10月28日(木) 本日の朝読書風景 ・ 2年生先ほどの記事で読書の効用として 「 豊かな人間性 」 「 幅広い知識 」 を例としてあげましたが、全校態勢で朝読書の取り組むことには、さらに別の目的もあります。 それは 「 落ち着いた雰囲気の中で一日の学校生活をスタートさせる 」 ということです。 先ほど述べたように、朝読書に取り組んでいる時間帯、校内は400名近い中学生がいるとは思えないほど静まりかえっています。 今朝も、聞こえてくる音といえば本のページをめくる音か、誰かの咳払い … 。 あまりに静かなので、普段は耳に入らない雨音までが聞こえるほどでした。 その雨音が、晴れた日だと鳥のさえずりに替わります。 「 読書の秋 」 といわれるのは、「 燈火 ( とうか ) 親しむ 」 という古い言葉に由来します。 涼しく静かな秋の夜長は、灯りの下で読書をするのに適していることを意味する言葉です。 しかし、読書はなにも夜とは限りません。 むしろ本校では、朝ご飯で体に栄養を補給するのと同様、朝読書で頭と心に栄養を補給して、一日の良いスタートに役立てています。 校長 武田幸雄 |