9月13日(月) 本日の授業風景 ・ その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 道徳の内容項目のうち 「 人間には弱さや醜さを克服する強さや気高さがあることを信じて、人間として生きることに喜びを見いだすように努める 」 について、副読本の中から 「 花のき村と盗人たち 」 ( 新美南吉 ) を教材として取り上げています。 「 花のき村 」 という村にやってきた盗人のかしらは、自分のことを全く疑おうともしない子供 ( 実は、お地蔵様の化身 ) と出会います。 また、村役人も子供と同様、自分のことを疑わないどころか、ごちそうを振る舞ってくれたりします。 それまで他人から白い目で見られ、嫌われ続けてきたかしらは、初めて人から信用される喜びを知り、涙を流して心を入れ替えたというお話です。 「 ごんぎつね 」 や 「 手袋を買いに 」 で知られる新美南吉の作品らしく、ほのぼのとした温かい物語でした。 授業の後半、ワークシートを使って 「 より良く生きるために、今までに自分のやったこと ( 現在、やっていること )」 について考えました。 時間の関係で発表には至りませんでしたが、私がざっと見たところでは次のような回答がありました。 「 気持ちのいい挨拶をしている 」 「 部活動の練習を頑張っている 」 「 遅刻をしないで登校する 」 「 いつも笑顔を心がけている 」 「 家の手伝いをした 」 「 朝、ユニセフ募金に協力した 」 「 弟を泣かさないようにする 」 … なるほど、どれもささやかですが 「 より良く生きること 」 につながるものばかりですね。 「 セーフティ教室 」 で取り上げた 「 万引き防止 」 とも関連するところのある、大変タイムリーな授業でした。 校長 武田幸雄 |
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