手をきれいに洗い、心身をリフレッシュし、新しい生活様式に切り替えて毎日の生活をしましょう。

平成27年度 2学期終業式

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いよいよ平成27年も残すところ、あとわずかとなってまいりました。
君たちにとって、この一年間はどんな年だったでしょうか。
ぜひ今年、自分のよかった点、努力すべき点をしっかり整理することが大切です。目標、計画、実行してみてどうだったか。自分の課題は何なのか。それを明確にすることが次の目標につながります。
 
さて、2学期の終わりに当たり、「偉業を成し遂げるのは強い信念」との題で話をします。
最近、日本の技術力のレベルの高さが世界に示されるニュースがありました。
皆さんも知っていると思いますが、「金星に向かうあかつき」のニュースです。
探査機あかつきは、5年前に金星に向かう途中、メインエンジンの故障で金星に行けませんでした。そして、あれから5年。機械の故障という、普通なら、もう無理!とあきらめてしまうようなことなのに、JAXA(宇宙航空研究開発機構)のあかつきチームの人たちはあきらめませんでした。
この5年間、金星への再突入目指して取り組んできたのです。それは世界のどの国も考えもしなかったことです。まず、この探査機「あかつき」の部品の寿命は3年。もうそれを2年も超えています。
しかも、太陽の周りをずっと飛び続けています。そして、今年の夏、あかつきは太陽に再接近しました。その距離、たったの9千万キロ。あかつきの耐えられる温度は180度で、実際に140度まで温度が上がり、予想を大幅に超える太陽熱にさらされました。まさに、機械も限界を超え、温度も限界点ギリギリでした。
もちろん、あかつきチームの人たちの疲れもピークで限界でした。
JAXAのあかつきチームは、探査機が無事に金星のコースに突入できるように、何度も何度も計算ばかりしていたそうです。あかつきチームの女性が言いました。「私たちは2年半、寝ても覚めても計算したのが大変だった」
 しかし、太陽熱にさらされても飛び続けているあかつきへの熱い思いと、必ず成功させるとの強い信念が、ついに金星の周回軌道投入という大変な偉業を成し遂げることにつながったのです。
 今回、この成功で、世界中が驚いたことは言うまでもありません。過去の歴史で、アメリカもロシアも多くの探査機を打ち上げていますが、機械の故障した探査機が、再挑戦で成功した例はなく、世界であかつきが初めてということです。そして、世界が驚いたもう一つの理由。それは、日本のものづくりの力のすごさです。たしかにメインエンジンは故障しましたが、その他の部分は、5年間、太陽の熱にさらされても、部品の寿命を過ぎていても、どこもほとんど壊れなかったのは大変なことで、日本の技術力の高さが世界中から注目されました。
  どんなに困難に直面しても、決してあきらめないという強い気持ちが成し遂げたあかつきの偉業。
 ぜひ、みなさんも、勉強、部活、3年生は目前の進路で大きく高い壁にぶつかっても決してあきらめない、自分に負けない強い心、我慢する心をもってほしいと思います。

最後に、来る新年がみなさんにとって明るくて良い年となることを祈っています。健康に十分気をつけて新年を迎えてください。1月8日に元気な姿で会えることを楽しみにしています。

                           校長 福山 隆彦
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