1月21日(木) 本日の授業風景 ・ その3![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 次の授業で行う予定の調理実習 「 豚肉のショウガ焼きとゆで野菜 」 について、事前学習を行っています。 授業の途中で 「 ゆで野菜 」 について説明されていた担当の金野先生から、突然 「 なぜ、緑色なのに青菜というのですか?」と、質問をふられました。 とっさに 「 日本語では 『 緑色 』 のことも 『 青 』 と表現することがあるのです 」 と答えましたが、授業を受けていた生徒の皆さんとの約束でもありますので、少し補足説明しておきます。 もともと古い日本語では、色名は赤・黒・白・青の四語だけだったという説があります。 そのため 「 青 」 は、青だけでなく緑や紫などの総称として用いられていました。 そんなことから現在では 「 緑 」 と表現されている色を 「 青 」 と表現していたなごりが、今も残っていると考えられます。 ( ただし、以上は一つの説にすぎません ) ちなみに、「 青菜をゆでるときに塩を少し入れるのは、緑色を鮮やかにするため 」 との説明もありましたが、「 青菜に塩 」 という慣用句は全く別の意味で使われるので注意しましょう。 ※ 「 青菜に塩 」 とは、青菜に塩をふりかけるとしおれてしまうことから、人が元気をなくしてしょげている様子を表す言葉です。 校長 武田幸雄 |