手をきれいに洗い、心身をリフレッシュし、新しい生活様式に切り替えて毎日の生活をしましょう。

10月22日(金) 本日の授業風景 ・ その3

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 2年生・音楽の授業の様子です。 担当は、室谷先生です。

 合唱コンクールの課題曲 「 時の旅人 」 の練習をしています。

 曲の途中で ♪ 野原で見つけた小さな花 … ♪ という歌詞が出てきます。
 室谷先生から 「 歌の中の 『 は行 』 の発音は非常に難しいけれど、しっかり発音してください 」 という注意がありました。

 例えば 「 花 ( はな )」 の 【 は 】 は 【 あ 】 と聞こえやすいので、「 野原で見つけた小さな穴 」 になってしまうとのこと … 。 なるほど、確かに目を閉じて聞いてみたところ、私の耳にも 「 小さな穴 」 と聞こえました。

 とすると、他の歌で 「 晴れた空 」 という歌詞が出てきたとき、しっかり発音しないで歌うと、「 荒れた空 」 と正反対の歌詞になってしまうのですね。

 室谷先生からは、「 歌詞をメッセージとして伝えるように歌ってほしい 」 といった注文も出されました。

 「 歌詞 」 の 「 詞 」 は、言葉という意味です。
 その言葉を通して聴く者に何かを伝えようとするならば、歌詞に使われている言葉の意味をよく理解して、歌の中に描かれている世界の明確なイメージを持たなければなりません。

 難しいことかもしれませんが、それができたとき 「 詞 」 は 「 詩 」 となり、単に 「 歌の言葉 」 であった 「 歌詞 」 はよりメッセージ性の高い 「 歌詩 」 となって、聴く者の心に響くのだと思います。
                                     校長 武田幸雄
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