12月2日(木) 本日の授業風景![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() フロッタージュ(こすり出し)と、マーブリング(墨流し)に取り組んでいます。 ( 写真・上・中 ) フロッタージュとは、凹凸のあるものを紙の下に置き、色鉛筆などで紙をこすって物の形を浮かび上がらせる手法のことです。 今日は、校内で拾ってきたお気に入りの落ち葉を使っていました。 背景の色は自分で決められるので、こすり出しに使用する色も自由です。 したがって、例えば 「 青いイチョウの葉 」 や 「 ピンク色のモミジの葉 」 があってもかまいません。 きれいなグラデーションの彩色を施したり、細かい葉脈まではっきりこすり出したりと、それぞれ工夫を凝らしています。 ( 写真・下 ) 一方、マーブリングとは、水と油の反発する性質を利用し、水面に作った模様を紙に写し取る手法です。 水を張った容器に油性の彩液をたらし、そこに細い棒などを使用して模様を描きます。 その手法は、ラテ・アート ( コーヒー・アート ) にも似ています。 ラテ・アートとは、主にエスプレッソ・コーヒーやココアといった温かい飲み物の表面の泡立っている部分に、ミルクを垂らしたり細い金具などを使ったりして絵柄を描いたものです。 最近は、飲むのがもったいなくなるような芸術的な絵柄や、可愛らしいキャラクター、好みのメッセージなどを描いてくれるお店が人気を集めています。 また、世界各国のバリスタ ( コーヒーをいれる専門家 ) が集まり、ラテ・アートの腕前を競う競技会も開かれているようです。 もしかしたら、美術の授業で学んだテクニックを活かし、いつか皆さんの中から世界的なバリスタが誕生するかもしれませんね。 校長 武田幸雄 |