4月13日(月) 朝礼講話それは、作家の伊集院 静さんが、成人式を迎えた新成人にメッセージを投げかけるという内容の広告でした。 実は毎年4月1日にも、同じサントリーの広告が新聞に載ります。 4月1日とは、どういう日でしょうか。 この日は、多くの会社で新入社員を迎える入社式が行われます。 この日のサントリーの新聞広告は、やはり伊集院 静さんが新社会人に向けてメッセージを投げかける内容になっています。 今からその広告を紹介しますが、一部新社会人向けの表現を、君たちにあわせた言葉に置き換えて読むことにします。 【 広告の文章は、『 おりたたみ記事 』 を参照 】 本来の言葉を一部君たち用に置き換えたので、多少無理もあったかもしれませんが、特に後半部分では共感できるところもあったのではないでしょうか。 「 今何より大切なのはともに生きるスピリットではなかろうか。 一人でできることには限界がある。 誰かとともになら困難なものに立ちむかい克服できるはずだ。 学校とは、学級とはともに学び、生きる家である。 学問は長く厳しいが、いつか誇りと品格を得るときが必ずくる。」 学問とは、時に厳しく、時に難しく、時に辛いものです。 だからこそ、縁あって同じ学校、同じ学年、同じ学級で学ぶもの同士、ともに学ぼう・ともに伸びよう・ともに成長しようというスピリット ( 精神・魂 ) を大切にしてもらいたいのです。 そうすれば、一人でできることの限界も越えられるかもしれないし、困難なものに立ちむかい克服することができるかもしれません。 では、それは具体的にどうすることなのでしょうか。 最もわかりやすい例を挙げれば、ともに良い授業をつくりあげることです。 自分の発言で授業が活気づく、自分の授業態度が友達によい影響を与える……と、そこまでいかなくとも、最低限忘れ物やおしゃべりといった周囲に迷惑をかけるようなことはしない、先生が授業に集中できるような雰囲気を心がけるといったことは、誰もが意識しなければならないことです。 中学生である以上、「 学ぶ 」 ということは大切なことです。 そして、学校や学級という集団の中でそれをする以上、「 ともに学ぶ 」 という意識を持つことも大切にしてください。 校長 武田幸雄 |
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