2月5日(土) 本日の土曜授業風景 ・ その3「 豚汁づくり 」 に取り組んでいます。 食材を切る包丁の使い方などを見ていると、ついハラハラして 「 指を切らないでください 」 と声をかけてしまいます。 時には 「 そんな包丁さばきだと、『 豚汁 』 ではなく 『 指汁 』 になってしまいますよ 」 と忠告もしましたが、なんとか無事に下ごしらえが完了。 授業開始後20分もたつと、美味しいにおいが調理室に立ちこめてきました。 実は、生徒たちが一番苦労していたのは、包丁さばきではなく 「 味噌の取り分け 」 だったようです。 普段、家庭で味噌汁などを作るときには、目分量で容器から直接オタマにすくい取り、そのまま鍋の中に入れて溶かすことが多いかと思います。 しかし、今回の調理実習では大きなボールに盛られた味噌の中から、班ごとに計量スプーンで取り分けなければなりません。 そのため、味噌がスプーンにこびりついてしまい、指定された量をとるのに四苦八苦 … 。 最後は 「 もう適当でいいや! 」 と、やけ気味になって戻っていく班もありました。 金野先生も 「 予想外の苦労です 」 と、改善策を練られていました。 しかし、自分たちで作った喜びは細かな計量の差を補ってあまりあるようで、できあがった豚汁をみんな美味しそうに食べていました。 校長 武田幸雄 |