12月21日(火) 本日の授業風景 ・ その2「 書き初め 」 の練習に取り組んでいます。 「 書き初め 」 とは読んで字のごとく、新しい年を迎えて最初に毛筆で字や絵を書くことです。 通常は1月2日に行うものとされていますが、これは、昔は農家の仕事始めや商家の初荷がこの日だったことと関係があります。 また、もともとはその年の恵方 ( 歳神様のいる方角 = 縁起の良い方角 ) に向かって詩歌を書く宮中行事でしたが、江戸期以降、庶民の間にも広まったそうです。 授業では、落ち着いた雰囲気の中で行書の練習をしていました。 時折、教室を回りながら張元先生が朱墨を入れてくださいます。 気持ちを集中させて墨を擦り、筆を走らせるというのは、一年の始まりにふさわしいことだと言えるでしょう。 「 冬休みの宿題だから 」 「 書写の練習だから 」 だけでなく、日本人ならではの歳時記を味わうつもりで取り組みましょう。 なお、各学年の課題は、下記のとおりです。 【 1年生 】 ( 楷書 ) 新しい文化 ( 行書 )輝く未来 【 2年生 】 ( 楷書 ) 創造の美 ( 行書 )貴重な経験 【 3年生 】 ( 楷書 ) 遠大な理想 ( 行書 )感性を磨く 校長 武田幸雄 |