11月9日(火) 本日の授業風景担当は、天田先生・鈴木先生・加藤先生です。 「 相似な図形 」 に取り組んでいるグループと 「 図形と比 」 に取り組んでいるグループとがありました。 天田先生に 「 数学の中でも証明問題は、他の単元以上に生徒の好き嫌いがはっきりするのではないですか? 」 と尋ねたところ、「 そのとおりです。 そして、多くの生徒が嫌っています 」 というお返事が返ってきました。 さらに 「 なぜ、生徒は証明問題が嫌いなのでしょうか? 」 と尋ねると、「 これも多くの生徒が 『 面倒くさいから 』 と答えます 」 とのことでした。 … う〜む、私も偉そうなことは言えませんが、「 面倒くさいから 」 嫌いになるのか、「 面倒くさいから 」 そこに面白みを感じるのか、人によって分かれるところでしょうね。 曖昧な記憶ですが、東野圭吾さん原作の 「 容疑者Xの献身 」 が映画化されたとき、主役の物理学者 「 湯川 学 」 を演じた福山雅治さんがこんなセリフを言っていたように思います。 「 数学は山登りに似ている。 頂上はひとつ。 そこに行き着く何通りもの方法から、最もシンプルで合理的なルートを見つけ出す。」 このセリフを励みに頑張ってみれば、嫌いだった証明問題も湯川准教授のように 「 実に、面白い 」 と言えるようになるかもしれませんよ。 校長 武田幸雄 |