
私が廊下を歩いていると、教室から某男子生徒の 「 集中しようぜ! 」 という頼もしい声が聞こえてきました。
それでは… と、中をのぞかせてもらうと、さすがに3年生。 言葉に違(たが)わぬ立派な集中力。 下の写真がそれを物語っていますね。
あとはその集中力を活用して、数学だけでなく、ぜひ英語の力も身につけてください。
ちなみに、英語で 「 集中 」 は、concentration ですからね!
( その場にいた人にしかわからない話で、スミマセン! ) 校長 武田幸雄
【校長より】 2009-05-22 14:58 up!